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血液・腫瘍内科への看護師転職で知っておきたい5つのポイント

血液・腫瘍内科への看護師転職で知っておきたい5つのポイント

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

ここでは、血液・腫瘍内科への看護師転職のメリット・デメリットと注意点を説明したあと、求人の探し方について紹介します。血液・腫瘍内科への看護師転職にはどのようなメリット・デメリットが存在するのでしょうか。ポイントを押さえ、看護師転職サイトを活用して転職活動に臨みましょう。

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1.血液・腫瘍内科で働く看護師の仕事

血液・腫瘍内科で働く看護師の仕事血液・腫瘍内科では、主に造血器のがん治療を行います。白血病、骨髄腫、リンパ腫のほか、骨髄増殖性疾患、骨髄異形成症候群再生不良性貧血、HIV感染症など幅広い疾患に対応しています。

 

業務は一般病棟の勤務と大差なし

血液・腫瘍内科における看護師の業務は、一般の病棟勤務と大きく異なるものではありません。チーム医療におけるハブ的な役割、日々の申し送りから始まってバイタルチェック、患者さんの看護や生活のお世話などを主に行います。

がん患者さんが中心の医療となりますから、関連する診療科と連携を行いながら治療を進めることも多く、診療科同士の連絡や調整なども行います。

 

患者さんや家族への精神的なケア

これらの一般的な看護に加え、血液・腫瘍内科では化学療法による高がん治療の補助も仕事です。化学療法は副作用が強く、患者さんへの負担が大きい治療です。大きな苦痛や不安を感じている患者さんに接するので、身体的なケアだけでなく精神的なケア、ご家族への配慮も大切な業務です。

末期的な症状の人の治療も多いので、少しでも患者さんの苦痛を和らげるような看護を行うことに加え、自分自身が強い精神力をもって、常に温かい態度で接するように努力しなければいけません

 

責任をもって働く意思が必要

また、骨髄移植を行う患者さんは、無菌室に入ります。免疫力が衰えているので、感染症予防に十分に配慮して看護を行なわなければいけません。終末期の患者さんも含め、がんの治療に関してしっかりと学べる職場ですが、それだけに責任も重くなるので、しっかりとした看護観を持って働く必要があります

 

2.血液・腫瘍内科で働く看護師のメリット

血液・腫瘍内科で働く看護師のメリット血液・腫瘍内科で働く看護師のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。下記のポイントについて確認していきましょう。

  • がんのエキスパートを目指すことができる
  • やりがいを感じることができる
  • 労働環境が良好である
  • スキルアップを目指しやすい環境

 

がんのエキスパートを目指すことができる

看護師が血液・腫瘍内科で働くメリットは、がんの治療のエキスパートを目指せる職場であることです。がん看護専門看護師、がん化学療法看護認定看護師などの資格取得を目指す人には、特に学ぶことが多い診療科です。

共に働く看護師も資格取得を目指している人が多く、お互いに学び合ったり、励まし合ったりしながら働けるのもメリットです。

 

やりがいを感じることができる

長期間入院する患者さんも多いので、患者さんとじっくりと向きあって心ゆくまで看護でき、やりがいが感じられるのも魅力です。末期的な症状の患者さんや、つらい治療に立ち向かう患者さんと接するなど、つらい場面も多いのですが、看護師にとって欠かせない生死観、倫理観、仕事観が養える貴重な職場でもあります。

 

労働環境が良好である

血液・腫瘍内科は最先端治療を行うので、大学病院などの大規模病院が開設しています。このため、職場が安定していること、労働環境が良好であることも見逃せないメリットです。職場に保育所がある、寮が完備しているなど働きやすい職場が多いのが特徴です。

 

スキルアップを目指しやすい環境

また、看護師の教育システムが充実しており、認定看護師などの資格取得を支援する制度を導入している病院が殆どです。医療現場の第一線で活躍しながら、さらにスキルアップを目指す人に最適です。

 

ポイント!

ポイント

がん患者さんへの看護のエキスパートになれる、終末期医療や悪性腫瘍治療の知識が身につく、患者さんへの看護をじっくりと行える、最新設備の職場で働ける、看護に前向きで意欲的な同僚が多いなどの、数多くのメリットがあります。

 

3.血液・腫瘍内科で働く看護師のデメリット

血液・腫瘍内科で働く看護師のデメリット血液・腫瘍内科で働く看護師のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。下記のポイントについて確認していきましょう。

  • 精神的な負担が大きい
  • 急変が起こりやすい環境
  • 残業や夜勤が多い
  • 常に勉強をする必要がある

 

精神的な負担が大きい

看護師が血液・腫瘍内科で働くデメリットでは、精神的な負担が大きいことです。骨髄移植など、それを行わなければ死んでしまうという、死と生の瀬戸際の治療が多く、治療では非常な痛みや苦しみを伴うことも少なくありません

そして、苦しい治療の甲斐もなく、亡くなられる患者さんもいます。このような状況下で、少しでも患者さんの心身の苦痛を和らげるために、尽力しなければいけません。医療が及ばなかったときの虚しさを経験することも多く、看護について悩んだり、今後の働き方に迷ったりする人も多いのです。

 

急変が起こりやすい環境

また、重い症状の患者さんや無菌室で治療を受ける患者さんなど、急変が起こりやすい環境なので気が抜けないのもデメリットです。わずかな兆候も見逃がさずに適切に対応しなければ、とりかえしの付かないことが起こる可能性もあります。医療ミスを起こすリスクも高いので責任が重く、気が抜けない職場であることを頭に入れておきましょう。

 

残業や夜勤が多い

急変が起これば残業や夜勤になります。病状が安定しない患者さんが多いので急変が起こりやすく、残業が多い職場であることも覚悟しておきましょう。

 

常に勉強をする必要がある

難しい疾患が多いので、常に勉強をしなければいけません。多忙な仕事に加えてプライベートタイムも勉強に時間をとられるので、ライフワーク・バランスを重視した働き方を希望する人には向いていない職場だといえます。

特に血液・腫瘍内科が未経験の場合は覚えることが多いので、仕事に慣れるまで苦労します。

 

4.血液・腫瘍内科へ転職する注意点

血液・腫瘍内科へ転職する注意点血液・腫瘍内科は重篤ながん患者さんなどの治療を行うため、大学病院や大きな総合病院からの求人がほとんどです。転職のハードルがやや高い傾向にあるので、注意しましょう。

 

認定・専門看護師の資格取得支援がある病院を探そう

血液・腫瘍内科はがん看護に携わることが多いため、がん化学療法看護認定看護師や
がん看護専門看護師などの資格取得を目指す看護師にも最適な職場です。もし、今後これらの資格取得を視野に入れているのであれば、働きながらでも資格が取りやすい職場を探しましょう。

働きながら専門看護師や認定看護師の資格取得を目指すのは、思った以上に大変です。資格取得のためのサポート体制が整っている病院で働くことをおすすめします。

 

得意分野や治療方針を確認しておく

血液・腫瘍内科では悪性腫瘍を中心に、さまざまな疾患の治療を行います。しかし病院によって得意な分野が異なります。病院ごとに特徴がありますから、得意分野や治療方針を理解したうえで、転職先を決めましょう。

 

教育制度が整った病院を探す

化学療法やがん治療についての知識がしっかりと学べるよう、教育制度が整っている病院を探すことも転職を成功させるポイントです。

中途採用であっても、すぐに戦力として働けるよう研修や指導を行うシステムが整っているかも確認しましょう。先輩ナースにわからないことを気軽に尋ねられる職場環境であることも大切です。

 

ポイント!

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看護師転職サイトに登録し、担当のコンサルタントから職場の雰囲気などの情報を教えてもらいましょう。「看護師転職求人サイトのコンサルタントに確認したい9の事」も合わせてチェックしてみてください。

 

5.血液・腫瘍内科の看護師転職求人の探し方

血液・腫瘍内科の看護師転職求人の探し方血液・腫瘍内科はがんの化学療法など高度な治療を行いますから、主に大学病院や大きな総合病院からの求人を探すことになります。

求人件数が少ないので、血液・腫瘍内科の求人を探す場合は、知り合いの医療関係者からの紹介を受けるか、看護師転職サイトに登録して求人を募集している病院を紹介してもらうという方法をとらないと、なかなか求人先を見つけられず転職活動が長引くことになります。

 

複数の看護師転職サイトに登録する

看護師転職サイトを利用する際は、複数の看護師転職サイトに登録することをおすすめします。会社ごとに持っている求人案件が異なりますから、よりたくさんの求人情報が得られるため、希望に近い条件の求人が探しやすいからです。

 

希望条件をしっかり伝える

このときに担当のコンサルタントに資格取得を目指している、子育てをしながら働きたい、今の資格を生かして高給が得られる職場に転職したいなど、職場に対する希望をしっかりと伝えることが、転職後のミスマッチングを防ぐコツです。どのような条件を希望するのかを伝えると同時に、どのような経験があり、どのような業務が得意なのかも伝えましょう。

 

コミュニケーション能力をアピールしよう

血液・腫瘍内科での治療は、患者さんに対して長期間にわたる治療が行われます。このため、コミュニケーション能力が高いことが大きなメリットとなります。面接時にはじっくりと看護をしたい、そのためのコミュニケーション能力に自信があるといった点を伝えるなど、血液・腫瘍内科に適した人材であることをしっかりとアピールしましょう

 

まとめ

血液・腫瘍内科は深刻な疾患を抱えている患者が多いため、看護師としては精神的に辛い場面も多いでしょう。一方で、最先端の化学療法を学べる環境でもあり、また認定・専門看護師の資格取得を目指すチャンスにも恵まれますから、向上心の高い看護師には最適な職場です。

通常、血液・腫瘍内科は総合病院・大学病院にしかありませんから、最初から希望部署で働くことは難しいかもしれません。しかし、看護師転職サイトなどの転職斡旋媒体を駆使すれば希望に合った求人が見つかる可能性もありますから、諦めずに探してみてください。


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この記事は「kameko」さんの執筆でに執筆しています。 (最終更新日:2017年03月26日) By看護師転職ジョブ


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