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しゅう

元看護師

しゅう

( 看護師 保健師 )

看護師が透析室未経験でも転職で失敗しないポイント3つ

しゅう
元看護師 しゅう

透析室は、何の知識もなく働き始めると、自分が思っていたイメージと違ったり、以前に働いていた部署との違いが大きい事で適応できなかったりして、すぐに「私には合わない」と感じてしまう事があります。

初めて透析室勤務する看護師は、「転職前に透析看護について勉強しておくこと」「研修制度が整っている求人を見つけること」等に着目することで職場に馴染み、楽しく仕事ができるでしょう。

そのため、このページでは、透析室未経験でも転職しないためのポイントをご紹介していきます。

1.未経験だからこそ透析室独特の雰囲気を知っておく

独特な雰囲気の透析室の雰囲気を知る

透析室は、他の部署とは少し違った雰囲気があるため、最初に透析室を見た時に透析装置が多く緊張感が漂っていると感じる看護師が多いのではないでしょうか。

それでは、以下で透析室独特の雰囲気について見ていきましょう。

 

透析室は閉鎖的な空間である

透析室は、比較的閉鎖的な空間であり他部署の人が透析室の様子を見る機会も少ないためイメージがしづらく苦手意識を持つ看護師もいますが、透析の仕組みを知っていくと独特で馴染みづらい印象が変わっていくでしょう。

 

透析室は長期間通院している患者が多い

透析室には、長期間通院している患者が多く「患者が病院に慣れている」ことが独特な点の1つで看護師よりも病院に詳しい患者もいるため、患者が経験の浅い看護師に病院の仕組みを教えている場面をみかけます。

透析室は、ワンフロアで透析治療を受けているため患者同士がよく見え、話す内容も聞こえる場合もあります。

 

患者間のトラブルに巻き込まれることもある

同じクールの患者は、週に数回顔を合わせるため、お互いの悩みを話し、励まし合ったり助け合ったりしますが、時には透析中に大声で言い争いになったり、待合室でトラブルとなったりすることもあります。

「患者間のトラブルに配慮しなければならない」という難しい点も独特ではありますが、同じ患者と長く付き合い、その間に様々な会話をしてお互いをよく知るようになるため、とてもアットホームな雰囲気です。

 

2.転職前に必ず透析看護について勉強しておく

転職前に透析看護について勉強する看護師

透析室での看護は、他部署では経験できないことが多いため、事前に学習しておくことが必要です。

スムーズに透析看護を行うためにも、勉強しておいた方が良い事を以下に挙げていきます。

 

透析療法の仕組み

透析療法の仕組みが透析装置の働きであるため、初めて機械を目の前にしてもきちんと知識が頭に入っていると、機械の操作の説明を受けた時に理解しやすく、機械に触れる恐怖感や不安が少なくなるでしょう。

 

透析がどのような方法で行われているか復習する

透析の装置は初めて見ると、ルートも複雑で入り組んでいるように見えますが、理解した上で見ると見え方が変わってくるため、透析室未経験の看護師が透析室に転職する際には、「透析がどのような方法で行われるのか」を復習しておく事が前提です。

 

補足説明!

ポイント

透析を始める前後に患者の体重を測定し、その数値に基づいて機械の設定を行いますが、それはどのような計算で設定されているのかも知っておくと、透析の一連の流れをつかみやすくなります。

 

透析を受ける患者の疾患

透析室での穿刺や処置は、受け持ち患者関係なく行うという施設が多く、「勤務をして患者と関わる」「情報収集をする」等で患者の透析に至った背景を知り、その上で生活指導をしていくため、透析を受ける患者の疾患を勉強しておくことが必要です。

透析を受けるに至った原疾患は、限られているため勉強もしやすく、初めて関わる患者でも原疾患を念頭に会話をすることで、意味のある情報収集を行うことができます。

 

シャントの仕組み

透析室での勤務は、穿刺があり看護師は1番プレッシャーを感じる業務でしょう。

シャントは、人それぞれ違うため「実際に触れる」「音を聞く」「血管の走行を見る」等で学ぶ事は多いですが、

  • 「どのようにシャントが造設されるのか」
  • 「どのようなトラブルがあるのか」
  • 「患者に自己管理はどのようにするのが良いのか」

等、基本的な点だけでも知っておくと良いです。

透析室での勤務を始めてもしばらくは「穿刺の介助につく」「穿刺の手順を学ぶ」等をするため、その時に患者の血管を実際に見ると、シャントのイメージがつきやすくなるでしょう。

 

基本的な知識を正しく学ぶことが大切

病棟や外来とは、全く違った内容を多く覚えることが必要ですが、機械操作や透析の設定など1度覚えて慣れてしまえば心に余裕を持つ事ができるため、最初に誤った知識をつけないことに気をつけ、トラブルにも対応できるように基本的な知識を学んでおくことが大切です。

 

3.看護師の研修制度が整っている透析室求人を探す

研修制度が整っている透析室求人を探す看護師

透析未経験の看護師の場合、透析室へ転職する際は必ず研修制度が整っている求人を見つけるようにしましょう。

看護師の研修制度が整っている透析室求人について、以下に紹介していきます。

 

研制修度が整っているのはクリニックよりも病院

看護師が透析室で働くと透析に関しての技術や知識は高めることができますが、「病棟や外来で行う技術を実践する機会が少ない」「看護の動向に関する情報に疎くなりがち」等があります。

そのため、透析室へ未経験で転職する看護師は、研修に参加できる機会があり院内でも研修等の教育体制が整っている施設を選ぶべきで、研修制度はやはりクリニックよりも病院の方が整っている事が多いです。

 

病院はマニュアルが豊富にある

病院の透析室の場合は、新卒・既卒であってもスタッフの看護力を高めるために教育体制があり、委員会等が開かれることで、より良い教育方法を追求しています。

病院の透析室では、さらに様々な事にマニュアルが作られている施設が多く、マニュアルも委員会等で常に改正されていくため、新しい動向に沿って看護を行うことができます。

 

専門性が高い看護師からも学べる

病院の場合、認定看護師など専門性が高いスタッフが多く在籍しているため、そのようなスタッフが研修を実施したり知識を提供してもらったりすることができます。

 

クリニックの場合は透析以外の情報を得る事が難しい

透析のみのクリニック等の小規模の施設であると、なかなか透析以外の情報を得る事が難しく、病院に比べて少人数であるため、病院ほどの教育体制を整えることは難しいです。

透析室で働く看護師は、一般的な看護技術や知識を常に興味を持って自分に取り入れていく事で考えが柔軟になり、看護の幅も広がるため研修制度が整っている施設がおすすめです。

 

4.まとめ

私自身が働いた経験として透析室は、長く働くにつれて責任を持つ事も増えて大変ですが、心に余裕もできて自分がしたい看護をじっくり実践できるようになるため、どんどん面白くなっていきました。

そのため、自分には合わないと早期に決めつけず、上記の3つのポイントを踏まえて透析室の転職を考えると、失敗をすることなく透析室で働く事ができます。

透析室へ転職したい未経験の看護師は、是非参考にしてみて下さい。


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この記事を書いた人

総合病院で3年間勤務した後、企業の健康診断の短期アルバイトを数回体験。その後は総合病院の透析センターで6年間勤務し、2人目の出産を機に退職。
現在はシングルマザーとして、育児をおこないながら看護師ライターとして活動させていただいております。私の体験が、少しでも転職を考えている方々の参考になれば幸いです。


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この記事を書いた人:しゅう
(公開日:)(編集日::2017年08月30日)

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