著作者

ZERO

執筆:准看護師

ZERO

( 准看護師 )

クリニックで働く看護師が業務をスムーズに行う為に心がけたい4つの事

公開:、更新:2018年03月21日
看護師 クリニック

クリニックでは治療に通ったり、初診、内服処方など色々な患者さんが来院するので意外と忙しい現場です。限られた時間内で適切な看護業務を行う為の心がけをまとめていきたいと思います。クリニックでの転職をお考えの方は是非参考にしてみて下さい。

1.先生といかに連携が取れるかが大切

先生との連携が出来るようにしましょう。

クリニックでの診察中、先生が何をやっているか、次に必要になる物はなにか常に把握しましょう。

 

先生の行動を予測し先回りしよう

少し離れた場所から物を取りたいとき、けれど見つからなかったり。そんな時はいち早く看護師が渡せるようになると良いです。創部の処置介助も同様です。先生の行動を予測し何が必要か、自分がどうすれば患者に負担をかけずにすむのかを考えます。限られた時間内で少しでも患者さんの待ち時間を少なくする為には、数秒数分が大変貴重なものになってきます。

 

2.患者さんの情報収集は焦らず素早く行おう

患者さんの情報収集は素早く

クリニックでは1人の診察が終わったらすぐに次の患者さんが来るため、対応出来る時間がとても短いです。

 

短い時間の中でも落ち着いて対応しよう

定期的に内服や処置に通う患者さんは経過が把握しやすいですが、初診の場合まず年齢、既往歴、症状、けがや痛みの訴えの部位、内服など看護師が取り入れるべき情報は沢山あります。しかし焦りは禁物です。混雑すると業務は速くなりがちですし、少ない人数での勤務が多かったり(もしくは1人)情報の共有が出来なかったりすると、間違った情報が先生に入ってしまうことがあります。

 

患者さんと直接コミュニケーションを取ろう

高齢の患者さんは既往歴や内服している薬が多いと分からなくなってしまう事があるようなのでしっかりと情報収集出来る様にしましょう。勿論先生が診察を行いますので、情報は入ってきますが取り入れるべき情報は少しでも多くとれる事が出来ると良いと思います。紙面だけでなく、患者さんとのちょっとしたコミュニケーションも大事な情報収集の1つですので、そこから先生のサポートが出来ると診察の流れがスムーズになっていく事に繋がると思います。

 

3.採血や点滴は臨機応変に対応しよう

臨機応変に対応

焦りのリスクは2で述べたとおりですが、忙しくなると動作は落ち着いていても次に行う事などを考えて頭の中はフル回転状態かもしれません。そうなってしまった時はどんなに忙しくても一呼吸置いて、これから採血・点滴をする患者さんに集中してみましょう。焦る気持ちは患者さんにも伝わり、不安要素になります。針を刺されるのを苦手とする方もいますので、ここは注意したい点です。

 

空いた時間に先輩看護師にコツを教わろう

採血や点滴がどうしても自分には出来ない、自信がないと思った時は針を刺す前にすぐ他の看護師にお願いするのも手です。人が替われば、上手くいくこともあります。

経験を積む為には数をこなしていかなければと思う所ですが、業務の円滑を優先しなければならない時も出てきます。時間に余裕がある時は先輩の看護師にコツなどを教えてもらえると良いですね。

 

慣れと経験は必ず必要

私の場合1人の勤務だったので、プレッシャーになり、一時は失敗ばかりしていました。今まで上手くいっていた患者さんも失敗するようになってしまい、悩みましたが、先輩に教わったり職員の血管を参考にしたり、理由を話して、先輩が勤務の時に出勤させてもらいひたすら採血と点滴をやったこともあります。今思えばとにかく必死でしたが、気がつけば失敗も殆ど無くなっていましたので、やはり慣れと経験は必要です。点滴も同様です。採血の量が多いと時間がかかりますので、早めに対応しましょう。

 

4.勤務中の隙間時間を上手く利用しよう

空いた時間を上手く利用

クリニックではよっぽど混雑しない限り、患者さんの来院が多い時間少ない時間とムラがあります。その際には水分補給したり、少し休憩したり様々な過ごし方があると思いますが、それ以外にこの空いた時間を上手く使うことによって自分も楽に業務を行える方法があります。

 

患者さんがいない時は検査の準備をしよう

物品補充や、検査中で患者さんがいないときはカルテがあれば情報収集、これから行うべき処置の準備。紙カルテの場合記入もれがないか確認もしましょう。看護師と医師の記入もれがあると会計の際に事務は処理出来ないので、看護師に確認をとらなければなりません。二度手間にもなりますので、もれが無いようにすると良いと思います。

 

申し送りをしっかりと行うことで午後の業務がスムーズに

休憩時間が長いクリニックでは、午前、午後の勤務に分かれていることがあります。午前中に勤務が終わった看護師は、午後の看護師に申し送りがあった場合は詳しく、分かりやすくしておきましょう。上手く伝わっていないと、電話がかかってきたりして業務がストップしてしまう事になってしまうかもしれません。最後に午前中に使用した物品は足りないものが無いか確認し勤務を終えましょう。

 

まとめ

スムーズに看護業務を行うにはまず、優先順位をはっきりさせましょう。やることが多くなってしまうと、上手く整理するのが困難になります。患者さんの情報、先生の指示などを聞いてまず自分が優先すべきことを理解しましょう。しかし慣れないうちは特に、全部上手く出来るとは限りません。急患が来たり、予期しない出来事もあるかもしれません。その際時間がかかってしまう時などには患者さんにしっかりと伝えておきましょう。そのなかで時間が上手く使えるようになると、先ほどの4点が生きてくるように思います。

 

自分にできる看護を精一杯行おう

悪く表現してしまうと時間との戦いになってしまいますが、看護師としての責任の重さは変わりません。短い時間での関わりだからこそ、自分の出来る看護を精一杯行うことが大事だと思います。看護師が身近な存在になれるよう、話しかけやすい雰囲気で仕事をすればきっと患者さんにも伝わりますし、自分への自信に繋がっていくように思います。

 


(編集・構成・管理者:亀岡さくみ

総合病院で勤務しながら看護学校に通い、准看護師の資格をとりました。
内科、整形外科、脳神経外科病棟の勤務を経験し、5年のブランクを経て整形外科のクリニックに勤務。現在は退職し派遣を経験しつつ、育児に専念していますが、新たな現場での職場復帰も目指しています。
私の経験が皆さんのお役に立てるよう、頑張りたいと思います。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・保健師
年齢 ・埼玉県/30 代前半
職務経験 ・総合病院・クリニック
診療科経験 ・内科・整形外科・脳神経外科・デイサービス

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