3交代勤務の看護師転職注意点!7つのポイント

3交代勤務の看護師転職注意点

看護師として働いていると、2交代勤務で働くか3交代勤務で働くか迷うところです。病院によっては、3交代勤務しかない所もあれば、2交代勤務だけの所もあります。

最近では、どちらかの勤務形態も選択できるという病院もありますよね。

ここでは、3交代勤務へ転職する際の注意点などについて説明していきます。

1.3交代勤務の看護師の勤務時間

3交代勤務の看護師の勤務時間

3交代勤務は、日勤・準夜・深夜に分かれています。

2交代勤務の場合、準夜と深夜は一緒になっており、16時間勤務になりますが、3交代勤務は8時間ずつで構成されています。

それだけで考えると「16時間勤務より8時間の方が楽なのでは?」と考える看護師もいるかもしれませんが、そういうわけではないのです。

 

3交代勤務の日勤深夜について

2交代勤務で働く看護師の場合、日勤が終わると帰宅してまた明日仕事という感じです。

しかし、3交代勤務で働く看護師場合、日勤が終わると一旦帰宅し、深夜にまた仕事に来るという勤務があります。

日勤で残業になると3交代勤務はハードになる

日勤が定時に終わればいいのですが、ほとんどの病棟では看護師が定時に帰宅することは難しいのが現状です。

そうなると、深夜が1時からの勤務になるので自宅が病院の近所の場合は一旦帰宅できますが、遠い場所になると病院で日勤終わりに深夜までの間仮眠を取ったり、食事をとったりしなくてはいけなくなります。

日勤が遅くなればなるほど、3交代勤務は看護師にとってハードになるのです。

また、日勤深夜の場合、24時間病院にいないといけないこともあるのが辛い所です。

 

看護師の3交代勤務の勤務表の例

実際に3交代勤務の1週間の勤務表を書いてみましょう。

<例>

1日目日勤(6:00~14:00)
2日目日勤(6:00~14:00)
深夜(22:00~
3日目~翌6:00)休み
深夜(22:00~
4日目~翌6:00)
準夜(14:00~22:00)
6日目休み
7日目日勤(6:00~14:00)

1週間で実際にあった勤務です。

ちょっとハードな勤務を例に挙げましたが、2日目の日勤から深夜の時は、入院が多く19時まで残業があり、結局院内で食事し仮眠室で休むという形になりました。

また、3日目に休みとありますが朝深夜より帰宅し、日付が変わるとまた深夜勤務に行かないといけないため、ほとんど休んだ事にはならないのです。

 

3交代勤務は寿命が短くなると思う?

最近ニュースでもやっていましたが、「夜間十分な睡眠を確保出来ていない人は、出来ている人に比べて寿命が低下する」と言っていました。

私自身の考えですが、2交代勤務も16時間夜勤をしなくてはいけないですし、3交代勤務も日勤深夜などの勤務があります。

夜間働くという意味では、看護師の勤務形態自体寿命を縮めているのかもしれませんね。

 

2.3交代勤務で働く看護師の給料事情

3交代勤務で働く看護師の給料事情

看護師にとって2交代勤務と3交代勤務で給料に差があるかと聞かれると、実際にはそんなに変わりはありません

変わるとすれば、夜勤回数で少し変化するくらいです。

2交代勤務の看護師夜勤回数月に5回程度
3交代勤務の看護師夜勤回数月に10回程度

2交代勤務で夜勤が月に5回程度の場合、3交代勤務では夜勤は10回と換算されるのです。

 

3交代勤務の場合は準夜勤と深夜勤で手当が違う場合がある

2交代勤務の場合、1回の夜勤あたりで1万円前後の夜勤手当のところが多いですが、3交代勤務の場合、準夜と深夜の夜勤手当の金額が違うところもあります

これは夜勤加算が計算されるのが22時以降のため、準夜の夜勤手当の方が安いと考えられます。

勤務先では、3交代勤務は、

  • 準夜5,000円
  • 深夜8,000円

という所がありました。準夜と深夜で夜勤手当に差がある病院も多くあります。

夜勤の回数や手当の差で給料に差は出てきますが、2交代勤務と基本的には大きく差はありません。

 

3.3交代勤務は看護師にとって「きつい」のか?

3交代勤務は看護師にとって「きつい」

私自身2交代勤務から3交代勤務に転職した経験がありますが、3交代勤務は「きつい」と思います。

 

(1)休みが少なく感じるため「きつい」

2交代勤務に比べると3交代勤務の看護師は圧倒的に休みが少ないからです。

確かに2交代勤務の場合、夜勤は16時間と長くしんどいですが、2日分働いた計算になるので休みは増えます。

1の勤務表の例で記載したように、日勤深夜の勤務の時や休みが24時間もない場合があります。そのため、自由にできる時間は減ってしまうのです。

 

補足説明!

ポイント

しかし、3交代勤務に慣れている看護師は2交代勤務の16時間夜勤が「きつい」と言います。どちらがいいのかは、実際に自分自身が働いてみて体感しないとわからないです。

 

(2)きつい中で3交代勤務の看護師に子育ては可能?

3交代勤務で子育てをすることは可能ですが、家族の協力は必須条件になります。

理由としては、日勤深夜の場合、帰宅出来ない場合もあったり、準夜や深夜で保育所や幼稚園の送り迎えができなかったりするからです。

ただ、2交代勤務の看護師と比べて、3交代勤務の場合は病院によっては子育て中の看護師に対しては、日勤深夜の勤務をシフトとして入れないなど協力してくれる病院もあります。

また、夜勤を子供が寝ている深夜だけという例もあるため、3交代勤務のほうが夜勤面では融通が効くので、子育て中には働きやすいでしょう。

夫や自分の母親の協力を得ている看護師がほとんど

実際に3交代勤務で働いている看護師の先輩は、夫や自分の母親、夫の母親の協力を得て勤務しています。

協力が得られない場合、3交代勤務で働くのは難しいでしょう。

 

24時間院内保育や保育所に預けるもの1つの手

最近では、24時間保育を行っている院内保育も増えているため、子供と一緒に通勤し保育所に預けながら働いている人もいるみたいですが、どちらにせよ誰かの協力がないと難しいです。

 

4.3交代勤務へ転職する看護師のメリット

3交代勤務へ転職する看護師のメリット

3交代勤務へ転職する看護師のメリットをご紹介していきますが、身体的・精神的負担を減らしたいと考える看護師は3交代勤務に転職するほうが良いでしょう。

 

3交代勤務は2交代に比べ身体的には楽

3交代勤務で働くメリットとしては、勤務時間自体は8時間と短くなります。長時間勤務がないため、2交代勤務に比べると身体的には楽になります。

 

働く看護師の精神面の負担も少なくなる

精神面も2交代に比べると負担は少なくなります。16時間患者と関わっていると精神的負担も大きく、特に重症患者をみている場合などはより負担がかかってきます。

救急やICUなどが3交代勤務を残している病院が多いのはこのためです。

 

3交代は残業時間も少ない場合が多い

3交代勤務の場合、残業時間も2交代勤務に比べると少ないです。

8時間での仕事内容が決まっていることと、日勤深夜の勤務がある場合には病棟内でも残業するときつくなるとわかっているため、残業しないように仕事を終わらせています。

 

補足説明!

ポイント

2交代の場合、夜勤は16時間であり、その時間分の業務や記録を書いたりしなくてはいけません。

16時間といっても間に仮眠にいったり、食事をしたりするため時間はもう少し短くなります。仮眠中などは、同僚の仕事も引き継いだりするため、業務内容も増えます。

 

5.どっちが向いてる?看護師の3交代勤務と2交代勤務を比較

看護師の3交代勤務と2交代勤務を比較
2交代勤務の看護師3交代勤務の看護師
休み(休日)休みが多く時間もある休みは少ない
精神的負担大きい少ない
身体的負担大きい少ない
おすすめの看護師・ダブルワークをしたい看護師
・若い看護師、男性看護師
・シングルマザーの看護師
・小さな子供がいる看護師

上記のような比較結果になり、以下で詳しく説明していきます。

 

3交代勤務がおすすめの看護師とは

3交代勤務が向いている看護師としては、小さな子どもがいたり、シングルマザー看護師の場合におすすめです。

なぜなら、勤務時間が8時間と短くシフトを調整すれば、日勤であれば保育所や幼稚園、小学校などの時間で働くことができますし、準夜や深夜の場合、誰か1人子どもを見ていてくれる人がいれば働けます。

3交代勤務を実際に選択しているママ看護師

実際に同じ病棟で働いているママ看護師は、3交代勤務を選択して働いています。5歳と子どもがまだ小さく、16時間も家を空けることができないからです。8時間勤務であれば、夫が見ていてくれるため働けるといい3交代勤務を選択し働いています。

 

親などに子どもを見てもらう負担が少ない

シングルマザーの場合も親などに子どもを見てもらっていたとしても、16時間見ていてもらうとなると、親の負担も大きくなってしまいます。

3交代勤務であれば、見ていてもらえるといって働いている看護師もたくさんいます。

 

2交代勤務がおすすめの看護師とは

2交代勤務は、拘束時間は長くなりますが休みが増えるため、若い世代の看護師や体力のある男性看護師におすすめです。

16時間と勤務自体は長くなり、身体的にも精神的にも負担は大きくなりますが、2交代勤務の場合、夜勤明けは原則休みと定められているため、休みは多いのです。

2交代の夜勤明けは2連休になる

よく若い看護師たちは「夜勤明けは休み」といって、夜勤明けでランチに行ったり、遊びに行ったりしています。彼女たちの意見でいうと夜勤明けと次の日も休日の2連休になるわけです。これも2交代勤務の特権です。

 

ダブルワークや副業を検討している看護師にもおすすめ

ダブルワークをしたいと考えている看護師にも2交代勤務の方がおすすめです。

休みが多いため、ダブルワークの時間も増えます。

私自身も2交代で勤務していた時は、夜勤明けで夕方まで寝て、夕方から施設の夜勤などという勤務をしていました。その他にも、休みの日の午前のみ検診やクリニック午前診のバイトを入れて、昼から遊びに行くという働く方をしたりもしていました。

 

6.2交代勤務から3交代勤務の病院への看護師転職する注意点

2交代勤務から3交代勤務の病院への看護師転職

2交代勤務から3交代勤務に転職する場合、注意するべき点がいくつかあります。

「思っていたのと違う!」となってしまわないように、以下のことを注意しましょう。

また、3交代勤務で働く看護師の場合、病院のシフトの作り方によっても大きく変わってくるので、入職してからでないとわからない部分もあります。

 

(1)時間軸になれるまでつらい

2交代勤務から3交代勤務に変わると、最初のうちは身体的につらいです。

なぜなら、2交代勤務は、夜勤という名のオールをしている感じですが、3交代勤務の場合、3回に分けて勤務をしないといけないからです。

ずっと働いているような気分にはなる

例えば、日勤深夜の場合、一旦帰宅したとしても早い時間から眠るのは難しかったり、家事や育児をしていて眠れないなどの場合、朝起きてから次の日の朝までずっと働いているような気分になります。慣れれば、仮眠を取ることもできるので幾分楽にはなりますが、やはり眠いのには変わりありません。

 

睡眠のバランスが崩れやすいので注意すること

深夜・深夜・準夜・準夜といった勤務も夜勤の1クールとつくことが多いです。

勤務自体慣れてしまえば、こっちの方が楽なのですが、慣れるまでは深夜に行ったり、準夜に行ったりとで睡眠のバランスが崩れ、上手に睡眠がとれずにしんどくなります。

 

(2)休みの回数は変わらないが、休んだ気はしない場合もある

休みの回数的には変化はほとんどないのですが、準夜の場合1時くらいに終わり、次の日が休みとなっていてもすぐに日勤をしないといけないため、正直休んだ気はしません。

 

(3)連休が取り辛く感じる

3交代勤務の場合、連休が取りにくいように感じます。

夏休みなどの長期休暇の場合、2交代であれば夜勤明けを利用して、夜勤・休み・休み・休み・夜勤or日勤などの勤務を選択すると4日間休み、ゆっくりと寝てから夜勤に行くという感じになりますが、深夜・休み・休み・休み・日勤or準夜となると休みが3日しかない気がします。

 

7.3交代勤務で働く看護師求人の探し方

3交代勤務で働く看護師求人の探し方

看護師の勤務シフトを3交代制にしている病院は、近年減少傾向にあります。

その理由は、

  • 勤務時間が日々変わることで生活リズムが維持できないこと
  • 連休の取得が困難なことなど
  • 勤務する看護師から不満が噴出すること

以上の理由により、退職してしまう事態が発生し始めたことや、管理する病院側も3交代シフトの調整が複雑であること、また法改正で患者7名に対し1名以上の看護師が必要となったことで人員数の確保に努めなくてはならないことで、2交代の勤務シフトの需要が増ていることが現状です。

しかし、中には個人や家庭の事情から3交代勤務を希望する看護師もおり、その需要が全くなくなった訳ではありません。

 

3交替制シフトを採用している病院を見つけるのは難しい

3交代制シフトを採用している病院でも勤務実態はそれぞれ異なるため、3交代制の病院に転職を希望する看護師が、ご自身の事情に見合った病院を見つけるには困難が伴います。

日々変動するシフトを運用している病院もあれば、変動は週おきにしている病院もあります。

残業の発生頻度もそれぞれで異なります。

 

看護師転職サイトやエージェントを活用しよう

看護師転職サイトやエージェントを活用しよう

ご自身の希望に見合った3交代制の病院や転職先を探すには、看護師転職サイトやエージェントの利用が役に立ちます。

看護師専門の転職会社なので、

  • 数々の病院について勤務実態を把握
  • シフトの運用方法や残業の多さ
  • 看護師の人員数
  • などの情報が蓄積されています。

ご自身の条件に合った病院も紹介してくれるので、転職活動に費やす時間も短縮できます。

3交代へ転職を考える看護師は利用を検討しましょう。登録して希望条件を伝えれば、条件に合う求人をピックアップしてくれます。

 

まとめ

2交代勤務から3交代勤務に転職を考える場合、自身の負担を減らすか、休みを多く取り自由な時間を増やすかの選択になります。

長く働いていく上では、3交代勤務の方が看護師にはおすすめかもしれません。

これらを参考に2交代勤務から3交代勤務への転職を考えてみてください。

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監修者

亀岡さくみ看護師

この記事は「」さんが執筆しました。

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