著作者

あい

執筆:看護師

あい

( 保健師 )

妊活中の看護師の転職注意点!働きやすい職場とは

公開:、更新:2017年08月01日

妊活したいけれど、今の職場ではしづらいと躊躇している看護師も少なくないでしょう。

看護師が働く職場、特に病棟勤務ではハードな業務内容や夜勤があることにより、妊活しやすい職場への転職を考える看護師が多くいます。

妊活しながら転職するにあたりまず考えることは、「転職してどれくらいの期間で子供を授かるべきか」「夜勤をするかしないか」「どのような職場であれば働きやすいか」等が挙げられます。

ここでは、妊活中の看護師が悩みがちなことを以下に詳しくお話していきます。

1.具体的にいつ頃授かりたいかを明確にする

いつごろ授かりたいかを明確にする妊活中の看護師

妊活中の転職では、いつ頃授かりたいと思っているのかを明確にしましょう。

転職してすぐに授かることもあり得えますが、転職してすぐに妊娠した場合は、他のスタッフに気を遣わせることになる上に非常識だと思われる可能性もあります。

そのため、早くても1年以上働いた後に産休や退職を迎えたほうが良いでしょう。

実際に私が1年以上働いて、医師やスタッフに喜ばれた経験を以下に紹介します。

 

私の妊活の体験談

私は、妊娠を希望しながらクリニックへ転職をし、転職後9ヶ月で子供を授かりました。

出産の6週間前まで仕事を続けたため、結果的に1年以上勤務しましたが、医師やスタッフには「1年以上は働いてくれたから本当によかった」と何度も言われました。

就職してすぐの妊娠ではないことに周りのスタッフは安心した様子だったのです。

 

転職後最低1年以上は勤務するのが良い

私が出産に向けて退職した後に、そのクリニックへ就職した妊活中の看護師は、就職後1ヶ月で子供を授かって3ヶ月勤務した後に退職をしてスタッフや医師が困惑したという話を耳にしました。

私の経験からも、やはり最低1年以上は働くという計算で子供を授かる時期を決めるべきでしょう。

 

2.夜勤でも問題ない・避けるべき看護師を確認する

妊娠後の体調不良を上司に申し出る看護師

妊活中の転職において夜勤の有無は、生活リズム・ホルモンバランス・体調の全てが変わってくるため、看護師にとって非常に大きな課題となるでしょう。

妊活とは、妊娠しやすい身体作りのことですが、夜勤をすることによって体調やホルモンバランスが変化して、妊娠しにくくなる可能性があるため、できれば夜勤を行わないほうが良いです。

「自分自身がどうしたいか」「もし夜勤によって体調に問題が生じた際、周りに相談できるか」等の場合もよく考えて決めましょう。

夜勤を行っても問題ない看護師と夜勤を避けるべき看護師、それぞれについて説明していきます。

 

夜勤を行っても問題のない看護師

妊娠して体調不良などの問題があった場合に、周りのスタッフや上司にその旨をしっかり申し出ることができる看護師は、夜勤をしても問題ない可能性が高いと言えるでしょう。

自分の体調をしっかり把握して自己管理を行い、他のスタッフに相談や助けを求めることがとても大切です。

 

注意点!

ポイント

1人目の妊娠で全く問題がなく夜勤ができたとしても、2人目・3人目は夜勤ができない状況となるかもしれないため、妊活中に夜勤を行っても問題がないと言い切ることはできません。

 

夜勤は避けた方がよい看護師

夜勤をすることが不妊治療の妨げとなる場合があるため、不妊治療を受けている看護師の夜勤は避けた方が良いでしょう。

もし妊娠した場合、体調不良などの問題があったときに周りのスタッフや上司など誰にも相談できずに1人で悩み、無理をしてしまう看護師は、夜勤は避けるべきです。

 

補足説明!

ポイント

無理をして夜勤に入り、万が一深刻な状況になったときに、自分だけではなく周りのスタッフにも迷惑がかかるということを頭に入れておきましょう。

 

3.妊活中の看護師でも働きやすい職場の特徴を確認する

妊活中の看護師は子どもがいる看護師が勤務している職場で働く

妊活中の看護師が働く場合の職場の特徴には、子どもを持つ看護師が多い職場や人手が十分にある職場が適切です。

それぞれについて、詳しく紹介していきます。

 

子どもを持つ看護師が多い職場

妊娠・出産を経験した看護師は、妊活をしていたときの気持ちや大変だったことなど何年経っていたとしても記憶の片隅には必ず残っているため、妊活中の看護師が働きやすいのは、子供を持つ看護師が多い職場です。

子どもを持つ看護師が多く働いている職場では、相談したりアドバイスをもらったりできるため安心して働くことができるでしょう。

 

補足説明!

ポイント

子どもを持つ看護師の有無は、転職の求人には掲載されていない場合もありますが、転職会社や直接気になる職場へ問い合わせて伺ってみましょう。

 

人手が十分にある職場

妊活中の看護師は、できるだけ人手が十分にあり、勤務交代や業務の手助けをお互いにできるような職場が働きやすいと言えます。

転職の求人では、病棟であれば1人の看護師が1日何人の患者を受け持つのか、スタッフの数などをしっかりと確認しましょう。

 

ポイント!

ポイント

職場の「休日の回数」「業務内容の詳細」「看護師の平均勤続年数」等を確認することで働きやすさを知る指標となるため、妊活中の看護師は転職の際に調べてみましょう。

 

4.転職先の面接では妊活中を正直に伝える

面接で妊活中であることを正直に伝える看護師

転職先の面接では、妊活中であることを伝えることで不採用となる場合もありますが正直に伝えるべきです。

なぜなら、妊活中であることを承知の上、採用してくれた転職先では妊娠後にフォローしてもらえますが妊活中を隠した場合は、ばれた時に不信感を抱かれる可能性があるからです。

転職先の面接で、正直に妊活中と言った場合については以下の通りです。

 

妊活中で採用の場合フォローしてもらえる

例え何か所もの面接で不採用になったとしても、正直に伝えた方が自分自身も気持ち的に楽であり、転職先のスタッフにとっても有難いです。

無事に妊娠できた場合は、体力的に辛い仕事やシフトがあったとしても、妊活中であることを承知の上受け入れてくれた転職先のスタッフは、フォローして手助けしてくれることでしょう。

 

妊活中を隠すと不信感を抱かれる場合がある

転職先側としては、もし妊活していることを隠した看護師を採用してしまうと、その事実を知ったときにその看護師に不信感を抱くことがあります。

そのため、看護師の急な体調不良による休みや体力が必要な仕事のフォローに対応できない場合があるということを覚えておきましょう。

 

5.まとめ

妊活中の転職は、普通の転職とは違った様々な注意点があります。

様々な注意点に沿って、職場を選ぶということは大切ですが、妊活しながら働くことで最も大切なのは、自分の為にも一緒に働くスタッフに迷惑をかけない為にも無理をせず1人で悩まないということです。

自分の体調は、自分が1番よくわかる為、辛いときや手を貸してほしいときは周りのスタッフや上司にしっかりと伝えましょう。

どんな職場に転職するとしてもそれが1番の注意点だと言えます。

現在すでに不妊治療などを行っている看護師は、「不妊治療中の看護師が仕事を両立する4つ注意点」の記事も参考にしてみてください。


(編集・構成・管理者:亀岡さくみ

私は4年間大学病院で慢性期と急性期を経験し、その後5年間クリニック、美容クリニックに勤めました。また、空いた時間に様々な単発アルバイトも経験しました。私の経験したことを転職や就職を考えている看護師に分かりやすくお伝えできるよう努めて参ります。現在は2児の母として子育てに奮闘中です。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・保健師
年齢 ・東京都/33歳
職務経験 ・大学病院(慢性期病院・急性期病院)・クリニック・美容クリニック
診療科経験 ・手術室 ・一般外科(消化器外科、呼吸器外科) ・内科 ・皮膚科、美容皮膚科

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