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Chiko

現役看護師

Chiko

( 看護師 保健師 )

希望部署に異動できない悩みを持つ看護師がとるべき行動とは

Chiko
現役看護師 Chiko

病院には様々な部署があるため、看護師を目指した時点から希望の科があった人や勉強もしくは仕事をしていく中で興味のある科が見つかる人もいるでしょう。

看護師として組織の中で働く以上は、希望していない部署に配属される可能性もあり、「年に1度の動向調査」「特定の部署に欠員が出た場合」に異動できますが、それ以外では難しいことが現実です。

ここでは、希望部署に異動できない悩みを持つ看護師がとるべき行動について紹介いたします。

1.異動希望を師長へ伝える

異動希望を師長に伝える看護師

動向調査で希望が通らなくても諦めず、師長と直接交渉する方法を考え、まずは師長に個人面談を申し入れます。

面談を希望する際は、「いつ」「どこで」「どのように」師長に伝えるかに気を付けましょう。

以下に、異動希望を師長に伝えることについて詳しく説明していきます。

 

忙しい時間の面談は避ける

看護師は、人の入れ替わりが激しく、面談希望をする時点で異動や退職に関することかと推測する師長は多いため、なるべく忙しい時は避け落ち着いて話せる「日勤業務の終了後」「師長の休憩時間」等に話すと良いです。

 

ポイント!

ポイント

異動希望を伝える際の年間としては、人事の動きが比較的活発になる春や秋などを意識してタイミングを計りましょう。

 

師長が1人の時に個人面談を申し出る

個人面談を師長に申し出たことが周囲のスタッフに分かると噂が広まり、中には勘ぐる人も出てくるため、ナースステーション等では言わず、師長が1人の時に申し出ましょう。

個人面談を申し出る際は、「師長室を直接訪ねる」など師長と1対1で話せるということが1番良い環境です。

 

注意点!

ポイント

異動の話は、決まるまで他スタッフに気づかれない方が賢明ですが、看護師には特に異動や退職の話には敏感な人が多いため、噂にならないためにも「皆がいる所で異動の話を言わない」という注意をすることが必要です。

 

丁寧に配慮した言い方で面談の予約をする

病棟のベッドコントロールや管理などの仕事を抱えている師長は多忙であるため、「お忙しいとは思いますが、お時間いただけますか?」など丁寧さに配慮した言い方を心がけ、師長の都合に合わせて面談の時間を取ってもらうようにしましょう。

 

日頃から師長と良好な関係を築く

私の同僚は、ユーモアに包んで話せるキャラクターであり師長もおおらかな性格だったため、師長に会うたびに「いつ異動させてもらえますか~?」と冗談っぽく話すことが成り立つやりとりでした。

結果的に同僚は、希望部署に異動できましたため、日頃から師長と良好な関係を築いておくことは大切だと言えるでしょう。

 

前向きな異動希望の理由を説明する

個人面談で異動理由を伝える際に大切なのは、前向きな姿勢であるため、「自分が将来どのような看護師になりたいか」「異動先で学びたいこと」を具体的に説明しましょう。

異動によって何が得られるのか、なぜそれが自分の目指す看護師像に大切なのかということを話します。

 

注意点!

ポイント

異動理由を伝える際に「人間関係の問題や仕事へのやる気のなさから異動したい」等、今の部署に関するネガティブなことは良い印象を与えないため、決して言ってはいけません。

 

今の部署で学んだことをアピールする

今の部署で習得した技術や知識がある場合は、「看護技術」「係活動などで得た知識」等、委員会や部署での役割を通して貢献できたこともアピール点として加え、それをどのように生かしていきたいかを説明しましょう。

 

感謝の気持ちを師長に伝えることが大切

今の部署で学んだことをアピールする際は、貴重な経験ができたことへの感謝の気持ちを師長に率直に伝え、「今の部署での経験を異動先でも生かせる」という一貫性が分かれば、異動希望の理由としては説得力が増すでしょう。

 

聞く耳を持たない師長の場合

師長が聞く耳を持たない場合は、「看護部長に相談しにいこうと考えている」「転職を視野に入れている」等と伝える手段もあります。

問題を部署内で収めたい師長は、何らかのアクションをとってくれるかもしれませんが逆に悪印象となり部署での居心地に影響が出るリスクもあるため、慎重に伝えるようにしましょう。

 

2.看護部長へ異動希望について相談する

看護部長へ異動希望について相談する看護師

異動希望について師長に話を聞き入れてもらえない場合は、師長の上司である看護部長に相談へ行きましょう。

看護部長へ異動希望について相談しに行くことについては、以下の通りです。

 

丁寧にメール等でアポイントを取る

看護部長は、一般の看護スタッフにとっては距離のある存在で規模の大きな病院であるほど、普段は関わることがほとんどないため、まずはメールなどで丁寧にアポイントを取ります。

 

注意点!

ポイント

看護部長へアプローチする際には「師長の立場に配慮して話をする」「異動先での具体的な働きぶりを約束する」等のことに注意しましょう。

 

師長のことを悪く言わない

看護部長に「異動を受け入れてくれない師長の文句を言う」「自分の気持ちばかりを口にする」等の礼儀を欠いた態度は、悪印象となるため親身になって気持ちを聞いてもらえるように、師長や病院側の事情を考慮した発言をすることが必要です。

自分の直属の上司は、師長であるため体裁を考えた伝え方を心がけましょう。

 

異動先で続けることを約束する

異動時の具体的な条件として、「数年は続けること」「どんなことに貢献できるか」等を説明することでやる気をみせ、看護部長に「この人なら大丈夫」と思ってもらえるようアピールしましょう。

なぜなら、看護部長は病院全体を管理し、部署ごとに偏りがないように人員配置のバランスに配慮しており、異動したスタッフがすぐに退職しては困ると考えているためです。

 

ポイント!

ポイント

看護部長と直接交渉することで、師長が快く思わない場合もあるため、師長にはあらかじめ看護部長に相談に行く旨を伝えておいたほうが良いでしょう。

 

3.希望部署で働ける病院に転職する(最終手段)

希望部署で働ける病院に転職する看護師

師長や看護部長を通しても一向に異動希望が通らないことも予想され、何年も待てば異動できるという保証はないため、どうしても希望部署で働きたい場合は、最終手段として転職するという方法があります。

希望部署で働くためには、「転職のメリット」「転職のリスク」を意識して行動に移すことが大切です。

それぞれについて、以下で詳しく見ていきましょう。

 

希望部署で働くための転職メリット

看護師が希望部署で働くための転職する際に得られるメリットは、

  • やる気のあるうちに行動したほうが仕事のモチベーションを維持しやすい
  • 年齢が若いほうが新しいことを覚えたり環境に順応したりしやすい
  • 希望のキャリアを早い段階から積むことができる

等があります。

不本意な場所で我慢するよりも早めに転職し、希望部署で経験を積んだ方が前向きな気持ちで仕事に取り組めることでしょう。

 

補足説明!

ポイント

時間は有限であるため、早めに行動することで結果的に時間を無駄にすることなく、有効にキャリアを伸ばすことに繋がります。

 

希望部署で働くための転職リスク

看護師が希望部署で働くために転職をすることでのリスクは、

  • 職歴が短いと履歴書に傷がつく
  • 新しい環境に慣れるまで大変
  • 思い描いていた内容とのギャップ
  • 転職後に希望の部署に配属されない可能性がゼロではない

等があります。

 

リスクを考慮した上で転職に踏み切る

実際に希望部署で勤務すると「イメージした内容と違っていた」「人間関係が上手くいかなかった」「新しい職場のやり方と合わなかった」等の問題が出てきますが、それらを乗り越えていく覚悟をもって転職しないと「こんなはずではなかった」と後悔することになるため、リスクを考慮した上で転職に踏み切りましょう。

 

安易な転職には注意が必要

私の同僚は、面接の時に透析室への勤務を約束されたにもかかわらず、人手不足を理由に病棟に配属され「その後2年間病棟に勤務してから希望の透析室に異動になった。」というケースもあるため安易な転職には注意が必要です。

 

ポイント!

ポイント

転職活動の面接時に希望部署への配属を約束されても、実際に入職すると「別の部署で勤務せざるを得ない事態もある」等の可能性もゼロではないことを念頭に置きましょう。

 

4.まとめ

希望部署に異動できずに悩んでいる場合には、上司と交渉時の「伝え方」が大きなポイントとなります。

異動希望を伝える際には、「自分が何を学びたいか」「部署異動を通して将来どんな看護師になりたいか」等、相手に気持ちを伝えられるように自分自身と向き合っていくことが大切です。

納得のいく部署でやりがいをもって働くためにも、希望部署に移動できない悩みを持つ看護師は、是非参考にしてみて下さい。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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大学病院・総合病院で経験を積んだのちに海外の看護に興味をもちオーストラリアに留学。
現在は派遣看護師としてマイペースに活動している主婦です。老人ホームやデイサービスでの単発派遣経験も豊富です。海外旅行が好きで、独身時代はバックパッカーをしていました。
人間関係や看護師としてのキャリア、転職など多くの人が悩むことに私もぶつかってきたので、同じ目線での記事を書いていければと思います。


カテゴリー:看護師転職のノウハウ


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この記事を書いた人:Chiko
(公開日:)(編集日::2017年09月01日)

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