慢性期病院への看護師転職で知っておきたい10つのポイント

著作者

ゆきの

ゆきの

( 看護師 保健師 )

慢性期病院への看護師転職で知っておきたい10つのポイント

ゆきの
慢性期病院への看護師転職

「慢性期病院で働いている」と聞くと、ゆったり仕事をしている場面を想像する看護師が多いのではないでしょうか。

急性期など回転が早い職場で仕事することに疲れている看護師の中には羨ましいと感じる方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、慢性期病院は独特の空気と時間が流れており、看護師の方によっては、向き・不向きがあります。そこで今回は、看護師の仕事内容や仕事風景がより詳細にイメージできるよう、慢性期病院で働いた自身の体験をもとに紹介していきます。

1.慢性期病院の患者の特徴

慢性期病棟で働く女性看護師

慢性期病院は療養病床がある病院を指し、療養型病院とも呼ばれます。入院期間が短く、最長でも1か月前後の急性期患者がいる一般病床とは異なり、慢性期病院では入院期間が1年以上に渡ることも珍しくありません。

慢性期病院にいる患者は、急性期を脱した後病状が安定傾向にあるものの、在宅復帰が困難な状態であることから、長期にわたり経過観察や加療・治療が必要である患者になります。

 

患者層は高齢者が多い

上記で説明した理由より、患者層としては高齢者が多くみられます

急性期病院などの場合、入院患者の年齢層も幅広く若い方もおり、身体の回復も早くそのまま在宅・社会復帰できる場合がほとんどです。

 

ポイント!

ポイント

高齢者は廃用症候群の併発やその他後遺症により在宅へ戻ることが困難な状況になることが多いため、必然的に高齢者の患者層に偏りが生じます。

 

2.慢性期病院で働く看護師の仕事内容

慢性期病棟で働く看護師の仕事内容を紹介する女性看護師

長期的に治療・看護が必要な高齢者が多く入院する慢性期病院での看護師の仕事内容は以下の通りです。

  • バイタルチェック
  • 褥瘡処置
  • 経管栄養のケア
  • 採血・点滴
  • 痰吸引・口腔ケア
  • 食事介助・入浴介助
  • 陰部洗浄・オムツ交換・体位交換

詳しい仕事内容をご紹介いたします。

 

バイタルチェック

バイタルチェックは状態変化がないか確認・観察のために当然行いますが、慢性期の患者は状態の変化はほとんどなく平行線です。

そのため、患者によっては1日1回から週に1回の検温に変更になる場合もあり、その場その場で患者の状態に合わせて臨機応変していくかたちとなります。

 

高齢者が多いため観察能力・判断能力は必要

高齢者が多いため、痰の嚥下等により肺炎を起こし突然発熱することもあるため、気を抜くことはできません。しっかりとした観察能力・判断能力が求められます。

 

褥瘡処置

慢性期では急性期ほど積極的なリハビリを行いません。今の状態を可能な限り維持することが目的のリハビリとなります。

そのため、寝たきりとなっている高齢患者が多く、乾燥や浮腫などの皮膚要因、拘縮や体動制限、食が細いことによる栄養不足等身体的要因など様々なものが重なり合い、褥瘡が発生してしまう患者が多いため、看護師は褥瘡処置をしなければなりません。

 

褥瘡を予防し悪化させない対応も看護師の仕事

褥瘡を予防し悪化させないためには、看護師の観察・臨機応変な対応が重要となります。褥瘡好発部位等に発赤を発見した場合は、医師に報告した後指示を仰ぎ適切な処置を行います。

 

経管栄養のケア

意識レベルの低下や嚥下障害のため自己で摂食できず、マーゲンチューブやPEGを使用して経管栄養法を行っている患者もいます。そのため、PEGの消毒や定期的なマーゲンチューブの交換や接触部位に発赤が生じないための固定テープの貼り換が必要です。

また、経管栄養法を使用していると、マーゲンチューブの詰まりやテープ固定による皮膚トラブルをはじめ、PEGを使用するために開けた穴であろう孔部発赤などのトラブルも起こるため、それに対する対応や処置を行わなければなりません。

 

ポイント!

ポイント

マーゲンチューブは消毒・詰まり防止のために経管栄養注入後に白湯を流しますが、それでも詰まりが生じることもあるため、状況に応じて適宜交換しなければなりません。

 

採血・点滴

定期的なものから、必要時に応じての採血・点滴があります。患者は高齢の方が多いため、血管も細く脆いことから点滴に使用できる血管がない場合がほとんどです。

そのため、24Gの針での細い血管を確保・翼状針を使用しての点滴・膝の血管を使用しての点滴など、様々な穿刺技術や留置針の固定法で採血や点滴を行います

 

ポイント!

ポイント

ブドウ糖を点滴している患者はさらに血管の持ちが悪いため、頻繁に刺し替えを行うことになりますが、使用できる血管がなくなると医師が皮下での点滴を行う決断をすることもあります。

 

痰吸引・口腔ケア

自己喀痰・排痰ができない患者は口腔内に貯留する唾液も飲み込むことができません。放っておくと誤嚥性肺炎や窒息を起こす可能性があるため、定期的な吸引が必要となります。

 

経管栄養中の吸引について

経管栄養を開始すると口腔内の唾液が増加しますが、経管栄養中に吸引をすると嘔吐誘発の原因になるため経管栄養開始前にも吸引する必要があります。

 

入念な口腔ケアは必要不可欠

唾液には口腔内を洗浄する機能がありますが、経管栄養法を行っている患者は唾液の分泌量が減少し、口腔内に菌が繁殖しやすい状態にいます。

悪化すると舌苔やカビが発生します。菌が口腔内に繁殖すると誤嚥性肺炎の引き金にもなるので、入念な口腔ケアは欠かすことができません。この理由から、経管栄養を行っている場合は、口腔ケアもとても重要な看護師の仕事です。

 

食事介助・入浴介助

自己のみにて摂食行うのが困難な患者もいますが、経口摂取は可能であるため食事介助が必要です。

また、入浴介助も看護師の仕事になります。入浴後の褥瘡の処置やろう孔部のケア、拘縮の強い患者の入浴介助が仕事内容です。

 

ポイント!

ポイント

食事介助が必要な患者が多い場合は看護者側の人数が足りず、看護師1人で1部屋食事介助することもあります。誤嚥の可能性もあるため、目を離すことができません。そのため、患者の食事の際は時間に追われることもります。

 

陰部洗浄・オムツ交換・体位交換

自己にてトイレにいくことができない患者がほとんどであるため、必然的に陰部洗浄・オムツ交換を数多くこなすことになります。

事前に患者の排便状況を確認し、排便がない場合は陰部洗浄時に摘便も行います。オムツ交換時は褥瘡の処置も行い、その後褥瘡予防のために体位交換を行い、除圧を図ります。

 

ポイント!

ポイント

オムツ使用の患者が多いため、この時間帯は体力と時間の勝負です。オムツ交換に追われて他の業務がおしてしまうことも多々あるため、その後の時間配分が難しいこともあります。

 

3.慢性期病院で働く看護師の1日のスケジュール

慢性期病棟で働く看護師の1日のスケジュール

上記の仕事内容をみると大変だと感じてしまうかもしれません。確かに体力勝負な面が多く、受け持ち患者によっては業務に追われる日もあります。しかし、急性期病院のように緊急性の高い出来事や、突然の入院受け入れなどはほとんどありません。

ここでは、慢性期病院で働く日勤看護師の1日のスケジュールをおおまかに紹介します。

時間 仕事内容
8:30 夜勤からの申し送りを受ける
8:50~10:00 ・オムツ交換
・陰部洗浄
・褥瘡処置
・体位交換
10:00~11:00 ・バイタルチェック
・処置
・痰吸引
・固定テープの交換など
(各自空いた時間に進める)
11:30~12:00 ・痰吸引後に経管栄養の準備
・食前分の与薬
12:00~13:00 ・ 経管栄養開始
・食事介助
13:00~14:00 看護師昼食休憩
14:00~15:00 ・ バイタルチェック
(必要な患者のみ)
・点滴まわり
15:00~16:00 ・ 口腔ケア
・痰吸引
16:00~16:30 看護記録
16:30~16:45 夜勤者へ申し送り
17:00 勤務終了

1日のスケジュールはいかがでしたでしょうか。上記の業務はある程度自分のペースで行うことができますし、1日の計画も立てやすいことが特徴です。

4.慢性期病院で働く看護師に求められるスキル

慢性期病院で働く看護師に求められるスキル慢性期病院で働くにはどのようなスキルが必要になってくるのか、確認していきましょう。慢性期病院で働く看護師に最も求められるスキルは以下の通りです。

  • 観察能力
  • 看護師としての協調性

もちろん、褥瘡処置や口腔ケアなど毎日様々な業務を行うため、それらに関する知識や技術をはじめ、穿刺、緊急時の対応力などのスキルも大切です。

しかし、慢性期病院にいる患者の特徴を考慮すると、先ほど挙げた2つが最も求められるスキルではないでしょうか。その理由を詳しく紹介していきます。

 

非言語的コミュニケーション能力と高い観察能力

慢性期病院の患者は高齢者が多いことから、認知症や寝たきりであることがほとんどです。そのため、身体状況などの何かしら変化があった場合でも患者が自ら症状を正確に訴えることが難しい状況にあります。

普段から各患者の状態を観察・把握しておくことが重要です。患者の些細な表情や行動の変化に気付くことができないと、対応が後手にまわり症状が悪化してしまう可能性もあります。

これ以上状態を悪化させないためにも表情や行動などの非言語的コミュニケーションを通し、日ごろから観察し、ひとりひとり丁寧な関わりをもつスキルが大切です。

 

ポイント!

ポイント

慢性期病院は入院期間が長いことから、会話が可能な患者と言語的コミュニケーションにて円滑な人間関係を図るスキルも必要となります。

 

他スタッフとの連携や協調性

看護助手の数が多く、双方の関係性も対等であることが慢性期病棟の特徴です。急性期病院では助手が少なく看護師中心に業務がまわると思いますが、慢性期病院では看護助手の存在が欠かせません。

オムツ交換や体位交換など身体的負担が大きい業務は看護助手と行うことがほとんどであり、シーツ交換など他の業務も看護助手が行ってくれることもあります。

そのため、看護師としてのプライドをもって看護助手に接してしまうと、業務の効率も悪くなります。対等な関係であることを念頭に置き、しっかり連携を図ることが大切です。

 

5.慢性期病院で働く看護師の平均年収・平均給与

慢性期病院で働く看護師の平均年収・平均給与

忙しく新しいことを学び続けていかなければならないことで知られている急性期病院と比べて、慢性期病院は、給料があまり変わらないということから、転職先として人気が高いです。

ただし、慢性期病院は急性期病院と比較して残業時間が少ないため、残業手当の分だけ少なくなってしまいます。

 

慢性期病院で働く看護師の給与について

慢性期病院で働く看護師の具体的な平均年収はどのくらいかと言うと、一般的には420万円から480万円程となっています。平均月収は、30万円から35万円ほどで、平均的なボーナスの金額は月収の3.5~4ヶ月分です。(病院・地域によって異なります。

看護師の年収に関しては「看護師年収と給与」を確認してください。

 

残業が少ない場合が多いため残業手当は減る

慢性期病院の場合は、残業がほとんどない部病院が多いので、残業代も当然出ません。そのため、急性期病院に比べると手取りは少し下がりますが、残業がほとんどない環境を選ぶのか、忙しくて残業が多いけれども手取りでのお給料が多くもらえる急性期病院を選ぶのか、ということになってきます。

 

6.慢性期病院への看護師の転職メリット

慢性期病棟で働くメリットを紹介する女性看護師

身体的負担が大きい慢性期病院の看護師ですが、働く上で様々なメリットもあります。メリットとしては、以下が挙げられます。

 

残業が少なく定時帰宅できる

「急性期病院を離れてゆっくり働きたい」「自分の時間を確保したい」と考えている看護師や育児など家庭の事情で残業が難しい看護師にはぴったりな職場です。

慢性期病院に入院している患者は急性期を脱した後であるため、比較的状態が安定しており、変化もほとんどありません。

 

ポイント!

ポイント

緊急の入院やトランスもないため、残業につながる業務自体がなく定時上がりが可能です。

 

患者と深く関わることができる

急性期病院のように患者の回転が早いわけではなく、同患者が1年以上入院していることがよくあります。また、施設へ退院後に発熱等何かしらの理由で再入院することも少なくありません。

そのため、患者と長期に渡りじっくり関わりを持ちながら経過を見守ることもできます。これにより看護計画も各患者としっかり向き合った上で、患者にあったプランを組むことも可能となります。

ひとりひとりと向き合うことで観察能力も向上するので、急性期とはまた違った方法で観察能力を伸ばすことへつながります

 

即戦力として業務に従事できる

慢性期病院では急性期病院のように目まぐるしい変化はなく、仕事内容はほぼ毎日同じでルーティン業務のため、急性期病院などで一通り経験をつんでから慢性期病院へ就職すると、即戦力として重宝されます。

そのため、ある程度の経験があれば新しく覚える仕事内容も少ないため、業務の流れを覚えると即戦力としてバリバリ働くことができます。

 

ポイント!

ポイント

覚えやすい仕事内容であるため、指導をしっかりしてもらえる病院であれば、新人看護師でも働きやすい職場なのではないでしょうか。

 

家庭と仕事を両立しやすい

慢性期病院に入院している患者は病状が比較的落ち着いている人が多く、職場の雰囲気も比較的穏やかでゆったりしているところも多いです。既婚者であることや育児中でなかなか夜勤や残業ができない、という看護師にはぴったりと言えます。

仕事を続けたくても家庭の事情があり、夜勤や残業が難しくなってくると看護師という仕事は続けづらいことも多いです。そのため、家庭と仕事の両立をしやすい、という意味では慢性期病院は良い転職先だと言えます。

 

7.慢性期病院への看護師の転職デメリット

慢性期病棟で働くデメリットを紹介する女性看護師

慢性期病院で働く看護師のデメリットとして挙げられるのは以下3つがあります。こちらも詳しく紹介していきます。

 

医療技術が身に付きにくい

急性期病院では、急変に当たる確率も高く患者の回転も早いため、様々な疾患に触れながら幅広い医療的処置を学ぶことができます。

しかし、慢性期病院では患者自身ほとんど変化がなく、オムツ交換や入浴介助食事介助が中心となってしまうため、医療的処置を行う機会がほとんどありません

褥瘡処置やPEGのケアなど身に付けることはできますが、身に付けることができる医療的処置が限定されがちです。そのため、他一般病院に転職した際に苦労することになります。

 

看護師ひとりひとりの負担が大きい

一般病院よりも看護師1人に割り当てられる患者数が多く介助業務も多いため、看護師ひとりひとりの負担が大きくなりがちです。

そのため、体力面で厳しく、勤務する病院やその日のメンバーによっては激務になることもあります。慢性期病院で急変が少ないからといって、必ずしもゆっくり働ける環境にあるわけではありません。

 

ルーティン業務である

急性期病院のように毎日めまぐるしく変化していくことがありません。慢性期病院では、曜日により業務内容は異なるものの大まかな流れは毎日変わらず、流れを覚えてしまえばルーティン業務になり

ルーティン業務が苦手な看護師には向かない職場となります。

 

8.慢性期病院で働く看護師が楽しかったこと・辛かったこと

慢性期病棟で働く楽しさと辛さを紹介する女性看護師

実際に慢性期病院で働く看護師が、仕事を行う上で楽しかったこと・辛かったことを経験に基づきご紹介いたします。

 

慢性期病院で働く看護師が楽しかったこと

意識レベルがほとんど回復せず、寝たきりとなっている患者の表情の変化がわかるようになってきた時期が楽しかった時期として印象に残っています。

表情といっても顔の表情自体はあまり変わりません。「やや紅潮があるな」「体熱感がある」「やや発汗量が多い」など普段の状態と比較し、早期に対応できるようになったことが嬉しかったです。慢性期病院で長期に渡って患者と関わることで得られた経験でした。

 

慢性期病院で働く看護師が辛かったこと

急性期で元気だった患者が寝たきりになって慢性期に移ってきた時がとても辛く感じました。意識レベルも清明で、ポータブルトイレにて自己排泄できるほどのADLだったのですが、脳梗塞を発症し、慢性期に来た時は寝たきりで拘縮も強く、会話もままなりませんでした。

ただ目を開き呼吸を繰り返すのみで、その姿が目に焼き付いて未だに忘れることができません。

 

9.慢性期病院の看護師の転職注意点

慢性期病院の看護師の転職注意点

看護師が慢性期病院へ転職する際に注意すべき点はなんでしょう。

  • 具体的な業務内容を確認しておく
  • 患者さんと円滑なコミュニケーションをとる必要がある
  • 中途採用を積極的に行っている

 

具体的な業務内容を確認しておく

慢性期病院に転職を考える時に注意したいのが、慢性期病院では具体的にどういった業務を行っているのか、ということについてしっかり把握する必要があるということです。慢性期病院というくくりであっても、病院ごとに看護師が普段行っている業務は大きく異なっている場合が少なくないのです。

たとえば、介護士も勤務しているような病院では、介護関係の業務は介護士が行ってくれますから、看護師の負担は小さくなります。ところが、看護師と介護士の間で仕事をどう分担するのか、ということで摩擦が起きるケースもあるのです。一方、看護師が看護だけでなく介護の業務も行っている病院の場合、そのようなストレスはなくなりますが、体力的には大きな負担があります。

このようなところも含め、どのような病院でどういった仕事をどの程度まで担当するのか、ということを把握しておくことは、仕事にスムーズに慣れるのに重要になってくるのです。

 

患者さんと円滑なコミュニケーションをとる必要がある

それ以外にも、慢性期病院では時に高齢の患者さんの割合が多いところもあり、1年以上の入院になる患者さんも少なくないので、こういった患者さんと円滑な人間関係を築けるかどうかというのは、とても大事になってきます。しかし、会話がうまくできないという人も多いので、コミュニケーションを取るのに苦労する場合もあるのです。

そのため、慢性期病院の看護師は、患者さんのその日の感情や体調の変化をしっかりと観察できるような力が求められることも多くなります。

 

中途採用を積極的に行っている

慢性期病院ではある程度急性期病院などで経験を積んでいる看護師が転職してくることが多く、積極的に中途採用を行っているという特徴があります。

 

10.慢性期病院の看護師求人の探し方

慢性期病院の看護師求人の探し方慢性期病院の求人情報を探す時、重要視するべきポイントとして、その病院の看護の方針や質がどのようなものか、ということがあります。最近では減っていますが、慢性期病院の中には患者さんが寝たきりなら寝かせたまま、現状維持で良い、というところも少なくありませんでした。

 

病院の看護方針と看護の質について確認する

どういったリハビリをどの程度行っていて、自宅復帰することを目指している患者さんがいるかどうかなど、きちんと把握しておいた方が良いのです。また、看護計画をきちんと立てているのか、立てているのであればどの程度実践しているのか、ということも転職前に確認できるとなお良いでしょう。

 

病床の種類を調べておく

また、慢性期病院で主となっている療養病床というのは、介護療養病床と医療療養病床に分かれているのですが、2018年3月までに介護療養病床が廃止になるということが決まっています。

つまり、介護療養病床に入院している患者さんは居宅介護サービスを利用し自宅に戻るか、介護施設や医療療養病床へ転院することになります。それまで介護療養病床を持っていた病院は、新型老健と変わることになっているので、慢性期病院にせっかく転職したはずが、その病院が介護施設になってしまう、ということがありえるのです。

ですから、その慢性期病院がどちらの病床なのか、きちんと調べておかなければなりません。どんな項目においても、事前の詳細な確認を怠らないということが、転職を成功させるためにはとても大切なことと言えます。

 

まとめ

慢性期病院では急性期病院ほどの慌ただしさはないものも給料は同程度であるため、急性期での仕事に疲れた看護師や仕事と家庭を両立する必要のある看護師が大勢働いています。また、慢性期病院では中途採用を積極的に行っているため、中途の看護師にとっては働きやすい環境が整っているところが多いです。

しかしその一方で、中途だからと何も教えてくれない病院もありますから、過ってそういった病院に転職することのないよう、事前にその病院の評判については出来る限り情報収集しておくようにしましょう。

また、業務に慣れてしまうとマンネリ化してしまいがちな分野ですが、褥瘡や皮膚・排泄ケアに関してスキルアップを目指せる職場でもあり、患者ひとりひとりと長期的に向き合いながら、経過をじっくり見つつ看護計画を立案していくことも可能です。

自分自身を取り巻く環境など様々な面を踏まえた上で、慢性期病院で働くことも視野に入れてください。


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はじめまして。急性期病棟・慢性期病棟を経て、回復リハビリテーション病棟、人工透析外来を経験しました。現在は、現場を離れて在宅ライターとして過ごしています。ひよっこなので、新人のころの気持ちもまだまだ忘れていません。それを活かして、新人看護師さんに関する記事や自分の体験を書いていけたらと思っています。よろしくお願いします。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:病院・施設形態別の転職

(公開日:)(編集日::2018年02月15日)

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