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看護師が育児休暇中にやっておくべきこと【復帰への心構え】

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看護師が育児休暇中にやっておくべきこと

最近では、育児休暇制度や短時間正職員制度を利用し出産後も正社員として復帰する看護師も多くなっています。また、院内託児所がある病院も多く、他の職業と比べて保育園に入所できないという問題も少ないように感じます。

しかし、育児休暇後に正社員として復帰すると家庭・育児との両立で困難に感じることがたくさんある職場であることは紛れもない事実です。

私自身は、出産後1年間育児休暇を取り正社員として職場復帰しました。その時の経験を基に育児休暇後に正社員として働く際の注意点について説明します。

1.看護師が育児休暇中に準備しておくこと

赤ちゃんを抱っこする母親

育児休暇後のスムーズな復帰を果たすためには、とにかく事前準備が肝心です。

今、育児休暇中の方はぜひ以下について準備を行っておくようにしてください。

 

子どもが病気になった時の対応を考えておく

看護師の仕事はとても忙しく、子どもが病気だからといってなかなか休ましてもらえない現状があります。正社員ともなればそれはなおさらのことです。

しかし、1歳前後の子どもはまだ抵抗力が弱く、保育園に入所すると他の園児から風邪などの病気をもらったり、急に環境が変化したことからの疲れやストレスで体調をよく崩します。

このような事態は必ず遭遇しますので、そうなった場合、どのような対応をとっていくのか予め考えておけば、その場で慌てずに済みます。

 

近くに頼れる人がいなければ、職場に事情を説明しておく

保育園で子どもが熱を出せば、当然、仕事中に迎えの電話がかかってきてしまいます。

例えば近くに親戚もいなく誰も頼れる人がいない場合は、復帰前に職場にそのことを伝え急な休みや早退することを了承してもらえるように交渉することが必要です。

 

市町村が運営する病児保育の情報を集めておく

それぞれの市町村には体調不良で保育園に登園できない子どもを預かってくれる病児保育がありますので、そちらを利用するのも1つの手です。

ただ、利用方法や対象となる乳幼児はそれぞれの市町村で違うのであらかじめ調べておくようにしましょう。

 

注意点!

ポイント

病児保育も感染する疾患は預かってくれなかったり、施設によっては38.5℃以上の高熱がある場合はだめだったりと全てを看てくれるわけではありません。

 

夜勤の時の対応を考えておく

正社員として復帰するとほとんどの場合夜勤があります。育児休暇中はほとんど子どもを寝かしつけていたのは母親だと思います。

母親としか寝れないという子どもも多いでしょう。

そのため、夜勤の時に誰が子どもを看るのかを決めてその人と子どもが夜寝れるように復帰前に練習しておくと良いです。

 

家族の負担を減らすため寝る前の授乳は止める

特に母親の授乳で夜寝かしつけている子どもは、他の家族の負担を減らすためにも必ず寝る前の授乳は止めさせましょう。

 

ポイント!

ポイント

院内託児所によっては24時間対応の託児所もあるので必要な場合事前に検討しておくようにしましょう。

 

働き方や希望部署を看護部に伝えておく

復帰後の部署については病院によって考え方が違います。希望を伝えてもそれが全て叶うわけではないと思いますが、これからも仕事を継続していくためにしっかりと自分の意思表示をぜひ行ってください。

私自身、育児休暇後に全く経験したことがない小児科病棟への配属になり成人の病棟とは看護技術も全く違い出来ないことや分からないことばかりでとても苦労しました。
 

育児休暇後の正社員復帰でおすすめの部署は?

育児休暇後正社員復帰で私が考えるおすすめの部署は以下の通りです。

  • 外来(残業が難しい場合)
  • 精神科病棟
  • 皮膚科病棟
  • 育児休暇前に働いていた部署

参考にしてみてください。

 

ポイント!

ポイント

病院によっては短時間正職員制度というものもあるので、そちらを検討してみるのも良いでしょう(詳しくは「短時間正職員制度を看護師が利用するメリット・デメリット」チェックしてみてください)。

 

家事・育児の分担を考えておく

復帰後久しぶりの仕事と家事・育児との両立はとても大変です。全てを自分一人でしようと思ってもなかなかできません。

自分が体調を崩すと余計に周りに迷惑をかけるので夫や家族と家事・育児の分担についてしっかりと話し合いましょう。精神的にも体力的にも少しでも余裕のある復帰前に話し合うのが一番良いです。
 

病院内の最新情報を収集しておく

1年間休むだけで病院の取り決めや人事など色々なことが変化します。しかし、育児休暇中だとそのような情報は全然入ってきません。

そのため育児休暇中にも働いている同僚から職場のことについてや変化したことについての情報を収集しておくことがスムーズに職場に復帰することにもつながります。

 

疾患や検査について勉強をしておく

それまで当たり前にできていた看護技術も病気についての知識も産休と育児休暇中に使わないだけで忘れてしまうことがあります。また医療は日々進歩しています。

育児休暇中のブランクがあるからといって、看護師の仕事がハードなため復帰後それを全て考慮してくれるわけではありません。

実際に復帰前に復帰する部署が分かっていたらその科の主な疾患や検査について本で勉強すると良いです。

 

補足説明!

ポイント

どの部署に配属されても関わる可能性の高い心電図や人工呼吸器についても勉強しておくと役にたちます。

また、患者の急変時の対応で例えば挿管の介助の方法や心電図モニターの装着など再度確認しておくと良いです。

 

2.復帰する際の心構え

二人の女性看護師

最後、育児休暇後に正社員として復帰する際の心構えについて、簡単にご説明していきます。

 

子どもを育ててるからと自分を特別視しない

子どもを育ててるからといって自分を特別視しないことが大切です。例えば子どもが体調不良で早く帰らないといけないことがあるとそれは他のスタッフへの負担が増えることにつながります。

子どもが病気だから仕方がないという気持ちではなく、迷惑をかけてしまったという謙虚な思いをもって他のスタッフに接することが必要です。

 

スタッフ間で助け合うという気持ちを忘れずに

正社員として育児と仕事を上手に両立するためには職場の人間関係がとても重要です。スタッフ間で助け合うという気持ちを忘れずに働いてください。周囲に理解を求めることばかり考えずに、自分も何かあれば他のスタッフを助けるという気持ちを持つことが大切です。

 

保育園に預けることが可哀想という考え方をもたない

1歳前後で子どもを保育園に預けると可哀想と周囲から言われることがあります。実際に私も周囲からそのように言われて悩んだことがあります。

しかし、保育園に預けるということは決して悪いことではありません。保育園に行くことで同じ年齢の子どもたちと接することができ、刺激を受けてできることが増えるなど良いこともたくさんあります。

 

一緒に居られる時間を大切にしてあげればいい

保育園に預けるのが可哀想という思いは捨てて、朝や帰宅後など子どもと一緒に居られる時間を大切にしてあげることが一番です。

 

まとめ

育児休暇前に何年も看護師の経験があった人でも育児休暇後に育児をしながら正社員として復帰し働くことはとても大変なことです。特に初めての育児休暇だと実際の大変さがなかなか想像できません。

子どもも風邪をひいたり、母親と一緒に居られないストレスからぐずったりと自分の思うようにはなかなかすすみません。

まずは、復帰前にしっかりと夫や両親などと話し合い正社員として仕事を続けることへの理解と協力を求めることが大切です。また、職場にも希望部署や残業が難しいことなど自分の希望を事前に伝えるなど自分から働きかけることが必要です。

この記を読んで少しでも育児休暇後に正社員として復帰しようと思っている人たちの役に立てば幸いです。


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地方の大学病院で約6年勤務し、その間妊娠・出産も経験し出産後も子どもを保育園に預けながら正社員として働いていました。その後京都に移り住み現在は子育てしながら訪問入浴・デイサービス・健診など派遣看護師として働いています。
私自身子どもを育てながら色々な勤務形態で勤務した経験があるのでママさんナース、これから結婚・出産を経験する方々に私の経験をもとに情報を発信していきたいと思います。

保有資格 ・正看護師 ・保健師
出身/年齢 ・京都府/31歳
職務経験 ・大学病院(混合病棟) ・訪問入浴 ・デイサービス ・ショートステイ ・健診
診療科経験 ・脳神経外科 ・呼吸器内科 ・腎臓内科 ・放射線治療科
・皮膚科 ・麻酔科 ・血液内科 ・内分泌内科

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:看護師の実情

(公開日:)(編集日::2018年03月21日)

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