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小児訪問看護で働く看護師の仕事と求められるスキル

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小児訪問看護で働く看護師

在宅療養が必要な小児患者が年々増加傾向にあることを受け、最近では少しずつ小児訪問看護を専門に行う施設が増えてきました。なお、小児訪問看護では、基本的に0〜12歳位までの在宅療養が必要な小児を対象に看護を行います(中にはベビー専用の小児訪問看護ステーションもあります)。ここでは、そんな小児訪問看護で働く看護師の実際について触れていきます。

1.小児訪問看護で働く看護師の仕事

小児訪問看護のサービスを受ける患者
小児訪問看護での仕事は以下の通りです。小児訪問看護では、重症疾患を抱える小児のケアを行うと共に、児の在宅療養を支える家族への指導と精神的フォローも行うことになります。

  • バイタルチェック
  • 医療機器操作やメンテナンス方法を家族へ教える
  • 緊急時の対応を指導する
  • 療養環境の整備やアドバイスをする
  • 体位変換や入浴・洗髪・食事介助などの生活支援の方法を指導する
  • ケアをする家族の精神的なフォロー
  • 各介助などを家族と一緒に行う

上記の仕事内容からも分かるように、小児訪問看護では家族との連携・信頼関係の構築が鍵になってくるのです。
 

小児とその家族を社会から孤立させないようにする

小児訪問看護では、小児とその家族を社会から孤立させないよう常に配慮する必要があります。小児の在宅療養を担う家族は常に不安を抱えており、周囲に頼れる人も少ないのが現状です。

だからこそ、訪問看護の手を入れることで、彼等が地域でも出来るだけ安心して暮らしていけるよう全力でサポートしていく必要があるのです。

 

2.小児訪問看護で働く看護師に求められるスキル

小児訪問看護師が求められるスキルを持っている女性看護師

小児訪問看護を提供するためには以下のようなスキルが求められます。

  • 小児看護のスキル・知識
  • 対象者の心の機微を察知して信頼関係を築けるスキル
  • 患者の成長を踏まえた看護ケアを提供できるスキル

小児訪問看護では疾患を抱える小児とそれを支える家族を、身体的・精神的に支えられるスキルが必要なのです。
 

小児看護のスキル・知識

小児訪問看護では、高度な小児看護のスキル・知識が求められます。そのため、現在小児訪問看護に携わっている看護師のほとんどがNICU・GCU・小児科の経験者です。

そのため、これまで小児看護の経験がない看護師にとっては非常にハードルが高く、一般の訪問看護ステーションで小児の受け入れを断っていることが多いのもこのためです。
 

ポイント!

ポイント
小児訪問看護の現場では、かなり珍しい疾患に遭遇するケースもあり、たとえ小児看護の経験が沢山あっても戸惑うことは多いようです。

 

対象者の心の機微を察知して信頼関係を築けるスキル

小児訪問看護師は、患者の自宅といった「プライベートな空間」へ入っていき、家族と共に寄り添ったケアを行う必要があります。そのため、患者や家族の心の機微を的確に察知する能力が求められます。
 

ポイント!

ポイント

1人の人間としてきちんとしていることや、コミュニケーションなどを密に取って家族の信頼を得ることが、訪問看護を行う上では大切な鍵になります。

 

患者の成長を踏まえた看護ケアを提供できる

小児は日々成長していきます。そのため、病状の緩和・改善を中心とした大人の看護ケアとは違い、子供はもっと「将来」を踏まえた看護ケアを行うことが大切です。

時には治療や療養と並行して、社会に出ることを踏まえた教育サポートを、家族と一緒に行っていく必要があります。

 

3.小児訪問看護師のメリット・デメリット

小児訪問看護師のメリットデメリットを語る女性看護師
最後に、小児訪問看護で働く看護師のメリット・デメリットについて見ていきます。非常にやりがいがある一方で、まだまだ未開拓の分野あるからこそのデメリットもあります。
 

メリット(1):密なケアを行うことができて働きがいある

小児訪問看護の1番のメリットとして、働きがいがあるという点が挙げられます。小児患者とその家族と長く向き合って療養を支援するため、家族のような一体感を感じながら働くことができます。
 

メリット(2):病院よりも幅広い疾患に携われる可能性がある

先にも述べた通り、小児訪問看護では非常に珍しい疾患に遭遇することになるため、場合によっては病院よりも幅広い疾患に携われる可能性もあります。小児看護について新たな境地を開きたい看護師には最適な現場なのではないでしょうか。
 

デメリット(1):小児訪問看護を行っている事業所が少ない

小児訪問看護で働く場合は、小児も受け入れている一般の訪問看護ステーションで働くか、小児専門の訪問看護ステーションで働くことになりますが、いずれもまだまだ少ないのが現状です。

そのため、非常に限られた選択肢の中から働き先を選ぶことになります。
 

デメリット(2):一人で判断しなければならないストレスが大きい

小児訪問看護に限らず、訪問看護の現場では基本的に看護師が一人で判断しなければなりません。もちろん、電話で相談することくらいはできますが、責任は自分1人にかかってきますので、そうしたストレスにも耐えられる看護師でなければやっていけないでしょう。

 

まとめ

小児訪問看護で働くためには、まず総合病院の小児科やNICUなどでしっかりと経験を積むことをおすすめします。まだまだ未開拓の分野でもあるため、経験の浅い看護師では使い物にならない可能性があります。

また、訪問看護を行う事業所はまだまだ数が少ないため、求人は根気強く時間をかけて見つけていく必要があることを覚えておきましょう。


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この記事を書いた人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:訪問看護師

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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年04月28日)

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