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( 看護師 )

看護師がボーナス削減で転職するメリットと注意点

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看護師 ボーナス 削減 転職

働いたご褒美とも言えるボーナス。みなさんも欲しいものを買ったり、旅行に行ったり、高級なランチに行ったりといろんな予定を立てているのではないでしょうか。

そんな楽しみにしているボーナスが削減されるとなったらみなさんはどうしますか。中には転職を考える方もいるのではないでしょうか。

今回は、看護師のボーナスが減額になる理由・減額を理由に転職したと思う看護師のために注意点とメリットをご紹介します。

 

1.ボーナスが減額になる理由

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雇用されていながらも、実はそんなに自分の病院の経営状況まで把握していないと思います。私も月に1回の職員会議で経理からの報告があるものの、正直どこか他人事だと思ってしまいます。どれだけ大きな病院であっても、患者が集まる病院であっても、利益がなければ経営は難しくなります

病院の利益のほとんどは患者が診療報酬に基づいて支払ったものです。そのため、特に今回の診療報酬改定により打撃を受けた病院は少なくないと言われています。

しかし、利益が減り病院の経営状況が悪いからと言って、病院側が患者を見捨てることはできませんよね。そうなると、職員のボーナスを削減して支出を減らし経営を維持しようとするのです。

 

人気のあるドクターによって病院の経営状況が変わる

たとえば、毎日待ち時間が長くなるほど患者が集まるドクターが長期間不在であったり、他の病院に異動してしまったりすると、そのドクターに診てもらいたいために転院したり、紹介してもらった病院に転院するという患者が出てきます。

すると、それだけの利益がマイナスになることになります。

 

2.ボーナス減額のため転職を考えるキッカケ

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今では、正社員だけでなくパートであってもいくらかボーナスとして特別支給をする病院もあります。しかし、病院側が十分な利益を得ていなければ、正社員以外の職員は完全カットとなる可能性が高いです。

ボーナスの削減やカットは勤め先に不満を感じる大きな要因です。だからこそ、ボーナスを理由にして転職を考える方も出てきてしまうのです。

 

友人のボーナスが羨ましい

ボーナスの時期になると、友人と会うたびに必然的に冬のボーナスの話題になります。先日も看護師仲間数人と話をしているとき、「今年のボーナスは2ヶ月分で減っちゃった」・「うちは20パーセント削減された」という声がありました。

その反面、「もらえるだけいいよー」・「元々のボーナスが貰いすぎなんだよ」という友人もいました。みなそれぞれ働く病院や生活環境も違いますが、やはりボーナスは毎月の給与とはまた違って、多ければ多いほど嬉しいものです。

 

3.ボーナス削減をキッカケに転職する時の注意点

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実際に、ボーナスが多いということを売りにしている求人もたくさんあります。しかし、以下の理由からボーナスが多いというだけで転職先を選んでしまうと、転職に失敗してしまう可能性があります。

  • ずっとボーナス支給額が変わらないは限らない
  • ボーナス以外の待遇が充実していないかもしれない

生活をする上では、きれい事だけでなくやはり収入は意識したいものです。そのため、ボーナスが変動するものであることを理解した上で、基本給、手当など働いていたら支給されるものを中心に収入は全体を見て考えるのがベストです。

そこに加えて、候補としている転職先の経営状況についてもしっかりと把握することをおすすめします。

 

ボーナスは変動することを頭に入れておく

基本給や時給というのは、実際に働いた時間や実績に応じて私たちが病院側に支払ってもらえて、それほど簡単に変動することはありません。

しかし、ボーナスというのは雇用されている私たちに対して病院側が「いつもありがとう」という気持ちで支給するものであって、給与のように必ず支払わなくてはならないものではないため、ボーナスが増えることもあればカットされることもあるなど病院の経営状況に応じて変動しやすいのです。

つまり、ボーナスが多いという理由だけで転職してしまうと、その後ボーナスが削減されたらまた転職先を探すというハメに陥る可能性があるのです。

 

ボーナスが良すぎる病院には訳がある!?

ボーナス5.5ヶ月分という言葉に惹かれて転職した知人がいるのですが、やはりボーナスが高いのには理由があったのです。その病院は確かにまだ院内もキレイでそれだけでも働いてみたいと思えるところでした。

しかし、いざ働き始めてみると、「今日のスタッフこれだけ?」と少なく感じるほど朝からずっと慌ただしく、残業は当然のようにあるにも関わらず、先輩が残業代をつけないという理由で多くの看護師が2時間残業しても1時間しかつけていない状況でした。

明らかに以前よりも勤務時間の拘束、忙しさがプラスされたのです。ボーナスは本当に5.5ヶ月分支給されたものの、身体がもたないと言って1年ほどで転職してしまいました。

 

ボーナスを重視するのではなく労働環境を重視しよう

知人が元々勤務していた病院は、自宅から遠く通勤が苦であること以外は比較的残業も少なくなく、急患が出たとき以外は慌ただしさがなかったと言います。

そこを加味するとボーナスは少なめ、手取りもやや少なめでも納得できていたと後に話していました。またベテラン看護師が多く、いろんなところで勉強になったのも彼女にとってはよい環境だったのです。

 

4.ボーナスの時期に転職するメリット

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ボーナスの時期に退職する看護師が、皆ボーナスや給与に不満を持って退職や転職をする訳ではありません。生活スタイルの変化など、やむを得ず退職や転職する場合であっても、ボーナスをもらってから退職、転職する方がお得であり切りがいいのです。

そのため、ボーナス前後の時期はなかなか出ない求人情報が出てくるチャンスでもあります。

 

ボーナス時期3ヶ月前から良い求人が出始める

退職を病院側に伝えるのは約3ヶ月ほど前なので、退職願いを受理して間もなく人員を追加しようとする病院はさっそく求人情報を出すでしょう。そのため、自分自身も狙い目の求人を見つけ次第同時に転職活動を始めることができます。

 

ボーナス支給後は教育体制が整っている

さらに、ボーナスをもらった後という時期は手厚い指導を受けることができるというメリットもあります。看護師不足の今、普段から余るほど看護師が在籍している病院はほとんどないと思います。

そのため、新人看護師が入職する春に同じタイミングで入職すると、職員は新人看護師の指導に忙しく、入職したばかりであっても経験者ということで十分な指導を受けられないことが多いです。

 

春に入職すると新人指導をしなければならない可能性がある

新人看護師が入職する春に転職してしまうと、突然新人看護師の指導につかなくてはならないこともあります。

いくら看護師経験があっても、病院が変われば環境も物品もやり方も違い、慣れるまである程度時間が必要です。最初を適当にしてしまうと、後から慣れたであろう頃に実は間違って覚えていたなんていうことにもなりかねません。

 

ポイント!

ポイント

年度途中であることが、逆に不利になることもあるかもしれませんが、余裕を持って新しい職場に慣れるには、新人看護師が自立しはじめた頃がおすすめです。

 

まとめ

ボーナスが削減されたという理由で転職を考えてしまうのは、きっと他にも以下のような転職したい理由があるのかもしれません。

  • 普段から手取りがすくない
  • 働く上で残念だと思うことがあまりにも多すぎる
  • タッフとの関係性が嫌

結局、ボーナス削減が理由で退職するのは、それ以外にも何か退職したい理由があれば「あり」、それ以外にはそれほどの不満がなければすぐに退職を選ぶのではなく、しっかりと考えてから行動してもいいのではないかと思います。

改善したいところ・妥協できるところ・譲れないところというポイントを意識していなければ、せっかく転職してもすぐに不満が出てきてしまいます。

ボーナスは確かに重要です。でも、ボーナスの減額は退職の1番の理由ではなく、きっかけ程度の方が納得のいく退職、そして新たな職場へと転職ができると思いますよ。


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高校卒業後、大学に進学したものの将来の方向性に悩み中途退学。その後、学生時代から勤めていたアルバイト先で看護師という仕事に魅力を感じ、社会人経験を経て看護師になりました。

看護師としての経験はまだ浅いですが、他の職種での経験を活かした視点で、どんなときも患者さんを思った優しさのあるケアができる看護師になることを目指しています。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
出身/年齢 ・東京都/30代前半
職務経験 ・総合病院 ・療養型病院 ・歯科医院(クリニック) ・デイサービス
診療科経験 ・小児科 ・脳神経外科 ・眼科 ・救急外来

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:看護師の実情

(公開日:)(編集日::2018年03月19日)

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