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ラビウサ

専門看護師

ラビウサ

( 看護師 専門看護師)

消化器内科の経験を活かして看護師が転職できる仕事とは

ラビウサ
専門看護師ラビウサ
患者に説明する看護師

看護師としての消化器内科の病棟や外来での経験が、他の職場・仕事で活かせることや思いもよらないところで自分の身を助けることがあります

今回は、看護師の消化器内科での経験が活かせる仕事についてご説明します。

1.消化器系クリニックで経験を活かす

患者に検査説明をする看護師

消化器内科の病棟や外来での経験がある看護師は、その知識と検査説明ができることが強みとなるため、消化器系クリニックでの勤務も可能と言えるでしょう。

 

患者の検査説明に活かすことができる

消化器系クリニックでは、絶食が必要な場合や禁食で済む場合などが検査ごとに異なるため、検査の説明や禁食などの理由も患者に説明することが必要です。

 

説明不足はクリニックの評判にも関わる

消化器系クリニックの患者は、病院よりも自身の予定を優先するため、看護師の説明不足によって検査ができない場合は、患者の不満やクレームの元になりクリニックの評判にも関わります。

 

ポイント!

ポイント

消化器内科の経験がある看護師が患者の「検査と食事と水分」に気を配る習慣は、消化器系クリニックは言うまでもなく、多くの内科系クリニックの検査説明の仕事に役立ちます。

 

患者の生活指導に活かすことができる

消化器クリニックには、管理栄養士や保健師などが所属していないことが多く、医師の説明を補う看護師の役割が大きいことが特徴です。

そのため、患者の食事や運動、日常生活上の注意についての生活指導は、看護師がその役割を担うことになり、病院の消化器系の病棟・外来で蓄積した知識と経験を活かすことができます。

 

よりリアルな情報を患者に伝える

生活指導には、パンフレットを渡す方法もありますが、それだけでは患者や患者家族が納得して行動変容を起こすことは難しいでしょう。

そのため、看護師は消化器内科の経験を活かしてよりリアルな情報として患者に伝えることも必要です。

 

ポイント!

ポイント

クリニックに通院している患者は、自身の生活の中に通院・治療があるため、より具体的で説得力がある指導説明が必要です。

 

2.内視鏡専門クリニックで経験を活かす

患者に指導する看護師

内視鏡の仕事は初めてでも、消化器内科の外来や病棟の経験があれば、すぐに検査説明と患者指導に活かすことができます

なぜなら、内視鏡業務を中心に仕事をしている看護師は、検査前後の患者の流れがあまり判っていないことが多いためです。

 

患者に内視鏡専門クリニックの説明・指導に活かすことができる

内視鏡の扱いは、すぐにできる技術ではないため消化器内科の経験があると検査前の注意事項や検査後の説明、その後の流れが適切に説明でき、即戦力となります

そのため、看護師の消化器内科での経験は消化器疾患患者の看護に活かせると言えます。

 

ポイント!

ポイント

看護師が消化器内科の経験を生かす機会は、内視鏡専門クリニックでは日常的にあり、患者は検査前後の説明を詳しく説明してくれた看護師に信頼感を持ちます。

 

内視鏡専門クリニックで勤務した体験談

私は、内視鏡検査部門と消化器内科外来の両方の経験があるため、転職した先のクリニックですぐに患者に説明することができ、周囲の信頼感が得られました

このように、消化器内科での経験は、至るところで仕事に役立つものです。

 

3.外来化学療法室で経験を活かす

記録を取る看護師

消化器内科の看護師は、「食べ物の通り道」に関する情報に敏感で、

  • 食べる
  • 消化する
  • 吸収する
  • 排泄する

の4つの観察ポイントが意識化されています。

そのため、抗がん剤治療中の患者をサポートする仕事にも役立ちます

消化器内科経験のある看護師は、

  • 吐き気や腹痛の種類・程度を患者から聞く力
  • 吐物や排泄物の観察力

が細やかです。

そのことにより、消化器のがん患者に限らず患者の有害事象を把握できる点が仕事の強みとなります。

 

外来化学療法中の患者観察に活かすことができる

消化器内科で得た知識・経験は外来化学療法中の患者観察に活かすことが出来ます。

なぜなら、消化器科内科の看護師は、肝機能低下を示す血液データや、軽度の黄染を観察する力が身についているからです。

 

眼球黄染目が行くのは消化器内科看護師ならではのこと

例えば「なんか、目が黄色いなあ…」と、医師よりも看護師のほうが、患者の異常に気が付くことさえあります。

これは、消化器内科の看護師としての経験によるものです。

他の診療科の出身の看護師では、眼球黄染に目が行く看護師は少ないものなのです。

 

ポイント!

ポイント

また、お腹周りに注目するのも、消化器内科の看護師の経験からです。患者の肝機能障害を見逃さない、腹部膨満に注意を払えることは、抗がん剤治療中の患者支援に役立ちます。

 

4.肝炎肝疾患診療連携拠点病院で経験を活かす

子どもに聴診器を当てる看護師

消化器内科で肝炎治療と患者支援ができる経験がある看護師は、肝炎肝疾患診療連携拠点病院で仕事をすると、患者や医師にとって心強い味方となります。

消化器内科での看護師経験を更に専門的に活かすことが出来るためです。

また、肝炎治療コーディネーターの資格を取ることで、さらに重宝されます。

 

肝炎肝疾患診療連携拠点病院で働く看護師ができる事

肝炎に罹患した患者は、治療支援や生活支援が欠かせない疾患です。

そして、市の検診などでも肝炎チェックは可能ですが、その後の指導は医師任せになってしまうケースがほとんどです。

肝炎肝疾患診療連携拠点病院で働く看護師が、患者のためのできる事としては、

  • 生活上の注意
  • 受診継続支援
  • 医療費助成の説明

など、適宜説明することになります。

 

ポイント!

ポイント

肝炎の患者は経過が長く、お薬の副作用が辛くて治療を中断してしまうこともあるため、看護師として患者本人と患者家族を支援することが重要になります。

 

5.消化器系雑誌などのライターとして経験を活かす

パソコンでライターの仕事をする人

自分の消化器内科の経験や知識を、患者への直接支援ではなく記事を書く仕事に活かすこともできます

消化器系の看護雑誌で記事を書くことも、消化器内科を経験したからこそできる仕事の1つです。

 

ライターとしての体験談

私は、依頼があり消化器系や内視鏡看護の雑誌に投稿したことがあります。

ただの机上の知識では、読者が知りたい視点に立つことはできませんし、自分が体験した消化器内科の経験が文章の中ににじみ出ることが、相手の気持ちを動かすことになります。

 

6.まとめ

消化器内科で扱う症状や疾患は、たくさんあります。

そして、消化器症状は誰もが経験する症状であり、気になる疾患です。

そのため、看護師の消化器内科での経験は消化器専門クリニックや内視鏡専門クリニックのみに関わらず、他の診療科や部署において患者を観察する仕事が役に立ちます

また、消化器系の看護記事やパンフレット作製を仕事にすることもできます。

今までの看護師経験を、隠さずに周囲のスタッフや患者さんに伝えてみることで看護師としての自信にもつながるでしょう。


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この記事を書いた人

看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・専門看護師・消化器内視鏡技師・心理相談員
年齢 ・40代後半
職務経験 ・がん専門病院・クリニック・総合病院・在宅診療所
診療科経験 ・消化器内科・腹部外科・透析室・内視鏡室 ・相談室
・放射線治療室・整形外科 ・一般内科・カウンセリング室


カテゴリー:看護師転職のノウハウ

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(公開日:)(編集日::2017年12月14日)
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