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慢性心不全看護認定看護師の資格取得方法5つのポイント

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慢性心不全看護認定看護師について知っておきたい5つのポイント

生活習慣病のひとつである慢性心不全は、幅広い年代に発症しますが特に高齢者に多い疾患であり、高齢化社会になるにつれて今後も増えていくことが予想されます

ここでは慢性心不全看護認定看護師の資格取得あたり、知っておいてほしいポイントをまとめています。現在、資格取得について検討中の方はぜひ一読ください。

【慢性心不全看護認定看護師の資格取得条件】

●日本国の看護師免許を保有している
●実務経験が通算5年以上あること
●通算3年以上、心不全患者の多い病棟での看護実績を有すること(その間、外来、在宅ケア部門での看護実績を含んでよい)
●心不全の増悪期から回復期にある患者の看護を5例以上担当した実績を有すること
●現在、心不全患者の多い病棟或いは外来、在宅ケア部門で勤務していることが望ましい
●日本看護協会が認定している認定看護師教育課程を修了(6ヶ月・615時間以上)
●認定審査(筆記試験)に合格
●認定看護師認定証交付・登録
●資格取得後は、5年毎に更新(書類審査)

参照サイト:日本看護協会:資格認定制度「認定看護師」より

 

【認定看護師資格取得にかかる最低限の費用】

入試検定料 約5万円
入学金 約5万円
授業料 約70万円
実習費 約10万円
認定審査費用 約5万円
認定費用 約5万円
 合計約100万円

※ここに記載してある費用に加え、無給となる6ヶ月間の生活費用も考慮する必要があります。
認定看護師を目指す看護師の方は「認定看護師支援がある病院への看護師転職で知りたい6つのポイント」を確認してください。

 

1.慢性心不全看護認定看護師とは

慢性心不全看護認定看護師

慢性心不全看護認定看護師とは、慢性心不全患者に対して心不全の発症を抑えるために、状態のモニタリングを行ったり、生活習慣の指導を行う慢性心不全看護のスペシャリストです。

患者さん自らが生活習慣を改善し、セルフケアを行うことが重要な疾患であるため、その指導を行う看護師にも専門的な知識が必要であるということで、2012年から新しく認定看護師の専門分野に加わりました。

非常に新しい資格であることから、これまでの合格者数を累計しても絶対数が少なく、まだまだ不足している状態だと言えます。

 

病内での慢性心不全看護認定看護師の活動レポート

慢性心不全看護認定看護師と一緒に仕事を行ったことがある現役看護師にレポートを行ってもらっています。

少しでも現場の雰囲気や役割などをつかんでください。

 

外来受診の際に看護面談を患者と行っていた

慢性心不全は在宅での管理がとても重要になるため、外来受診のときに医師の診察だけではなく、慢性心不全認定看護師が看護面談を行い、日常生活の変化や患者の思いを聞いて、患者が正しく安全に治療を継続できるようなサポートを行っています。

また、治療について意思決定を行うときには、インフォームドコンセントに同席したり、その後のフォローを行ったりしており、その患者の治療の初診から在宅まで継続的に関わり続けているため、一度付き合い始めるとその患者とは長い付き合いになります。

女性看護師POLA Beさん(東京都/33歳)

 

2.慢性心不全看護認定看護師が職場で期待される役割

慢性心不全看護職場期待

心不全を予防しなければならない患者さんにとっては、禁煙や塩分を控えた食事、運動の制限など、我慢することが多くなります。そのため、患者教育を行う看護師の接し方によっては反感を買ってしまったり、必要な制限をしてくれなかったりして難しいところも多いのが現状です。

慢性心不全認定看護師は、そういったケースにも対応できるスキルを習得しているので、心不全の患者にたいして適切な患者教育を行うことがでます。そして、そのスキルを他の看護師にも伝授してき、看護師全体のスキルアップを行っていくことが最も期待されている役割であると言えます。

 

3.慢性心不全看護認定看護師に必要な資質

慢性心不全看護認定看護師資質

それでは次に、まだまだ目新しい慢性心不全看護認定看護師には、どのような資質が求められているのかを見ていきましょう。

 

必要な資質①コミュニケーションスキル

慢性心不全認定看護師に向いているのは、まずコミュニケーションスキルの高い人です。慢性心不全の治療にはいろいろありますが、塩分や運動を控えるなどの生活習慣の指導も重要になります。かといって、厳しく制限するばかりでは、患者さんが生活習慣の改善に取り組もうとする意欲も失ってしまいますから、患者さんの気持ちを考えながらコミュニケーションを取ることが大切なのです。

 

必要な資質②明るい性格

慢性心不全になると、タバコや運動など日常生活で控えるべきものが多くなりますし、食事も好きなものを好きなだけというわけにはいかなくなります。患者さんとしては、我慢を強いられることになるのですが、そんな状況でも前向きに治療に取り組めえるように、明るい看護師のほうが喜ばれるでしょう。もちろん患者さんにもよるので、相手に合せた対応が必要です。

 

4.慢性心不全看護認定看護師のメリット

慢性心不全認定看護師メリット

慢性心不全看護認定看護師になる最大のメリットは循環器の看護を極められることです。

循環器を極めておけば、どこの科に行っても応用が利きますし必ず重宝される存在になります。結果的に看護師としての将来性を広めることになるのは間違いないでしょう。

 

5.慢性心不全看護認定看護師の将来性

慢性心不全看護認定看護師将来性

慢性心不全など循環器系の疾患に強い看護師はもともと需要が高いこともあって、特に求人を行っていない場合でも、慢性心不全看護認定看護師の有資格者が応募した場合、採用になるケースも多いです。それくらいニーズの高い資格であり、しかも不足している状況が続きますから、将来性という点でも申し分ありません。

 

まとめ

全国的に見ても、まだ慢性心不全看護認定看護師の人数は少ないため、たいてい自分が勤める病院では唯一の慢性心不全認定看護師となるでしょう。そのため、精神的にも体力的にも負担は大きいかもしれませんが、確実にやりがいはある仕事です。もちろん簡単に取得できる資格ではありませんが、循環器看護が好きなのであればぜひ資格取得を目指すことをオススメします。

認定看護師を目指す看護師の方は「認定看護師支援がある病院への看護師転職で知りたい6つのポイント」を確認してください。


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この記事を書いた人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:認定看護師の資格

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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年11月21日)

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