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耳鼻咽喉科クリニックの特徴と看護師の仕事内容について

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耳鼻科 看護師

耳鼻咽喉科クリニックには、名前の通り「耳・鼻・喉」に関する症状がある患者が訪れてきます。風邪症状時には、鼻やのどに症状が出るので風邪を引いている患者も多く来院されます。

耳鼻咽喉科クリニックは他のクリニックと比較すると小児の患者が多く、覚えることも多いです。ただし、仕事内容自体は単調なものが多いため最初の2~3ヶ月で頑張って身体に仕事を覚え込ませてしまえば、それ以降は楽に働くことができます。

このページでは、耳鼻咽喉科クリニックの特徴や実際の仕事内容について紹介していきます。

【目次】
1.耳鼻咽喉科クリニックの特徴
(1):花粉症の時期が最も忙しい
(2):せっかちで短気な医師が多い
(3):日帰り手術を行うクリニックもある
2.耳鼻咽喉科クリニックで働く看護師の仕事内容
(1):診察に必要な物品の準備と洗浄
(2):医師の診察の介助
(3):小さな子供への治療説明
(4):聴力検査・重心検査の実施
(5):採血・注射の処置
(6):内視鏡治療の介助
(7):レントゲン撮影の介助
(8):レーザー介助
(9):日帰り手術の介助
まとめ

1.耳鼻咽喉科クリニックの特徴

耳鼻科のクリニックにくる患者の特徴

耳鼻咽喉科クリニックでは小児患者が多いのが特徴ですが、もちろん成人や老年の患者も訪れます。訪れる患者の疾患・症状としては咽頭炎・めまい・中耳炎・声帯の炎症・突発性難聴・アレルギー症状(花粉症など)が代表的なものです。

 

花粉症の時期が最も忙しい

耳鼻咽喉科クリニックが最も忙しくなるのは花粉症の時期です。通年を通し、この時期が1番患者の数が多いです。ただし、毎年通院されている患者も多く、そういった患者は大きく薬の内容が変わるわけではないので、1人1人の診療時間はそこまで長くなりません。

なお、初診の花粉症患者に対しては、どのようなアレルギーを持っているのか採血をして調べることになります。

 

せっかちで短気な医師が多い

耳鼻咽喉科クリニックは小児患者が多いため優しくて穏やかな医師が多そうですが、実際のところはせっかちで短気な医師が多いです。

耳鼻咽喉科クリニックでは、毎日大勢の患者をさばかなければならないため、せっかちで短期になってしまうのも無理はないのかもしれません。しかし一緒に働く看護師にとっては、せっかちで短気な医師の性格がストレスになってしまうこともあります。

 

日帰り手術を行うクリニックもある

耳鼻咽喉科クリニックでは、鼻づまりを改善させる「鼻中隔矯正術」や、鼓膜の穴を塞ぐ「鼓膜形成術」などの日帰り手術を行っているところもあります。こういった耳鼻咽喉科クリニックで働く看護師には、手術看護師としての役割も求められるため、当然覚えることも多くなります。

 

2.耳鼻咽喉科クリニックで働く看護師の仕事内容

耳鼻科のクリニックでの看護仕事について
耳鼻咽喉科クリニックで働く看護師の主な仕事内容は以下の通りです。

  • 診察に必要な物品の準備
  • 医師の診察の介助
  • 小さな子供への治療説明
  • 聴力検査の実施
  • 採血・注射の処置
  • 内視鏡治療の介助
  • レントゲン撮影の介助
  • レーザー介助
  • 日帰り手術の介助

このように、耳鼻咽喉科クリニックの看護師の仕事は多岐に渡ることが分かります。また、耳鼻咽喉科クリニックでは小児患者が多いため、安全に治療を行えるよう配慮するのも仕事を遂行していく上で重要なポイントです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

診察に必要な物品の準備と洗浄

診察に必要な物品の準備・器具の洗浄も看護師の仕事です。耳鼻咽喉科クリニックにおいての必要な準備は以下のとおりです。

  • 綿球を消毒液にひたす
  • 耳用・鼻用の綿棒をつくる
  • ネブライザーなどのセッティング
  • 足りない薬剤などの補充
  • 鼻鏡・耳鏡・吸引管などの洗浄、消毒

器具の洗浄に関しては、ひとつひとつ洗浄したのち、それぞれに合わせて消毒液に浸したり、煮沸にかけたり、滅菌を行います。

 

医師の診察の介助

医師が診察を行う間、看護師は側で介助を行います。処置台から必要な物品を手渡したり、暴れる子供をなだめさせたりと、スムーズに診察が行われるようサポートしていきます。時には安全面を考え、保護者と協力しながら子供を少し抑えつけるようなこともあります。

 

ポイント!

ポイント

保護者の中には泣きわめく子供をかわいそうに思い、手や足を握る力が弱くなってしまうことがあります。その場合は、暴れて動いてしまうと安全に処置が行えない旨を説明し、上手に抱っこするコツをお話ししましょう。

 

小さな子供への治療説明

たとえどんなに小さな子供であっても必ず彼等にも分かるような言葉で治療を行うことが大前提です。これから行われる処置や治療をまず本人に、それからご家族に説明します。

 

説明を丁寧にしてあげることで信頼関係が築ける

説明を丁寧にすることで病院や医師・看護師に対する恐怖心や不信感は軽減されるため、その後の治療や検査をスムーズに行うことができます。また、必要な治療や処置であることが理解できれば、子どもとの信頼関係を構築することができます。

 

聴力検査・重心検査の実施

耳鼻咽喉科クリニックでは、聴力検査も看護師が行います。実際の検査方法や使用する器具はクリニックによって異なるため、必要に応じて聴力検査に使用する器具の使用方法を覚えることになります。

 

ポイント!

ポイント

聴力検査は子供や高齢者だと理解が難しいこともあるので、わかりやすい説明を心掛けます。重心検査時はふらつきを訴えている患者が多いので、検査時に転倒の危険がないか見守ります。

 

採血・注射の処置

耳鼻咽喉科クリニックでは、採血や注射(点滴)を行う機会が多いです。採血は、患者のアレルゲン特定・貧血・感染症がないかを調べるため、注射(点滴)は突発性難聴や顔面神経麻痺の治療のためにステロイド剤を使用して行われることが多いです。

症状の程度によっては、総合病院を紹介する時もありますが、数日の点滴治療等で症状の改善が見込める方に関しては、通院の説明をします。

 

内視鏡治療の介助

耳鼻咽喉科クリニックにおいては声帯や粘膜の状態、ポリープの有無などの判断をする際に内視鏡を使用するため、看護師は必要時、内視鏡治療の準備・介助・片付けをします。

痛がる患者には事前にキシロカインなどをスプレーすることもありますが、ほとんどの場合スムーズに行えます。

 

ポイント!

ポイント

耳鼻咽喉科クリニックは内視鏡治療が多いため、転職する際は内視鏡に関する最低限の知識はおさえておくことをおすすめします。

 

レントゲン撮影の介助

耳鼻咽喉科クリニックでは、副鼻腔炎などの診断をする際にレントゲン撮影が必要になります。技師がいない小さいクリニックだと医師が撮影のボタンを押しますが、撮影前の患者の位置の設定は看護師が行います

レントゲン撮影に必要なコンピューターの設定入力・患者をレントゲン室に案内しポージングの説明をします。また、CTも撮影できる機械の場合、レントゲンと同じように撮影ボタンを押す手前までの患者のセットを看護師で行っています。

 

レーザー介助

鼻の粘膜を焼いて鼻づまりを改善させるのがレーザーの介助です。看護師はレーザー介助の際、以下のような仕事をします。

  • 痛みを緩和させるための麻酔準備
  • レーザー機械に異常がないか確認後、機械を医師に渡す
  • 施術が終われば医師からレーザーを受けとり、片付け

レーザー自体は2~3分で終わります

 

日帰り手術の介助

最近では日帰り手術を行う耳鼻科クリニックが増えてきており、そういったクリニックで働く場合は手術の介助も行うことになります。手術の介助につくためには沢山覚えなければならないことがあります。ただし、総合病院とは違い扱う疾患は限られているため、慣れてしまえばそこまで苦労することはないはずです。

 

まとめ

耳鼻咽喉科クリニックは、地域の中核となる医療を支えている大切な医療機関です。

総合病院と比べて福利厚生の面では少し十分ではない部分もあるかもしれませんが、耳鼻咽喉科クリニックは専門的なスキルも学べるので、転職を考えている看護師は候補の1つとして考えみてください。

転職先を見つける際に注意してほしいことは、耳鼻咽喉科クリニックによって特化している疾患や治療が違ってくると言うことです。

特徴が違えば仕事内容・仕事量・習得しなければならない知識量が変わってきますので、納得のいく耳鼻咽喉科クリニックで働くためにはしっかり事前のリサーチをすることをお勧めします。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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20代後半現役看護師です。総合病院からの転職を経て、現在はクリニックで働いています。働きやすい職場や、看護師としての仕事のやりがいについて私自身悩んだり考えたりしながら仕事をしています。
周りの看護師友人からも、転職や職場の状況について話を聞くことも多いです。私の今までの経験や情報が、同じように悩んだりされている方のお役に立てたらいいなと思っています。


カテゴリー:クリニック


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この記事を書いた人:ぴぴぴ
(公開日:)(編集日::2017年07月27日)

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