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認定看護管理者の資格取得条件と求められる役割について

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日本看護協会が認定いる資格の1つに「認定看護管理者」があります。2016年1月の時点で、2599名の認定看護管理者が全国で活躍されています。この資格は病院や訪問看護ステーションの「管理職」となる人たちが取得する資格であり、取得されるためにはいくつかの要件を満たしている必要があるのです。

今後、管理職になってキャリアアップしようと考えている看護師の方や、病院側から資格取得を促されている方もいるでしょう。ここでは認定看護管理者の資格取得に必要な情報について詳しくお伝えしていきます。

 

【認定看護管理者の資格取得までの道のり】

日本国の看護師免許を取得

5年以上の看護師の実務経験

下記のいずれかの要件を満たす

  • 専門の教育課程でサードレベルを修了している
  • 修士号を取得し、その後の実務経験が3年以上ある
  • 師長クラス以上の管理経験が3年以上あり、看護管理の修士号を取得している
  • 師長クラス以上の管理経験が3年以上あり、管理に関連する領域の士号を取得している


書類審査及び筆記試験

認定看護管理者認定証の交付

5年ごとの更新(実践の実績と自己研鑽の実績で評価)

 

1.認定看護管理者の教育課程と更新制度について

認定看護管理者 教育課程 更新制度

認定看護管理者は、「管理者の資質を持ち看護師の組織を発展させる能力を有する者」のことを指します。認定看護管理者制度は多様なケアニーズを持つ個人・家族・地域住民に対し質の高い看護サービスを提供し、看護師全体の水準の向上を目的として定められました。

 

認定看護管理者の教育課程について

資格取得条件の1つである認定看護管理者教育課程は以下のようになっています。

  • ファーストレベル:150時間
  • セカンドレベル :180時間
  • サードレベル :180時間

認定を受けるためには、サードレベルの教育課程まで修了する必要があります。以下にそれぞれのレベルに準じたカリキュラムの目的を簡単に紹介しています。
 

ファーストレベル

ファーストレベルにおいては、「看護専門職として必要な管理」「看護の組織化ならびに運営」「組織的看護サービスのこ向上」について必要な基礎知識・技術・態度等を習得していきます。
 

セカンドレベル

セカンドレベルにおいては、中間管理職の基本的責務を遂行するために必要な知識を学び、担当部署の看護目標を達成できるために必要な能力を高めていきます。
 

サードレベル

サードレベルにおいては、社会が求めるヘルスケアサービスを具現化・運営していく能力を高め、看護事業を企業していくのに必要な管理能力を習得していきます。

 

更新制度について

日本看護協会が認定している他の「認定看護師」「専門看護師」と同様に、この認定看護管理者の資格も5年ごとの更新制度が設けられています。更新においては以下の要件が条件となります。

  • 日本国の看護師免許を有する
  • 更新申請時において、認定看護管理者である
  • 更新申請時において、過去5年間に看護管理実践及び自己研磨の実績がある

この更新審査の審査料は3年であり、審査通過後の認定料は2万円です。また、一度認定看護管理者の資格を失った看護師を対象に再認定審査も実施されています。

 

2.認定看護管理者に期待される役割

認定看護管理者 期待 役割

認定看護管理者においては、質の高い医療・看護の提供に尽力すると共に、看護師業界全体を視野に入れ、社会貢献できる方法を構築していくことが求められています。
 

看護師の教育体制と労働環境の整備

認定看護管理者の資格取得者は、現場で働く際、大勢のスタッフ(部下)をまとめていく立場となります。そのため、それぞれの看護師が正しく知識・技術を身につけ室の高い看護を提供していけるよう、教育体制をととのえていくことが求められているのです。

また、1人1人の看護師が長く働き続けられるような労働環境を整備し、看護師全体の離職率を少しでも低下させる役割も担っているのです。
 

医療施設以外での活躍

認定看護管理者は主に、病院や訪問看護ステーションなどの医療施設で活動をしています。しかし、看護師界全体のレベル向上のためには、病院の外に出て看護管理に関する講演会や、研修会の企画・運営なども積極的に行っていくことが求められているのです。

 

3.資格取得後の給与事情について

資格取得後 給与事情

認定看護管理者の資格取得者は、すでに現場で管理職として働き、他の看護師と比較して高めの平均年収をもらっている場合がほとんどです。また、大体は病院側から取得するように手配されているケースがほとんどであり、現場に戻ってからすぐに給与がアップすることはあまりないかもしれません。

 

病院によって事情が異なる

個人的に資格を取得した場合においては、転職の際に給与交渉に利用できる可能性はあります。いずれにしても病院によって事情が異なるため、給与事情については直接もしくは転職エージェントを利用して確認するようにしましょう。

 

4.資格取得の際の注意点

看護師 資格取得 注意点

認定看護管理者の資格は簡単に取得できるものではなく、その合格率は60~70%だと言われています。また、これからファースト・セカンド・サードレベルの教育課程に入る場合は総計510時間かかりますので、働きながら資格を取得するには厳しい現状があります。

費用も自己負担していかなければなりませんから、「ゆくゆくは認定看護管理者の資格を取りたい」と考えているのであれば、認定看護管理者の資格取得支援を行ってくれる制度のある病院へ転職することをオススメします。

 

まとめ

認定看護管理者資格取得 まとめ

看護師に求められる役割は年々、多様化してきており看護管理者においては特にその傾向が強いかもしれません。認定看護管理者は、病院内だけではなく地域にも影響を与えられる資格です。今後、幅広い分野において看護師としての可能性を広げていきたいと考える方は、ぜひ資格取得を視野に入れておくことをオススメします。

 


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この記事を書いた人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:看護師の資格取得

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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年04月28日)

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