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くるみん

現役看護師

くるみん

( 看護師 ケアマネジャー)

「臨床に向いていない」と感じる新人看護師におすすめの転職先

くるみん
現役看護師くるみん
臨床に向いていないと感じる新人看護師

新人看護師として学校を卒業して、新人看護師として働き始めると仕事が向いているか向いていないかが分かるようになります。

「病院に勤めたけれど続けることができない」「臨床は向いていないと考えるが転職に踏み出せない」といった新人看護師が抱える悩みと、それぞれの理由については以下の通りです。

臨床を続けられない理由 ・新人看護師に対する風当たりが強い。
・看護のやり方について行けない。
・新人教育に対して充分な教育を受けられなかった。
・新人だからと、やらせてもらえないものが多い。
・勉強やレポート提出などが多すぎる。
・患者の入退院が早くついて行けない。
転職に踏み出せない理由 ・新人看護師で転職先が雇ってくれるのか
・臨床経験がほとんどないので、転職しても働いていけるのか
・病院以外の職場でも、教育や指導はしっかりしてくれるのか

上記のように「臨床に向いていない」と思う看護師には、様々な不安はありますが新人看護師でも不安なく働ける職場はあります

今回は、「臨床に向いていない」新人看護師におすすめの転職先について紹介していきます。

1.介護施設で働く「臨床に向いていない」新人看護師

介護施設で働く臨床に向いていない新人看護師

介護施設には、特別養護老人ホームや老人保健施設、介護療養型医療施設があります。

臨床に向いていない新人看護師が、介護施設に転職するメリット等について以下に述べていきます。

 

高度な看護はやらない

介護施設には、輸液ポンプの点滴や人工呼吸器など高度なものもありませんし、処置も簡単なものしかやらないため、勉強すれば新人看護師でもすぐに覚えることができます。

 

ポイント!

ポイント

病院で看護のやり方についていけなかった新人看護師でも、無理なくこなすことができるため、高度な処置が苦手な新人看護師にお勧めです。

 

病態生理の把握と勉強がしっかりできる

新人看護師は、利用者の病気の早期発見・早期対応につなげるためにも、まずは病態生理をしっかり把握していくことが大切です。

介護施設では、利用者が長年入居しており同じような疾患を持っている場合も多いため、病態生理をゆっくり勉強することができます。

 

少ない量をじっくり勉強できる環境がある

臨床では、入退院が早すぎて、せっかくその患者のことについて勉強しようとしても、いなくなってしまうので次から次に勉強しなければならずついていけなかった新人看護師でも、慌てずしっかり知識を深めることができるでしょう。

 

先輩看護師が年配の人が多い

特別養護老人ホームの看護師は、自分より年齢を高い看護師が多く、新人指導もやさしく教えてくれます。

病院の場合のプリセプターは、大体3年目の看護師が行います、特別養護老人ホームの指導看護師は何十年のベテラン看護師であるため、知識も豊富で色々なことを教えてくれます

 

年配の看護師は温厚な人が多い

年配の看護師は、温厚な看護師が多く若い看護師のように頭ごなしに厳しいことを言ってくることも少ないため、臨床の場で先輩からの風当たりが強かった新人看護師もストレスを抱えることなく仕事をすることができるでしょう。

 

2.ディサービスで働く「臨床に向いていない」新人看護師

ディサービスで働く臨床に向いていない新人看護師

ディサービスで働く際には、看護技術や病態整理についてほとんど必要なく、看護のやり方について行けず、臨床で覚えが悪かった新人看護師でも無理なく仕事ができます

その他のディサービスに転職するメリット等について、以下で詳しく説明していきます。

 

ディサービスでの看護師の仕事内容

看護師がディサービスで働く際の具体的な仕事内容は、

  • バイタル測定を実施し、入浴可能か判断
  • 入浴後の処置、爪切りなどの実施
  • 急変時は救急搬送手配(場合によって添乗)
  • 服薬対応

等があります。

 

ポイント!

ポイント

ディサービスでの勉強量は少なくレポート提出などもないため、自分のペースで勉強が可能なことはメリットと言えるでしょう。

 

新人看護師でも安心して働くことができる

ディサービスの看護師は、利用者に対して基本的に1人で対応することが多いですが、先輩看護師がいることで指導してもらいながら仕事を覚えることができるため、看護師が複数いるディサービスを選ぶことで新人看護師でも安心して働くことができます。

 

ディサービスではすぐに現場に出て即戦力になる

臨床では、新人だからとなかなか現場で独り立ちさせてもらえませんが、ディサービスでは、元々看護師の人数も少ないため、新人でもすぐに現場で働くことができます。

 

3.クリニックで働く「臨床に向いていない」新人看護師

クリニックで働く臨床に向いていない新人看護師

クリニックで働くと看護技術は実際行うことが少なく、午前中の診察から午後の診察までに時間が3時間程度空く等、時間にもゆとりがあります。

空いた時間に分からないことや教えてもらいたいことを聞くこともでき、手取り足取りしっかり教えてくれるため、看護についていけなかった新人看護師でも無理なく覚えることができます。

「臨床に向いていない」新人看護師がクリニックに転職する際のメリットや、おすすめのクリニックについて見ていきましょう。

 

丁寧に教えてもらえて仕事が覚えやすい

クリニックでは、臨床で行われるような新人看護師のカリキュラムがなく看護師の仕事については、その都度やることを1つ1つ教えてもらえるため、仕事が覚えやすいでしょう。

 

補足説明!

ポイント

クリニックでは、「新人看護師でもすぐに現場に出ることができる」「レポートなどの提出がない」等のため、新人看護師ならではの縛りが嫌な看護師にはおすすめです。

 

新人看護師を採用するクリニックは医者や看護師が優しい

新人であることを分かって採用をするクリニックは、医者や看護師が優しいことが多いです。

「はじめはできなくても、新人なんだからゆっくり覚えて」と声をかけてくれることや、職場の看護師も優しく指導してくれます。

 

補足説明!

ポイント

新人看護師は、先輩に嫌味を言われたり、心無いことを言われたりすることも多いですが、理解あるクリニックに転職できると新人看護師に対しても対応が良いということを覚えておきましょう。

 

おすすめのクリニック

新人看護師におすすめできるクリニックとそれぞれの仕事内容や特徴については、以下の通りです。

皮膚科 ・医師の指示で軟膏を塗る程度の処置を行う。
・採血を行う。
(不慣れな場合は医師や先輩看護師が採ってくれる。)
・注射の準備を行う。
(実施は医者が主に行う。)
眼科 ・検査のための点眼を行う。
(視力検査は技師が行う。)
・基本具合が悪くて受診に来ている患者ではないため特に看護を必要とする人がいない。
耳鼻科 ・検査の補助をする。
・吸引の説明をする。
(点鼻や点耳薬は医者が行う)
・採血を行う場合もある
精神科 ・精神科の看護師は正直ほぼやることがない。
・診察中も診察室に入れないため看護師から病状について説明はしない。
・時に採血や点滴、注射の準備を行う。

上記の通り、看護業務が少なく医師の補助が多いクリニックの場合、新人看護師でも無理なく働くことができます。

 

内科・外科・小児科・整形外科等のクリニックは新人看護師には向かない

看護師が患者と関わることが多い、内科・外科・小児科・整形外科などのクリニックは、

  • 点滴や採血、検査をしながら医師の診療の補助につく
  • 患者への説明をすることが多い
  • 診療室が2つ3つと多いところもある

等の場合が多いです。

そのため、「診療ペースが早い」「疾患について多少知識がないと新人看護師はなかなかついて行けない」等の可能性があり、おすすめできません。

 

4.新人看護師が転職サイトを活用するメリット

転職サイトを活用する新人看護師

「新人看護師で転職をする」ということは、多くの不安を伴うため転職サイトをうまく利用することで、安心して転職することができるでしょう。

以下に、転職サイトを利用するメリットについて紹介していきます。

 

自分の経歴や条件に合わせて転職先を探してくれる

転職サイトは、新人看護師でも経歴や条件(日勤のみ、2交代・3交代、通勤時間、どのようなところで働きたいか)等でピッタリな職場を探してくれます。

 

ポイント!

ポイント

「自分自身ではなかなか探せない」「どうやって探せばいいかわからない」等の新人看護師に転職サイトは心強い存在と言えるでしょう。

 

転職先の情報をリアルに教えてくれる

転職サイトは、求人を見ただけでは分からない離職率や残業の有無などの細かい内容を教えてくれることもあるため、新人看護師として知りたい人間関係や教育なども聞いてみると良いでしょう。

 

補足説明!

ポイント

転職先の細かい情報を事前に知っておくことで心構えもでき、合わないと思えば辞めて別の職場を探せばいいため、無駄な面接をも避けることができます。

 

面接から採用までしっかりとサポートしてくれる

転職サイトを通して気に入った職場が見つかれば、担当者と一緒に面接に行くことができ、履歴書の書き方なども1から教えてくれる等、採用が決まるまでしっかりサポートしてくれるため、新人看護師でも安心です。

 

補足説明!

ポイント

新人看護師の転職での面接は、「なぜ辞めたのか」を確実に聞かれる等、答えにくい内容でも担当者と一緒に事前に打ち合わせができることや、面接も同席してくれることが多いため心強い存在と言えるでしょう。

 

転職後も状況を確認してくれる

転職サイトから就職が決まった場合、転職後の状況も転職担当者から定期的に連絡があり、今悩んでいること等の相談に乗ってくれます。

新人看護師であるため、様々な困難などに陥りがちですが担当者がずっと気にしてくれる環境にいるため、不安なく働くことができるでしょう。

 

5.まとめ

新人看護師で臨床に向かない看護師は正直いますが、無理をして働いて精神的・肉体的にダメージを受けてしまうようであれば、思い切って転職を考えても良いでしょう。

現代は、新人看護師の退職も多いため新人看護師を受け入れるところも昔より増えていますし、新人の看護師人生はまだまだこれからであるため、早い段階で自分の進路を変えていくのも時には重要なのではないでしょうか。

「臨床に向いていない」と考える新人看護師は、是非参考にしてみて下さい。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


元々体育の先生を目指して高校まで頑張っていたのですが、ボランティアを通して人を助ける仕事に就きたいと思い、看護師になりました。これまで病院では救命病棟から外来まで、そして今は特別養護老人ホームと障害者施設で働いている(シングル)ママさんナースです。
介護支援専門員の資格も持っています。いろいろなジャンルを見てきたのと、現在管理職として働いていること、そして子供がいても無理なく働けるノウハウをみなさんにも教えていけたらと思います。看護師という仕事はとても幅広く働けます。
自分にあった「看護師としての働きかた」を見つけられるようにアドバイスしていけたらと思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・介護支援専門員 ・たんの吸引研修指導看護師
出身/年齢 ・東京都/30代後半
職務経験 ・総合病院(病棟・外来勤務) ・クリニック ・特別養護老人ホーム ・障害者福祉施設
診療科経験 ICU(集中治療室)・外科 ・形成外科 ・泌尿器科 ・小児科 ・内科 ・皮膚科 ・脳外科

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カテゴリー:新人看護師の転職

(公開日:)(編集日::2018年04月04日)

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