救急科への看護師転職で知っておきたい6つのポイント

このページでは、救急科への看護師転職で知っておきたい6つのポイントについて紹介します。残業や夜勤が多いために手当がつき、比較的お給料が高い救急科。やりがいを感じることができるので、看護師としてのキャリアアップにはピッタリの科であるといえます。その反面、体力的にも精神的にもハードであるので、お給料を目当てに転職することを避ける他、待遇面を確認するなどの注意が必要です。

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1.救急科で働く看護師の仕事内容

救急科で働く看護師の仕事日本の救急医療は比較的軽度の初期救急から入院等必要とする二次救急、さらに生命の危険がある三次救急と、段階によって分かれています。救急科の看護師に共通するのは、瞬時の判断力、行動力、家族へのサポートです。

 

スピーディーな対応を要する

救急科の看護師は、医師が診察する前に出来る範囲の患者への救急処置を行っておく、患者や家族から情報を収集する、医師の診察を予測して必要な物品などを準備しておく、医師の指示に従って処置や検査、関係機関への連絡などを行います。特に三次救急は命の危険がある場合ですので、一分一秒を争います。どれだけスピーディーにできるかが、とても大切になるのです。

医師の少ない救急科では看護師がトリアージを行うこともあります。トリアージとは、患者の手当の緊急度に従って治療の優先順位をつけることです。これらは経験がとても大切になってくる仕事です。中には未経験者不可といった職場もあるのです。

 

家族へのサポート

さらに、救急科で働く看護師の大切な仕事の1つに、家族への心理的サポートがあげられます。患者の家族はもちろん不安で動揺しています。現在の状況を分かりやすく説明することや、家族の不安を和らげるように寄り添うことは、今後の患者の治療方法を決める上でもとても大切なことです。医師の説明が頭に入っていないようであれば、分かりやすく再度説明し直す事で、患者家族はとても安心感を覚えるのです。

 

コミュニケーション能力が必要

救急科で働く看護師は、医師や他の看護師などとチームで治療に当たります。チーム力は大切です。コミュニケーションをしっかりとる必要があるのです。

 

2.平均年収・平均月収・ボーナスについて

平均給与救急科で働く看護師の平均の年収は約400万円から500万円だと言われています。月収は約30万円から40万円ほどです。通常の看護師と比べると、若干給料は多めとなっています。

 

残業や夜勤の手当がつくため給料が若干多め

これは、救急科では残業や夜勤が多いため、その分の手当がつくからです。精神的にも肉体的にもハードな仕事である分が給料に反映されている結果なのです。残業や夜勤がほとんどない日勤のみの救急科の看護師は、一般の看護師と給料の差はほとんどありません。常に神経をとがらせて仕事をする必要がある命の最前線の職場から見ると、他の看護師との給料の差がないということは意外な結果かもしれません。

 

キャリアアップを目指すのに適した科

ただ、救急科で働くことで自分の看護師としてのキャリアアップを目指すという方も多くいらっしゃいます。実際、救急科で数年働くとその後の転職の際に良い評価を得ることが多いようです。そのため、後々のことを考えて、多少は割に合わないかもしれませんが今は救急科で頑張るという看護師もいるのです。また、給料に関係なく救急科という張りつめた独特の雰囲気が好きだという看護師もいらっしゃいます。

 

パートの看護師は日勤のみの勤務が可能

救急科で働くパートの看護師は時給計算になります。時給にすると、約1,500円から2,000円程度が相場となります。パート勤務になると日勤のみといった働き方ができるところが多いようです。

 

資格を取得することで給料アップにつながる

救急科で働く看護師の中には、お給料アップのために救急看護認定看護師などの資格を取得される方もいらっしゃいます。資格を持つことで、給料がアップします。

 

3.救急科で働く看護師のメリット

救急科で働く看護師のメリット救急科で働く看護師のメリットにはどんなものがあるのでしょうか。確認していきましょう。

 

やりがいを感じることができる

救急科で働く看護師の最大のメリットは、非常にやりがいがあるということです。三次救急には命の危険がある患者が運ばれてきます。人の命を直接救うという大変貴重な経験をすることができるのです。医療の世界の、特に救急科でなければ体験できないことではないでしょうか。

 

キャリアアップにつながる

救急科はその時に何をしなくてはいけないかを瞬時で判断して動くことや、医師の指示に即座に反応する必要があります。常に神経をとがらせる必要があるため大変ですが、様々な経験を積むことで、看護師としてのキャリアは格段にアップします。先を見通す力、医師の指示をすぐに理解する力は、全ての看護師に求められる能力です。救急科で働くことで、その後の転職の際にもその経験は充分に評価されるでしょう。

 

チームプレーの精神を学ぶことができる

救急科というのは、特にチームの力が大切になるところです。各々の役割をしっかり果たしつつチーム全体としてうまく機能するという、医療現場におけるチームプレーの精神を学ぶことができることもメリットの1つです。

 

多くの症例に触れることでスキルアップにつながる

また救急科には様々な症例の患者が集まります。通常の医療よりもはるかに多くの種類の病気や怪我の症例をみることになり、大変勉強になるでしょう。看護師としての大きな経験になり、自信にもつながります。

 

病棟よりも残業が少ない

救急科で働く場合、一般病棟よりも「残業が少ない」というメリットがあります。特に、平日の日勤帯は患者の数も少ないため、定時で帰れることが普通のようです。

 

4.救急科で働く看護師のデメリット

救急科で働く看護師のデメリット救急科で働く看護師のデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。確認していきましょう。

 

体力的にハードである

救急科で働く看護師のデメリットとは、まず体力的にハードな仕事であることです。救急科はいつ何時、患者が来るのか分かりません。場合によっては急な呼び出しを受けたり、残業が伸びてしまったりすることもあるでしょう。

救急にくる患者さんの数はあらかじめ分かるものではありません。仕事量がよめないので、1人でたくさんの患者を受け持たなくてはいけない場合や、休憩時間がとれなくて食事がとれない場合などもあります。もちろん、まったく救急に患者さんが運ばれてこない時もあり、非常に波が激しい職場です。

 

精神的にハードである

さらに、精神的にもハードな仕事です。特に三次救急では目の前で患者さんが亡くなってしまっても、ゆっくりと悲しむ暇もない世界です。次々に運ばれてくる患者に常に対応する必要があります。

また、救急は失敗が致命的になりかねません。ミスは絶対に許されないのです。これは大きなプレッシャーとなり、精神的にかなり疲労します。残念ながら亡くなってしまった患者の家族より責められる場合などもあります。一生懸命やっていてもその頑張りが報われないことは大変つらく、精神的にもハードな仕事なのです。

 

患者とゆっくり向き合うことができない

特に三次救急では意識のない患者も多いので、患者とコミュニケーションをとることが出来ずに黙々とお世話をすることになります。救急が忙しい場合はそもそも患者とゆっくり話している時間はありません。患者とゆっくり向き合いたいタイプの方にはおすすめできません

 

5.救急科へ転職する注意点

救急科へ転職する注意点救急科へ転職する際に気を付けるべき点とはなんでしょう。ポイントを押さえ、転職活動に役立ててください。

 

ある程度の経験・知識・技術が求められる

救急科へ転職する注意点として、救急科は即戦力となる人材を求めることが多いため、未経験者の採用はあまりありません。ミスが許されない職場であるため、ある程度の経験、知識、技術は必須となります。全くの未経験の場合は、経験を積んでから挑戦することをおすすめします。特に夜勤や残業のない短時間勤務で働きたい場合は経験者であることが必須となることが多いです。

 

ポイント!

ポイント

看護師としてどのような経験が必要になるか、ということについては、救急科はその内容が多岐に渡るので、様々な診療科の経験を幅広く身に着けておくと良いでしょう。

 

給料にひかれての転職ではなく仕事内容を考慮する

救急科は大変な激務です。単にお給料が高いから、といった理由で転職するのは大変危険です。お給料にひかれて転職すると、必ず後が続かず失敗します。自分の看護師のキャリアアップにつながる、といった高いモチベーションをもちましょう。やりがいを感じて楽しく働くことができるか、考えることが必要です。お給料が高い職場は、それだけ仕事内容もハードなのです。

 

待遇面を必ず確認する

逆に、自分の看護師としてのスキルアップのために救急科への転職を考えている場合、待遇面でのチェックも忘れずに行いましょう。激務であるからこそ有給休暇がしっかりととれる環境なのかどうか、といった確認は非常に重要です。救急科は大きなやりがいを感じると同時に疲労がたまりすい科です。仕事のプレッシャーから解放される場所や時間はきちんと取れるのか、しっかりチェックしてみてください。

 

6.救急科の看護師転職求人の探し方

救急科の転職求人の探し方救急科へ転職したい看護師の方の求人の探し方は、看護師専門の転職・求人サイトで探すのが良いでしょう。インターネットの求人サイトは情報量も多く、自分が働いているところのイメージがつきやすいという利点があるのです。そのような看護師専門の転職・求人サイトでは、働きたい条件を細かく指定することができます。

 

インターネットの転職・求人サイトを活用して情報収集

絞りの込みの条件に「救急科」という項目があるサイトもあります。そちらにチェックを入れることで、救急科の看護師募集を行っている病院が紹介されます。気になった求人については問い合わせをすることができます。転職活動の前に徹底的に情報収集が行えるのが、インターネットの転職・求人サイトの良いところです。

 

複数のサイトに登録する

なお、看護師専門の転職・求人サイトは複数存在します。1つではなく、複数登録することをおすすめします。1つの求人サイトでしか募集をかけていない病院なども存在するからです。求人サイトによっては、コンサルタントが存在していて親切に転職までサポートしてもらえるところもあります。

 

看護師人材紹介サービスを利用する

その他、救急科へ転職したい場合は、看護師人材紹介サービスを利用することもできます。こちらは紹介会社のコンサルタントが最初から相談に乗ってくれて、転職をサポートしてくれます。人材紹介サービスに紹介を依頼している病院も多いです。1人でインターネットの情報を検索するのが苦手な方はこちらを利用しても良いでしょう。利用料金は基本的に無料になっています。

 

まとめ

救急科への看護師転職でおさえるポイントは以下の通りです。

  • 臨機応変な対応力が求められる
  • 病棟よりも残業が少ない
  • 様々な症例を経験することができる
  • 基本的に未経験者の採用はない

救急科は看護師の中で人気が高い職場です。そのため、未経験者の方は特に、求人を見つけることが大変かもしれません。ただし、ある程度の病棟経験があれば採用してくれる救急科も中にはありますので、救急科未経験であっても、看護師転職サイトなどを利用しながら諦めずに探してみてください。

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この記事は「看護師転職ジョブStaff」さんの執筆でに公開しています。 最終更新日:2017年03月26日(運営元:看護師転職ジョブ

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