著作者

Chiko

現役看護師

Chiko

( 看護師 保健師 )

看護師がネームバリューのある有名な病院に転職するメリット・デメリット

公開:、更新:2018年09月12日

みなさんが転職先の病院を選ぶときに重視する条件は何でしょうか。

  •  給料
  • 専門性や教育システム
  • 病院の規模
  • 勤務場所

などは多くの看護師が考え付くポイントだと思います。

看護師によって重視する条件は様々ですが、「有名な病院で働きたい」という願望を持つ人もいるのではないでしょうか。

ある程度のネームバリューがあるということは、病院のイメージを掴みやすく安心感があります。

また、知っている病院というのは、名前を聞いたことのない病院に比べると身近に感じられがちです。私は新卒から2つほどネームバリューのある有名な病院に勤めました

そして、ネームバリューゆえの良い点も、そして悪い点も感じました。

ここでは私の経験を通して、ネームバリューのある有名な病院に転職するメリットやデメリットを説明いたします。

1.有名な病院へ転職したい看護師へ知ってほしいこと

有名な病院へ転職したい看護師に問いかけてほしいこと

有名な病院のネームバリューは就職先、転職先を選ぶときの入口にすぎません

なんとなく名前に惹かれて決めてしまう看護師もいるでしょうが、「もしその病院にネームバリューがなくても入りたいと思うか」と振り返ってみましょう。

その病院に対する自分の本当の想いに気づくことができるかもしれません。

看護師は会社員と比べると転職が多い業界ではありますが、やはり転職先を探す際には総合的に自分に合っているかを慎重に考える必要があります。

そうでない場合、イメージと違っていたという理由で転職を繰り返すことにもなりかねません。

自分自身が

  • 本当に興味のある診療科
  • 教育体制
  • 共感する理念

など、幅広い項目を元に選ぶことで、転職後に困難に直面したときでも初心を顧みて踏ん張ることができるでしょう。

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2.ネームバリューのある有名な病院へ転職するメリット

ネームバリューのある有名な病院へ転職するメリット

私の経験から、ネームバリューのある有名な病院に看護師が転職するメリットをまとめてみました。

 

(1)その後の転職活動で有利になりやすい

ネームバリューのある有名な病院を退職したとしても、再就職活動をするときにはその経歴が物を言います

病院の採用担当者が履歴書に目を通す際、知っている病院の名前があればある程度有名な病院で経験を積んできたと理解してもらえます。

もちろん勤務していた科によって技術や知識は異なりますし、必ずしも転職先での内容と合致するとは限らないものの、

  • きちんと教育を受けてきた
  • ある程度のレベルの環境で働いてきた

と高確率で思ってもらえるので面接時の印象がかなり良くなります

 

(2)周りの人に勤務先を説明しやすい

端的に言って、家族はもちろん親戚・友達など自分の周りにいる人に職場の話をする時、ネームバリューのある有名な病院の名前を言うとすぐに伝わります。

病院や健康の話は特に年配の方にとっては気になることなので、名の通った病院に勤めていることで話に広がりが出ます。

また、評判の良い病院が勤務先だと「あの病院で働いているのだから立派な看護師さんに違いない」と、病院の良いイメージがあなた自身のイメージになることもあります。

私の体験談

私の新卒後の職場は、とてもネームバリューのある大病院でした。

ある患者から「あなたはここで働いていて立派だ。将来安泰だろう」と言われたことがありました。この患者の言葉は、まさにネームバリューのもつイメージによるものだと思います(私は実際に働いてみて世間のイメージとのギャップを感じていたのですが…)。

 

(3)教育制度が充実していることが多い

ネームバリューのある有名な病院は、大学病院や大規模な総合病院など、設備の整っている病院であることが多いです。

そういった有名な病院は看護師に対して経験年数別の教育制度やキャリアラダ―制度を採用している傾向にあります。

なぜなら、名の通った大きい病院や患者に評判のよい病院の方が、教育にかけるコストを十分に確保できるからです。

 

看護師として技術を身に付けたい場合は最適な職場

ネームバリューがあるということによって、病院側にもその名前に見合うだけの質の高い医療を維持する努力が必要になると考えられます。

それゆえに、しっかりとした技術を身に付けて経験を積みたいのであれば、ネームバリューのある病院に転職するのは一つの方法と言えるでしょう。

 

3.ネームバリューのある有名な病院へ転職するデメリット

ネームバリューのある有名な病院へ転職するデメリット

ネームバリューのある有名な病院の場合、看護師にとってどのような転職のデメリットがあるのでしょうか。

私の経験からお伝えしていきます。

 

(1)ネームバリューを自分の実力と勘違いしやすい

勤務先の病院がビッグネームであればあるほど、周りの人からの評価は無意識に上がりがちです。

私が大病院に勤めていた時も「立派な病院にお勤めでとても優秀なのね」と、特に年配の方からそう言われることがありました。

このような環境に慣れてしまうと、看護師は「病院の名前=自分の実力」と勘違いしやすくなります

 

ネームバリューが看護師の力量を表すわけではない

私は初めての就職先として大病院に勤務しましたが、ネームバリューがその病院で働く看護師の力量を表すわけではないということを実感しました。

実際にそこで働いている看護師が必ずしも優れた知識や技術を身に付けているとは思えなかったからです。

ネームバリューのある病院で働いているという事実だけで自分自身を過大評価しないよう、気を付けなければいけません。

私の体験談

病院の評判がある程度看護師の質を保証している場合もあります。

2番目に就職した病院も世間的にネームバリューのある病院でしたが、そこは看護師やコメディカルへの教育が行き届いており、スタッフ全体の士気や技術力が高い場所でした。

向上心を持った人たちが集まる病院だったので、必然的に切磋琢磨する環境となり、そこで自分も刺激を受けて頑張れました。

ネームバリューがあるという理由だけではそうした環境を判断することは難しいので、そこで働くスタッフに直接話を聞く等して転職先を決める方がよいと思います。

 

(2)入職前と入職後のイメージのギャップに悩む可能性がある

「ネームバリューのある病院=自分にとっての良い病院」では決してありません

入職前は意欲に満ち溢れていても、部署内の人間関係に悩むかもしれません。配属科の内容が自分のやりたいことではないかもしれません。

医師の看護師に対する態度が横柄でやる気をなくすかもしれません。

働くことは様々な要素が絡み合って成立していますが、転職前はネームバリューの強さに隠されて、そういったリスクが見えなくなる可能性があります。

 

補足説明!

ポイント

病院の名前からもつイメージだけではなく、様々な視点から働く先を選んでほしいと思います。

 

まとめ

誰もが知っている病院に就職することは安心感もありますし、周りからの印象も良くなりやすいため、就職先選びにおいてネームバリューは大切な要素の一つです。

その後の転職活動をする時にも有利になるかもしれません。

しかし、ネームバリューがある有名な病院に勤務することと、看護師としてのスキルが高いということは別物です。

病院の名前だけにこだわりすぎることなく、総合的に自分に合った就職先が見つかるよう応援しています。

有名な病院に関しては「有名な病院求人」を確認してください。

大学病院・総合病院で経験を積んだのちに海外の看護に興味をもちオーストラリアに留学。
現在は派遣看護師としてマイペースに活動している主婦です。老人ホームやデイサービスでの単発派遣経験も豊富です。海外旅行が好きで、独身時代はバックパッカーをしていました。
人間関係や看護師としてのキャリア、転職など多くの人が悩むことに私もぶつかってきたので、同じ目線での記事を書いていければと思います。

保有資格 ・正看護師 ・保健師
出身/年齢 ・神奈川県/36歳
職務経験 ・大学病院 ・総合病院 ・専門病院(透析病院) ・有料老人ホーム ・デイサービス ・訪問入浴
診療科経験 ・消化器内科 ・混合内科 ・内科外来 ・内視鏡室 ・腎臓内外科


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