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看護師評価基準クリニカルラダーのメリット・デメリットについて

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看護師 クリニカルラダー

看護師のお仕事は、資格を持っていればライフスタイルやライフステージにおけるブランク期間が発生した場合でも、復職してキャリアを続けやすいお仕事です。

クリニカルラダーとは、そんな看護師が自分自身のキャリアを長期的に考え、段階的に到達度を確認するためのシステムで、多くの病院で取り入れられています。ここではクリニカルラダーの詳細や看護師にとってのメリット・デメリットについて詳しく見ていきます。

1.クリニカルラダーの特徴

クリニカルラダーの特徴

病院によってどのぐらい細かく段階分けをしているのかは異なりますが、例えば看護師にもとめられるスキルを経験年に応じて5段階に分類し、それぞれの段階で具体的にどんなスキルを習得するのか、より具体的な目標を設定していくわけです。

そして、定期的に先輩看護師や上司と面接を行いながら、目標を達成するにはこんな部分をこんな風にすれば良いとアドバイスを受けたり、指導を受けることになります。

 

人事評価システムにも適応される

クリニカルラダーが設定されていることによって、看護師は自分の看護師レベルがどのぐらいなのかをより客観的に把握しやすくなりますし、研修や教育等キャリアアップに関する勉強会やセミナーへ積極的に参加しようというモチベーションのアップにもつながります。

また、クリニカルラダーは病院側にとっては、一人一人の看護師に対する人事評価としても使われるなど、病院側にとっても役立っているようです。

 

病院によって転職先で繰り上げることも可能

クリニカルラダーは、その病院ごとに段階分けの部分や具体的な目標設定の面では異なりますが、一人の看護師のキャリアを長期的に考えるという点では、転職しても変わることなく、そのままクリニカルラダーを上り続けることも十分に可能です。

 

2.ラダーの評価基準は病院ごとに異なる

ラダーの評価基準について

クリニカルラダーが導入される以前では、看護師のキャリアや実力レベルなどはとても漠然としていて、経験何年目という尺で、看護師の実力や知識を予測するしかありませんでした。

しかし現在ではクリニカルラダーを採用する病院が多くなり、それぞれの看護師の実力や適性などを、よりはっきりと具体的かつ客観的に評価することができます。

クリニカルラダーの評価基準は、病院ごとに異なるものの、一般的には看護師にもとめられるスキルを長期的なスパンの中から複数のレベルに区分し、それぞれ「ラダー評価」を行います。

 

多方向から評価していく制度

実際の評価の際には、院内での集合研修なども考慮されるわけですが、具体的には、設定した目標をどのぐらい達成できたのか「到達目標」を評価されたり、「看護実践能力」「自己研鑽」「組織的役割や遂行に関する能力」など多方向から評価されることになります。

 

3.クリニカルラダーの病院・看護3つのメリット

クリニカルラダーの3つのメリット

クリニカルラダーには、看護師・病院側に以下のようなメリットがあります。

  • 看護師のモチベーションアップに繋がる
  • 教育システムにも利用できる
  • 看護師の適性を見分けられる

クリニカルラダーのメリットは、なんといっても看護師の職務をより具体的で客観的に把握できるため、それぞれの看護師にとっては、目標を設定し、その目標をどこまで達成できたのかを把握しやすくなるというメリットがあります。

 

(1):看護師のモチベーションアップに繋がる

看護師は毎日の業務が忙しく、具体的な目標を見失いやすいものですが、クリニカルラダーがあることによって、毎日の職務で目標を常に意識しながら働けますし、モチベーションのアップにもつながります。

 

(2):教育システムにも利用できる

クリニカルラダーは目標達成度合いが数字などで明記されるため、病院側にとっては人事評価として活用できるというメリットがありますし、それぞれの看護師の役割分担を決める上でも大切な資料として活用できるというメリットがあります。

特に、新人看護師を教育するプリセプター制度においては、クリニカルラダーとプリセプター制度を上手く組み合わせることによって、新人看護師側にとっても、教育指導を担当する側にとってもプラスの影響が期待できるメリットもあります。

 

(3):看護師の適性を見分けられる

クリニカルラダーを使うことによって、看護師のそれぞれの適性が見えてきます。

そのため、転科や転職を考える際には、クリニカルラダーを参考にするという人は多いですし、病院側にとっても適材適所をしやすくなるというメリットもあるようです。

また、クリニカルラダーに加えて推奨ラダーという「こんな職場が自分にはあっている」というシステムを取り入れている病院もあるため、看護師にとっては自分に合った環境で働く選択肢を見つけやすいというメリットもあります。

 

4.クリニカルラダーを採用するデメリットとは

クリニカルラダーのデメリット

クリニカルラダーを採用することによって、それぞれの看護師の目標設定や到達度合い、また看護師の実力レベルなどがより客観的にはっきりと示されることになります。

そのため、優秀な看護師にとっては、モチベーションのアップにつながりやすいというメリットがある反面、そうではない看護師にとっては、自分の実力や目標達成具合をより具体的に客観的にすることによって、精神的にマイナスの影響を及ぼしてしまう可能性があります。

これは、クリニカルラダーが持つデメリットと言えるでしょう。

 

時間外業務が増える

病院によっては、クリニカルラダーの導入とともに、看護師たちに講習会やセミナー、研修会への参加を義務づけている所が多いようです。

そのため、激務の中で働く看護師にとっては、日々の忙しさの中で、さらに研修会やセミナーに参加しなければいけなくなるため、精神的かつ体力的な負担が増えたり、拘束時間が長くなってしまうこともまた、デメリットと考えられます。

 

まとめ

クリニカルラダーでは、あらかじめ看護師経験何年目ならどのレベルに区分されて、それぞれのレベルごとに具体的な目標や求められるスキルなどが決められています。

しかし、各レベルごとの中でさらに細かく区切って、より具体的な目標を決めていくことになり、看護師にとっては日常生活の中で目標をはっきり意識しながら働ける指標となっています。

メリットもデメリットもあるクリニカルラダーですが、採用することによって看護師が長期的なキャリアを計画しやすくなったり、自分に合った職場を見つけやすくなっています。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

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カテゴリー:看護師コラム


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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年07月26日)

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1件の返信

  1. […] 規模が大きい病院は、務める看護師の数も多いため、看護師評価基準であるクリニカルラダーを導入しているところが多い傾向にあります。(詳細:看護師評価基準クリニカルラダーのメリット・デメリットについて) […]

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