著作者

Ivy

看護師ライター

Ivy

( 看護師 )

病院の看護師が驚くクリニックの実態について

Ivy
看護師ライターIvy
病院の看護師が驚くクリニックの実態

クリニックは病院と違い、決められたルールがあるわけではありません。クリニックの医師の考え方だったり、コストの面だったり、常勤看護師の考え方だったりと色んな要因から院内の必要物品や処置な流れ、対処方法が決まっていきます。

中には、病院とは全く違う方法をとっているクリニックもあります。私が経験したクリニックの経験で驚いたことをいくつかご紹介します。

【目次】
1.クリニックで病院との違いに驚かされた13個の事例
 (1)手袋ができない
 (2)針の取り扱いが違う
 (3)マスクをしてはいけない
 (4)期限の切れた注射薬を使用している
 (5)排泄物を一般の流しに流している
 (6)サンプルを商品として売っている
 (7)清潔と不潔の区別がない
 (8)医療廃棄ボックスになんでも捨てている
 (9)トイレ掃除も業務の1つ
 (10)お昼の休憩時間がなくても残業にはならない
 (11)クリニックのノルマがある
 (12)終業してもなかなか帰れない
 (13)業務内容が想像していたことと違っていた
2.まとめ

1.クリニックで病院との違いに驚かされた13個の事例

クリニックで驚かされたこと

ここでは、病院でしか看護師経験のなかった私が、クリニックで驚かされたことを13のポイントにまとめてお伝えします。

現在病院で働かれている看護師の方は驚くことばかりだと思いますが、今後クリニックへの転職等を検討しているのであればぜひ知っておいていただきたい現状です。

 

1.手袋ができない

看護師が手袋をしないまたはできないクリニックがあります。クリニックでは血液や汚染物などに触れることも多くあります。病院では処置の際には手袋をするのが当たり前でしたが、クリニックでは当たり前ではありません。先生の手袋以外置いていないクリニックもあります。
そのため、汚染物に触れたら、すぐに手洗いをするなどして対処していました。

 

2.針の取り扱いが違う

注射針の取り扱いは、今はリキャップせずに針専用の廃棄ボックスに捨てるのが普通です。しかし、この廃棄ボックスにもコストがかかるため、クリニックでは使用していないところもあります。
大きい医療廃棄ボックスに捨てるまでの間に針がささると危ないということで、リキャップする先生もいます。それも危ないんじゃないのかと思いますが、現状はこういう状況です。危険なことからは自分で身を守るしかありません。

 

3.マスクをしてはいけない

医師の方針により、クリニック内でのマスクは禁止というクリニックがありました。
それは整形外科でしたが、地域密着型のクリニックで内科の患者さんも多く、インフルエンザが流行る時期には「職員が6人も次々とインフルエンザにかかったよ」と、自慢話のように話された時にはびっくりしました。「マスクをしないんですか?」と先生に聞いたところ、「最初に自分が決めたことだから」とおっしゃっていました。その後もマスクは禁止しているそうです。

 

4.期限の切れた注射薬を使用している

注射薬には期限があります。少し期限が切れてしまうことはあるかもしれませんが、プラセンタなど高価なもので期限がかなり過ぎたものをそのまま患者さん用に使用しているクリニックがありました。

 

5.排泄物を一般の流しに流している

検尿用の排尿や汚染物を、汚染物専用の流しやトイレではなく、手を洗ったりする流しに普通に流しているクリニックがありました。せめてトイレに流したほうがいいのではと思いましたが、クリニックが狭いため、設備や導線上の問題からそのようにしているようでした。

 

6.サンプルを商品として売っている

皮膚科では、肌トラブルで来院する患者さんも多いため、院内で化粧品を販売しているクリニックがあります。化粧品を取り寄せる際時に、大量購入の場合にはサンプルが沢山ついてきます。このサンプルに値段をつけて、患者さんに売っているクリニックがありました。化粧品を購入する前にお試しでお渡ししてもいいかと思うのですが。

 

7.清潔と不潔の区別がない

クリニックでは、処置に使用して不潔になった物品を洗うためのゴム手袋が用意されています。それとは別に、患者さんの処置に使う清潔な物に使うためにもゴム手袋が必要になることがあります。(例えば温タオルをしぼる時など)ですが、清潔と不潔用の手袋が分けられていないクリニックがありました。汚物を洗ったゴム手袋で患者さんの体に直接触れるタオルをしぼるのはどうかと思います。しかも、そのタオルは患者さんごとに交換するわけではなく、水で洗って1日使いまわしをします。

 

8.医療廃棄ボックスになんでも捨てている

どのクリニックでも医療廃棄ボックスがあると思います。医療廃棄物は専用のボックスに入れて、業者が決められた方法で処理をするので、普通ごみとは区別しています。このボックスを回収するにはそれなりの料金が発生するので、どちらかというと医療廃棄ボックスに入れるだけ押し詰めて、なるべくコスト削減するように言われるクリニックが多いのですが、中にはゴミというゴミをなんでも医療廃棄ボックスに捨ててしまうクリニックがあります。

また、その逆もあり、針と血液や汚染物付着したもの以外はいっさい医療廃棄ボックスに入れてはいけないというクリニックもあり、シリンジは燃えないゴミに捨てていました。もはや何が正しいのか分からないような状態です。

 

9.トイレ掃除も業務の1つ

クリニックでは、看護師の仕事はここまでという境界がありません。小さい規模のクリニックだと、看護師も調剤をしたり、カルテを出したりなどの業務をするクリニックもあります。

清掃業者が入っているところでは、必要ありませんが、院内の掃除もスタッフの業務となっているクリニックは少なくありません。始業開始前に30分早く出勤して、院内の掃除機かけやトイレ掃除などをするクリニックがありました。もちろんその30分のお給料は出ません。

 

10.お昼の休憩時間がなくても残業にはならない

午前中の診察が長引いてしまうことがあります。クリニックによっては、お昼の休憩がほとんどないくらい、午前の診察が押してしまうことがあります。

本来お昼休憩時間である1~2時間も仕事が長引いて休憩できなかった場合でもお給料が出ず、サービス残業となるクリニックがありました。経営している事務長が、「お昼休憩がなくても文句も言わずに働くのが美徳だ」と話していました。

 

11.クリニックのノルマがある

毎月、前月の患者数や売り上げの発表がありました。美容のクリニックではよくあるかもしれませんが、これは普通のクリニックです。人間ドックや一部予約制をとっていたのですが、かかってきた電話を逃すなというのが教えでした。

 

事務員と一緒に電話対応に追われる・・・

電話が重なると事務員さんだけでは足りず、看護師やその他スタッフも何コール以上電話が鳴ったらとるように教育されていました。

人間ドックは様々なコースがあったり、電話の問い合わせも自分ではよく分からない内容もありました。毎月のノルマ達成のために、電話の問い合わせや予約時などには、プランやオプションの追加をするように言われ、電話を取るのも大変でした。

 

12.終業してもなかなか帰れない

クリニックの診察は終わっているのですが、なかなか帰れない雰囲気のクリニックがありました。いつも話し合いや反省会など終業してから1~2時間くらい行われることもありました。ただの雑談だったら、先に帰ることができるのですが、業務に関する話し合いだと帰るわけにもいきません。クリニックスタッフのカラーにもよるので、こればっかりは入職してみないと分かりません。

 

13.業務内容が想像していたことと違っていた

以前、「内科と記載してあったが、行ってみたら性病科だった」ということがありました。おそらく性病科でお仕事の募集をするとあまり募集がないと思ったのかもしれません。

また、ある整形外科では、医者の診察が少なく、ほとんどの時間は先生の隣でお話しを聞いていたり、医療事務の入力の手伝いをしていました。勤務時間が長かったので、先生の隣でずっと話を聞いているのがちょっと辛くなりました。

 

2.まとめ

クリニックの看護師まとめ

様々なクリニックを経験してみて、特感染管理の面についてしっかりと対策が取られていないクリニックが多いことに驚きました。それと同時に病院勤務ではどんなにしっかり感染対策が取られて守られていたのだろうと思ってしまいました。
しかし、現状としてはクリニックでもコスト面などから適切な対策を取られていないところが多くあるので、自分の身は自分でしっかり守って勤務していきたいと思います。

 


看護師求人サイト口コミ

1位  ‣看護のお仕事
 【全国対応】【お祝い金最大12万円】
 →看護のお仕事口コミへ
2位   ‣ナースではたらこ
 【全国対応】【担当質高・求人数高】
 →ナースではたらこの口コミへ
3位   ‣マイナビ看護師
 【全国対応】【担当者質高】
 →マイナビ看護師の口コミへ
4位   ‣ナース人材バンク
 【全国対応】【求人数高】
 →ナース人材バンク口コミへ
5位   ‣ナースフル
 【全国対応】【コンサル高】
 →ナースフル口コミへ

現役看護師の口コミを元に、看護師求人サイトをランキングしています。口コミには個人差がありますので、登録しながら比較することが、転職成功への近道となります。

口コミランキング

この記事を書いた人

趣味は海外旅行や美味しいものを食べてお酒を飲むこと。現在は旦那さんと2人暮らしをしています。看護師歴20数年になり、総合病院や専門病院などの病棟を15年ほど経験し、その後はクリニックでのパートや、今までの経験を生かして美容クリニックや検診などのスポットアルバイトをして今に至ります。
現場でずっと働いていたので、他の仕事に興味があり記事を書いていますので応援よろしくお願いします。


カテゴリー:クリニック

→ このブログへメッセージを書く


→ 看護師ブログ一覧へ → 看護師ライター一覧へ


この記事を書いた人:Ivy
(公開日:)(編集日::2017年07月28日)

運営:「看護師転職ジョブ」当掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。

1件の返信

  1. […] 病院勤務からクリニック転職の看護師をこちらの「病院の看護師が驚くクリニックの実態について」記事でも詳細に説明しています。 […]

応援メッセージまたは記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。