肛門科クリニックで働く看護師の主な業務の流れと働くメリット・デメリット

肛門科 クリニック 業務 流れ

肛門科ですが、特に転職先を考える際、未経験では選択肢に上がらないことも多いのではないでしょうか。しかし国民の多くが患っている痔を診る肛門科ですから、もちろん需要は大いにあります。駅前を見渡すと、意外と肛門科を標榜している病院やクリニックを目にすることが多いことに気付くでしょう。

「肛門科」で働くということにどんなイメージを持っていますか。みなさんが一番初めに思い浮かべるのはやはり「痔を診るところ」ではないでしょうか。

老若男女問わず二足歩行である以上誰にでもなる可能性がある、国民の3人に1人は患っていると言われているというあの病気です。そんな痔ですが、どんな病気でも言われているように初期の段階で早めに受診し適切な投薬と生活習慣の改善をすることが出来るというのが理想です。

勤めてみると、どこどこのクリニックは出す薬がいまいちだとか、あそこの先生は腕が良くて有名だなど、近場の同業のクリニックの評判をよく耳にします。

一括りに肛門科といっても病院やクリニックなど様々な形態の勤務先がありますが、ここでは特に肛門科クリニックでの業務の流れなどについて述べていきます。

1. 肛門科クリニックでの診察業務の流れ

診察業務の流れ

クリニックでの診察業務の大まかな流れは次の通りです。

問診→診察台へ移動し準備→触診や肛門鏡を使い診察→服を整え医師の説明→必要な場合は外科処置

一般的なクリニックでの看護師の業務としての多くを占めるのは医師の診察補助になりますが、肛門科でもそれに変わりはありません。スムーズな診察のために特に必要なことは次の4つです。

  • 患者さんを診察台へ誘導(診察時の姿勢や衣服の着脱の有無などの説明)
  • 医師が診察しやすいように患部の固定
  • 必要な物品がすぐ使えるよう用意(数種類の肛門鏡、挿入時につけるゼリー)
  • 患者さんの羞恥心が最小限で済むように配慮(カーテンやタオルなどを使用)

肛門科では、患者さんのためにもできるだけスムーズな診察が求められます。そのため、看護師は先読みをしながら行動するように意識することが重要です。

 

患者の立場に立って行動する

特に最後の1つは大切だと思います。患者さん本人は、医師が患部を触診しているところを直接見ることができない姿勢のため、今何をしているのか、次は何をするのかなど細かく声かけしていく必要があります。

自分が患者さんの立場だったら、医師にお尻を見せるとなったらスタッフにはどういうことに配慮してほしいか、を常に心がけて行動するとよいでしょう。

 

ポイント!

ポイント
患者さんの中には、医師の診察の際恥ずかしがってしっかりお尻を出さないことがあるので、その必要性について説明し、しっかり促していきましょう。

 

日帰り手術を行うクリニックもある

肛門科では簡単な日帰り手術も行っている場合があります。その場合小さなクリニックでは1つの手術に対して医師1人、看護師1人と少数であることが多く、術中の外回りと器械出しを1人2役で平行して行うことがほとんどです。

この場合術後のケアも対応するため拘束時間が長くなりがちですが、クリニックによっては他のスタッフに引き継ぐ場合もあるようです。具体的には施術が短いもので30分程度、長いと1時間半以上かかることも有ります。これに術前術後の対応がついています。

 

2. 肛門科クリニックで働くメリットとデメリット

働くメリットとデメリット

日々来院する患者さんに対して痔におけるアドバイスすることが多い肛門科で働く看護師ですが、立ち仕事且つ自由にトイレに行くことが出来ないという看護師ならではの職場環境のため、いつの間にか自分自身が痔をこさえてしまい悩ましい日々を送る看護師も多い様です。

 

メリット:自身が痔になった際、早期に治療を受けられる

肛門科クリニックで働くメリットは、痔の症状を自覚しやすく早期に治療を受けることが可能だということです。

働いていく上で数々のお尻のトラブルを見ていくわけですから、様々な症状、発症しやすい傾向、必要な治療方法などの知識を身に付けていくので、いざ自分の身にそれらの片鱗が少しでも見られたらすぐに対応できるようになります。

 

ポイント!

ポイント
こういった場合、やはり働いている職場で診察してもらうのは恥ずかしので、症状を医師に自己申告し薬を処方してもらう人が多いようです。

 

デメリット:職業を聞かれた時に少し言いづらい

肛門科クリニックで働くデメリットは他人に職業や職場を聞かれたときに大きな声では少し言いづらいことでしょうか。しかし、隠れ痔持ちの人も多いのでそこから会話が弾むこともあるので必ずしもデメリットとは言えないかもしれません。

 

まとめ

肛門科というと、その印象や名前のイメージで転職先の選択肢から外す人も少なからずいるかもしれません。ですが、国民の多くが痔を患っていることから、とても需要のある診療科ですし、これを機に様々な転職先のその中の一つの候補として考えてみるのもいいのではないでしょうか。

少しでも興味が沸いたのなら、是非とも思い切って応募してみるといいでしょう。きっと看護師としての視野が広がるはずです。

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監修者

亀岡さくみ看護師

この記事は「」さんが執筆しました。

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