クリニック看護師が勤務中の患者の急変に備えて事前に確認しておきたい事

看護師

基本的にクリニックに通院する患者さんは、自力で来れる方が殆どです。しかし年齢層は高く、他に疾患を持ち既往歴が沢山ある事も多いです。極端に言ってしまえば何が起きてもおかしくはないのです。

ここでは万が一の急変に備えて、日々の勤務のなかで確認しておく事や実際に急変が起きた場合どのように対処していけば良いか、私の経験を元に書いていきます。

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1.患者の急変に備えて事前に確認しておきたい事

勤務中に急変が起きた時に確認する事

勤務中に確認する項目を以下に記載しました。

  • 救急カートの物品チェック
  • 急変した患者さんの入院先、地域連携室などスタッフの連絡先
  • 患者さんの緊急連絡先
  • 医師が書いた紹介状やその他書類に不備がないかどうか
  • カルテの記録に漏れがないか

などがあげられます。

 

救急カートの物品チェック

私が勤務していたクリニックでは朝勤務が始まる前に必ずカートのカギを開けて、物品チェックをしていました。滅多に使う事がないので滅菌の使用期限が過ぎていないかを確認します。薬液や点滴の使用期限も同様です。

 

ポイント!

ポイント

物品がしまってある場所や使い方を覚えておくことも大事です。急変時は素早い対応が求められますのでいざという時動けるようにしておきましょう。

 

入院先とスタッフの連絡先について

クリニックは同じ医師会、または近隣の入院設備がある病院と連携しています。クリニックだけでは診る事の出来ない病状や検査なども連携先の病院で行われています。その為急変した場合もベッドの空き状況で受け入れてくれます。

患者さんの処置を最優先にし、医師の判断で連絡をします。電話先では看護師が出て急変した時の状況、診断名を説明することになります。受け入れの確認をしている間家族にも連絡をします。

 

患者さんの緊急連絡先について

1人で来院している場合、付き添いと医師からの説明も含めて家族への連絡が必要になります。必ずカルテに書いてありますので電話をし、クリニックへ来院してもらいます。突然のことで家族が動揺してしまう事があると思います。

 

ポイント!

ポイント

電話をした時は看護師から説明出来る範囲で病状説明をするのも良いと思いますが、緊急である事、詳しい事は医師からの説明がある事をしっかり伝えとにかく早く来院してもらうよう促しましょう。

 

医師に書いてもらう書類について

こちらの書類は、クリニックの医師が入院先の医師に見せる為の病状経過や診断を書いたものになります。その他レントゲンデータ、心電図の結果も含まれます。これらは入院先で必要な物ですので記入漏れがないか、データは足りているか良く確認します。

バイタルサインの経過報告や、患者さんの変化なども詳しく報告し医師も1人しかいませんのでスムーズに書けるよう少しでもフォロー出来ると良いです。全ての書類は付き添いの家族に渡します。

 

カルテの記録に漏れがないかどうか

急変対応していると普段の外来業務をストップすることになります。その為、対応が終わるとすぐに次の患者さんを診ることになりますので忙しくなってくると思います。あくまで個人的な意見なのですが、ここで1番漏れがちなのが記録ではないでしょうか。

 

記録の優先順位が低く忘れやすい

1番漏れがちなのが記録である理由としては急変時の優先順位が比較的低いのと、急いでいると書いたつもりでもちょっとした事が書かれていないことがあるからです。内容として、医師は投薬内容、処方薬、病状経過、バイタルサイン、症状、診断名看護師はバイタルサイン、病状経過などがあげられます。

 

記録のほとんどは医師が書く

殆どは医師によって書かれます。看護師はその後の経過など必要な事があれば書いていきます。優先順位が低いとは言いましたがとても大事なことです。

カルテの記録内容を見て会計にまわすことになるので、薬を使用したけど書くのを忘れて後から追加すると、会計もやり直しですし何より金額も変わってきますので注意が必要です。まわす前に看護師の目で良く確認しましょう。

2.クリニック看護師が実際に体験した患者の急変

看護師の私が経験した急変時の対応の流れ

ここからは、私が実際に経験した急変時の対応の流れについて説明していきます。

 

クリニック患者が急変・看護師の対応の流れ

ここからは私が体験した急変時の流れを具体的に書いていきます。

  1. 私と会話していた患者さんが突然意識不明になる
  2. 背もたれの椅子に座っていなかったので後ろ向きに倒れそうなのを支えて、職員を呼びベッドに臥床。(このとき呼びかけに応答無し、開眼なし。)
  3. 医師が診察し、私はバイタルサインと血糖の測定、心電図を測る。
  4. バイタルサインと血糖は特に問題無しでしたが、心電図に異常が現れる。(この時開眼して意識が戻る。自分の名前も言えるように。)
  5. 再び医師による診察、心臓に異常が見られ意識不明になったことにより連携先で詳しい検査をすることに。
  6. 連携先に状況説明、入院するかどうかは検査結果を見てからに。
  7. 家族に連絡し、来院してもらう。
  8. 患者さんの家族がは医師から説明を受け、私はその間倒れた患者さんの元で経過を見る。(最終的に自力歩行できるまでに回復)
  9. 記録の確認をして会計にまわす。
  10. 患者さんを入口まで送り、無事にタクシーへ乗ったのを見届けて対応終了。

この事例は患者さんの回復もあり救急カートも使わず、ライン確保もしませんでしたのであまり参考にならないかもしれません。あのまま意識が戻らなかったら全ての対応をしていたと思います。

 

まとめ

私はクリニックでのこの事が起きるまでクリニックの勤務に慣れて急変対応というものにすっかりかけ離れていたと思っていましたが、この様な事は実際にあるのだと改めて実感しました。

いつ起きるか分からないからこそ、いざという時の対応がしっかり出来るようになると良いと思います。そのため、クリニックで働く場合もしっかり確認しておきましょう。

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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