【27歳・6年目】夜勤がない小児科クリニックへ:転職体験談

【27歳・6年目】夜勤がない小児科クリニックへ:転職体験談

【取材した看護師のプロフィール】

性別/資格/エリア・女性/看護師/千葉県
年齢/看護歴・27歳/看護歴6年目
前職の勤務先/雇用形態・総合病院(500床)内科・外科混合病棟/正社員
転職活動期間・退職後の約6ヶ月間
(11月から開始、翌年5月入職)
転職回数・1回目:初めて
新しい勤務先/雇用形態・小児科クリニック(看護師2名)/正社員
給与・年収の変化・月収:32万円→30万円
・年収:540万円→420万円

(※注意:写真はすべてイメージです。)

▼看護歴の詳細について
  • 1年目/8月:総合病院(500床)内科・外科混合病棟 入職
  • 6年目/11月:一身上の都合で退職
  • 6年目/5月:小児科クリニック 入職

看護学校を卒業後、新卒の看護師として約6年間総合病院の内科・外科混合病棟に勤務し、看護師2年目からはリーダー業務を行い、3年目からはプリセプターとして後輩指導を行いました。

また、病院内の委員会では「業務委員」を担当し病院内の看護手順の見直しを行っており、看護師4年目には院内の研修を経てIVナースを取得しました。

私は6年間の病棟勤務で、一般的な看護知識と看護技術を身に付けることができました。

さらに、病棟勤務では様々な疾患を持つ患者を担当したため、慢性期看護から急性期看護まで幅広い看護を経験することができました。

看護師の転職成功率70%

病院で感じた私のストレス

病院で感じた私のストレス

私の病院は2交代制勤務で夜勤は16時間勤務で、夜勤が忙しい日は休憩が全く取れなかったということも珍しくなく、体力的に辛いと思うようになりました。

師長(上司)と相談し、夜勤の回数を減らしてもらいましたが、夜勤がなくなることはありませんでした。

さらに、私の夜勤回数が減ることで、周囲の看護師に迷惑をかけてしまっていると思い、精神的にも辛いと感じるようになりました。

また、私の病棟は残業や休日出勤が多く、病棟会やチーム会は休みでも必ず参加しなければなりませんでした。そのため、勤務が終わってもすぐに帰宅できなかったり、休日に出勤することで休みが潰れてしまったりすることが多く、徐々にストレスを感じるようになってきました。

 

看護師が嫌になる前に転職を決意

看護師が嫌になる前に転職を決意

初めて転職したいと思ったのは看護師3年目の時でしたが、看護師としての知識や技術をしっかり身に付けたいと思いすぐに転職はしませんでした。

私が退職について師長(上司)に伝えたのは看護師5年目の時でした。

日勤や夜勤のトップを任されることが増えたため、転職しても一人前の看護師として働くことができるのではないかと思ったからです。それと同時にトップの勤務が増えることで責任の重みを感じるようになり勤務するのが精神的に嫌になってしまいました。

これ以上、この病棟で働くと、「看護師で働くこと自体が嫌になってしまう」と思い転職を決意しました。

もともと子供好きなこともあり、転職をするなら小児科で働きたいと思うようになり、決意と同時に、「夜勤がなく、残業が少ないイメージがあるクリニックへ転職したい」と考えるようになりました。

 

私が転職した際の希望条件について

私が転職する際の希望条件は、転職を決めた理由から、

  • 「残業が少ない」
  • 「夜勤がない」
  • 「勤務地が自宅から近い」
  • 「子供に携わる仕事」

以上の4点を転職先の希望条件として挙げました。

転職をしたら規則正しい生活を送りたいと思っており、定時に仕事が終わり、早く家に帰ることができ、仕事とプライベートをはっきり分けたいと考えていました。

 

小児科クリニックの看護師求人は少なかった

「残業がない」「夜勤がない」などの2つの条件に対しては、多くのクリニックが候補に挙がりましたが、「自宅から近い」「子供に関わる仕事」を考えたときに、小児科のクリニックで看護師を募集している所がなかなか見つかりませんでした

「いいな!」と思う所は募集を締め切っていたり、わずかな差で他の看護師に決まってしまっていたりと、タイミングが合いませんでした。

そのため、自分の理想に合った職場を見つけるのに苦労し、転職先へ対する条件が多すぎたせいで、候補となる職場が少なくなってしまったのではないかと思います。

 

ハローワークと看護師転職サイトで求人を探した

ハローワークと看護師転職サイトで求人を探した求人を探すため、私は看護師転職サイト(ナースではたらこ)を利用しました。

看護師転職サイトは、求人数が多く、仕事内容や給料だけでなく託児所の有無などの細かい情報まで豊富に載っていることが多いためとても参考になりました

足りない情報や個人的にこれが聞きたいと思うことが多々あり、担当の方に伝えると転職先に直接問い合わせてくれました。利用者1人1人に担当の方がついてくれるので、何度も同じ説明をしなければならないということがなく精神的にも楽になりました。

しかし、自分が提示した転職先の条件に合っていない転職先を紹介されることが多くありました。「なんか違うな」と、徐々に「看護師転職サイトに頼らず自分でやろう」という気持ちになっていました。

そのため、

  • 求人の選定:ハローワーク、自分で探す
  • 面接などのアポイント:看護師転職サイトにお願いする

上記の利用に切り分けて、求人を自分で探しながら模索し、最終的には看護師転職サイトから、小児科クリニックに応募し内定となりました。

時間はかかりましたが、妥協せず転職活動を続けたおかげで希望通りの転職先を見つけることができました

 

転職後の小児科クリニックで働いてみた感想

転職後の小児科クリニックでの1日

小児科クリニックでの仕事内容は、医師の診察の介助、採血、点滴の管理がほとんどで、医療物品や医薬品の在庫確認・発注も看護師が行いました。

仕事量としては病棟勤務より小児科クリニックのほうがはるかに少なかったのですが、看護師の資格がなくてもできる業務もたくさん任されていましたし、毎日医師の指示通りに働き、自分の意志がなかったため、看護師として自分で考えながら行動したいと思うことがありました

また、私が勤務した小児科クリニックでは1日あたりの来院患者数が多く、患者1人当たりに関わることができる時間も少なくなるため、信頼関係を築くことが難しく、患者1人1人に対する十分なケアが行えているのかと不安に思うことがありました。

体力面では、小児科クリニック業務は夜勤や残業がなく、休憩時間も長く取れたため、しっかり体を休めることができ、仕事とプライベートをしっかり分けることができたため、精神的なストレスを感じることが少なくなりました。

小児科クリニックでの1日のスケジュール

8:00~出勤&朝の仕事
・看護師が一番先にクリニックに到着するため、クリニックの電気をつけ、診察台や滅菌機械の電源を入れます。
・1日のクリニックの予定の確認、検査や処置の準備を行います。
・郵便物の確認、最初に院長が確認し看護師も読んでおく必要がある書類について確認します。
・連携病院の担当者表や保健所からのお知らせなども合わせて確認します。
8:20~医院長が出勤
あらかじめ来院することが分かっている患者さんがいる場合、朝の時点で看護師が院長に伝えておきます。
8:30~午前の診察開始
看護師の仕事内容は、主な診察の内容は医師の診察の介助、採血、点滴管理、バイタルサイン測定、健康診断(聴力測定、視力測定、尿検査など)、他の施設で検査をする場合や他病院へ紹介する場合の患者への説明、電話対応などがあります。
12:00~・午前の診察終了
・クリニック内の掃除など
12:10~お昼の休憩
私が勤務していたクリニックは休憩時間(約2時間)が長かったため、スタッフや看護師の中には、クリニックの外に出る人やテレビを見て過ごす人、仮眠をとる人などがいました。
14:30~午後の診察開始
午前の診察内容に加えて、看護師は発注する医療物品の確認、在庫確認を行います。
17:00~午後の診察終了
クリニック内の掃除を行い、診察で使用した物品の片付け・滅菌作業を行います。
17:15~帰宅

 

小児科クリニックで感じたやりがい

クリニックで働き始めてすぐは、今まで働いていた病棟との仕事内容の違いに戸惑い、クリニックでの仕事にやりがいを感じることはありませんでした

しかし、徐々にクリニックの仕事に慣れていった頃、患者さんが納得できる説明・指導を行えた時に看護師としてのやりがいを感じるようになりました。

クリニック看護師の仕事は患者さんへ検査や処置についての説明をする事が多く、いかに患者さんが納得して検査・治療を受けることができるかが重要となります。

私の説明で患者さんが納得できているかどうかは表情や態度を見ればすぐに分かることが多いので、患者さんがしっかり理解してくれたと分かった時はとてもやりがいを感じました。

 

小児科クリニックで働いて苦労したこと

小児科クリニックで働いて苦労したこと

私が勤務した小児科クリニックは予約制ではなかったため、いつ忙しくなるかの予測が立てにくく、忙しい日と忙しくない日の差がとても大きかったです。

小児科クリニックの看護師は2名体制と少なく、仕事中、看護師の手が足りず困ってしまった事がよくありました。その場合、医師に「少し待っていてください」「患者さんの採血が終わったら来ます」などと声をかけたり、可能な範囲で医療事務の方に手伝ってもらったりしていました。

その反面、天候が悪い日は患者の来院数が少なくなり、空き時間がたくさんできる日もありました。

働き始めの頃は、この忙しさの違いに戸惑いましたが、経験を重ねていくと次第に慣れていき、時間が空いている時は何もしないのではなく、できる仕事を前倒しで行うようにし、忙しい日は必要最低限の仕事のみを行うようにしました。

時間が空いている時に、今何の仕事ならできるのかを考えるようになることで、物事を予測して行動することができるようになりました。

 

転職活動を振り返って

転職活動を振り返って

看護師として転職する場合、希望通りの転職先はたくさんあるものだと思っていましたが、実際に転職活動をしてみると思っていたよりも希望に沿った転職先を見つけるのは難しく、希望条件を変更しなければならないのかと悩みました。

結果的には妥協せずに転職することが出来ましたが、通常は自分1人で求人を探すのではなく、もっと看護師転職サイトを有効活用した方が時間も労力も少なくて済んだのではないかと思います。

 

転職活動で成功したと思うポイント

私が転職先への条件として挙げていた項目は「残業が少ない」「夜勤がない」「勤務地が自宅から近い」「子供に携わる仕事」の4点でした。この4点を転職活動開始時からしっかり明確にしていたことで、転職先を迷わずに求人を探すことができたのではないかと思います

もし、このうちの条件のどれか一つを犠牲にして転職先を選んでいたら、「やっぱり全ての条件に合った所で働きたかった」と思い仕事が楽しくないと感じていたかもしれません。条件に合った職場で働くことで、「自分が選んだ職場だから頑張って続けよう」という気持ちで働くことができました

そのため、転職が成功したポイントとしては、

  • 自分が納得するまで転職先を探し続けたこと
  • 転職先の条件を明確にしていたこと

などが挙げられます。

時間がかかっても、自分の条件に合った転職先を探し、納得するまで転職活動をすることで、転職後のモチベーションも上げることができると思います。

 

最後に

私は、転職先に求める条件を明確にし、自分の納得するまで転職活動を続けることが看護師転職では重要だと思っています。

次回、私が転職を行ったとしても、転職先に求める条件は転職する上での大きな基礎となるため、転職活動を始める前から、考えておくようにして、条件の内容もなんとなく決めるのではなく、しっかり考えて決めるようにしたいと思います。

また、希望にあった転職先を見つけるまでは転職活動を続けるようにして、転職先が見つからないからと言って妥協しないようにしたいと思います。

次は、転職活動は自分1人で行うととても大変なので、看護師転職サイトをあらためてフルに活用したいと思います。

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監修者

亀岡さくみ看護師

この記事は「」さんが執筆しました。

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