ボーナスを貰ってからの看護師転職6つの注意点

ボーナスを貰ってからの看護師転職

看護師の方の中には、転職する際に「ボーナスを貰ってから転職したい」という人も少なくないと思います。転職すれば、ある一定期間は試用期間となり、その間のボーナスは貰えないこともすくなくありません。そうなると、経済的にもつらいですよね。

でも、「転職するのにボーナスを貰っていいのか・・・」と思う人もいると思います。ここでは、ボーナスを貰ってから転職する場合の注意点についてご紹介します。

1.転職が決まってもボーナスは貰えるのか

転職が決まってもボーナスは貰える

転職を心に決めた看護師の方は、転職するのにボーナスはもらっていいのだろうか?と思い悩む人もいるかもしれません。もし、ボーナスを貰ってから退職したら、同僚や上司にどう思われるかと思い悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

ここではまず、ボーナスの意義について考えてみましょう。

 

看護師が受け取るボーナスの意義について

ボーナスとは、一時金として捉えられていて、世間一般的にはそれまでの働きに対して、企業が従業員に支給する報酬です。「あなたはとても頑張りました」という意味での、ご褒美のようなものがボーナスになります。

ただ、賞与の規定(ルール)に関しては、企業側・病院側が各自取り決めを作ることができます。不景気だからボーナスカットという企業が珍しくないのは、「業績によって賞与は支給する」といった取り決めを、就業規則などに定めているためです。

毎月の賃金は契約通りに支払わなければ労働基準法に触れますが、賞与に関しては、就業規則に支給されない場合があると記載されていれば、法律には触れません。

今まで働いた成果としてのご褒美ですから、これから転職する人も、これまでの自分の働きの成果をもらっていいことになります。半年に一度ボーナスが支給されるなら、半年間の成果になります。ボーナスの意義を考えると、転職が決まったからと言って、受け取りを拒む理由はありません

 

2.看護師のボーナス転職、ベストな転職時期とは

ベストな転職時期とは

ボーナスは過去のあなたの働きを評価したもので、貰う権利はあります。しかし、そうはいっても人の目が気になるのが人間の心情でしょう。

ボーナスは、基本的に支給日に在籍していた従業員全員に支払われるものです。なので、もし、有給消化などでボーナス支給日に勤務をしていなくても、ボーナスは必ず支払われます。

そのため、転職を考えていて近く退社する予定でも、支給日まで在籍していれば、ボーナスを貰えることになります。

 

ボーナスを貰って退職する時期を検討する

だからといって、ボーナスの翌日に会社を辞めるといったことは、なかなかできることではありません。法律上は問題ありませんが、人間関係の上で支障を来すことになるかもしれないからです。「あの人、ボーナスを貰って辞めるのね」なんて陰口を言われたら、気分はよくないはずですよね。

そのため、ボーナスを貰ってから転職する場合は、こういった陰口を言われることのない時期がおすすめです。これは人間の主観ですので、「何日経てば転職してもいいのか」というハッキリした時期は上げづらいすが、ボーナスの支給後1ヶ月以上経過していれば、基本的にはっこういった人間関係上のトラブルは少ないと言えます。

 

ポイント!

ポイント

ただし、転職する場合には、1ヶ月前など、余裕を持って退職願を提出しなければなりません。そのため、ボーナス支給の翌日に退職願を出すのも、少し気持ちとしてははばかられるものがあります。「看護師の転職タイミング|12ヶ月間の中で最高の転職タイミングとは?」も合わせてチェックしてみてください。

 

ボーナス支給を考えた円満退職イメージ

例えば12月がボーナスの支給月という場合には、以下のようなスケジュールで、退職の手順を踏むと、人間関係にも大きな支障を来すことなく、退職できるでしょう。

  • 1月に退職願を出し、2月以降に退職する
  • 11月前に退職願を出し、1月以降に退職する

(夏のボーナスがある場合も同様ですね。)上記のように、ボーナス支給日の前後1ヶ月には、退職願を出す、退職するといった、大きな節目を設けないのが懸命です。退職願を提出しても、引き止めにあい、なかなか予定通りに退職できないこともあります。穏便にボーナスも受け取り、転職するには、前者の「1月に退職願を出し、2月以降に退職する」の手順の方が、現実的かもしれません。

退職は3ヶ月ぐらい見ておくと無難いえますので、過去の退職者等がいた場合にどのような形で辞めたのかを確認しておきましょう。

 

3.ボーナスが減る可能性も?看護師の退職願のタイミング

看護師の退職願のタイミング

前項に挙げた「11月前に退職願を出し、1月以降に退職する」方法を選ぶとします。すると、少なからずボーナスの査定結果に影響が出るかもしれません。夏のボーナスが7月だった場合も同様で、6月に退職を希望し、8月で退職した場合にもです。

 

来期に期待が持てるという意味でボーナスを査定される

ボーナスは過去の働きに対して評価を与えるものですが、そのボーナスの査定をするのは職場の上司です。上司の中には、「来期に期待が持てる」といったことも含めて、査定結果を出す人もいます。

「頑張ったらボーナスが上がった」となったら、人は仕事に対するモチベーションが上がり、「もっと頑張ろう!」と思うでしょう。職場の上司たちは、そんな看護師たちのモチベーションの向上も狙い、ボーナスを上乗せすることがあるのです。

ところが、ここで「来期は転職します」と伝えたらどうでしょう。もう、病院側には、あなたにモチベーションを上げさせる理由はありません。そのため、来期への期待を込めたボーナスの大幅アップは期待できないことになります。

 

ボーナス査定は人の心情が必ず絡む

このボーナスの査定についても、人の心情がどうしても絡んでしまうものです。もちろん、上乗せしてもらわなくてもいいと思える人はいいですが、やはり賞与は何万、何十万と大きな金額の一時金であることが多いです。

そのため、退職願を提出するタイミングでボーナス額が上がるのであれば、少し頭に入れて転職活動をした方が良いでしょう。ボーナス査定時期に退職願を提出するのは、止むを得ない場合を除き、避けたほうがいいかもしれません。

 

4.円満にボーナスを貰うための、退職意志の告げ方

退職意志の告げ方

円満に退社をするためには、仕事の引き継ぎをしっかりとして、最低限、現場に迷惑をかけないようにしなければいけません。仕事も引き継がずに、数週間のうちにボーナスも受け取って退職するということであれば、「もらい逃げじゃないの?」と回りに陰口を言われても仕方ありません。退職するので陰口を言われても構わないと思う方も多いですが、ご存じの通り業界は狭いです。

 

円満にボーナスを貰うための準備が必須

円満退社をするには、退社までの時間を十分に用意しておくことが必要です。まずは上司に転職する旨を伝え、それから退職願や退職届けを出すという流れがほとんどのようです。

いきなり退職願を提出すれば、「相談もなく辞めるの?」と、思う上司もいますので、上司の性格や病院の慣習を踏まえて行動しましょう。

 

退職する側の態度も重要に

円満退社をするためには、こちらの態度も大切です。新たな職場への入職準備に追われて、バタバタとするかもしれませんが、あなたの転職のために、現場の看護師たちが様々な調整をしてくれていることも忘れてはなりません。

引き継ぎをする際には、できるだけ短い時間できちんと引き継げるように、資料などをきちんと作っておくことも大切だと思います。段取りをきちんとして、同僚のナースたちには丁寧に対応するように務めましょう。

 

ポイント!

ポイント

相手に不快感を与えれば、「そういえば、〇〇さんはボーナス貰ってからやめるんだね」と、噂をする看護師が出てこないとも言えません。きちんと対応していれば、「ボーナス貰ってから辞めるけど、でも、きちんと現場のことを考えてくれているね」と受け取ってもらえます。

 

5.看護師ボーナス転職、新たな職場の支給時期もチェック

新たな職場の支給時期もチェック

現在の病院のボーナスばかりを気にして、転職先のボーナスのことを忘れている人もいるかもしれません。次の新たな職場にボーナスがある場合は、その時期や支給の対象となるかどうかも、きちんと把握しておくことが重要です。

例えば、いくら中途採用者といっても、入職3ヶ月程度は、試用期間とする病院もたくさんあります。そして、試用期間中は、ボーナスが支給されないことも珍しくありません。この試用期間は、病院によっても違いますので、詳しくは求人票などの詳細を見ておくといいでしょう。

 

ボーナスを考えて次の転職先を考えてみる

たとえば試用期間3ヶ月間、6月にボーナスが支給される病院であった場合、4月に入職すると、6月のボーナス支給時期には試用期間中となります。すると、試用期間中の看護師には、ボーナスは支給されません。ボーナスを貰うには、少なくともボーナス支給日の3ヶ月前、2月中には入職している必要があるでしょう。

現在の職場でもボーナスをもらい、転職先でもボーナスを貰うには、以下のようなスケジュールとなります。

  • 勤務中の病院で12月に前職でボーナスを貰う
  • 転職先はこの時点で探しておく
  • 勤務中の病院に1月に退職願を提出する
  • 2月以降に退職する
  • 2月に新しい病院へ転職する
  • 試用期間3ヶ月が5月で終了する
  • 6月に新しい病院でボーナスを貰う

という流れが必要になってきます。

といった流れも紹介しましたが、かなりギリギリの計画になるかもしれませんね。また、上記に挙げたスケジュールはブランクのない転職の場合に限ります。看護師の方の中には、退職後に腰を据えて転職活動をするという人もいると思います。転職先のボーナス支給日から試用期間を計算して、入職日を決めると安心です。

 

ポイント!

ポイント

もちろん、ボーナスの支給時期が違うことや、試用期間の長さが違えば、これに限ったことではありません。しかし、どちらにしても、支給日を加味して転職したほうが、経済的にはありがたく感じられるでしょう。

 

6.ポイントをおさらい!看護師転職の目的も見失わないで

ポイントをおさらい

転職をする際、ボーナスで損をしないためには、まずは転職先のボーナス支給日を確認してください。

転職の意志を告げるのは、現職のボーナス支給日後が一番良いのですが、転職先のボーナス支給日を考えて迷惑のかかるような辞め方をすると、円満退社とはいきません。現職の看護師たちとの人間関係も崩れてしまう可能性がありますので、あくまで円満退社できる転職タイミングを考えるようにしましょう。

また、転職活動は片手間に行えることでもありませんし、ボーナスのために転職するものでもないと思います。「看護技術を磨きたい」「看護師としてキャリアアップしたい」といった目標を見失わないようにし、可能な範囲でボーナスについても気にかけるのがいいでしょう。

 

「ボーナス円満退社」の余談な話

円満にボーナスを貰って退職するために一番良いのは、引き止められることです。少しチャレンジになりますが、例えば、ボーナス支給月の2ヶ月前、もしくは1ヶ月半前に退職の話をします。

その時にボーナス支給日よりも、少し前に退職日を決定します。スムーズに退職してしまうとボーナスはもらえませんが、看護師不足の場合には引き止められる可能性があります。その場合に、時間をかけた上で1ヶ月だけ譲歩してあげます。

そうすると、「私たちのことを考えて(自分を犠牲にして)残ってくれた」「ボーナスは貰う気がなかったけど、結果もらえただけ」とかなり円満な退職が可能となります。リスクとしては、転職先を決めてからの退職届ではなく、退職届を提出した後に1ヶ月~3ヶ月程度の期間で職を探さなければならないということになりますが、チャレンジするだけの価値はあるのではないでしょうか。

 

まとめ

退職の時期を少し工夫するだけで、退職金に加えボーナスももらえる「お得」な退職をすることができます。「今すぐ辞めたい!」といったような状態でないのであれば、計画的に退職時期を定めていきましょう。

そして、退職をするということは少なからず周囲のスタッフにも迷惑をかけることですから、どんなに遅くても2ヶ月前には退職願いを出すようにしてください。

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監修者

亀岡さくみ看護師

この記事は「」さんが執筆しました。

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