【30歳・8年目】臨床ブランク4年!小児科の看護師に憧れて:転職体験談

【取材した看護師のプロフィール】

性別/資格/エリア・女性/看護師/神奈川県
年齢/看護歴・30歳/看護歴8年目(内:臨床経験3年)
前職の勤務先/雇用形態・医薬品開発業務受託機関(CRO)のオフィスワーク/派遣
転職活動期間・在職中の3ヶ月間での活動
転職回数・3回目
新しい勤務先/雇用形態・小児病院(500床)外科病棟/正社員
給与・年収の変化・月収:30万円→28万円
・年収:400万円→500万円(賞与約140万円)

(※注意:写真はすべてイメージです。)

▼看護歴の詳細について

新卒から民間総合病院と大学病院の内科病棟(混合内科、HCU、循環器科、呼吸器内科)で合計3年間働きました。

基本的な看護技術を学び、チームメンバーとして自立して働けるようになりました。最初の病院では、クリニカルラダーで、5段階のうちSTEP2を修了していました。

都合により退職した後、日勤のみで、比較的平日の休みを取りやすいことを条件に看護師求人サイトを活用して探しました。派遣会社からの紹介で、治験に関わる医薬品開発業務受託機関(CRO)のデータマネージメント部門に派遣社員として入りました。

基本的にはオフィス内での仕事がほとんどですが、出張などで客先での仕事も経験し、ビジネスマナーを学びました。この派遣として4年間で学んだことは看護師としてではなく、1人のビジネスウーマンとしての学びが多くありました。

看護師の転職成功指数

看護師としてもう一度、臨床に戻ろうと思った

看護師としてもう一度、臨床に戻ろうと思った

今までは家族介護をしていたため、夜勤はできず、平日も病院への付き添いなどがあり、休みを調整してもらっていました。しかし、父の定年により主介護者を父が引き受けてくれることになり、私が看護師として仕事を自由にすることが可能になりました。

また、派遣社員は3ヶ月ごとの契約更新であり、身近にいた看護師資格を持つ派遣社員が突然契約終了となる場合も見受けられ、派遣社員という身分に徐々に不安を感じるようになりました。

仕事上、新薬のプロジェクトをやり遂げ、世の中に出回った時の喜びは大きいです。しかし、あくまで、私は医薬品開発業務受託機関(CRO)の人間であり、常にサポートする側であり、主導的立場にはありません。

仕事のやりがいに、どこかに切ない気持ちや物足りなさを感じるようになり、モチベーションが低下してきていることに気づき、「このままで良いのだろうか」と悩みました。

その結果、もう一度臨床に戻り、看護師として”がむしゃら”に頑張りたいと思い、転職を決意しました。

 

高校生の頃から憧れていた看護師へ

看護師として臨床から4年以上離れていることで、受け入れてもらえる病院を第一に考えました。

さらに、せっかく臨床に戻るのであれば、高校生の頃に小児科の看護師に憧れていたことを思い出し、転職できる小児科のある病院を探しました。

 

ナースセンターで復職研修を受ける

ナースセンターで復職研修を受ける

看護協会が開設しているナースセンターが復職支援研修をやっており、受講しました。(神奈川県看護協会ナースセンター

看護師の復職関連のセミナーについては「看護師の復職支援セミナー・研修を看護協会・病院・民間でまとめ」を確認してください。

その際にすすめられてナースセンターの職業紹介に登録し、実際に紹介された病院の見学にも行きましたが、自分の希望とはかけ離れているところも多く、どのような観点ですすめてくれたのか、疑問に思いました。

相談している際にも、希望ばかりたくさん挙げても、その中のいくつか希望通りであれば、そこを選ぶべきだと強く言われました。

確かにその通りなのかもしれませんが、私は時間をかけて、しっかり選びたかったので、ナースセンターからの紹介では折り合いませんでした

 

転職活動は看護師転職サイトも利用した

転職活動は看護師転職サイトも利用した

転職活動には、看護師転職サイト(看護のお仕事)を利用し、小児科求人を探してもらいました。

「看護のお仕事」の紹介会社の担当者も色々と調べてくださり、私が転職した病院は

  • ここ5年くらい紹介の依頼が来ていないこと
  • 人気があり良い病院であること

などを正直に教えてもらいました。

「看護のお仕事」の担当者は、無理に違う病院をすすめられることはなく、もし転職できなかった時にはいつでも相談してほしいと言われ、良い対応をしてもらいました。

 

最終的には病院へ直接応募した

最終的には、転職した病院は自分で直接応募し、インターンシップから始め、エントリーして転職活動を行いました。

結果的には様々な病院が見られたことや、転職したい病院の情報を聞き出せたことで、非常に良かったと思っています。

 

転職後に小児科病院へ勤務してみて

転職後に小児科病院へ勤務してみて

小児病院は、子どもが喜ぶ明るくかわいらしい雰囲気の建物や内装で、医師をはじめ看護師も医療従事者も全体的に子どもが好きで優しい人が多いように感じます。

また、成人看護を行っていた私の臨床経験では、仕事内容が大きく異なりました

成人看護と比べて、生まれて間もない赤ちゃんから高校生、場合によってはそれ以上の年齢の患者にも対応し、幅が広いです。当然、一つ一つの手技などに時間がかかります。

病状の変化も起きやすく、看護師として観察力はとても重要となり、患者家族には我が子が入院していることで不安が強くあり、看護師としてよりきめ細やかな対応を求められます。

 

配属は希望していた病棟ではなかった

私が最初に希望していた小児病院の慢性期内科病棟には配属されませんでした

希望通りの病棟ではありませんでしたが、与えられた部署で頑張れば、いつか異動ができるかもしれないと思い働きました。

意外と異動のチャンスは少なく、1年働いて異動希望も1度しか出しませんでしたが、自分の頑張り次第で、自分の職場を好きになれると思います。

 

私が勤務した小児病院外科病棟での1日のスケジュール

7:30~始業前に患者の情報収集
8:30~始業開始
・夜勤者からの申し送り
・チームミーティング
9:00~・病室のラウンド、バイタルサイン測定
・指示受け、オペ出し、検査出し、退院患者の対応
・清潔ケア、処置
10:00~ミルクの調乳、入院受け入れ、オペ迎え
11:00~・リーダーへの報告、指示受け
・昼休憩のための申し送り、記録
・チームスタッフで調整し1時間ずつ昼休憩
12:00~食事介助
13:30~・点滴・内服薬等の確認、指示受け
・オペ出し、検査出し、オペ迎え
・清潔ケア、処置
14:00~ミルクの調乳、バイタルサイン測定、チームカンファレンス
15:00~・リーダーへの報告、指示受け、記録
・翌日オペ準備、退院準備
16:00~夜勤者への申し送り、病室のラウンド、記録
17:30~業務終了

仕事内容によりますが、患者・家族対応や記録などの残業1~2時間程度あることが多かったです。

また、勉強会やカンファレンスは業務終了後の18時以降に行われていました。

 

初めての小児病院外科病棟で苦労したこと

小児病院の外科病棟では、点滴など薬の分量が非常に細かく、1人ずつその子(患者)の体重に合わせて調整しているため、煩雑になりやすいです。

病院で働く看護師としてもブランクがあったため、最初は何をするにしても緊張し、慣れるのに時間がかかりました

私は、子どもの発達・病気についても知識が浅く、ほとんど初めて知ることが多くあり、勤務後に1日の振り返りを行い、復習をするのに膨大な時間がかかりました。

最初の1年間はすごく辛かったけれども、周りの先輩看護師の支えや優しさに助けられ、子どものかわいい笑顔に癒されて頑張ることができました。

 

転職は成功!小児科勤務で夢は叶った

転職は成功!小児科勤務で夢は叶った

転職は成功したと言えると思います。

配属は希望の部署ではありませんでしたが、希望の病院に入り、子どもたちと毎日接することができて、夢は叶ったと思います。

病院選びは評判も気にはしましたが、見学を行い自分自身の目で見ることが大切だと思います。私は看護部長や人事・教育担当の方の人柄、実際に働いている看護師の姿に触れ、病院の雰囲気や姿勢が感じ取れ、感覚的な部分で働いてみたいと思う病院は絞れました。

さらに、可能であれば見学だけでなく、インターンシップに参加して実体験できれば尚良いと思います。実際に転職した病院を含めて私は2件のインターンシップに参加しました。

また、看護師として臨床に戻ると決めた時に、

  • 「どんな病院で」
  • 「どんな看護をしたいか」

自分でよく考えることが大切です。

成功したポイントをまとめると、

  • 病院見学を丁寧に行ったこと
  • インターンシップに参加したこと
  • どんな看護師になりたいか、自分自身と向き合って考えたこと

などが挙げられます。

今までの経験を生かすためには成人の病院で内科病棟に勤めることが1番無難なのではないかと考えていた時もありました。

しかし、私は子どもと関われる仕事がしたい、小児科看護師に憧れていたことがあり、やるなら今回の転職が最後のチャンスかもしれないという気持ちで転職を決断しました。

 

次に転職活動を行うとしたら?

次、もし転職活動を行う場合は、育児との両立をしなくてはならないことが予想されるため、体力的にも精神的にも無理のない勤務先を選びたいと思います。

看護師として病院で働いていれば、人間関係はずっとつきまとうので、できるだけ人間関係が良さそうな職場に注力して求人を見つけたいです。

監修者

亀岡さくみ看護師

この記事は「」さんが執筆しました。

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