著作者

azuki

現役看護師

azuki

( 看護師 )

「新人看護師あるある」仕事編・悩み編・プライベート編

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現役看護師 azuki
新人看護師あるある 仕事・悩み・プライベート

新人看護師のみなさんは、毎日どんな気持ちで白衣に袖を通していますか。

看護師になれてよかったという気持ちもあれば、こんなはずじゃなかったという気持ちもあるでしょう。

またプライベートでも、社会人として、そして看護師として学生時代とは違った自分に気づいていることでしょう。

しかし、それは自分に限ったことではありません。全国の新人看護師の皆が通る道でもあります。

今回は、そんな新人看護師のリアルなあるあるをご紹介させていただきます。

1.新人看護師あるある:仕事編

ガッツポーズする新人女性看護師

まず、仕事についての「新人看護師あるある」をご紹介します。

 

トイレになかなか行けなくて膀胱炎になる

膀胱炎になる女性新人看護師

先輩たちは時々プライベートな話をしながら仕事していますが、新人看護師はそんな時間はありません。

やっと清拭が終わったと思ったら、すぐに先輩に呼ばれて今度は経管栄養の指導が始まります。

もちろん指導してもらえるのはありがたいのですが、知識が溜まっていく一方で膀胱もいっぱいになっていきます。

入職してから数回は膀胱炎になるのも新人の使命なのかもしれません。むしろ、何回膀胱炎になったのかが同期の中で競い合いになってしまいます。

 

先輩に声を掛けられるたびに心拍数上昇

新人看護師の心電図

看護師新人時代は自分なりに毎日頑張っていても、失敗してしまうことや知識が足りなくて先輩から指導を受けるたびに悔しい思いをします。

先輩は優しく丁寧に教えてくれますが、声を掛けられるたびにビクッとして「私、今度は何をやらかしまったんだろう」と一気に心拍数が上がります。

何か作業をしていてもピタッと固まってしまい一瞬で何をしていたのかも忘れてしまいます。

きっとあんな波形になっているんだろうなと心電図モニターの波形とモニター音を想像してしまいます。

 

ひたすらナースグッズを集める

買い物をしてお金がない女性の新人看護師

看護師になれたことがとにかく嬉しくて、看護師が仕事で使うグッズをひたすら買い漁ってしまいます。

しかも、せっかく買ったのに憧れの先輩が使っているものの方がよく見えてしまい、同じ用途のものがいくつも増えてしまいます。

2本もあるLEDペンライトなんて、今では家で家具の隙間に落ちたものを探すためだけに使われています。

 

場所を聞かれたけど患者のほうが詳しかった

院内の場所が分からない女性の新人看護師

入職してからのオリエンテーションで院内を一通り案内してもらいましたが、まだどこに何があるのかしっかりと把握できていません。

そんなとき、外来の患者に「CTはどこに行ったらいいですか?」と声を掛けられ、どう説明したらいいのかわからずあたふたしていました。

すると通りがかったほかの患者が「CTならそこのエレベーターで1階に下りて、左に進むと・・・」とスラスラと説明してくれたのです。

 

ポイント!

ポイント

白衣を着ていかにも「病院の者です」というオーラをかもし出している私は2人の患者に挟まれているだけでした。

 

医療用語が他の言葉に聞こえてしまう

新人看護師が勘違いするマップ・地図

学生時代にも処置の名称や物品の名前などを勉強してきますが、働き始めてからはじめて聞く医療用語がたくさんあります。

たとえば「マップ用意して」と言われて「日本地図?世界地図?なんで地図?」と私だけ全く違うことを思い浮かべていました。

他にも

  • マンマと聞いてごはんを思い浮かべる
  • 「無事にブジー終わった」という申し送りを聞いてダジャレかと思う
  • 皮下注がピカチュウに聞こえる

など、毎日医療用語が飛び交うため私の頭の中はおかしな想像であふれそうです。

 

夜勤は全く仮眠ができずアドレナリン全開

仮眠できない女性の新人看護師

看護師といえば夜勤です。不安もありましたが、初めての夜勤が楽しみでもありました。

日付が変わる頃に交替で休憩に入ることになったのですが、2時間の休憩中目を閉じていても全く眠れませんでした。

しかし、それでも疲れが出ることなくテンションが高いまま無事に夜勤を終えることができました。

その後も夜勤のたびに緊張なのか、興奮なのかわかりませんが、寝たくても寝られない休憩時間を過ごしています。

 

先輩だってやってるでしょ

先輩に怒る女性の新人看護師

技術指導を受けるとき、1回目は先輩が実施している様子を見学し、その後見守り下で実施して自立かどうか評価してもらうという流れになります。

しかし、最初に見せてもらった先輩と、評価してくれる先輩が同じとは限りません

あるとき、A先輩が実施している様子を見たあと、何度も自分でシュミレーションして実施に望みました。

それなのに、評価してくれたB先輩に「その手順は違う!」と注意されてしまったのです。

 

ポイント!

ポイント

その横でA先輩が私の実施した手順のまま患者のケアをしており、「ほら、A先輩もやってます!」なんてことは言えず、怒られ損な気分でした。

 

先輩のアセスメントだけは完璧になる

先輩と女性の新人看護師

私の病院では、新人看護師は3年目以上の看護師とペアリングで指導を受けるようになっていました。

先輩の中でも優しくて1日を穏やかに過ごせる先輩と、ペアリングになった日は1日緊張が途切れないほど厳しい先輩もいます。

いろんな先輩とペアリングを組んでいくうちに、先輩ごとにどういう態度で接すると指導されずに済むのか、その方法を身に付けて要領よくやり過ごせるようになっていきました。

患者のアセスメントはまだまだ苦手ですが、先輩のアセスメントだけがどんどん得意になっていきます。

 

医師ってそんな一面があったのね

男性医師と女性の新人看護師

医師は頭がよくて、患者の病気やケガを治すすごい人だとずっと思っていましたが、看護師になってからは医師の本性を知りました。

患者の前では厳格な医師が「ねーねー○○ちゃん飲みにいこうよ~」とデレデレとしていたり、「あの患者は細かいから苦手だ」と言ったりと、想像もしていなかった言動ばかりなのです。

医師と働く看護師に憧れていましたが、今では冷淡に医師をさばくベテラン看護師に心から憧れます。

 

2.新人看護師あるある:悩み編

悩みを抱える女性の新人看護師

次に、悩みに関する新人看護師あるあるをご紹介します。

 

仕事のために生きているような気分になる

勉強をする女性の新人看護師

看護師になってからは、まさに看護師という仕事が始まると思っていましたが、そのためにはやはり知識が不十分です。

そのため、病院内では臨床での指導以外にも新人研修という座学やグループワークがあり、その研修のためのレポート作成があります。

しかし、配属先の病棟での課題もあり、家に帰ったら次の日のための学習、休みの日はレポート作成をする日々が続きました。

看護師として働く日を夢見てきましたが、実際に新人看護師になってからは仕事のために生きているような気分がしてなりません。

 

どうして看護師になったのか考えるようになった

悩んでいる女性の新人看護師

看護師になりたいと思ってからは、自分が白衣を着て看護師として患者に寄り添う姿をずっと想像し、そんな日が来ることを励みにして学生時代を乗り越えてきました。

しかし、入職してから看護師の仕事が自分の思っていた以上に甘くないことを身をもって知りました。

配属された病棟は慢性期病棟で、おむつ交換や食事介助、清拭などばかりです。患者も会話ができるような患者が少なく、私のイメージしていた看護師とは違っていました。

 

ポイント!

ポイント

しかも、白衣の天使を想像していたのに、入職した病院は今年からスクラブ型にユニホームが変わってしまったのです。

今更ですが、どうして看護師になったんだろうと考えてしまいます。

 

患者に新人か~と言われてしまう

ショックを受ける女性の新人看護師

新人だからこそいろんな技術を身に付けなければなりませんが、そのためには患者の協力が不可欠です。

私の病院では新人はストラップの色が違うのですぐ分かってしまいます。

自分なりに新人でありながらも、少しでも先輩のように患者に関われるよう努力しているつもりですが、患者の「新人か~」のひと言で結構傷ついてしまいます。

 

痛みを伴う処置の際には怖気づいてしまう

受け持ちのあいさつや検温時に言われる分にはまだ「頑張りますのでよろしくお願いします」とかわすことができますが、採血や点滴のルート確保など痛みが伴うものになるとそのひと言で一気に自信をなくしてしまいます。

「そんなこと言わないでください」と強気でいきたいところですが、そう言えるほど技術が身についていません。

最初から先輩に代わってもらおうとすると「いつまでそんなこと続けるつもり?」と怒られてしまいます。

そのため、毎回ひたすら謝りながら採血やルート確保をさせてもらっています。

 

苦手な先輩と勤務が重なるだけで憂鬱

頭を抱える女性の新人看護師

本当に苦手な先輩がいて、その先輩と勤務が重なるだけで憂鬱になってしまいます。特に指導者についているときは朝から体調が悪くなるほど受け付けません。

しかも、前日に翌日の配置を決めているため前日から憂鬱すぎて仕方ないです。しかしそんなことで辞めるのも悔しいので葛藤しています。

 

休憩中はトイレが一番落ち着く

トイレに入る新人看護師

休憩室はそれほど広くはありません。その休憩室では、先輩が私の同期への指導の愚痴や先輩の悪口を話していることがあります。

聞きたくない話でも自然に耳に入ってきてしまい、かと言って頷くわけにもいかず、せっかくの休憩時間なのに余計に疲れます

結局は一番落ち着くのが1人きりになれるトイレだけです。

 

ポイント!

ポイント

今では、つらい事があったときに涙を拭くのはきれいなハンカチではなくシワシワのトイレットペーパーの方が落ち着きます。

 

「優先順位」が分からない

疑問符を持つ女性の新人看護師

先輩たちのように1日のスケジュールを要領よくこなせず、「なんでこんなに時間がかかるんだ」と注意されてばかりです。

自分でも良くないことは分かっているので指導者に相談したところ、「優先順位を考えるように」と言われただけでした。

「優先順位」、「優先順位」って言うけれど、それが分かったらこんなに苦労してないのにと逆ギレしてしまいそうになります。

 

毎日「辞めます」と言うタイミングを見計らっている

叫ぶ女性新人看護師

何かあって指導を受けているとき、注意されているとき、理不尽に怒られているとき、どんなときも頭にあるのは「もう辞めたい!」です。

しかし、なかなか言い出す勇気がなく、師長とナースステーションに2人きりになったときや休憩室で隣になったときなど、常に「今」というタイミングを見計らってはひとりドキドキしています。

 

3.新人看護師あるある:プライベート編

外を歩く女性新人看護師

新人看護師にあるあるなプライベートについてご紹介します。

 

仕事が終わるとやたらと甘いものが食べたくなる

甘いものを食べる女性新人看護師

お給料をもらえるようになった今、お金の使い方もある程度自由が利きます。そのせいもあって、仕事が終わると必ず帰りにコンビニに寄ってしまいます。

目に付くのは甘いものばかり、糸目をつけず甘いお菓子ばかり買ってしまいます。

家に帰ってからは、ごはんとは別に買ったお菓子を食べてしまい、患者に言えないような不規則な食生活を送っています。

 

食事中でも平気で排泄の話をしてしまう

食事中の女性新人看護師

普通は、食事の最中に排泄の話をすることはないですし、そんな話をされたら不快になるでしょう。

しかし、働きはじめてからは排泄介助のすぐ後に休憩に入るようなことも当然あります。その流れで食事中に排泄物の話題が出ても、先輩たちは誰も嫌な顔をせずにむしろ話を広げていきます。

最初は少し戸惑いもありましたが、次第にそんな環境にも慣れていきました。

 

友人を不快にさせて初めて気付いた

友人と食事をしているときに排泄物の話題を出してしまい、後から「普通に話し出すから止めれなかったけど・・・」と不快だったことを知りました。

食事中に避けるべき話題を平気に話してしまう慣れに驚き、気をつけようと思いました。

 

無意識に早く食べる癖がついた

友人と食事する女性新人看護師

休憩をとるときは、他の先輩方と一緒に食堂に食べに行きます。たわいもない話をして盛り上がっていると、先輩方はどんどん食べ終わって私が食べ終わるのを待っているような状態になってしまうのです。

あっという間に食べ終わってしまう先輩方についていこうと最初の頃は必死でした。

しかし、無意識に早く食べる癖がついてしまい、家族や友人と食事をすると「食べるの早すぎる!噛んで食べてる?」と注意されてしまうほど早食いになってしまいました。

1品ずつ出てくるコース料理なんかは待ちきれません。

 

他の仕事をする友人より給料が多くて鼻が高い

お金を持つ女性新人看護師

看護師になって、初任給こそ少なかったものの、夜勤をはじめるようになったら一気に給料が多くなりました。

そのため、欲しかったブランドのかばんを買ったり、少し高めのお店で食事をしたりもできるほど気前がよくなりました。

久しぶりに高校時代の友人に会ったりすると、「やっぱり看護師は額が違うよね」と羨ましがられます。「採血とかもするんでしょ?すごいよね」と言われて尚更鼻高々になります。

実際は、仕事中は完全に先輩の中で萎縮している新人看護師です。

 

きれいになったと言われるたびストレスを感じていることを実感

鏡を見る女性新人看護師

今まではどれだけダイエットをしてもうまくいかなかったのですが、働き出してからは友人に会うたびに「きれいになった」と言われるようになったのです。

新人看護師というストレスもあって食事量は今までよりも食べているほうなのに、体重は増えるどころか減っていたのです。

自分自身は割りとタフな方ですが、何もしていないのに「きれいになった」と言われるたびに、それだけ自分に仕事のストレスがかかっているのだと実感します。

 

看護師になってから人に優しくできない

イライラしている女性新人看護師

看護師は白衣の天使というイメージもあって、みんなに優しい人というイメージがありました。

私も優しい看護師であり、優しい人でいたいのですが、仕事のストレスは簡単に抑えることができません。彼や家族にあたってしまうことも出てきました。

そんなとき「そんなんで看護師ができるの?」というように嫌味を言われると、もうイライラは止まりません。天使どころか一瞬で悪魔になった気分です。

看護師になったからといって、優しくなれるわけではないと昔の自分に教えてあげたいです。

 

学生時代の憧れの看護師の私服にびっくり

びっくりしている女性新人看護師

学生時代にお世話になり、「こんな看護師になりたい」「この人と一緒に働きたい」と思えるような、私にとって看護師の鏡のような指導者さんがいました。

入職してからも、指導者さんの姿を見かけると「やっぱり素敵だな」ときれいで清楚で立ち振る舞いから優しさが伝わってくるような姿をストーカー並に見ていました。

ある日、いつもより帰りが遅くなり更衣室に向かうと古くくたびれたジャージの女性が出てきました。3度見してしまいましたが、それは確かに憧れの指導者さんでした。

白衣を脱いだ後の変貌振りにびっくりしましたが、そんなオン・オフができるところも素敵だなと思いました。

 

まとめ

「これまさに自分と同じだ」と思うことがいくつかあったのではないでしょうか。

学生時代を何とか乗り越えてやっと看護師という夢が叶い、楽しい1日もあれば、もう出勤したくないと思う日もあるでしょう。

しかし、みなさんの先輩もそんな新人時代を過ごしてきたのです。

自分だけじゃなく、新人看護師がいろんな場所で頑張っているのを励みにして、ぜひ看護師になってよかったと気付ける1年を過ごしてください。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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高校卒業後、大学に進学したものの将来の方向性に悩み中途退学。その後、学生時代から勤めていたアルバイト先で看護師という仕事に魅力を感じ、社会人経験を経て看護師になりました。

看護師としての経験はまだ浅いですが、他の職種での経験を活かした視点で、どんなときも患者さんを思った優しさのあるケアができる看護師になることを目指しています


カテゴリー:看護師あるある


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この記事を書いた人:azuki
(公開日:)(編集日::2017年09月03日)

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