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azuki

現役看護師

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( 看護師 )

急性期病棟勤務に不安がある看護師の方へ「働く看やりがいと楽しさ」

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現役看護師 azuki
急性期病棟 看護師 やりがい

看護にはいろんな形があって、急性期、回復期、慢性期などによってやりがいや楽しさが変わってきます。それぞれに良さがあり、大変なこともあります。

しかし、慣れた病期で長く働いていると、他の病期に挑戦するのは少しためらってしまうと思います。まだ急性期に不安がある方のために、急性期病棟にある看護のやりがい、そして楽しさをお伝えしたいと思います。

1. 多くの看護技術、知識が身につく

多くの技術、知識が身につく

急性期にある患者さんは、さまざまな検査や治療をおこなっています。

看護師である私たちは、日に日に、または数分刻みで変化する患者さんの状態に合わせて、その時に必要な医療ケアや看護ケアを提供します。

そのため、1人の患者さんへの看護をおこなうにあたり、検査に関する知識や技術、患者さんの病気に関する知識、機械や物品の使い方を覚えるなど多くのことを学んでいかなければなりません。

 

学ぶ機会が非常に多い

今まで関わったことのない診療科であれば、経験年数に関係なく、わからないことばかりで新人看護師のような気分になってしまうこともあります。

最初は学ぶことの多さにストレスを感じて負けてしまいそうになることもあるかもしれません。しかし、毎日の業務をひとつずつこなしていくうちに、その努力の積み重ねによって自然と多くの技術、知識が身についていくのです。

 

ポイント!

ポイント

急性期病棟で働く間は、自分が身につけてきたものになかなか気づけないものですが、いずれ違う場所で勤務することになったときに初めて「やっておいてよかった」と思えるものなのです。

 

2. 患者さんの回復していく姿に勇気をもらえる

回復していく姿に勇気をもらえる

急性期病棟には、術後でモニターやルートなどたくさんのコードや管につながれた状態の患者さんや、救急搬送されてきてから未だに意識不明というような患者さんもいます。

また、意識は回復したものの麻痺などの障害を負ってしまった患者さんもいます。このような患者さんに対して、1日でも早く自宅に戻れるよう看護をしていきます。

 

大きなやりがいを感じられる

私が脳神経外科に配属されていたときに、脳出血のために倒れ、救急搬送後に手術を受けた患者さんがいました。手術は成功したものの、術後しばらくは状態が安定せず、さらに半身麻痺も残ってしまっていました。

まだ30代の患者さんは、自分の状況を受け入れることができずリハビリもうまく進めることができずにいました。

 

チームで協力してその患者さんのサポートにあたった

私たち看護師は、できる限りその患者さんと関われるようチームで協力して、受け持ちを固定したり、リハビリスタッフと協力してチームで患者さんが取り組みやすいリハビリ内容を考えて実施していきました。

看護が仕事である私たちにとって、それは当たり前のことなのかもしれませんが、毎日入れ替わりの激しい急性期病棟で1人の患者さんに1人の看護師が少しでも長く関われるようにするためには、他の看護師の受け持ち患者さんを増やす、清潔ケアを代わりにするなどチームの看護師にはそれなりの負担がかかります。

 

患者さんが回復し、笑顔で転院していくことが出来た

その結果、患者さんにリハビリ意欲が出てきて、転院時には手すりを持って立ち上がれるまで回復し、笑顔で転院していくことができました。

それから3ヶ月後に、その患者さんが杖や車椅子を使うことなく、しっかりとした足取りで会いに来てくれた時には、チーム全員で「あの時、本当に頑張ってよかったね」と話していました。

意識もなく全介助だった患者さんが、少しずつ回復して自分でできることが一つ、また一つと増えていき、最終的に笑顔で退院していく姿を見られるのは、急性期病棟で働く何よりもの特権だと思います。

 

ポイント!

ポイント

患者さんの生きる力に感動し、勇気をもらい、さらにそのご家族と一緒に喜び合えるときこそ、看護師としてのやりがいを感じる瞬間でもあります。

 

3. 緊急時の看護師対応を経験できる

緊急時の対応を経験できる

看護師になると、必ずその病院ごとの緊急時の対応について学びます。さらに心肺蘇生の技術などは、定期的に実習をおこなうところもあるでしょう。

しかし、緊急時の対応を実際に経験したことがあるか、ないかによって患者さんの命や回復に大きな影響を与える場合があります。

 

看護師として働く上で身になる経験をすることができる

私のいた病棟には、軽症の患者さんもいますが、重症の患者さんも1日何人か入院していました。そんな中、毎日のように先輩看護師に言われたのは「緊急時は、すぐに報告してとにかくメモをとりなさい」ということでした。

そんなある日の夜勤で、昼過ぎから気分不良を訴えていた患者さんがおり、念のために医師に診察してもらいましたが、様子見となっていました。

朝方の巡視の際に行くと、その患者さんは起きており、やはり気分が悪いと言うのです。私が念のために血圧を測っていると、そのまま意識を失ってしまったのです。その時、すぐに先輩の言葉が頭に浮かび、スタッフコールをしました。

集まった医師や先輩によって、次々と処置がおこなわれ、私はその動きを見ながら必死でメモをとったのです。それが私の経験した一番最初の急変でした。

その後も2回ほど急変や救急処置が必要な場面に遭遇し、メモを取ることもあれば、先輩について処置をおこなうという経験をしました。

 

急性期病棟での経験が活かされた

その後、異動した先は回復期の患者さんが多い病棟でした。そこで、突然倒れた患者さんがいたのです。

先輩の中には、こんなことは初めてという方もおり、スタッフがみなあたふたしている状態でした。私は急変対応を思い出し、患者さんの呼吸がないことを確認してすぐに心肺蘇生を始め、メモを取ること、コードブールー(院内放送)をすること、救急カートを持ってくることなどを伝えました。

その患者さんは、意識を取り戻し後遺症もなく回復しました。患者さんが倒れたとき、自分も同じようにあたふたしていたら患者さんはどうなっていたのかと思うと、あのときほど急性期病棟の経験があってよかったと思ったことはありません。

院内でシュミレーション実習は何度も経験している看護師であっても、実際に急変がおこると落ち着いて行動できなくなる場合もあります。BLSなどの資格を有している看護師もいますが、やはり知識に加えて実際に経験しているかどうかによって、どれだけ落ち着いて行動できるか、その場の状況を的確に判断できるかは違ってきます。

 

ポイント!

ポイント

急変は、回復期や慢性期病棟、外来などどこでもおこる可能性があります。だからこそ、経験豊富な先輩の下で、実際の急変対応を学び、指導を受けられるという点は急性期病棟のメリットだと思います。

 

4. 看護師としてのスキルアップに近づきやすい

スキルアップに近づきやすい

看護師になってからも、患者さんのため、自分の夢のためにさらにスキルをしていきたいという方にとっては、急性期病棟はある意味近道になります。

 

多くの経験と実績を得られる

患者さんの入退院が激しく、さらに処置やケアも多いため経験と実績を積みやすいのです。

特に、認定看護師や専門看護師を目指すためには、特定の分野で一定期間、複数のケースの看護経験が必須です。

同じ疾患であっても、患者さんやその背景が変われば必要な看護が違い、得られる学びも違います。そのため、多くの経験を積むほどスキルアップに近づきやすくなるのです。

 

自分自身の看護の質や視野が広がる

自分自身のスキルとしても役立ちます。さまざまなケースを経験することにより、自分自身の看護の質や視野が広がり、患者さんによりよい看護を提供できる看護師へと成長できるのです。

だからこそ、専門的なスキルを身に付けたい、さらに上を目指したいという方には急性期病棟がおすすめです。

 

5. 自分のモチベーションが上がる

モチベーションが上がる

病棟やその患者さんの状態に関係なく、患者さんがいればそこには必ず必要な看護があるものです。しかし、看護師にしかできない医療行為やケアが少ないと、看護師としてモチベーションが上がらないという方もいるでしょう。

最近は、講習を受けることで資格がなくても吸引や経管栄養をおこなえるようになりました。そのため、慢性期病棟では看護師に代わり介護士が主体となって患者さんのケアをおこなっている病院もあります。

しかし、急性期病棟には、看護師にしかできない医療行為がたくさんあります。点滴や医療機器の取り扱い、管理など、どちらかというと手が足りないほどあります。

忙しく走り回ったり、時間が足りないということもありますが、だからこそモチベーションが上がり、看護師であることを実感しやすくなるのです。

 

まとめ

急性期病棟の勤務は、時間に追われる忙しさのために、患者さん一人一人と向き合える余裕がなく、自分のやりたい看護との差に悩んでしまう方もいるかもしれません。

日々の看護が業務になってしまうこともあるかもしれません。しかし、急性期病棟だからこそできる看護もたくさんあります。同じ看護師でも、どこにやりがいを感じて看護師として充実感を得られるのかは違います。

まだ、不安がある方も、もしかしたら急性期病棟で自分が求める何かを見つけられるかもしれません。


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この記事を書いた人

高校卒業後、大学に進学したものの将来の方向性に悩み中途退学。その後、学生時代から勤めていたアルバイト先で看護師という仕事に魅力を感じ、社会人経験を経て看護師になりました。

看護師としての経験はまだ浅いですが、他の職種での経験を活かした視点で、どんなときも患者さんを思った優しさのあるケアができる看護師になることを目指しています


カテゴリー:看護師の実情

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この記事を書いた人:azuki
(公開日:)(編集日::2017年07月26日)

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