看護師面接では長所と短所をどう伝えるべき?

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azuki

現役看護師

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( 看護師 )

看護師面接では長所と短所をどう伝えるべき?

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現役看護師 azuki

履歴書を書いていると「性格(長所・短所)」の項目で筆が止まってしまう看護師は多いのではないでしょうか。

正直、どこまで「ありのまま」にしていいのか分からないですよね。

自分を持ち上げすぎるわけにもいきませんし、かといって自分を下げ過ぎるわけにもいきません。

また、もし「性格(長所・短所)」の項目がない履歴書を活用したとしても、面接官から唐突に「あなたの短所は何ですか?」なんて聞かれてしまうこともありますから、転職活動中の看護師は必ず自分の長所・短所について見つめ直さなければならないのです。

そこでこのページでは、面接官に好印象を与える長所・短所の履歴書の書き方や面接での伝え方について解説していきます。

1.長所と短所は「背中合わせ」で伝える

背中合わせの長所と短所

冒頭で「長所と短所はどこまでありのままにしていいのか分からない」という話をしましたが、社会人としての常識の範囲内であれば別に嘘をつく必要はありません。

大切なのは、あなたの「ありのまま」の長所と短所を「背中合わせ」で伝えることです。

 

「背中合わせ」で伝える理由とは

長所と短所を背中合わせにしなければならない理由は、自分が面接官になったつもりで考えてみると分かりやすいのではないでしょうか。

例えば、転職面接に来た看護師に短所を尋ねたところ「マイペースなところです」とだけ、言われたとします。

こうしてただ単に短所だけを言い切られてしまうと、面接官であるあなたは「マイペースっていうことは、先輩看護師をイライラさせるタイプってこと?自分のペースで動いてインシデントばかり起こすタイプってこと?」などと、どんどん不安になっていくはずです。

しかし、「私の短所はインシデントを絶対に起こさないように慎重になりすぎてマイペースになってしまうとこです。」と言われたら、「なるほどね、それなら仕方がないよね」と少し安心しませんか。

 

面接官を安心させ正当に評価してもらうため

つまり、面接官を安心させ、あなたという人間を正当に評価してもらうためにも、長所と短所は「背中合わせ」にして伝える必要があるのです。

 

どうやって「背中合わせ」にすればいいの?

本来誰しも、長所と短所は背中合わせになっているはずですから、難しく考える必要はありません。

自分の短所はどんな長所と背中合わせになっているのか探せばいいだけなのです。

以下に、看護師の人の中でよく見られる短所とその背中合わせの長所について表にまとめていますので、参考にしてみてください。

<短所> <背中合わせの長所>
心配性・細かすぎる  物事に慎重に取り組むためインシデントが少ない
優柔不断  臨機応変な看護ができる
他人に気を使いすぎる 他のスタッフとの協調性を大事にできる
物事を深く考えない 先輩看護師の言うことを素直に受け入れられる
人に厳しすぎる  責任感が強く患者からの信頼が厚い
人見知り  患者に対する観察力がある
感情的になりすぎる  患者に心を開いてもらいやすい

 

ポイント!

ポイント

あなたの短所にも必ず、こういった背中合わせの長所が隠れているはずですので、諦めずに探ってみてくださいね。

 

2.看護師が履歴書に書く「長所と短所」の例文3つ

ご存知の通り、面接官はあなたの履歴書を参考にしながら面接を進めていきます。

そのためあまり深く考えずに適当なことを書いてしまうと、後から自分の首を絞めることにもなりかねません。

ですから上記のポイントを踏まえた上で、しっかりと自分の頭で考え、記入していってください。

ここでは、3つ例文をご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

例文1:長所は積極的なところ、短所は自己主張が強いところ

積極的な女性看護師

私の長所は積極的なところです。自分自身が納得し理解できるまで、積極的に物事を知ろうと努力することができます。また、どのような相手であっても自ら進んで関わり、良好な関係を築くことができます。

入職当初から、初めて関わる疾患に関して理解できるまで掘り下げて学習し、看護に必要な技術を習得できるまで練習してきました。その結果、現在までに数多くの疾患の看護知識、技術を習得することができました。そして、その知識と技術を持って患者様と積極的に関わることで、「あなたに看護してもらえてよかった」と言っていただくこともたくさんありました。このような私の長所は、自らの看護師としてのスキルを磨くこと、患者様との信頼関係の構築や医療スタッフとの連携をおこなう上で活かすことができると考えております。

その反面、自己主張が強いという短所があります。患者様に関する考え方や自分のおこなう看護が他のスタッフと異なったとき、自分自身の意見を大きく主張してしまうところがあります。しかし、全て自分自身が正しいわけではないことを認識し、主張するばかりではなく同じチームである他のスタッフの意見を聞き、受け入れてから考えるよう意識しています。そして、患者の言葉、看護に対する知識などを総合し、長所である積極性を活かして自分だけでなくチームとして向上していけるような意見を述べるようにしています。

 

例文2:長所は常に穏やかなところ、短所は行動が遅いところ

穏やかな女性看護師

私の長所は、常に穏やかなところです。元々は穏やかさが長所だとは思っておらず、自分の嫌いな面でもありました。しかし、看護師になってから友人や家族、仕事では同僚や患者様の相談を受けることが多く、私自身の穏やかさが周囲を安心させられる、話をしたいと思ってもらえる長所であると自信が持てるようになりました。看護師は感情が揺れ動く仕事ですが、私の希望する緩和ケアの領域では、常に冷静で穏やかな対応ができるという長所は患者様に安心感を与える存在として役立てると思っております。

しかし、穏やかであるが故に、行動が遅くなってしまうところが私の短所です。患者様の話をゆっくり聴いていたために、業務が時間内に終わらないこともありました。そのため、最近は、患者様の話を聴くために業務のタイムスケジュールを立て、時間をつくって患者様とお話しするよう心掛けています。また、タイムスケジュールは一つ一つの作業が遅いため、効率よく仕事をするためにも役立てています。その他にも、検査に呼ばれたらすぐに移動できるように事前に準備をしておき、前日に受け持ち患者様の翌日の検査や手術の予定を確認しておくようにしています。

 

例文3:長所は前向きなところ、短所は周りが見えなくなるところ

前向きな女性看護師

私は、どのようなこともプラスに考えて行動する前向きなところが長所です。先輩方から指導を受けたときやつらいことがあったときも、自分自身の成長のためだと前向きに捉え、毎日笑顔で仕事をしています。そのため、「患者様から元気がもらえる」と言っていただき、先日は院内で取り組むクリスマスイベントのリーダーとして会場を盛り上げることもでき、患者様や地域の方々からよい評価をいただきました。

しかし、熱中してしまうと周りが見えなくなってしまうという短所があります。学生時代には、みなで協力して取り組むものにあまりにも熱心に取り組みすぎて、クラスメイトが離れてしまった時期がありました。そのような短所としっかり向き合うために、自分の行動を毎日振り返ることや、その都度周囲の意見を聞くよう努力しています。また、ひとりで取り組む学習に関しては、熱中するという短所を長所として活かし、集中してより短時間で知識を身に付けることができるようになりました。

 

3.看護師が面接で長所と短所を伝える時のポイント

面接で長所と短所を話す女性看護師

最後に、面接官に口頭で長所と短所を伝える時のポイントを解説します。

 

(1)長所は具体例を用いて伝える

面接官へ長所を伝える時は、具体例を用いながら「分かりやすく」伝えることに努めてください。

たとえば、「責任感がある」ことを伝えたいときは「褥創委員会では摂食状況や血液データーなどの患者様の身体状況に加え、環境を調整することで褥創の発生を防げるよう、各病棟に作成したポスターを貼って注意を促し、自身の病棟で勉強会を複数回開催し、褥創委員としてできることを考えて実行してきました」というように、実際に責任感を持ってやり遂げた事例を伝えるようにしましょう。

 

長所の説明が自慢話にならないように

せっかく面接官から長所を聞かれたのであれば、具体的を用いて堂々と伝えてほしいとは思うのですが、間違っても面接官に「自慢している」と思われないようには注意してください。

面接官も人間ですから、いくらその看護師の出来がよくても、謙虚な姿勢が見られなければあまり良い印象を持ちません。

あくまで面接官が知りたいのは、あなたの長所を「どうやってここの仕事に活かしてくれるのか」という点であることを忘れないでおきましょう。

 

(2)短所は短所だけで終わらせない

繰り返しの内容になりますが、短所を伝える時は、それをありのままに伝えるのではなく短所そのものをしっかり受け入れ長所として活かしていることを具体的に伝えるようにしましょう。

例えばあなたが「人に話しかけることが苦手」という、看護師としてはマイナス過ぎる短所を持っていたとします。しかし話すことは苦手でも、人の話を聴くことが好きな方もいます。

その場合「人見知りのため、初めて会う人に話しかけることが苦手ですが、その反面、人の話をゆっくり聴くことが好きでもあります。あえて話しかけるのではなく、患者様が発するのを待つことで、不安や恐怖など、患者様が話しにくいことを自分の言葉で話してくださるようになり、話を聴くというコミュニケーションを身に付けることができました」というように、短所を長所に変えるために努力したこと、挑戦したこと、実際に長所に変えられたことなどを具体的に伝えるようにしましょう。

長所と短所を両方聞かれた場合は?

面接官から、長所と短所を両方聞かれてら、先にも述べたように、短所を先に述べた上で後からその背中合わせの長所について伝えるようにしてください。

 

4.面接対策に悩んだら「プロ」に相談しよう

面接対策に悩んだら「プロ」に相談しよう

面接での「長所と短所」の伝え方に悩んでいる方は、現段階で「面接対策」を考えている看護師ではないでしょうか。

看護師の場合、面接対策は独自で行うのではなく、「プロ」である看護師転職サイトの担当者に相談することをおすすめします。

 

看護師転職サイトでは「面接対策」の相談が可能

「看護師転職サイト」は求人を紹介してもらうだけの媒体だと思っている看護師も多いのではないでしょうか。

実は、「看護師転職サイト」では面接対策の相談も可能なのです。

今回紹介した「長所と短所の答え方」という、「質疑応答」に関わること以外にも、以下のようなアドバイスをうけることができます。

  • 面接時の服装や対応
  • 面接時の質問への回答例の対策
  • 面接での同行、同席

「看護師転職サイト」によっては、面接に同行、同席してくれる場合もあり、面接が円滑に進むように多少フォローをいれてくれるため、とても心強いです。

 

看護師1人で面接対策を行うのは危険

初めての看護師転職で、看護師1人で面接対策を行うのは、基本的に危険です。その理由は、「看護師には一般常識がない可能性が高い」ためです。

新卒の就職面接では多少「常識がないな」と面接官に思われても、「まだ若いから」と、大目に見てもらえる可能性が高いです。

しかし、中途看護師の場合は、そうはいきません。

面接官から「年齢のわりに常識がない」と思われてしまうことは、採用にあたって大きなダメージとなります。

そのため、転職先に入りたい希望があるのであれば「プロ」に相談して、客観的にアドバイスをもらってほしいのです。

 

補足説明!

ポイント

特に、新卒からずっと同じ病院で働いているような看護師は、その病院以外の世界を全く知らずに育ってきているため、一般常識がない可能性が高いです。そのため、こういった看護師は必ずプロからアドバイスをもらうようにしましょう。

 

転職の「プロ」に相談するメリット

転職の「プロ」に、「面接対策」を相談するメリットは「面接先が求める看護師像を教えてもらえる可能性が高い」ことです。

どの病院や施設も、多かれ少なかれ「求める看護師像」というのがあります。

もし、その情報が予め分かっていれば、面接で「長所」を聞かれた時、「面接官が求めている看護師像」を連想させるものを強調して伝えることができます。

 

ミスマッチを防げる可能性がある

「相手に合わせて自分を偽る」ことを推奨しているわけではありません。

もし、看護師転職サイトの相談者が提示してきた「面接先が求める看護師像」が、あなた自身のキャラクターとかけ離れていて、「自分が目指したい看護師」でないのであれば、そこは面接するに値しない職場です。

他にも、あなたの「長所」が活かせる職場があるはずですから、そこに固執する必要はないでしょう。

このように「ミスマッチを防げる可能性がある」という意味でも、転職の「プロ」に相談するメリットは十分にあります

 

まとめ

長所や短所は両極端なものに感じますが、実は背中合わせで存在しているものであり、どこまでも伸ばし活かすことのできるものです。

転職活動をきっかけに改めて自分の長所・短所を見直すと、思いの他、さらに看護師としての自信もつき、一石二鳥となるのではないでしょうか。


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高校卒業後、大学に進学したものの将来の方向性に悩み中途退学。その後、学生時代から勤めていたアルバイト先で看護師という仕事に魅力を感じ、社会人経験を経て看護師になりました。

看護師としての経験はまだ浅いですが、他の職種での経験を活かした視点で、どんなときも患者さんを思った優しさのあるケアができる看護師になることを目指しています。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
出身/年齢 ・東京都/30代前半
職務経験 ・総合病院 ・療養型病院 ・歯科医院(クリニック) ・デイサービス
診療科経験 ・小児科 ・脳神経外科 ・眼科 ・救急外来

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:看護師転職面接

(公開日:)(編集日::2018年07月17日)

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