看護師寮を使わずに一人暮らしする看護師のメリットとデメリット

看護師 1人暮らし メリットデメリット

以前、看護師が寮生活をすることのメリットとデメリットについてご紹介しました。今回は看護師が1人暮らしをすることによるメリットとデメリットについてご紹介します。

実際自分自身も看護師として働くのと同時に実家を離れ1人暮らしをしていました。そんな経験者の視点から看護師が寮ではなく、家を借りて1人暮らしをすることのメリット、デメリットをご紹介します。

前回の記事「看護師が寮生活をするメリットとデメリットを大公開」と併せてご覧ください。

1.看護師が寮を使用しないことのメリット

看護師 1人暮らし メリット

寮を使用しないことのメリットについてご紹介します。寮を使っている人にとってはデメリットとなることが、寮を使わない者にはメリットとなるのです。一体どのようなところにメリットを感じるのでしょうか。

 

自分の好きなところに住める

1番のメリットは好きなところに住めるということかと思います。通勤時間が長くても耐えられると思う人は病院から遠い場所に住んでも問題ないかと思います。

憧れの街や住みたい街ランキング上位の街など素敵な街に住んでみるなど、自分の好きなように思うがままに暮らせるところは寮に入居しない人の最大のメリットではないでしょうか。

自分自身も通勤に時間はかかるものの、交通の便もよく駅も駅ビルやレストランなどが充実している町に住んでいました。

寮に住んでいる看護師より早く起きるという現実は辛かったですが、その分仕事後は煌びやかな街並みを巡り、ウィンドウショッピングをしておいしいものを食べて帰るという事でその日のストレスは解消でき、結果通勤時間がかかっても住みたい所に住んで良かったと思えました。

 

病院から遠いため急な出勤要請はされない

例え病院から距離的に近いところに住んだとしても、寮の入居者よりも病院の近くに住んでいるという人はまずいないでしょう。そのため、急な出勤要請を出す場合にはまずは寮の入居者からになります。

そんな感じで病院に距離が近い人から順に急な出勤要請が出されていくため、病院から1時間も離れた所に住めばほとんど出勤要請はされません

休みの日に急に出勤しなければならないといったことがないのは、やはりありがたいことでした。

 

プライベートがしっかりと分けられている

寮に入居しているとプライベートの時間でも職場の人間あるいは患者と顔を合わさなければならず、プライベートを満喫できませんが、1人暮らしであれば少し離れた場所に住んでいる人が多いのでそんな心配は無用です。

距離によっては職場の人と会ってしまうことはあるかもしれませんが、そんなに頻回に合うことも無くばったり会うといった程度でしょう。患者には、ほとんど会わないのが普通かと思います。

そのため、職場の人と誰にも会わない完全なプライベートな時間を得ることができます。家に彼氏を呼んでもそれが噂話となって広まるということはあまりありません。

また、病院の寮だと大体が駅から遠いところにある場合が多く遠出が億劫になりがちですが、寮生活でなければ大体が交通機関を利用しているため定期の範囲内であればただで行き来可能です。

他に趣味を持っていて気軽に集まる、病院以外の世界にコミュニティを持っているという人にとっては、あとで職場の人にいろいろと詮索される心配もなく自分のやりたいことをやれるのではないでしょうか。

 

職場以外での気づかいをしなくても良い

同僚、特に先輩看護師には普段から気づかいだらけの毎日だと思います。しかし寮に住んでしまい、しかも音鳴りが先輩看護師だったら・・・病院だけでなく日常生活でも気づかいをしなくてはなりませんよね。

しかし、寮に入居しなければそんな気遣いも不要です。病院にいる間は精一杯気遣いしてあとは気楽に過ごすことができます。また、隣の人のシフトによっては自分が活動する時間が睡眠時間かもしれません

そのため、家に友人を呼ぶのもなんとなく気兼ねしてしまうところですが、寮に入居しなければそんな気遣いも不要。呼びたいときに呼びたいときに呼びたい人を呼べるのも1人で生活しているからこそではないでしょうか。

 

2.看護師が寮を使用しないことのデメリット

看護師 1人暮らし デメリット

次に寮を使用しないことによって生じるデメリットについてご紹介します。自身が感じたデメリットのため、人によってはデメリットとは感じない内容かもしれません。一個人の経験談として見て頂ければと思います。

 

病院から距離があるため通勤時間がかかる

1番のデメリットはやはり通勤時間です。通勤時間だけでなく、通勤の際に満員電車に乗らなくてはならないのもデメリットの1つになるかと思います。

特に帰りが夜遅くなってしまった時は1人で帰ることが不安になりますし、悪天候で電車が遅れた時の満員電車はこの上なく辛いものがあります。

自分が早起きして満員電車でもみくちゃにされながら出勤した時に、寮に入居している子たちがさわやかに通勤してくるのを見た時はうらやましいなと思ってしまうものです。

 

1人暮らしはお金がかかる

同じような間取り、設備であってもその賃料は寮と比べれば約2倍かかります。また寮に入居している人たちの中には、支払っている代金に光熱費込になっているという場合もあります。

そのため、寮に入居していない人たちの方が、入居している人よりも生活にお金がかかってしまうのが現実です。

一般的に給料の1/3ほどの賃料であるところに住めば余裕を持って生活ができると言われていますが、寮ほどの間取りや設備を有していて給料1/3ほどの賃料であるところを探すのは実は意外と難しいのです。

どんな家であれ、住めば都と言いますがやはり賃料という出費は大きいものです。

 

寮生活している同期や同僚との間柄に疎外感を感じる

寮生活をしている同期や同僚が多ければ多いほど感じるのが疎外感です。仕事終わりに「誰かの家に集まってご飯を食べよう。」とか「夜遅くまで飲み明かそう。」なんて盛り上がっている同期や同僚を見ているとそう感じることが多いです。

もしも、寮生活をしていない人が同じ時間だけ一緒に過ごしてしまうと帰宅時間がかなり遅くなり、次の日の業務にも支障をきたしてしまいます。そのため、一緒に過ごしたとしても泣く泣く途中で帰らなければならないこともあります。

自分も寮の先輩や同期と飲んでいても次の日出勤であると盛り上がっている中1人で帰宅しなければならないという切ない思いをよくしたものです。

同じ寮に住んでいる人たちは、約束をしていなくても気軽に会うことができ、必然的に長い時間を一緒に過ごすため仲良くなれるのですが、寮に入居していないと一緒に過ごす時間は全く少なくなり、どうしても心理的な隔たりができてしまうのもデメリットとなるように思います。

 

勤務外など病院に行かなければならない時が面倒

勉強会や委員会など自分が勤務していない日でも出勤せざるを得ない時があるのはシフト制である看護師の大きな特徴のように思います。

寮の入居者であれば徒歩数分の距離なのでそんなに負担になりませんが、寮に入居していなければ休日にわざわざ1時間以上かけて行かなければならず、そういったことが苦痛に感じるのも寮に入居していないことへのデメリットであるように思います。

委員会や勉強会だけでなく、病院の飲み会も比較的病院の近くや最寄り駅で開催することが多いため、その日が自分のシフト上休日であるとわざわざ向かうのが億劫に感じてしまいます。

 

3.寮よりも1人暮らしした方が良い看護師の特徴

特徴 1人暮らし 向いている

寮に住まずに1人暮らしをするメリットデメリットを色々紹介しましたが、上記のことを踏まえてどんな人が寮に入居せずに1人暮らしをするのがお勧めかをご紹介します。

 

習い事・サークルなど外の世界にコミュニティを持っている

習い事をしている、趣味などのサークルがあって定期的に集まっているなど、看護師としてだけではなく別の世界にコミュニティがある人は断然寮の入居はお勧めしません。

定期的に活動があったり出かけたりする用事がある場合は、寮に住んでいても同じく寮生活をしている同僚や同期と一緒に過ごす時間もあまりありません。

近所付き合いではありませんが、あまりにも自由奔放に過ごしていると「あの人付き合い悪い。」なんて言われてしまうこともあり得ます。

 

就職する病院と同じ都道府県内の学校に通っていた

就職する病院と同じ都道府県内の学校に通っていたという看護師にも病院の寮はお勧めできません。同じ都道府県内に学校があったということは学生時代の友達にすぐ会える距離感であるということになります。

また、場所によっては小中高校時代を共にした地元の友達なども近くに住んでいる場合が多く、友達と会う機会はやたらと多くなります

そうすると、前述した場合と同様出かける機会が増えてしまうため寮に入居している人とのコミュニケーションが減り、寮入居者からは付き合いが悪いなどいい印象が持たれなくなります。

また、外出時のドアの開閉音や声の大きさなどがクレームに発展しかねないことから友人を家に呼ぶことも躊躇してしまいます。そのため、快適な寮生活を送ることは難しくなるので寮に入居しないことの方がお勧めです。

ちなみに実家と同じ市内や区内の病院に就職するとなると、実家と病院との距離で寮に入居させる、させないの判断をする病院が多いようです。

 

まとめ

看護師 1人暮らし まとめ

寮を使用しない、憧れの1人暮らしもそれぞれメリットやデメリットがあります。自分の生活スタイルや性格から寮を使うかどうかは判断した方がよいでしょう。1人暮らしがお勧めできるのは以下のような看護師です。

  • 仕事とプライベートをきっちり分けたい人
  • 同僚以外の友達が多い人

お金はかかりますが、働いていないプライベート時間をどれだけ充実させることができるかが1人暮らしをより楽しく働くための秘訣となります。自分のプライベートが充実できる環境を選択してほしいものです。

 

齋藤

【神奈川県/20代後半・資格:看護師】

食べること、スポーツ観戦が好きな看護師。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、ディサービス、検診センターで仕事の経験があります。

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