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育児で短時間勤務の看護師の実情とは?うまくやっていく方法

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育児で短時間勤務の看護師の実情

育児のための短時間勤務は、仕事と家庭を両立していくためには良い制度ですが、実際に育児で短時間勤務をする看護師は、どのような苦労があり乗り越えたのでしょうか。

ここでは、私が実際に短時間正職員制度を利用して働いていたことを基に、育児で短時間勤務を行う看護師の実情について詳しく説明していきます。

1.短時間勤務すると他の看護師からどう思われている?

育児で短時間勤務をする際他のスタッフからどう思われるか考える看護師

短時間勤務制度があるからと「利用して当たり前」という考えの看護師はほとんどいないため、制度を利用している看護師も申し訳ないと思って働いている人がほとんどです。

それでは、育児のために短時間勤務制度を利用する看護師は、他のフルタイムの看護師からどのように思われているのでしょうか。

 

(1)残念だけど「楽をしている」「ずるい」と思われがち

多くのスタッフは、育児で短時間勤務している看護師に対して同じ正社員であるにもかかわらず、残業もなく時間通り終われるため負担が少なく「楽をしている」「ずるい」といった感情を持ち、特に短時間正職員の場合は余計にそう思われがちです。

 

育児経験がない・育児が終了した看護師からは理解が得られにくい

同じように育児中の看護師からは大変さが理解できるため、「楽をしている」等と思われることは少ないですが、育児経験のない若いスタッフや育児が終了した年配のスタッフからは理解が少ない場合が多いです。

 

(2)負担が増える存在と思われている場合も多い

育児のため短時間勤務制度を利用している看護師は、

  • 基本的に残業が認められない
  • 残業をしても残業代が出ない
  • 時間になるときちんと帰るように師長から促される

等のことから、残業を行うことができず残った仕事を他の看護師がこなさなければならないため、負担が増える存在と思われがちです。

 

注意点!

ポイント

短時間勤務の看護師がどんなに一生懸命働いても、負担が増える存在と思われるため、なかなか周囲の看護師からの理解が得られない状況です。

 

2.育児で短時間勤務する看護師の苦労

育児で短時間勤務し苦労する看護師

看護師が育児のため短時間勤務制度を利用する際の苦労には、どのようなものがあるのでしょうか。

以下で紹介していきます。

 

(1)1人前の仕事をしても認めてもらえない

短時間勤務の看護師が勤務時に一生懸命仕事を行い、効率よく1人前の仕事をしていても「早く帰る」「残業しない」等だけで周囲からは楽だと思われ「1人前の仕事をしている」とは周りの看護師から認めてもらえない傾向が強いです。

看護師の仕事は、人材不足で残業することが当たり前の職場が多いため、余計に1人前の仕事をしていないと思われます。

 

リーダー業務免除により周囲の目が厳しくなる

看護師のリーダー業務は、1スタッフより責任ある仕事のため精神的負担が強くなりとても大変ですが、短時間勤務では免除されるため、優先順位を考え時間内に自分の仕事をこなしていても、周囲の目は厳しくなります

 

(2)スタッフとの関係性が築けていないと理解されにくい

育児のために短時間勤務制度を利用することを周囲に理解してもらうためには、他の看護師との関係性が築けていないとより難しくなります。

特に育児休暇明けに別の病棟へ異動する場合は、周囲との関係性も築けておらず、家庭環境も同僚の看護師は知らないため、余計に理解を得ることに時間がかかります

 

(3)仕事内容に慣れていないと苦労する

短時間勤務制度を利用する看護師自身が慣れている職場・環境であるの場合は、短時間でも十分な仕事を行うことができます。

しかし、その看護師が初めての働く診療科だと分からないことも多いため、仕事もすぐにこなすことができず苦労します。

そのため、看護師が別の病棟に異動して短時間勤務を行うと非常に大変です。

 

注意点!

ポイント

分からないことが多く他の看護師に助けてもらうことが多いと短時間勤務の場合より他のスタッフへの負担が増え嫌な顔をされることがあります。

 

3.育児で短時間勤務の看護師がうまくやっていく方法

育児のため短時間勤務で上手くやっていく看護師

看護師が育児のために短時間勤務制度を利用する際に、周りの看護師とうまくやっていくためには、「低姿勢で他のスタッフに接する」「時間をより効率よく使う」ことが挙げられます

それぞれについて、以下で詳しく見ていきましょう。

 

(1)低姿勢で他のスタッフに接すること

短時間勤務は、与えられた仕事をきちんとこなしていても他の看護師に影響がないとは言い切れず、少なからず他のスタッフの負担は増えます。

そのため、看護師が短時間勤務制度を利用する際には、どの看護師に対しても低姿勢で接することが1番大切です。

  • 「迷惑をかけて申し訳ない気持ち」
  • 「時間内はできる限りの仕事を行い他のスタッフの仕事も手伝う」

という姿勢を持つことで上手くやっていけるでしょう。

 

注意点!

ポイント

育児のため、短時間勤務という制度を利用することができますが、看護師が「短時間勤務制度を利用するのは当然の権利だ」等という態度で仕事を行うと、周囲とうまくできません。

 

(2)時間をより効率よく使うこと

短時間勤務の看護師がうまくやっていくためには、周囲からの理解を得ることが必要です。

そのためには、時間を効率よく使い、優先順位を考えて時間を有効に使い無駄な時間を減らすことが大切です。

短時間勤務の看護師が同じ時間内に誰よりも仕事をこなすことで、周囲の看護師から理解を得やすくなるといえます。

 

補足説明!

ポイント

小さい仕事の積み重ねが、同じ看護師として認めてもらう1つのポイントにもなるので、一所懸命仕事をするとともに、より効率的に仕事をこなせるように考え、努力していきましょう。

 

(3)陰口を言われても割り切って仕事をすること

短時間勤務制度を利用してした場合、周囲の看護師から陰口を言われても「子どもに負担をかけないため、子どもと少しでも一緒の時間を作るために利用しているんだ」等と気にせず割り切って考えることもうまくやっていく方法の1つです。

嫌味を言われても仕事に集中する

実際に私は、年配の看護師から「今の人たちは楽でいいね。自分たちの頃は大変だった。」等と僻みを言われたこともありました。僻みを言われましたが、気にせず仕事をすることに集中しました。

 

(4)他の看護師に認めてもらえるように働きかける

他の看護師に認めてもらうように、仕事中に困っている時や忙しそうな時に自分から声をかけ手伝うことを心がけて働きましょう。

人の何倍も働くことを心がけて誰よりも多くの仕事をするように努めてみましょう。

私という看護師を認めてもらう

私のは、私の陰口を言っている看護師は分かっていたため、陰口を言う看護師を心から手伝うことで陰口を言われることが少なくなり、乗り切ることができました。

つまり、その看護師に「私という看護師」を認めてもらえるように自分から働きかけました。

 

まとめ

看護師は、残業も多くハードな仕事のため出産後に出産前と同じような働き方ができずに退職する人も多くいますが、短時間勤務を行うことで無理なく仕事を続けることができます。

看護師が育児のために短時間勤務を選択することは、「他のスタッフにも少なからず影響する」ということを十分に理解したうえで、良好な関係性が築けるように自分から働きかけることが大切です。

育児のために短時間勤務を考えている看護師は、是非参考にしてみて下さい。


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この記事を書いた人

地方の大学病院で約6年勤務し、その間妊娠・出産も経験し出産後も子どもを保育園に預けながら正社員として働いていました。その後京都に移り住み現在は子育てしながら訪問入浴・デイサービス・健診など派遣看護師として働いています。
私自身子どもを育てながら色々な勤務形態で勤務した経験があるのでママさんナース、これから結婚・出産を経験する方々に私の経験をもとに情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:看護師の実情

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この記事を書いた人:sayo
(公開日:)(編集日::2017年12月02日)

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