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ラビウサ

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内視鏡室看護師への転職 | メリット・デメリット

ラビウサ
専門看護師ラビウサ

「内視鏡室で働く看護師は、きびきびしていてかっこ良く見えるけれど、器械をいじるのは怖い。あなたはそんなイメージを、内視鏡室の看護師に抱いていませんか?」

内視鏡室で働く看護師は、普通の病棟勤務の看護師とは違った仕事内容が求められます。高額な機械を扱いますし、特殊な技術は必要です。ですが、一度その緊張感と達成感に魅了されたら、なかなか抜けることができない看護の世界が広がっています。

内視鏡室で働きたい、転職したい、求人を探している看護師に、良くも悪くも知ってほしいことについてご紹介します。

1.内視鏡室で働く看護師の仕事内容について

内視鏡室で働く看護師の仕事内容
一般的な内視鏡室で働く看護師の仕事内容は以下の通りです。

  • 内視鏡検査・治療の準備と介助
  • 患者の観察とケア
  • 物品管理と機器管理
  • 患者への説明・指導

自身の経験を元に仕事内容の詳細を説明していきます。転職や求人を探す前に確認してみてください。

 

内視鏡検査・治療の準備と介助

内視鏡室の看護師の一番の業務は、内視鏡検査・治療の準備と介助になります。検査前の問診票や同意書の確認、お薬の確認、前投薬の有無確認と実施などを確実に行います。

検査や治療前の確認と準備が、スムーズな検査や治療に影響するため、とても重要な業務になります。

 

ポイント!

ラビウサさん 看護師ライター

内視鏡検査の介助は、ただ患者をケアするだけでなく、多くの病院は生検やポリープ切除、クリップ処置など、医師の指示のもと看護師が実施します。そのため、業務に慣れるまでは内視鏡を安全に扱うことから始め、徐々に簡単な処置介助から指導を受けながら行うことになります。

 

患者の観察とケア

内視鏡検査は苦痛が伴う検査です。そのため、検査中は患者のそばについて、患者の状態を把握することが看護師の役割になります。検査内容や患者の希望によっては鎮静剤を注射することもあります。

 

ポイント!

ラビウサさん 看護師ライター

鎮静剤を注射する場合には、血圧や呼吸状態に変化はないか、検査終了後のふらつきなどはどうかなどを観察し、患者のバイタルサインが安定したかどうかを見極める役割も看護師の業務になります。

 

物品管理と機器管理

内視鏡検査や治療には、多くの処置器具が必要になります。患者の検査が始まって物品が足りない、機材が使えないということは、患者に再検査という負担を負わせることになります。

内視鏡が安全に作動できる、機材が必要な時に使うことができるように、物品管理と機器管理は、看護師の大切な仕事になります。

 

内視鏡の洗浄も看護師が行う場合が多い

内視鏡の洗浄も看護師が行う病院も多いです。その場合には、一日洗浄係を担当するという感じになります。

 

患者への説明・指導

検査を受ける前の患者は、不安でいっぱいです。そのため、検査が始まるまでの少しの時間に、患者に検査の流れや、つらいときの伝え方などを説明することも看護師の仕事になります。

この声掛けが上手かどうかで、患者の不安が大きく変わってきます。

 

検査後の患者への説明も行う

検査を受けた後は、飲水や食事開始、お薬についての注意事項などがあります。検査後の体調変化についても患者やご家族に指導する必要があります。患者の理解度に応じて簡潔に説明することも、内視鏡室の看護師の仕事になります。

 

2.内視鏡室で働く看護師のスキル

内視鏡室で働く看護師のスキル

内視鏡検査を受ける患者は、病気かどうか不安に思っていたり、初めての検査では検査自体の痛みを気にしていたりと、緊張しているケースがほとんどです。

しかし、あまりに緊張していたのでは、検査がスムーズに行われないこともあるので、さりげない声掛けなどで患者をリラックスさせるのも看護師の仕事です。

 

(1):緊急時でも落ち着いて対応できる能力

患者の声掛けや、医師に指示されなくても患者のバイタルサインのチェック、止血術を行うための機材の準備を行うことができること、それが内視鏡室の看護師に求められるスキルの一つです。

医師は、内視鏡をもって操作しています。だからこそ、看護師の対応がとても重要なのです。

 

内視鏡検査でもアクシデントが起こる

内視鏡検査や治療は侵襲性が高く、安全を考えて対応していてもアクシデントが起こることがあります。例えば、胃内視鏡検査を開始した途端に吐血をしたということもありますし、潰瘍部などから噴き出すように出血していることもあります。

看護師として、どれだけ落ち着いて対処できるかが、その後の処置に大きく影響します。

 

自分1人で対応しなければいけないことも

内視鏡室はスタッフの数が少ないため、自分以外の看護師が誰も近くにいなかったり、医師と2人きりになったり、自分1人で急変時や医師からの突発的な指示に対応しなければなりません。

具体的な例としては、口腔から検査を行う予定の患者が、嘔吐反射が強く、スコープが入れられない時があります。そんな時は急遽、鼻腔からの検査に変更になるのですが、鼻腔と口腔では麻酔の方法が違うので、麻酔ゼリーの追加をしたりしなければなりません。

 

(2):チームで協力し合える能力

医師一人、看護師一人といったクリニックでは、一人の患者に一人の看護師がかかわることができます。ですが、内視鏡室は、一日の件数や担当する医師、検査内容なども色々です。

そのため、患者への前処置を行う看護師と、検査につく看護師が違ってきますし、特殊検査や治療は、数名の看護師が介助に入ることになります。その時の自分の役割を把握して、チームでその日の検査を終了させることができるチームワークが看護師には求められます。

 

(3):処置から逃げない強さ

内視鏡室の看護師に求められるスキルは、処置が好きだということです。多くの医師がいる内視鏡室では、看護師は患者のケアが中心業務になるかもしれません。多くの内視鏡室では、看護師が医師の指示のもとで組織を採取したり、ポリープを切除することになります。

そのため、採血や点滴を刺す以上に緊張することもあります。医師とのタイミングがあわずに組織がうまく採取できないことや、クリップがかけられないこともあります。それでも、処置につくことを怖がらない前向きな姿勢が求められます。

 

処置を怖がっていた看護師の事例

私が指導した後輩看護師で、「怖がり」な子がいました。患者の体の組織を自分がつかむ、ポリープを絞めて焼却することが怖くて仕方がなかったようでした。それでも、自分のやれることはしっかりと行い、怖がりである分だけ慎重で、医師からも信頼されるとともに自信が持てるようになりました。そして、内視鏡室勤務4年目には内視鏡技師になりました。

うまくいかないから、怖いからと尻込みしてしまうと、内視鏡室で働き続けることは難しいかもしれません。ですが、失敗してもカバーしてくれる先輩看護師、仲間がいることを信じて、頑張ることができることも大切なスキルです。

 

消化器内視鏡技師の資格取得でスキルアップを目指す!

先ほどの事例のように内視鏡室での業務をスキルアップするために、消化器内視鏡技師の資格を取得する看護師も少なくありません

内視鏡室での実務経験(2年)が必要とされるため、簡単に取れる資格ではありませんが、取得しておけば毎日の仕事がより確実に行えますし、転職する際にも役に立ちます。

 

(4):検査機器の取り扱い・メンテナンス

内視鏡科の場合、検査機器についての知識を持つことも非常に重要です。病院によって違いはありますが、検査機器の準備や検査補助、検査後の機器の片づけ、メンテナンスなどを、看護師がすべて行う病院も少なくありません。

しかも、内視鏡検査の機器は精密機器ですから、正しい扱いをすることが大切です。

 

機械類に強い看護師は内視鏡室がオススメ

内視鏡検査の機器は精密機器で値段も高額ですから、正しいく丁寧に扱うことが大切です。また、電子カルテの場合PCも使用するので、PCの操作も覚えることも求められます。機械類に強い看護師は内視鏡室での勤務が有利になります。

 

(5):コミュニケーション能力も必要スキル

コミュニケーション能力は、内視鏡勤務において一番必要なスキルです。特に、患者、医者、看護師間におけるコミュニケーションはとても重要です。

 

患者とのコミュニケーションスキル

患者は口や鼻からカメラを入れられるわけですから、内視鏡検査をするにあたって、多くの不安を抱えています。また、検査の前処置は薬剤の味などで不快な思いをする患者も多いです。そのため、少しでも検査の不安を和らげられるようにしっかりと説明をして、声をかけてあげることが必要になってきます。

不安感が強いといざ検査が始まった時に過呼吸になってしまったりするので、検査中も付き添い、呼吸法などのアドバイスをします。

 

医師とのコミュニケーションスキル

検査中は、医師と看護師1人または2人しかいないことが多いです。医師の性格にもよりますが、確認などで医師と会話しなければならないことも多くあるので、普段からコミュニケーションをとって、自分自身が仕事をしやすい環境を作っていくことも大切です。

 

看護師間のコミュニケーションスキル

病棟や外来に比べて、内視鏡室は看護師などのスタッフの数は少ないです。そのため看護師間でもコミュニケーションを密にすることが大切になってきます。
 

ポイント!

ポイント

内視鏡室に看護師が2人しか入らない場合など、スムーズに検査が進められるように、ある程度業務の分担をしておいて、お互いの動きを見ながら、検査を進めていきます。内視鏡室は看護師同士仲が悪いと仕事がしづらい職場です。

 

3.内視鏡室で働く看護師の1日のスケジュール

内視鏡室で働く看護師の1日のスケジュール
以下が大まかな内視鏡室で働く看護師の1日のスケジュールになります。

朝のカンファレンス

朝のカンファレンスで、本日の検査数や特殊検査・治療について情報共有します。また、スタッフの本日の役割分担についても確認しあいます。

 

午前中は胃内視鏡(主に検査)

午前中は、主に胃内視鏡の検査を行います。午前中の早い時間帯は外来や検診の患者を優先し、次に病棟の患者の検査を行うことが多いです。検査数が多い内視鏡室は、午前の最後に大腸検査枠を設けていることも多いです。

 

休憩は交代、緊急内視鏡対応も

休憩は交代でとります。内視鏡検査は予約時間が決まっており、午前と午後で時間枠一杯に検査が入っています。

そのため、吐血や下血など緊急性がある内視鏡検査を昼の時間に行うこともあります。医師も外来や病棟が一段落し、メンバーをそろえることができるため、このお昼の時間は貴重なのです。

 

午後は主に大腸内視鏡や特殊検査・治療がメイン

大腸内視鏡は腸がきれいにならないと安全に検査ができないため、午後に検査を行うことになります。また、大腸ポリープを切除したり、超音波内視鏡やERCPなどの時間がかかる検査や処置も午後に行うことが多くなります。

午前中のように検査をこなす忙しさとは違い、物品を準備し、患者の観察とケアを行い、医師の介助を行って行きます。検査や治療内容によっては、数時間かかることもあります。ですが、私は、ただ時間に追われ患者の顔さえ覚えきれない午前中よりも、ストレスは高いけれど自分の業務が形になる午後の検査枠のほうが楽しかったです。

 

一日の片づけと明日の準備

内視鏡室は、検査を終えてから片付けにも時間がかかります。使用したすべての内視鏡の洗浄と片付け、処置器具の洗浄、周囲の環境整備など、いろいろと雑務があります。

同時に、明日の検査の準備も行います。明日の検査予約の人の名前を入力し、検査依頼書をチェックし、わからないことは事前に確認して明日の検査がスムーズに始められるように確認作業を行います。

 

4.内視鏡室に転職を考える看護師のメリット

内視鏡室に転職を考える看護師のメリット

内視鏡室の看護師として働くメリットは、まず内視鏡という特殊な検査に関するスキルが身につくということです。内視鏡検査の準備や介助には、それに合わせたスキルや知識が必要です。

初めて内視鏡室勤務になった看護師は、覚えることが多くて戸惑うこともあるようですが、身に付ければその後の看護師生活に必ず役に立ちます。

 

消化管の解剖に強くなる

内視鏡室の看護師のメリットは、なんといっても消化管の解剖に強くなることです。毎日、消化管粘膜を医師と一緒に観察しているため、正常か異常かの判断もある程度はつくようになります。

そのため、多くの内視鏡室で働く看護師は、生検すべき場所を医師に声をかけられる前に把握し、準備ができるようになっています。

 

ポイント!

ラビウサさん 看護師ライター

消化管を3D画像でイメージできるようになります。これは、患者の体内をイメージする際にとても役に立ち、患者の症状や痛みを理解するときに今でも役立っています。

 

消化器内視鏡技師の資格が取れる

内視鏡室で働く看護師のメリットは、一定の基準をクリアすれば消化器内視鏡技師の認定試験を受けることができることです。

試験内容は難しくはありませんが、内視鏡の構造や洗浄方法、感染対策などを学ぶことが必要になります。ですが、自分が提供している医療処置や看護ケアを、自信をもって提供できる証になります。また、病院によっては資格給をつけてくれるところもあります。取得して損はない資格です。

 

先端医療でやりがいを感じる

内視鏡検査や、同時に行う切除などの処置は、体に比較的負担をかけずに確実に検査や治療が行えるため、医療行為として非常に重要な分野です。

一人前になっても(現在でも常に技術革新が進んでいるため)絶えず勉強することが必要ですが、最先端の医療を行っているという点にやりがいを感じる人も多く、人気の高い部署でもあります。

 

急患などに対応できるスキルがつく

内視鏡室で働く看護師のメリットとしては、内視鏡の機器類の操作ができることで、急患などの対応ができるということです。内視鏡の機器類は、内視鏡勤務の経験がある看護師しか操作できないので、いざ急患で内視鏡検査が必要になった時に、機器類の操作ができると役立ちます。
 

辞めたときに転職の幅が広がる

転職の幅が広がるということは、看護師が、内視鏡室で勤務する大きなメリットです。看護師の求人を見ていると、応募資格の欄に内視鏡室の経験がある方といった記載のある求人も度々見かけます。

内視鏡室での経験は、他の看護師よりも、その分、選択できる求人先が多くなります。
 

5.内視鏡室に転職を考える看護師のデメリット

内視鏡室に転職を考える看護師のデメリット

内視鏡室に鹿野越し転職を考える場合のデメリットは、その仕事の特殊性にあります。

内視鏡室では看護師は検査や処置のための特殊な準備や介助のスキルを身に着ける必要がありますが、逆に一般的な病棟で行われる業務は少なくなります

 

医療処置に係わるためストレスが多い

内視鏡室で働く看護師のデメリットは、医療処置に関わるストレスの多さです。手術と違い、内視鏡室の看護師は、看護師が直接組織を採取したり、スネアを絞めたりします。

そのため、その処置が原因で穿孔を起こすのではないかという不安を感じることもあります。

 

機械操作が苦手な人にはストレス

内視鏡関連の検査機器の準備や整備、片づけなどを行う内視鏡科の看護師の業務は、機械の操作などが得意な人には何でもありませんが、苦手な人にとっては、覚えるのがとにかく大変だということも確かです。

苦手な人でも働くうちに必ず覚えられますが、それまでにかかる期間や自身の努力は、他の看護師よりも必要になるかもしれません。

 

医師との関係や検査中に気を抜けないためストレスになる

内視鏡検査は、患者の苦痛を伴い、医師も組織の採取や止血などでピリピリしていることもあります。そのため看護師もテキパキと動けるように常に気は抜けない状況です。
 

時間に追われる

予約の検査を時間通りにこなしていく必要があるため、常に時間に追われる感覚があります

特に午前中の胃内視鏡は、1検査が終わると患者への説明と後片付け、そして次の患者に使用する内視鏡の準備など、時間がいくらあっても足りないほどです。午前中の検査が多い病院ほど、時間に追われる感覚が大きいです。

 

感染リスクが高い

消化管は体液で満たされています。そのため、内視鏡検査中は唾液をはじめ体液や分泌物を扱うことが多くあります。

また、組織を採取した後、処置具を丁寧に扱わないと血液暴露の危険性が高まります。大腸検査では、腸の中に残渣が多いと、それだけ検査中に排泄されるリスクがあります。

ゴーグル・マスク・手袋・エプロンをきちんと身に着け、感染から身を守ることが必要です。

 

人によっては飽きてしまう

内視鏡室に勤務する看護師のデメリットとしては、ある程度長く勤務していると、人によっては仕事に飽きてしまうということです。

内視鏡室は精密機器も扱いますし、医師との連携も密に必要となるところなので、内視鏡室に入りたては、看護師としてやりがいを感じる職場です。しかし、勤務している期間が長くなればなるほど、大体決まっている内視鏡業務に慣れてきます。

 

6.内視鏡室で看護師として働いて楽しかったこと

内視鏡室で看護師として働いて楽しかったこと
私自身の個人的な視鏡室で看護師として働いて楽しかったことですが、一般的に参考になりますので、お伝えします。
 

看護師として知識と技術が身についたこと

内視鏡室で働いて楽しかったことは、技術が自分のものになる感覚が得られたことです。検査の流れを覚え、内視鏡の扱い方を学び、処置器具が取り扱えるようになると、自分に自信がつくようになりました。

自分の技術に自信が持てるようになったことで、さらに、どうすれば素早く医師の介助ができるのか、患者の苦痛を少なくすることができるのかと、色々な事を知りたくなり身に着けたくなりました。

また、内視鏡室の看護師は、慣れない医師よりも異常を素早く見つけられるようになります。そのため、医師が看護師の視線や動きを気にして、看護師に見落としがあったのかどうかを確認してくることもあります。この体験も楽しかったです。

 

格好良く見える職人と言われたこと

内視鏡が好きな看護師は、どちらかといえば、職人気質かもしれません。ですが、これは内視鏡室で働く初めて気が付いたことです。

病棟の看護師から見ると、内視鏡室の看護師は、言葉少なに「あうんの呼吸」で医師の介助につきながら機械を扱うため、格好良く見えるようです。職人と言われたことも、楽しい思い出になっています。

 

スタッフが一丸となる感覚が味わえること

吐血などで緊急内視鏡検査などの際には、スタッフが一丸となって患者を救おうとする雰囲気があります。担当医師も看護師も決まっていますが、手が足りなくなった時や、患者の状態が変化した時には、いつでも手を貸そうという雰囲気が、私はとても好きでした。

内視鏡スタッフは、あまり「聞いてない」とか「説明して」という言葉を吐く人は少なく、「場を読む」力が高いスタッフが多くいます。それは、TV画像に映し出される状況が何を意味しているか一目瞭然だからなのかも知れません。

ですが、検査を担当する医師・看護師を邪魔することなく、サポートしあう雰囲気が好きで、私はずっと内視鏡室にこだわって勤務していました。

 

7.内視鏡室の看護師として働いて辛かったこと

内視鏡室の看護師として働いて辛かったこと
当たり前ですが、楽しいことだけではありません。辛いこともたくさんありました。その一部をご紹介します。

 

オンコールで呼ばれたこと

たくさんのスタッフが働いている内視鏡室では、オンコール体制であっても呼ばれる割合は少ないと思います。ですが、常勤のスタッフが1、2名しかいない場合には、オンコールで呼ばれる確率が高まり、お休みがつぶれてしまったこともありました。

一度は、初詣の最中に呼ばれ、私用の幼児があったのですが涙をのんで病院に向かったこともあります。今は良い思い出ですが、その当時はオンコール体制と家庭との両立で悩んだこともありました。

 

穿孔などで緊急手術になった時

どんなに注意をしても、内視鏡検査は体の中での操作を伴うため、穿孔や出血などを起こし、内視鏡下で対処できない場合には、緊急手術になることもあります。

一度、腹部手術歴4回という患者の大腸内視鏡検査の検査の最中に、最後の数センチのところで腸にテンションがかかったのか突然出血が起こり、患者が痛みを訴えました。内視鏡を乱暴に扱ったわけでもなく、患者が動いたわけでもないのに、穿孔を起こしてしまったのです。そのため、その後暫くは、検査につくことだけでも不安を感じた時期もありました。

ですが、この体験があったからこそ、さらに慎重に患者の状態を確認するようになり、勉強になった経験です。

 

8.内視鏡室への看護師求人を探す注意点

内視鏡室への看護師求人を探す注意点

内視鏡室への転職を希望している場合には、まず内視鏡室がある病院を探す必要があります。内視鏡検査は、内視鏡科を持つ病院のほか、一般の消化器系や内科クリニックで行うこともあります。

 

未経験可の求人もある

もちろん、内視鏡科や内視鏡検査を行う消化器科などの勤務経験があれば、優遇される可能性は高くなりますが、未経験可の求人もたくさんありますので、探してみるとよいでしょう。

 

求人の発掘と比較には看護師求人サイトは便利

内視鏡科という、比較的範囲を限定した求人を探すのであれば、看護師求人サイトを利用するのが便利です。

検索機能で希望の診療科や勤務地などを入れて求人を探すことができるほか、登録後は担当のコンサルタントが個別に相談に乗ってくれるので、内視鏡科への転職についてアドバイスをもらうこともできます。

 

ポイント!

ラビウサさん 看護師ライター

担当のコンサルタントは、看護師転職をサポートするプロですから、現在の内視鏡科の求人の動向や、どんな看護師が採用されやすいかなど、情報収集をしながら転職活動ができるのもメリットです。

 

まとめ

とめ
内視鏡室で働きたい、転職をしたい、求人を探しているという看護師に知ってほしいことについて、体験談を踏まえて説明させて頂きました。

内視鏡室で働きはじめ、当初は機械に触ることだけでもストレスがかかります。ですが、自分の技術やケアが向上していくことを実感できる場所であり、とても学ぶことが多い場所です。

看護師として内視鏡室で働きたいと思っているのなら、思い切って飛び込んでみてください。きっと、今までの看護業務とは違う「職人」感覚を味わることができるはずです。


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この記事を書いた人

看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。


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この記事を書いた人:ラビウサ
(公開日:)(編集日::2017年11月21日)

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