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しゅう

元看護師

しゅう

( 看護師 保健師 )

人工透析科の看護師求人を見つける際の注意点

しゅう
元看護師 しゅう

人工透析科の求人は多数ありますが、それぞれの施設の特徴は様々であるため自分の働き方に合った求人を見つける際には、いくつか注意すべき点があります。

今回は、「どのような求人が働きやすいか」「避けた方がよい求人の特徴はどのようなものか」「面接の際にチェックしておくべき事は何か」について紹介していきます。

1.おすすめの人工透析科看護師求人の特徴

人工透析科は危険手当がある

人工透析科の求人では、「クール数が少ない」「臨床工学技士の数が多い」「危険手当がある」等の特徴がある求人をお勧めします。

それぞれの理由について詳しく以下で述べていきます。

 

(1)クール数が少ないこと

医療の現場では、患者に安全で適切な看護を提供するために心の余裕がとても重要ですが透析室では、

  • 透析の開始と終了の時間が1番忙しい
  • 同じクールの患者は開始時間が重なる事が多く終了時間も重なる
  • クール数が多くなると透析終了の作業と次のクールの患者の開始作業が重なる

等、患者数が多い場合は余裕を持つことが難しいです。

そのため、なるべくクールが少ない方が働きやすいでしょう。

 

補足説明!

ポイント

「火・木・土は午前クールのみ」という求人も少なくないため、その場合は空いた時間に事務作業をしたり、看護計画を立てたりする施設もあります。

 

(2) 臨床工学技士の数が多いこと

「透析機器の管理」「シャント穿刺」等、透析室では臨床工学技士と共に仕事をすることが多いため、透析機器について勉強させてもらうことができます。

さらに、透析中に透析機器の不具合が突然起きる事もありますが、臨床工学技士がすぐに対応してくれます。

臨床工学技士は、透析だけでなくその他の生命維持装置の管理を業務としており、とても頼りになる存在と言えるため、人数が多い所は働きやすいでしょう。

 

補足説明!

ポイント

透析を行っている患者の中には、技士に大きな信頼がある方もいるため、安心して透析を受けることに繋がるでしょう。

 

(3)危険手当があること

透析科は、穿刺をはじめとして血液を扱う事が多く事故が起こりやすいため、危険手当がつくことが多くあります。

「血液による感染」「穿刺による針刺し事故」等を予防するために、対策をきちんと取る必要があることを理解した上で勤務することが重要です。

 

2.避けるべき人工透析科看護師求人の特徴

人工透析科は勤務時間が遅いことに注意

人工透析科求人は、「勤務時間が遅い」「透析室に常勤の腎臓内科の医師がいない」等の特徴があるところは避けるべきです。

避けるべき理由と共に、それぞれの特徴について詳しく説明していきます。

 

(1)勤務時間が遅いこと

透析室では、「仕事が終わってから透析に通院」「寝る時間を利用して透析」等で治療している患者がいるため、施設によっては準夜勤という形態で深夜近くまで勤務しなければならない所もあります。

求人の中には、「日勤常勤のみでも良い」と書かれている場合もありますが夜勤ができない看護師は、働き始める前に確認しましょう。

 

(2)常勤の腎臓内科の医師がいないこと

私が勤務していた施設には、透析室に常勤で腎臓内科の医師が在籍していない小規模の総合病院であったため、

  • 腎臓内科の医師は他の病院から非常勤として週に1度勤務
  • 透析患者の回診をする医師も曜日毎に違う
  • 循環器内科や呼吸器内科の医師が対応する

等のことがありました。

人工透析科では、主治医は決まっていましたが「月・水・金クールの患者であっても3人の医師が診ている」という体制であったため、患者は「医師によって言われることが違って不安を感じた」等の不満がありました。

そのため、透析室に常勤の腎臓内科の医師がいない病院は避けた方が良い求人と言えるでしょう。

 

施設・部署のスタッフ体制を把握する

良い看護を提供するために、医師など他職種と看護師が連携していくことはとても重要なことであるため、自分が働きたいと考える施設や部署のスタッフ体制を把握することは大切です。

そのため、「安心して患者が透析を受けることができる施設であるか」をポイントの1つとして、透析に在籍する医師を見ておくと良いでしょう。

 

注意点!

ポイント

常勤の医師がいないことによって看護師は緊急時にすぐ指示を仰げず、対応がスムーズにいかない場合もあることを把握しておきましょう。

 

3.人工透析科の面接で確認するポイント

人工透析科は教育体制があるかどうか確認する

人工透析科の面接に行く際には、「教育体制があるかどうか」「スタッフの人数・部署の雰囲気」「時間外勤務の程度」等を確認しましょう。

それぞれの詳しい説明は、以下の通りです。

 

(1)教育体制の有無を確認すること

看護師の経験年数が多くても、初めて人工透析科を経験する場合は分からないことが多いため、面接の際は「人工透析科は未経験」ということを明確に伝え、教育してもらえる体制があるかを確認しておくと良いでしょう。

人工透析科では、機械を扱うため取り扱い方の指導はありますが、徐々にステップアップしていくような教育があると働きやすく1つずつ身につけることができます。

 

資格取得の支援があるか確認

人工透析科で長期間働いてキャリアアップしたいと考えている看護師は、資格取得の支援があるかをチェックしておくと良いでしょう。

透析に関連した資格は、透析認定看護師・透析療法指導看護師やケアに役立つようなフットケア指導士などがあります。

どの資格も「研修に参加」「単位の取得が必要」等があり、取得や取得後継続していくことも非常に大変であるため、勤務時間やシフトの調整などを協力してもらえるか確認しておきましょう。

 

(2)スタッフの人数・部署の雰囲気を確認すること

面接にいった際、実際に働いているスタッフの様子を見学しましょう。

透析室は、何かイレギュラーな事が起こらない限り忙しい時間帯と余裕のある時間帯に差があるため、「ベッド数に対し働いている看護師が少なくないか」「バタバタと余裕のない様子ではないか」等を見ておくと良いです。

 

落ち着いた時は普段の看護の様子がわかる

患者のベッドサイドに行き、生活指導やフットケアをしていたり、事務的な仕事をしていたりと様々ですが、「自分のやりたい看護ができそうかどうか」等、自分の視点から見てみるとイメージがつきやすくなります。

 

(3)時間外勤務(残業)の程度を確認すること

どの職場でも時間外勤務は発生します。

透析室は、透析の終了時間が決まっている分、比較的定時に勤務が終了する事も多いですが、

  • 突然患者が急変した
  • 患者がいつもの透析時間より遅れて治療を開始する
  • 緊急で透析を必要とする患者がいる

等という事もあります。

患者の入室時間に左右されることも多く、時間外勤務が多くなるため「時間外勤務はどの程度なのか」「残業代はどのくらい支給されるのか」を確認しておきましょう。

 

4.まとめ

人工透析科の求人を見つける際の注意点等について述べました。

お勧めの人工透析科求人の特徴と避けるべき人工透析科求人の特徴については、以下の通りです。

お勧めの人工透析科求人の特徴 ・クール数が少ない
・臨床工学技士の数が多い
・危険手当がある
避けるべき人工透析科求人の特徴 ・勤務時間が遅い
・常勤の腎臓内科医師がいない

看護師の働き方によって、勧める特徴は異なるため多くの注意点のうちの1つとして、人工透析科の求人を探している看護師は、是非参考にしてみて下さい。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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総合病院で3年間勤務した後、企業の健康診断の短期アルバイトを数回体験。その後は総合病院の透析センターで6年間勤務し、2人目の出産を機に退職。
現在はシングルマザーとして、育児をおこないながら看護師ライターとして活動させていただいております。私の体験が、少しでも転職を考えている方々の参考になれば幸いです。


カテゴリー:看護師求人の探し方


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この記事を書いた人:しゅう
(公開日:)(編集日::2017年07月31日)

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