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齋藤

正看護師

齋藤

( 現役看護師)

検診センター看護師転職!誰しもが働きやすい環境?

齋藤
正看護師 齋藤

若い看護師からベテランの世代の看護師誰しもが働きやすいということで話題の検診センター。

看護師の需要もあるため募集も常に行っており、正社員でもパートでも働けるという魅力もあります。

ここでは検診センターへ看護師が転職するとどのように働いていくのかという具体的な内容を、検診センターで働く看護師がご紹介します。

これから検診センターで働くことを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

1.新卒看護師でも検診センターで働けるの?

検診センターで働きたい新卒の看護師

新卒看護師と聞くと一般的には病棟などで数年修行を積んで、「自分が行いたい分野や領域に行く」というのが当たり前のコースに思われるかもしれません。

しかし、検診センターは新卒の採用も行っており、新卒でも働くことが可能です。

 

私が働いている検診センターでも新卒の入職はある

私の働いている検診センターでも年に1~2人の割合で新卒看護師が入職しています。

検診センターは正社員でもパートでもベテラン看護師がたくさんいるので、きちんと学べる環境が整っているのです。

 

補足説明!

ポイント

パート看護師となると即戦力として必要な場所に配置されることが多いので、新卒看護師のパート採用は多くのところで行っていないのが一般的であるようです。

 

採血は2年目以降の仕事となるケースが一般的

検診センターに新しく入職した新卒看護師は、1つの手技を獲得させるための時間は長くかかり、採血ができるのも2年目以降となります。

そのため、少しずつ成長していくことは可能ですが同じ学校を卒業した同級生よりもできることが少なかったり、教えてもらうタイミングが遅かったりすることは理解しておきましょう。

 

2.検診センターでの看護師仕事内容体験談

検診センターで働く看護師

検診センターでの看護師の仕事内容は、移動して検診を行う部署と検診センターに常駐して検診を行う部署で若干異なります。

正社員の場合は移動検診もセンターに常駐しての検診も両方行いますが、アルバイトやパートはどちらかのみにしか配属されません。

以下は私が検診センターで働いた体験を元に、仕事内容を説明していきます。

 

検診センターに常駐して検診をする仕事

検診センターに常駐して検診をする仕事内容は、多くの看護師が想像している検診センターのお仕事です。

看護師はここで、

  • 血圧測定
  • 視力検査
  • 問診
  • 採血
  • 身長・体重・腹囲測定

などを主に行います。

また、常に自分の部署の近くに待機して建物内で迷っている被験者の道案内なども行います。

 

補足説明!

ポイント

過去に胃カメラなどの介助の経験がある看護師は、そういった検査の介助になる場合もあります。

 

移動して検診を行う仕事

会社や学校、地域の公民館など依頼のある場所に直接赴き検診を行う部署です。

この部署では看護師は、

  • 血圧測定
  • 視力検査
  • 問診
  • 身長・体重・腹囲測定

などがメインの仕事内容です。

採血に関しては臨床検査技師が行う場合もあり、必ず看護師がやるということはありません。

 

移動検診の特徴について

会社や学校は何もないところに検診ブースを作るため重い機材の持ち運びや準備、片付け、設営などの仕事があります。

このように、移動の検診の方は力仕事が多く、また勤務場所が不定期であることから、小さいお子さんを子育て中の看護師や妊娠中の看護師はセンターに常駐する部署につくことが多いです。

また、どの仕事をするかは当日になるまでわからず、当日血圧測定、採血などといったどの部署を担当するかを言い渡されるのが特徴です。

 

3.検診センターでの看護師の給料と年収

検診センターの看護師の給料

検診センターでの看護師の給料どのくらいもらえるのでしょうか。

私が働いた経験を元に、検診センターで働く看護師の給料事情をご紹介します。

 

検診センター看護師の正社員の給料と年収事情

検診センターで正社員として働いた場合の月収は新卒で23万円前後、中途採用で25万円から28万円程度です。

いずれにせよ夜勤をやらず、ほぼ定時に上がれてこのくらいの額がもらえるためかなり給与事情は良いと考えます。

また、ボーナスも年2回、実質4か月分程度もらえるため民間の病院よりも体力や精神力と給料のバランスを考慮すると圧倒的にお得です。

 

正社員はリーダー手当がもらえることもある

正社員は移動検診に行く場合、移動先でローダーとなって場を仕切るため、リーダー手当などがもらえます。

 

アルバイト・パート看護師はいくらもらえる?

アルバイト・パート看護師の時給は幅が広く時給1800円~2300円前後となります。
(地域によって異なります。)

アルバイトやパートの看護師の場合、多くの給料を手に入れたいのであれば移動検診に配属してもらうのがお勧めです。

移動検診では朝が早いため早出の手当てがつくケースがほとんどです。

また、検診センターは午前だけ、午後だけというように仕事を自分の都合で組むことができるのですが1日を通して仕事をすると手当てがつく場合もあります。

 

ポイント!

ポイント

このようにたくさんの手当てがつくため、アルバイト・パート看護師が移動検診で働けば、月収換算すると常駐の検診センターで働いている看護師よりも多くの給料を得ることができます。

 

4.検診センターに看護師が転職するメリットとは?

検診センターの看護師のメリット

検診センターに看護師が転職するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは看護師が検診センターに転職することのメリットを、私の経験を元にご紹介します。

 

検診センターには残業が無い

検診センターへ転職する看護師の最大のメリットは残業が無いという所ではないでしょうか。

終業時間がセンターの終了時間より後に設定されているため、駆け込みの人が来院して残業になってしまうというような心配もありません。

 

自宅近くでの検診が当たった場合はお得に感じる

移動での業務の場合でも15時前後には受付が終了するため遅くても、16時~16時半には勤務終了となります。

また、移動検診の場合は正社員もアルバイトやパートも現地集合、現地解散が基本となります。

自宅近くでの検診が当たった場合は通勤時間も短くて済みます。

 

看護師として体力的な負担が少ない

病棟勤務の看護師のように、せかせかと動き回ることなく仕事ができるのが検診センターです。

仕事内容も椅子に座って行う業務も多いためクリニックなどのように立ちっぱなしということもありません。

そのため看護師として体力的な負担が無く、身体を傷めている看護師でも働きやすい職場であるのが特徴です。

 

常駐でも移動でも病棟よりは負担が軽い

検診車での移動の場合は検診ブース組み立てなどの力仕事もありますが、病棟業務などで患者を抱え込むなどといった仕事よりも負担はないため、常駐、移動どちらであっても体力的な負担はかなり軽いもしくは全くなく仕事ができます。

 

必要最低限の看護師スキルで仕事ができる

血圧測定、身長体重測定などといった看護師のスキルの中でもかなり簡単なスキルで仕事がこなせるのが検診センターの特徴です。

そのため、

  • 「看護スキルに自信がない」
  • 「看護技術を行うのが実は苦手」

という看護師でも安心して働くことができます。

採血であっても看護師2人で行うことが多いため、1人でたくさんの人の採血を採るということもなく、負担はかなり軽いでしょう。

 

カレンダー通りに休める

検診センターで働く看護師は土日祝日が休みとなるため一般の社会人のようにカレンダー通りの休みとなります。

年末年始や夏休みも休みになるため、家族と同じように休みが取れることは嬉しいものです。

 

アルバイト・パートだと繁忙期以外は休みが取りやすい

アルバイト・パート看護師では検診の繁忙期である春と秋を過ぎると仕事量も緩やかになるため休みを取りやすいです。

そのため、自分の都合に合わせて休みを取ることも可能になるので、プライベートとの両立がしやすいでしょう。

 

5.検診センターの看護師が辛いと思う体験談

検診センターの辛い体験談

次に検診センターで働いていて看護師が辛いと感じることを、様々な看護師の意見からご紹介します。

 

どこに移動検診を行かされるか分からないこと

移動検診の場合は、1か月前に次の1か月間どこに勤務しに行くかが発表されます。

基本的には自宅との距離を考慮してシフト作成をしてくれますが、看護師がいないなどやむを得ない理由の場合は、かなり遠いところに行かされることもあります

 

都心に住んでいるのに電車で2時間かかる観光地へ行かされたなんていう経験がある看護師もいます。

どこへ行かされるか分からないという不安と、遠くに飛ばされたときの出勤が辛いという意見が多くありました。

 

言葉使い、接客態度への指導が厳しいこと

検診センターで働く看護師は接客がかなり重要視されます。

そのため、被験者への言葉使いや態度は重要です。

常駐であればさまざまな年代の方と接しますし、移動であればいろいろな会社を回ります。

態度や言葉使いが悪いとすぐにクレームにもつながるため、言葉使いや態度、マナーはかなり厳しくチェックされます。

 

服や髪型の規定が厳しいこと

検診車で働く場合は、私服の上から白衣を羽織り仕事することがほとんどです。

また、企業へお邪魔しているという立場から服装や髪型、メイクや靴に至るまでの規定があります。

 

注意点!

ポイント

普段カジュアルスタイルで過ごしているという方や、メイクをする習慣がない、あるいは髪の色が派手であるという場合は、改善を求められるかもしれません。

 

暇な時と忙しい時の差が激しいこと

検診センターに検診に来る人の人数は常に一定でないことが特徴で、繁忙期にはかなりの人数が検診を受けに来ます。

いつも仕事量が一定ではなく暇な時には暇なのに、忙しい時は本当に忙しいのが検診センターです。

「検診センター=暇なイメージ」などをもってくるとかなり辛い思いをするでしょう。

 

看護師としてスキル向上は難しいこと

検診センターで働く看護師は業務内容が決まっていて、流れ作業のような感じになります。

内視鏡検査など検診にまつわる仕事へ従事した経験が無ければ大抵は血圧、視力、採血、身長や体重測定以外やることはないため、看護師スキルの向上は難しく、他への転職を考えると不安になります。

 

6.検診センターの看護師求人を探す注意点

検診センターの求人注意点

検診センターの看護師求人を探すうえでいくつか注意してほしい点があります。

 

運営元を確認して求人を選ぶこと

1つ目の注意点は、運営しているところがどこかということです。

検診センターは

  • 病院内にない独立型の検診センター
  • 病院付属の検診センター
  • 国や県が運営主体となっている検診センター
  • 一般企業などが運営主体となっている検診センター

などさまざまあり、場所によって検診対象者や検診内容、働く上での条件などが大きく異なります。

中には施設での検診のみで検診車(移動タイプ)での検診を請け負っていないという所もあります。

 

どのような場所で働きたいか考えること

自分はどのような場所で働きたいのか検診センターの特徴をそれぞれ見比べて考慮するべきでしょう。

 

検診センター求人の福利厚生には注意が必要

注目しておきたいのは検診センターの福利厚生です。

基本的に検診センターは福利厚生が良いと言われていますが、その条件が自分に合っているのかの確認は必要です。

検診センターにいながら少しでも自分のスキルを上げたい場合は研修が積極的に行われている、資格取得にも前向きな検診センターがお勧めです。

プライベートを充実させたい場合には休みが多めにとれる検診センターが魅力的でしょう。
 

インターネット上の情報だけに頼らないこと!

特別休暇を与えると書いてあるのに有休を使われたという例もあるようです。

インターネット上での情報確認だけでなく実際に話を聞きに行って検討するという注意が必要です。

 

まとめ

検診センターは看護師にとって残業が無く、プライベートの時間が正社員でも確保しやすいことから特に家庭を持っている看護師に人気がある職場です。

また、身体や精神面での負担も少なく一度働くと長く働き続ける看護師が多いというのも特徴です。

しかし、看護師スキルの向上は病院やクリニックよりも見込めないため、自分の看護師としての将来設計を考慮した上で選択することも必要となります。

検診センターへの転職は他の医療業界への転職よりも自分の将来を見据えて検討していく方が良いと考えます。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


食べること、スポーツ観戦が好きな看護師です。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、ディサービス、検診センターで仕事の経験があります。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
出身/年齢 ・神奈川県/20代後半
職務経験 ・総合病院 ・クリニック ・介護老人保健施設 ・デイサービス
・健診センター ・イベントナース・夜勤専従看護師
診療科経験 ・脳外科 ・神経内科 ・内科 ・皮膚科 ・整形外科

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カテゴリー:検診(健診)センター

(公開日:)(編集日::2018年03月01日)

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