ママ看護師が認定看護師資格を取得するメリットと取得・更新の方法

認定看護師 ママ

ナースがキャリアアップしたいと考えるとき思い浮かぶ代表的な資格の1つが認定看護師ではないでしょうか。わたしも看護師9年目に、「自分の看護に自信をつけたい!」という想いで認定看護師の資格を取得した1人です。

認定看護師取得後に2人の子供を出産し、「認定看護師活動と育児の両立」という壁をなんとか乗り越え、5年目の第1回更新審査を終えました。「核家族で、育児の協力者はパパだけ」という環境のなか、両立できないかも…と資格の更新を諦めかけたこともありました。そんなとき、ネットで育児中の認定看護師の体験談等を調べましたが、情報はほとんど得られませんでした。なので、認定看護師取得を考えている子育て中のママに向けて、私がママ認定看護師として今感じていることお伝えしたいと思います。

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看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

1.メリット(1):自分の好きなことを一生の仕事にできる

自分の好きなことを一生の仕事にできる

認定看護師に限らず、ママナース全般に言えることかもしれませんが、ママ以外の自分になれる時間や場所があることは、視野が広がったり、リフレッシュできたりすることにつながると思います。

 

特定の分野で継続的に働ける

『仕事をしている・仕事をしたい』と思っているママに聞いたあるアンケートの結果でも「家事や育児の時間を持ちたい」「社会的、経済的に自立したい」が上位2位・3位にランクインしています。認定看護師を取得すると、特定の分野で継続的に働けることになるため、「自分の好きなことを一生の仕事にできる」というメリットがあるといえます。

 

好きな事を仕事にすると生きがいに

私も含め、認定看護師を取得する人の多くは、仕事が好き、仕事が趣味、認定分野においてかなりマニアックといったナースが多いはずなので、自分の好きなことを一生の仕事にできることは、大げさかもしれませんが「生きがい」につながるといってもいいでしょう。
 
 

2.メリット(2):自分の希望条件が叶う確立が高い

夜勤のない部署への配属が叶う確立が高い

認定看護師取得後は、病棟配属で管理者やスタッフと兼務して働く・病棟配属ではなく専従として働く等の働き方があります。専従の場合、日勤のみ・土日祝休みといった子育てママにはありがたい勤務形態になることが多いようです。

 

認定看護師は病院が手放したくない存在

「認定看護師の名称は広告が可能です」と日本看護協会のホームページに記載されています。自分の病院に認定看護師がいることは、一般市民や就職希望者に対して、看護の専門性に力を入れているアピ―ルとなるため、病院としても手放したくない存在になるでしょう。そのため「子供がいて夜勤のある勤務が厳しい、でも常勤でいたい」と相談した場合に、日勤だけで勤務可能な部署に異動させてもらえる可能性が高くなるといえるでしょう。

 

認定看護師は転職時も有利

実際、私が夜勤や休日出勤が困難で転職を検討していると上司に相談した際も、「専従として日勤勤務・休日出勤もなしでいいので残ってほしい」と言ってもらえました。組織の事情によるとは思いますが、勤務条件の交渉材料として使えることが多いでしょう。また、同じような理由で、転職時の希望条件を叶える武器にもなります

 

ポイント!

ポイント

認定看護師の資格は、ママナースが自分に合った条件で働き続けるための印籠のような役割を果たしてくれると言えるでしょう。

 
 

3.認定看護師の資格取得はママ看護師にはハードルが高い

ママにはハードルが高い認定看護師取得までの道のり

認定看護師を取得するまでの道のりは、受験や教育課程での授業・テスト・レポート・実習・プレゼンテーション等、なかなか険しかったです。まさに修行といった感じでした。

 

認定看護師取得は子供がいると厳しいのが現状

入校中は、夜中までテスト勉強やレポート作成をしたり、グループワークをしたり、朝早くから夜遅くまでの実習、宿泊研修など、「子供がいたら正直厳しい」と思うようなことも多々ありました。当時、結婚はしていましたが、子供はおらず、教育機関入校中は単身赴任をし、半年間自分のためだけに時間を使えたから乗り越えられたと思います。小さなお子さんがいるママナースも同期にいますが、ご両親が万全のサポートをしてくれていました。

 

認定看護師取得に約200万円ほどお金がかかる

金銭面でも高いハードルが待っています。入試、入学金、授業料、審査費用、認定費用等で最低でも約100万円。その他、家賃、交通費、教科書代、ノートパソコン購入費等、個人の必要に合わせて約100万の計200万円程度かかると思ってよいでしょう。

費用に関しては、資格支援に手厚い病院からきている同期は全額を出してもらっており、入校中も給与が支給されていました。私は、一部病院が負担してくれましたが、自費で150万程度かかったと記憶しています。

 

ポイント!

ポイント

認定看護師を目指している方は、自分の病院がどんな資格支援をしてくれるのか確認してみることをお勧めします。

 
 

4.資格取得後も永遠に続く5年更新のハードル

認定看護師取得後、永遠に続く5年更新のハードル

修行は取得後にも続きます。認定看護師としての能力を維持するために「5年ごとの更新」というハードルが待っています。

 

認定看護師の資格更新は簡単ではない

認定看護師を更新をするためには、更新時の申請書類作成やレポート作成だけでなく、5年間かけて実践や自己研鑚を積み重ねなくてはなりません。具体的には、院内・院外での講師、研修への参加、学会や研究会への参加・発表、論文発表、執筆があります。それぞれにポイントがついており、最低50ポイントを貯めなくてはなりません。(詳しくは、日本看護協会のホームページ内、認定看護師自己研鑚ポイントの換算表に記載されています。)

 

更新のためには家族の協力が必要

子供が生まれてからは、講義の資料づくりや学会や研修参加の時間は、夫に子供をみてもらって作っています。夜遅くまでかかる勉強会への参加が制限されたり、泊りがけで遠方の学会に出かけたりすることは困難になりましたが、なんとか60ポイントをためて更新することができました。

 

資格更新の際に約5万円かかる

更新しないと資格は失効となるため、この5年ごとの更新は認定看護師であり続ける限り永遠に続きます。しかも、審査と資格更新料合わせて約5万円がかかります。そうなんです。認定看護師でいるためには、時間もお金もかかるのです。研修参加や更新費用等、資格維持にかかる費用を全額負担してくれる病院もあるようなので、資格取得時同様、勤務先のサポートがどれくらい受けられるか、確認しておくことをお勧めします。

 

ポイント!

ポイント

更新審査は、病気その他やむを得ない事情で受けられない場合は延期できますが、認定期間延長審査をしなくてはなりません。オンラインでの申請、書類の提出、審査料約3万円がかかります。

 
 

まとめ

認定看護師の仕事は、専門性が高く、とてもやりがいのある仕事です。5年ごとの更新も大変ではありますが、常に目標があるため、現状に満足せずスキルアップしていけるというメリットもあります。私にとって認定看護師とは、なによりも自分自身の強みになっていると感じています。これからも育児との両立に悩みながらも、認定看護師を続けていき、10年目の更新のハードルも乗り越えられたらと思っています。

パパや両親等の協力体制がばっちりで、認定看護師の仕事に専念できるという方は、是非キャリアアップ目指し資格取得を実現して欲しいです。しかし、私のように「核家族で、協力者は夫だけ」というママナースが認定看護師取得を悩んでいる際には、私の体験談を参考にしていただけたらと思います。

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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