【44歳・16年目】病棟未経験でチャレンジ!1年で退職:転職体験談

【44歳・16年目】病棟未経験でチャレンジ!1年で退職:転職体験談

【取材した看護師のプロフィール】

性別/資格/エリア・女性/看護師/香川県
年齢/看護歴・44歳/看護歴16年目
前職の勤務先/雇用形態・有料老人ホーム/正社員
転職活動期間・退職中の3ヶ月間での活動
転職回数・5回目
新しい勤務先/雇用形態・個人病院(43床)の病棟勤務/正社員
給与・年収の変化・月収:29万円→29万円
・年収:340万円→450万円

(※注意:写真はすべてイメージです。)

▼看護歴の詳細を見る
総合病院で手術室勤務を3年ほど経験した後、個人病院の単科病院や眼科クリニックで眼科看護を学びました。外来業務を経験し、主任として新設の病院の基盤づくりや後輩指導、勤務表作成などにも携わった経験があります。その後、眼科以外の経験を積みたいと感じ、夜勤業務のある有料老人ホームでの仕事を1年ほど経験しました。
看護師の転職成功率50%

40代で病棟勤務を経験したことがなかった

40代で病棟勤務を経験したことがなかった

これまで病棟勤務を経験したことがなかったため、自分自身スキルアップしたいと考えたことが転職を決意した理由です。

40代にもなって初めての病棟勤務のため、指導環境の行き届いた比較的小規模な個人病院での病棟勤務を転職先として検討していました。

その時勤務していた有料老人ホームの待遇が施設長変更により、働く環境が悪化し、人手不足が続いたため、同時に退職も決意しました。

また、知り合いの看護師に「評判があまり良くない有料老人ホームなので、早くやめた方が良い」と勧められたこともあり、転職活動に踏み切りました。

 

病棟勤務の求人探しは看護師転職サイトを利用

私は、様々な看護師転職サイト(転職支援サービス)の中で「ナースではたらこ」を選び、1社のみの利用をしました。

看護師転職サイトを利用

良かった点としては、

  • 優柔不断な私の背中を押してくれたこと
  • 気がめいりがちな一人での転職活動において精神的な支えになってくれたこと
  • まめに連絡を取ってくれたことで転職活動を挫折せずに続けられたこと
  • 面接や見学などの日にちをすべてセッティングしてくれたこと
  • 給料や賞与などの細かい条件を交渉し書面で表示してくれたこと
  • 面接の際に付き添ってくれて心強く感じたこと
  • 最初の面談の際に自宅近くまで出向いてきてくれたこと
  • 初出勤前日に自宅に激励の花束が届いたこと

などが良かった点です。

ただ、私は看護師転職サイトに依存してしまい、自分自身でしっかりと考えることができなかったことや、職場の検討を十分に行っていなかったことは自分のミスだと実感しています。

次の転職では、提案された求人を自分自身できちんと考えて行動したいと思いました。

 

初めて病棟勤務で働いた感想

初めて病棟勤務で働いた感想

病棟勤務となると、覚えなければいけないことが山ほどある上、責任も重く、相当ストレスがたまりました

しかも、慣れないことばかりで本当に大変でした。

病棟勤務は、担当患者によって優先すべき仕事が変わってきますし、日によって手術や急患の数も変わりますので、スケジュールは一定しないことが多かったです。

▼「日勤」での1日スケジュールを開く

私の日勤での看護師1日のスケジュール

8:30出勤、申し送り
9:00注射、点滴、シーツ交換(週1回)
10:00・バイタルチェック、入浴介助
・血糖測定、インシュリン注射
・食事配膳、食事介助
12:30交代で休憩、昼食
13:00・カンファレンス
・入浴介助、OP準備、OP出し、入院の受け入れなど
・カンファレンス
・バイタル再チェック
・回診介助
17:30・服薬管理、血糖測定、インシュリン注射
・夜勤の看護師に申し送り
18:00・食事配膳、食事介助
・看護記録
(日勤者は記録などが終わり次第勤務終了)
▼「夜勤」での1日スケジュールを開く

私の夜勤での看護師1日のスケジュール

16:30・夜勤で行う注射などの準備
・日勤の看護師から申し送りを受ける
18:00・手術終了患者の受け入れ
・注射、点滴、食事配膳、食事介助
・口腔ケア 着替えの介助など
19:00交代で夕食
20:00手術後の状態観察
※2時間おきの巡視、トイレ誘導、オムツ交換など
※交代で仮眠をとる
※緊急患者の受け入れ
6:00・採血、検尿、重症患者のバイタルチェック
・着替えの介助、おしぼりの配布、血糖測定、インシュリン注射
8:00・食事配膳、食事介助
・日勤の看護師に申し送り
9:00記録、緊急患者のカルテ整理など
10:30業務終了

私は、いつも時間が足り無くて走り回っており、帰宅時間になっても仕事が終わらず、残業しなければならない状況でした。

また、勤務している病棟で、手術室担当の看護師が不足したため、交代で病棟看護師が手術室に入らなければなりませんでした。そのため、夜中の2時ごろまで手術室で働いて、翌日は通常の日勤勤務などという過酷な勤務の時もありました。

救急車の受け入れを行っていた病院ため、夜勤で急患が多いと大変でしたが、それでも日勤よりはずっとましだと感じていました。(今思えば、よほど日勤がきつかったのだと思います。)

 

勉強する時間もないぐらい疲れてしまった

もっと勉強すべきだったのですが、残業も多い職場だったので、年齢的にも帰宅すると泥のように眠る毎日で、勉強はできなかったです。

ただ、仕事についていけない面もあってリーダー業務を打診されましたが、能力不足を理由に免除してもらっていました。人手不足だったにもかかわらず条件を受け入れて下さったことに関しては本当に感謝しています。

 

指導はあまり行ってもらえなかった

プリセプター制度はあったものの、プリセプターが昔気質の「教えないから私の背中を見て覚えて」的な方針の看護師で、具体的な指導は一切してもらえませんでした。(私の年齢も原因だったように思います。)

私は、とにかくコツコツとできることを増やして慣れていくことだけを心がけていました。

 

転職後に1年間勤務して退職してしまった

転職後に1年間勤務して退職してしまった

今までの仕事内容と比べると、多くの経験ができましたし、看護師として多くのことが学べたことは良かったと思います。

しかし、体力的にも能力的にも無理はできないということを思い知りました

今更ではありますが、これまで病棟経験が無かったのに、いきなり残業が多くて忙しい病院の病棟勤務にチャレンジしたこと自体、かなり無謀だったと思います。

まだまだ大丈夫、頑張れると自分では思っていましたが、最終的には1年間働き、体調を崩して退職することになってしまいました。

もちろん同じ年齢でもバリバリと働いている看護師はいると思いますし、高い能力を保っている看護師もいますよね。

ただ、私にはそれを可能にするための体力はもちろん、必要不可欠な強い意志や決意が不足しているのだと自覚しました。

 

まとめ:転職活動を振り返って

転職を行う場合に、私は病棟未経験でも看護歴が長いことを理由に、情報収集を怠ってしまったことが転職失敗の原因だと考えています。

看護師転職サイトに任せるまま、転職を決めてしまい、何とかなるだろうと安易に考えて働いてしまったことが悔やまれます。

  • 教育制度の確認
  • 病棟での診療科
  • 病棟で行う技術の習得

など、転職する前に確認していないことが多くあり、働く中でギャップが多かったです。

40代で未経験の病棟勤務にチャレンジできたことは自分で評価したいと思いますが、それ以外は失敗でした。

今後は自分が責任をもって行えるレベルの仕事を見つけること、情報収集は怠らないことを、今回の転職の教訓にしたいです。

 

補足説明:転職失敗理由について

(以下、「はたらきナース」スタッフからの解説です。)

今回の転職で失敗したポイントを振り返ってみましょう。

  • 未経験の職場で情報収集が不足していたこと
  • 看護師転職サイトに任せきりになったこと
  • 働く病院での教育体制が整っていなかったこと

この3つの点が転職失敗となった原因といえます。

特に、看護師転職サイトの担当者は「転職を完了させること」が仕事になるため、利用した場合でも自分でしっかりと判断しなければなりません。

また、担当者から教えてもらう情報の他に、自分自身でインターネットなどだけでも利用して調べる努力は必要といえます。

そのため、転職に失敗した理由は決して「年齢」「未経験のチャレンジ」が理由ではなく、転職活動を軽視していた部分が大きいと言えるでしょう。

監修者

亀岡さくみ看護師

この記事は「」さんが執筆しました。

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