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武蔵野赤十字病院の朝倉看護師が南スーダンにおける「医療支援の必要性」訴える

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武蔵野赤十字病院の朝倉看護師

2016年10月24日、約半年間にわたり南スーダンで医療支援活動を行った武蔵野赤十字病院の看護師、朝倉祐樹さんが活動報告会を行い、同国における医療支援の必要性を報告しました。

朝倉さんは赤十字国際委員会医療支援チームの一員として、紛争が相次ぐ南スーダンに派遣され、毎月約120人の手術介助を行いました。負傷者の大半は国内の紛争で銃にうたれるなどした兵士だったと言います。

また、同国は長年の内戦の影響で医療制度の整備が遅れており、紛争犠牲者への医療支援が追い付いていないが現状がそこにはありました。子ども達の栄養不良率は増加するばかりであり、病気の危険におかされています。

南スーダンでは、道路や建物整備のために陸上自衛隊が派遣されていますが、それは医療救護活動とは別個のものであり、紛争犠牲者への医療支援の必要性を多くの人に知ってらう必要があると、朝倉さんは伝えています。

朝倉さんは、半年の活動を振り返り「国際救援活動の現場では、固定観念にとらわれない柔軟性と臨機応変の対応力、さらにハートの強さが求められた」と語りました。

南スーダンの情勢について

南スーダンは2011年にスーダンから分離独立しました。以降、国内では政府内の権力闘争による紛争などがおさまらず、情勢はかなり不安定です。2016年7月8日には、ジュバで銃撃戦があり約150人が死亡する事態が起こりました。

当時、医療支援を行っていた朝倉さんは、5日間外出禁止となり、同13日から約2週間は休暇も含め隣国のウガンダなどに一時退避していました。

 

赤十字国際委員会医療支援チームとは?

朝倉さんが所属する赤十字国際委員会医療支援チームとは、各国赤十字・赤新月社のネットワークのもと、海外における紛争犠牲者や災害犠牲者の医療救援を行うチームです。実際の現場では、多国籍の医師・看護師らでチームが編成され、国によって派遣期間も異なるため、メンバーが次々と変わる中で救護活動にあたることになります。
 

国内では5カ所の赤十字関連病院が活動拠点として機能している

国内では、平成12年12月15日に、以下に記載してある5施設の関連病院が赤十字国際委員会医療支援チームの活動拠点として指定を受けました。

  • 日本赤十字医療センター
  • 名古屋第二赤十字病院
  • 日本赤十字社和歌山医療センター
  • 大阪赤十字病院
  • 熊本赤十字病院

上記の病院では、赤十字国際委員会医療支援チームの、派遣要員の養成・支援、また国際救援の開発を行っています。

 

看護師ニュースのまとめ

国際医療支援活動に興味があり、赤十字関連の病院に就職する看護師は多いです。しかし、実際に海外の被災地に出向くようになる人は、赤十字病院の中でもごく僅かです。朝倉さんは報告会で「逃げるなら最初から現地に入っていない。」と語っており、相当な覚悟を持って現場での医療支援活動にあたっていたことが伺えます。

しかし、実際に現場に行けない看護師らが何もできないかと言われたらそんなことはありません。まずは、このような活動報告を通し、紛争地などに対する興味を持ち続け、自分なりに出来ることを模索することが大切なのではないでしょうか。



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この記事を書いた人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:看護師ニュース

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(公開日:)(編集日::2017年07月28日)

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