フィールドナースへの看護師転職で知っておきたい7つのポイント

このページでは、フィールドナースへの看護師転職で知っておきたい7つのポイントについて紹介します。フィールドナースとは?給与はいくらぐらいもらえるの?といった気になる疑問を解消します。ポイントを押さえて転職活動をスムーズに進めましょう。

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看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

1.フィールドナースの仕事

フィールドナースの仕事フィールドナースというのは、病院以外の一般企業で勤務している企業看護師の中でも、看護師の資格や知識を活かし、取引先で自社の商品説明や営業を主な仕事としている看護師のことを言います。その性質上、フィールドナースの職場は、大体が医療機器メーカーです。

医療機器メーカーというのは、自社で取り扱う医療機器を病院をはじめとする医療機関へ販売している会社です。販売する医療機器は全て自社開発している、という会社もあれば、代理店として国内外の医療機器を取り扱うという会社もあります。このため、フィールドナースは看護業務を一切行わない、という特徴があります。

 

医療機器の販売・営業・サポート

フィールドナースの主な仕事は、医療機器の販売・営業・サポートです。そして、医療機器を病院で実際に使うのは看護師や医師であり、医療機器の使い方を説明したり、使っている時に何かしらの不具合が起きた場合、的確なサポートをするには看護師として臨床経験を積んでいる必要があります

営業が向いている人であっても、なかなか務まる仕事ではないのです。医療機器は高額な商品が多く、不具合が起きるとその日は何も業務が行えない可能性もあり、フィールドナースは責任の重い仕事でもあります。

 

新製品の使い方をレクチャーする

開発されたばかりの新製品の使い方をレクチャーしたり、デモンストレーションすることも、フィールドナースの役割となります。医療機器は使い方が困難なものが多いですし、短期間にたくさんの製品が開発されると、少ない営業マンの数ではたくさんの医療機器すべての使い方を十分に理解することは難しくなってしまうかもしれません。

そんな時、専門的な知識を持つフィールドナースが役に立つことになります。

 

医療以外の幅広い知識が必要

医療機器を導入してもらった後、その使い方を説明するのも簡単なことではない場合も多く、フィールドナースとして実際に働く場合には、医療以外にも総合的に幅広い知識が必要なので、クリニカルスペシャリストとも呼ばれています

 

ポイント!

ポイント

看護師のイメージでは病院などの医療機関で働いて医療行為を行う人が大半ですが、フィールドナースのお仕事は、医療行為は全く行うことがなく、製薬会社や医療機器メーカーという企業に勤務しながら会社員として働くのが特徴です

 

2.フィールドナースとして働くのに求められるスキル

フィールドナースとして働くのに求められるスキルフィールドナースにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。下記のポイントについて確認していきましょう。

  • 英文のマニュアルを理解できる英語力
  • 優れたコミュニケーション能力
  • 日々勉強していこうという向上心

 

英文のマニュアルを理解できる英語力

フィールドナースに求められるスキルのうち、最も重要なのが英語力です。何故英語が必要なのかと言うと、フィールドナースの主な仕事は医療機器の販売や営業、サポートなのですが、その医療機器のマニュアルには英文のものが多いからです。つまり、医療機器のマニュアルが英語で書かれていても、それをきちんと読めて理解できるだけの英語力が必要不可欠になるのです。

 

優れたコミュニケーション能力

そして、フィールドナースは社外の人と接することがメインの仕事ですから、コミュニケーション能力も求められます。初対面であってもすぐに打ち解けられる、信用を得やすい、相手の不安や悩みを聞き出すことが上手い、などのスキルがとても大切になってくるのです。

そういったコミュニケーションスキルが業績を左右する仕事とも言えます。病院で勤務し、患者や医師と接している時とは、また違うコミュニケーション能力が必要になるのです。

 

日々勉強していこうという向上心

また、医療の技術が進歩すれば、医療機器も常に進化していきます。ですから、新しい製品が出ればその取り扱いに関しても、また学び直す必要があります。毎年確実に進化していく医療機器が、よりスピーディーに検査が可能になったり、より高度な治療が行えるようになったりすれば、その操作は複雑化することも多くなります。

常に新しいことを吸収し、勉強していこうという向上心もフィールドナースに求められるものの1つです。特に、外資系の企業がフィールドナースに要求しているものは大きいです。

 

3.フィールドナースの平均年収・平均給与

フィールドナースの平均年収・平均給与フィールドナースは、基本的に給料がかなり高めな設定になっている仕事の1つと言えます。営業職としての経験はまったくなかったとしても、看護師としての臨床経験が3年以上ある、ということを要求される場合が多いので、看護師から転職してすぐであっても年収が400万円以下になることは、ほとんどありません。

 

実績次第で大幅に昇給してもらえる可能性がある

これらの金額は2015年現在のものではありますが、平均的な年収が400万円から500万円ほどとなっており、実績次第では大幅に昇給してもらえる可能性があるのが、フィールドナースという仕事なのです。これは月収で見れば、大体25万円から35万円ほど、ボーナスの平均額は企業の業績次第でかなり変わってきますが、1回で大体月収の1ヶ月半分から3ヶ月分が多くなっています。

 

特に外資系ではインセンティブが発生する

特に外資系では、売り上げに応じたインセンティブがある傾向が高くなっています。

実際、それをモチベーションとしているフィールドナースも少なくありません。医療機器業界全体で見れば、40歳での平均的な年収は600万円を超えます。医療機器業界全体の流通総額は約2兆円となっており、小さな市場ではないのです。市場は確実に毎年成長しているため、将来性もかなり高くなっていると言えます。

 

これまでの経験によって待遇が異なる

なお、看護師として積んできた経験によって待遇が変わってくる場合もあります。救急や手術室での経験があるような看護師であれば、フィールドナースとしての需要も高いため、年収も他のフィールドナースより高くなる傾向があります。

 

4.フィールドナースへの看護師の転職メリット

フィールドナースへの看護師の転職メリット看護師がフィールドナースに転職するメリットについて確認していきましょう。

  • 土日祝日休みで夜勤もなし
  • 病院の外に視野が広がる
  • これまでの経験や知識を活かすことができる
  • 営業成績によってインセンティブがつく
  • 医療行為に対する精神的ストレスがない

 

土日祝日休みで夜勤もなし

看護師がフィールドナースに転職するメリットで、まず挙げられるのが休日や勤務時間の点です。フィールドナースは、医療機器メーカーなどの社員として勤務することになりますので、会社の規定に従い基本的に土日祝日は休みですし、夜勤もないということになるのです。

土日も無関係、2交代、3交代での勤務が珍しくなかった看護師から見れば、かなり働きやすいと言えるでしょう。一般社員と変わらない勤務スタイルになりますから、家庭と仕事の両立がしやすい、というのも大きなメリットとなります。

 

病院の外に視野が広がる

また、それまで病院の中だけで働いていることが多かった看護師が、一般企業で働き始めて社外活動が増えると、広く世間を見ることができるというメリットもあります。

 

これまでの経験や知識を活かすことができる

看護師としての経験や知識が無駄になることはなく十分に活かすことができますし、医療についての最新知識に常に触れていられるというのもメリットと言えます。取引先の人の役に立てることがある、という意味ではやりがいも感じることができます。営業の仕事が好きな人にとってはそれだけでもメリットかもしれません。

 

営業成績によってインセンティブがつく

さらに、給与の面でもメリットがあります。フィールドナースは比較的高い平均年収ですし、自分の営業成績によってはインセンティブがもらえるところも多く、それをモチベーションとして働くこともできます。営業が好きであれば、頑張って結果が出ればそれだけ給与という目に見えるかたちになりますので、やりがいが大きいという人もいるでしょう。

 

医療行為に対する精神的ストレスがない

フィールドナースは医療行為を行うことは一切なく、製薬会社や医療機器メーカーなどで販売している製品を営業販売することが仕事なので、看護師の頃のようなストレスを感じることはありません。精神的なストレスから解放されることも大きなメリットです。

その他にも、会社員のように電車で通勤でき、他のOLさんと同じようにファッションを楽しめるなどのメリットがあります。

 

5.フィールドナースへの看護師の転職デメリット

フィールドナースへの看護師の転職デメリット看護師がフィールドナースに転職する場合のデメリットについて紹介していきます。デメリットをしっかりと確認したうえで転職に臨みましょう。

  • 看護師としての技術が衰えてしまう
  • 営業活動に不向きな場合もある
  • 体を動かすことが苦手な人にはキツイ
  • 転職先によっては年収が下がってしまうケースもある

 

看護師としての技術が衰えてしまう

看護師がフィールドナースに転職する場合、最も大きなデメリットとなりえるのが、看護師とフィールドナースは大きな違いのある仕事だということでしょう。看護師としての知識、経験が必要とされるのがフィールドナースという仕事ではありますが、技術を必要とされ活用するような場面はほとんどありません。ですから、看護師としての技術は衰えてしまう可能性が高いのです。

もし、フィールドナースを経験し、また看護師として働く可能性があるなら看護技術が衰えないようにするか、看護師として復帰する時に元通りできるようにする、など努力が必要となります。

 

転職先によっては年収が下がってしまうケースもある

一般的には、病院で働いている看護師に比べるとフィールドナースの方が年収は高めである、とは言われていますが、個人差や転職先の企業によって変わってくるので、看護師時代より年収が下がるというケースもないとは言えません。その代わり、休日出勤や夜勤はほぼないですから、年収が下がったとしても必ずしもデメリットとは言えないかもしれません。

 

営業活動に不向きな場合もある

フィールドナースのお仕事は営業活動を行うため、これまで営業の仕事を経験したことがない人にとっては、性格的に向き不向きがあるというデメリットもあります。

転職する企業によっては、新規顧客を獲得しなければいけなかったり、毎月ノルマが課せられたりして、看護師の時とは全く違うストレスやプレッシャーを感じながら働くことになるかもしれません。営業という未知の職種へ転職することは、未知のリスクも伴っているのです。

 

体を動かすことが苦手な人にはキツイ

看護師の仕事をこなしてきた人なら、体力には自信がある人が多いのですが、フィールドナースのお仕事は常に外回りの営業をこなすため、体力にかなりの自信がなければ勤まりません。

毎日あちこちの医療機関を訪問するので、移動時間が長くなったり、毎日歩く距離が増えるので、体を動かすことが苦手な人にとってはデメリットと言えるかもしれませんね。雨や雪が降ったりして天候が良くない時でも外回りの仕事をしなければいけないことは、けっこうキツイと感じる人は多いようです。

 

6.フィールドナースへの看護師の転職注意点

フィールドナースへの看護師の転職注意点フィールドナースに転職する時、看護師が注意すべき点はなんでしょう。下記のポイントについて確認しましょう。

  • 現場に復帰してキャリアを積むのが難しくなる
  • 営業という仕事について理解しておく
  • 営業という仕事について理解しておく
  • 英語力が必要不可欠である

 

現場に復帰してキャリアを積むのが難しくなる

フィールドナースに転職する時、看護師が最も注意すべき点として、フィールドナースは医療行為を行うことがなく、一度フィールドナースとして転職すると、医療現場に復帰して看護師としてキャリアを積みたいと思ったとしても難しくなるというものがあります。これは、フィールドナースの主な仕事が医療機器、医薬品の営業や販売であり、医療現場で患者さん達と接する仕事ではないからです。

ですから、フィールドナースという仕事を選ぶのであれば、フィールドナースを経験した後のキャリアプランも一緒に考え、計画的に転職活動を行うことが必要になります。

 

営業という仕事について理解しておく

また、フィールドナースへの転職前に、営業という仕事について理解することも必要になります。フィールドナースは取り扱っている商品が医療機器や医薬品ですから、看護師として培ってきた知識を活かすことができますし、必要にもなってきます。

ですが、やはり基本的には営業職となりますから、営業という仕事自体が向かない人の場合、転職後に後悔することもありえるのです。転職を決める前に、営業という仕事についてしっかりと理解し、その上で転職活動を始めるようにしましょう。

 

英語力が必要不可欠である

そして、同じフィールドナースであっても、勤務先が違えば仕事のハードさも変わりますし、ノルマがあって精神的にきつくなるということもありえます。

何より、フィールドナースには英語力が必要不可欠である、ということに注意しておかなくてはいけません。英語の書類、説明書などを理解できる程度の英語力をつけてから、転職を考えると良いでしょう。

 

7.フィールドナースの看護師転職求人の探し方

フィールドナースの看護師転職求人の探し方フィールドナースの求人を探すにあたってどのように探すのが良いのでしょうか。看護師転職サイトを効率よく利用して、希望の求人を見つけましょう。

 

看護師転職サイトを利用する

フィールドナースの求人を探すのであれば、看護師向けの転職サイトを利用するのが最もオススメです。転職サイトは有名なところからマイナーなところまで合わせれば本当にたくさんありますが、看護師向けの転職サイトであれば当然ながら取り扱っている求人情報の全てが看護師資格を活かすことのできる仕事ですし、選択できる検索条件なども充実して使いやすいところが多いのです。

 

プロのコンサルタントがサポートしてくれる

また、看護師向けの転職サイトには看護師が転職する場合の専門的知識、経験を持ったプロのコンサルタントが担当としてついてくれ、サポートしてくれるというところが多いです。転職について分からないこと、面接や自分のキャリアについての相談などにも、プロ視点での的確なアドバイスがもらえます

 

ハローワークでは紹介してもらえない求人がある

もちろん、フィールドナースの求人はハローワークなど他の場所でも見つけられることもありますが、ハローワークは公開求人のみの取り扱いだという部分で看護師の転職には向かないところもあるのです。これは、看護師がキャリアアップを目指して探しているような求人情報が、非公開求人というかたちで取り扱われることが多いからです。

そのため、求人募集が出されているのは確実なのに、ハローワークで紹介してもらうことができない、ということも少なくありません。

 

ポイント!

ポイント

より待遇や条件の良い求人を見つけるためには、公開求人だけでなく非公開求人の取り扱いもある、看護師向け転職サイトを活用した方が、効率よく転職活動がしやすいのです。

 

まとめ

同じフィールドナースの仕事でも、勤務先によっては仕事がかなりハードだったり、ノルマが課せられたりして精神的なストレスが多くなってしまうことも考えられます。そのため看護師転職サイトを上手に活用して、できるだけ事前に情報収集をしながら賢く転職先を選ぶようにしましょう。

また企業ごとに職場環境や待遇などは大きく異なっているので、自分の希望や条件に合った企業を見つけるようにしてください。

 

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

この記事は「」さんが執筆しました。

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