【30歳・8年目】急性期から回復期リハの看護師に:転職体験談

【取材した看護師のプロフィール】

性別/資格/エリア・女性/看護師/神奈川県
年齢/看護歴・30歳/看護歴8年目
前職の勤務先/雇用形態・公立の高度急性期医療センター(518床)/正社員
転職活動期間・在職中の2ヶ月間での活動
(2月から開始、4月入職)
転職回数・3回目
新しい勤務先/雇用形態・回復期リハビリテーション病院(220床)/正社員
給与・年収の変化・月収:30万円→35万円
・年収:500万円→600万円

(※注意:写真はすべてイメージです。)

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1年目/4月国立リハビリテーション病院(200床) 入職
4年目/12月一身上の都合で退職
4年目/1月公立病院(518床)高度急性期医療センター 入職
8年目/3月一身上の都合で退職
8年目/4月回復期リハビリテーション病院(220床) 入職

新卒で国立のリハビリテーション病院へ就職し、3年程勤務していました。

もちろん同期もいませんでしたが、リハビリテーション看護にやり甲斐を感じながら、2年ほど経過した時に、学生時代の友人と比べて、圧倒的に医療技術、看護技術や知識が不足している事に焦りを感じました。

そこで、看護、医療技術を幅広く学び実践したいと思い、看護師求人サイトを利用し、公立病院へ転職しました。

200病床の回復期リハビリテーション病院から518病床の高度急性期医療センターとも称される公立病院への転職とのことで、看護部の配慮もあり、まずは、慢性期疾患である糖尿病やバセドー病、白内障などの混合病棟へ配属されました。

中途入職者への教育体制も整っており、定期的に院内の勉強会もあり、有り難かったです。

転職後の3年の間に結婚、出産を経て、子供が生後9ヶ月の時に職場復帰し、1歳半の時に夜勤も再開しました。

看護師転職成功率80%

スタッフとの人間関係が複雑になり転職を決意

スタッフとの人間関係が複雑になり転職を決意

公立病院の「高度急性期医療センター」で看護師は、地方公務員であり、福利厚生や休日も充実していましたが、看護師たちの人間関係が、複雑で業務に支障が出るようなスタッフ間の揉め事もあました。

例えば、日勤リーダーと夜勤リーダーが不仲で、申し送りを頼まれる、あるスタッフが、特定のスタッフを無視するなどです。

新卒看護師として入職した職場(国立病院)の温かい雰囲気とは正反対だった事もあり、そのギャップに戸惑いました。

3年程勤務していく中で、人間関係が複雑な事、患者さんに対しての言動が厳しいスタッフが多く、以前の様に看護にやり甲斐を感じられなくなりました

病棟異動を希望しましたが、人手が足りずあと2年は異動出来ないと知り、以前のように看護にやりがいを感じながら働きたいと思いました。

さらに、職場で疑問を感じることが多くなり、家族へ職場の愚痴が増えたこと、仕事が辛そうだと言われた事で転職を決意しました。

 

原点に戻り、回復期リハビリテーション病院への転職を希望

原点に戻り、回復期リハビリテーション病院への転職を希望

私は、元々新卒看護師として国立のリハビリテーション病院へ就職し、3年程勤務していました。

新卒看護師としてリハビリテーション病院に入職する看護師は珍しいと思いますが、高校生の時に脳梗塞で右半身麻痺となり、リハビリ病院へ入院した出来事が、看護師を目指すきっかけであり、目標としたい看護師がいたので、新卒でリハビリテーション病院に入職しました。

原点に戻るという意味で、看護のやりがいを感じながら働きたい

原点に戻るという意味で、看護のやりがいを感じながら働きたいと思い、改めて回復期リハビリテーション病院への転職を希望しました。

 

求人探しは看護師転職サイトを活用

転職活動では、「回復期リハビリテーション病院」に絞って、

  • ナースではたらこ
  • MCナースネット
  • 看護roo!

以上3社の看護師転職サイトを活用していました。

看護師転職サイトを利用

最終的には、担当者の誠実さで「ナースではたらこ」を利用しました。

当初は、リハビリテーション看護を極めたいと、有名なあるリハビリテーション病院への転職を希望していました。

しかし、ナースではたらこの担当者が「ご希望であれば、もちろん御紹介できますが、口コミがあまり良くなく率直なご意見をお伝えしても良いですか?」と話があり、病院のホームページなどでは、わからないけれど、一番知りたい部分であったので知ることが出来、有り難かったです。

その当時、子供がまだ2歳だった為、担当者の方から、近場でオープンする回復期リハビリテーション病院を一押しして頂き、2ヶ月程の転職活動で、希望の回復期リハビリテーション病院へ転職することが出来ました。

 

看護師転職サイトを利用した感想

看護師転職サイトは、登録するとすぐに電話で簡単な経歴や転職先の希望などの面談があり、希望に沿った転職先をピックアップして、メールや電話で紹介してくれました。

もちろん漠然とした希望だけでなく、「〇〇病院へ転職したい」などの希望も聞いてくれ、さらに、「転職先の患者の口コミ」「看護師の評判」なども調べて教えてくれました

利用して困った点としては、希望条件によっては看護師求人が多数あるため、明確な希望が無いと、迷ってしまい転職活動が長期化する可能性もあるのかなと思います。

 

転職後の回復期リハビリテーション病院で働いた感想

転職後の回復期リハビリテーション病院で働いた感想

3年ぶりの回復期リハビリテーション病院での勤務でしたが、オープニングスタッフだった為、1ヶ月程は、まだ開院前の病棟や系列病院で、リハビリスタッフから日常生活介助動作を指導してもらうなど、心も体もゆっくり準備することができました。

開院すると、毎日3名ほど入院患者がおり、慣れるまでは大変でしたが、徐々に以前の勘が戻ってきて、久しぶりに看護のやりがいを感じることができたように思います。

現在では、看護師として患者が突然の受障から、障害を受け入れていく過程の中で、また生活を再構築し、懸命にリハビリテーションに励む患者の側で、少しでもサポートできたらという思いで働いています

 

仕事内容と1日のスケジュール

私が勤めている回復期リハビリテーション病院では、原則的には、予定入院、緊急入院ともに急性期病棟で受け入れます。

その中で、回復期リハビリテーション病棟適応患者を転棟というかたちで受け入れることになっています。

 

日勤看護師としての1日

私が勤務していた回復期リハビリテーション病院では、日勤帯は、看護師2名、介護士2名で20床の病棟勤務を行います。また、入浴介助の時間帯は、介護士1名、看護師1名が介助にあたります。

8:15~・出勤、情報収集
・申し送り、リハビリ科とのADL会議
・レントゲン撮影介助
9:00~・オムツ交換、排泄介助、創処置
・ラウンド、バイタルサイン測定、点滴、注射
・一般病棟からの転棟受け入れ
10:00~・一般病棟からの転棟受け入れ
・入浴介助
・記録、看護問題立案評価
・昼食準備、介助が必要な患者の食堂への移乗
・移送介助、血糖測定、インスリン注射
・昼食介助、与薬、トイレ介助口腔ケア
12:30~休憩
13:30~・転棟受け入れ評価判定会議
・退院支援カンファレンス
・ラウンド
・入浴介助
・医師による回診
16:00~・記録、申し送り
・早夕食患者準備
17:15退社

毎朝の申し送り時、リハビリ科のスタッフ1名と、ケースワーカーが出席し、ADLの状況の確認と、退院支援に向けた進捗状況の確認が行われていました。

移乗や移送に介助が必要な患者も多いため、オムツ交換や、トイレ介助を患者のADLに合わせて行う必要があり、トイレ介助のために使う時間が、1日の中でとても多いです。

 

夜勤看護師としての1日

夜勤は、看護師1名と介護士1名で基本的には行います。

16:30~出勤、情報収集、申し送り
17:00~・ウオーキングカンファレンス
・早夕食患者介助
・夕食準備、介助が必要な患者の食堂への移乗移送介助
・血糖測定、インスリン注射
・夕食介助、与薬
・夕食後病室への移乗、移送介助、トイレ介助、口腔ケア
18:45~休憩
19:30~・ラウンド、処置
・トイレ介助、オムツ交換、イブニングケア
・ポータブルトイレ設置、眠前与薬
21:00~・消灯
・1時間ごとのラウンド、体位変換、トイレ介助、ナースコール対応
2:00~4:00・仮眠
・朝食休憩
5:00~・ナースステーション清掃、ラウンド準備
・オムツ交換、陰部洗浄
・ラウンド、バイタルサイン測定、採血
・トイレ介助、モーニングケア
7:00~・記録
・朝食準備、介助が必要な患者の食堂への移乗移送介助
・血糖測定、インスリン注射
・朝食介助、与薬
・朝食後病室への移乗、移送介助、トイレ介助、口腔ケア
8:30~日勤者に申し送り
8:45~退社

 

家庭との両立・バランスを考えた場合に最適な職場

回復期リハビリテーション病院は、一般病棟に比べると医療、看護の技術を実践できる機会は多いとは言えませんが、家庭との両立やバランスを考えた時に、時間外勤務が少ないことがメリットであり、私が働く上で重要なポイントになっています。

また、リハビリテーション看護を極めたいと思えば、認定看護師の道もあり、更なるプロフェッショナルとして活躍できる場もある職場なので、今後、リハビリ看護を極めて行きたいと思います。

 

私の「やりがい」について

回復期リハビリテーションでの看護師のやりがい

リハビリテーション看護は、患者、家族の希望する退院先と、ADLのゴール設定に向けて、病棟で他職種一団となって支援することが、患者のその後の人生を大きく左右します。

時には厳しい状況を伝えなければならない場面もありますが、介入したことが、疾患を抱えながら生きていく患者の人生を豊かなものにすることが、目に見えてわかります。

急性期病棟ではここまで細かな介入はできなかったです。

リハビリテーション病棟の患者は、基本的には良くなって帰る患者がほとんどであるため、看護師の喜びは大きいです。

 

最後に:転職活動を振り返って

看護師歴7年目、2度目の転職活動ということもあり、

  • 「やりがいを感じられる好きな分野の看護、病院に絞り求人を探したこと」
  • (看護師転職サイトへ依頼したことで)
    「滅多にないと言われるオープニングスタッフの看護師として転職できたこと」

が転職が成功した大きなポイントだと感じています。

普通の病院では、先輩後輩などの区別が割としっかりしていると思いますが、オープニングの病院では、経験の違いはあるけれど、新しく一緒に病院を作っていくという感覚からか、どの年代の人たちともざっくばらんに話せる雰囲気があり、大変良かったです。

現在の職場は、福利厚生(4週8休や退職金が勤続3年以降にしか支払われないなど)には若干の不満はあるものの、やりがいを感じられる看護を実践できる喜びは何ものにも変えられません

そのため、看護師を長年続けていく中でのモチベーションアップにつながった転職だと感じています。

次回もし、転職した場合に一番重要にしておきたい転職のポイントは、「やりがいなのか」「待遇なのか」「その他の条件なのか」など、何に重きを置いて転職活動をするのかが、大切だと感じています。

また、看護師転職サイトを利用すると、実際に勤務していた看護師の口コミが聞くことができることや、人事の担当者に聞きづらい、人間関係や待遇交渉についてなども知ることができるので、私は看護師転職サイトを次回の転職でもフル活用すると思います。

監修者

亀岡さくみ看護師

この記事は「」さんが執筆しました。

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