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現役看護師

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総合病院の看護師に向いている看護師の特徴と求人の選び方

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総合病院 向き

転職の際に病院選びの選択肢の1つに上がりやすいのが総合病院。転職時に転職サイトなどを活用してみても、総合病院の求人が多くあるのが現状です。総合病院を選択肢にしてみたものの、総合病院はいったいどんな人が向いているのか、むしろ自分が向いているのだろうかと疑問に思う人も多いかと思います。

今回は、総合病院で働いていた経験のある視点から、総合病院で働くことに向いている看護師像を2つのポイントに絞ってお伝えしていきます。

 1.やりたい診療科が明確な看護師は総合病院が向いている

やりたい診療科が明確にある看護師

やりたい診療科が明確である場合、その診療科を単科で扱っている病院が良いように思いますが、実はそんな人ほど総合病院で働くのがベストなのです。その理由をご紹介します。

 

総合病院の方がいろいろな症例が入ってきやすい

実は、自分がやりたい診療科を単科で運営している病院(例えば○○循環器病院というような感じです。)よりも、総合病院の方が様々な症例が入ってきやすい傾向にあります。

総合病院はその性質上、紹介状なしでもフランクに外来受診をできるようにしている病院が多くあります。その中で、受診してきた患者が自分の診療科適応外だと判断した場合は他の診療科に回せるというのが総合病院の利点にもなります。

 

総合病院には珍しい症例の患者が集まる

患者も自分がどの診療科にかかればいいのかわからないけどとりあえず、総合病院で診てもらって適応の診療科に飛ばしてもらおうと考えて受診する人が実は多かったりします。

そのため、患者が風邪だと思って総合病院の内科に来たけども、専門の診療科に飛ばしてもらったら実は呼吸器の珍しい症例の患者だったというような事例が多くあります。この事例から、総合病院には単科で運営している病院よりも珍しい症例の患者が集まりやすいということになるのです。

 

ポイント!

ポイント

やりたい診療科が明確にある場合は総合病院を選んだ方がいろいろな症例を診ることができて勉強になるというわけです。

 

 

診療科に名医がいると周りも良いスタッフである傾向にある

医療系のコンサルティング会社の方の話によると、名医のいる病院は良いスタッフに恵まれる傾向にあるようです。

名医と言ってもただ威張ってふんぞり返っているような医師ではなく、その診療科にとってキーとなる医師です。その診療科の権威ある医師がいると、その医師の下で勉強したいと志の高いスタッフがたくさん集まります。特に医師が顕著です。

 

志が高いスタッフが集まると良い病院になる

志が高いスタッフがたくさん集まるともっと良い医療を提供しようと一体感が生まれ、その病院はとても良い病院になるんだそうです。

また、一体感が生まれているのは医師だけでなく看護師も同様であるためスタッフ間の仲が非常に良いのもこういった病院の特徴だそうです。

そのため、自分のやりたい診療科が名医のいる診療科であれば周りのスタッフ間の仲もよく、志が高いスタッフたちの下でやりがいのある医療や看護ができるということです。

 

ポイント!

ポイント

実際に経営難だったり、院内のスタッフ間の仲が悪くて病院内が不穏であるところは、まず売りとなる診療科を1つ作り、そこに名医を呼ぶことによって病院を立て直すそうです。

 

転職で大切な事の一つは人間関係

転職で大切と言われることの1つには人間関係が挙げられます。せっかく転職して、やりたい診療科に来てもその診療科のスタッフ間の仲が悪ければ働く気も失せますし、また再度転職をし直さなければならなくなることもあります。

そのため自分のやりたい診療科が盛り上がっている総合病院は学びだけでなく、人間関係への心配もなく働けるということになるのです。

 

2.急性期・慢性期など関わりたい時期が明確である看護師

急性期・慢性期など関わりたい時期が明確である看護師

次に総合病院を働く場に選んでほしい人は、急性期や慢性期といったどの時期に関わりたいかが明確である場合です。総合病院はその性質上いろいろな時期の患者が入院します。

しかしそれは総合病院だけでなく大学病院など、どの病院も同じことです。それではなぜ、関わりたい時期が明確である場合に総合病院が選んでほしい病院となるのでしょうか。

 

慢性期、回復期は診療科を分けている場合が多い

総合病院は、回復期リハビリテーション科が併設されていたり、内科を細かく分けていたりと診療科を各時期でしっかりと分けている場合が多いのです。例えば、内科だけで病棟が2~3個存在している場合や同じ診療科なのに外科と内科で分けている場合は慢性期と急性期で分けていることが多いです。

 

ポイント!

ポイント

慢性期看護をやりたい、回復期の看護をやりたいなど見たい時期が具体的に決まっているのならば総合病院がお勧めです。

 

大学病院では慢性期の患者の受け入れ期間は短い

大学病院でもこのように細かく分けていることはあるものの、大学病院では急性期看護をメインにやっていることが多かったり、紹介状を持ってきて順番に入院させている関係上、慢性期の患者の受け入れ期間は短い傾向にあります。

 

ポイント!

ポイント

今は慢性期患者もじっくり診ていきたい、けれども今後他の診療科も診たくなるかもしれないなんていう人や慢性期患者を診たいけどやりたい診療科も明確であるという人は総合病院で働くことがお勧めだったりします。

 

どの診療科にも急性期患者が多くいるのは実は総合病院

一見すると急性期の患者が多くいるのは大学病院、特に3次救急指定病院であると思う方も多くいるのではないでしょうか。実は急性期患者が多く入ってくるのは総合病院だったりするのです。総合病院は、2次救急指定病院であることが多いです。

 

2次救急の患者も重要度は高い

3次救急に入ってくる患者は確かに重症度が高いのですが、2次救急で入ってくる患者も重症度は高めです。

それどころか2次救急であり、地元密着型であることが多い総合病院にはかかりつけ医だからという理由で下手したら3次救急ではと思うような患者も入ってくることがあります。

 

2次救急で入る患者の数が多い

かかりつけ医だからという理由によって大学病院よりも2次救急で入ってくる患者の数が圧倒的に多くなるのが総合病院なのです。

そのため急性期患者が入ってくる機会が多く、特に急性期看護を勉強したいと思っている人にはぴったりの診療科となるわけです。

 

 3.求人の選び方!総合病院か大学病院か?

医療を学びたいなら大学病院、看護を学びたいなら総合病院

「医療を学びたいなら大学病院、看護を学びたいなら総合病院を勧めます。」この言葉はわたしが転職を検討している時に自分の転職担当者から言われた言葉です。

転職担当者は実際に病院で働いていないのだからここまで言うことはないだろうと思われるかもしれませんが、総合病院に勤務経験がある自分はこの言葉の真意をこのように解釈しました。

 

大学病院は研究や看護技術の探究が多い

大学病院は日本の医療の未来を担っており、医療の発展に欠かせない存在となります。そのため研究が非常に多く行われており、その研究内容も医療であったり看護技術の探究であったりすることが多いです。

 

総合病院は看護への探究をしている所が多い

総合病院の場合はどちらかというと看護への探究をしていることが多く、記録物云々を重視するよりも患者のベットサイドへ行くことを重視している場合が多いです。

看護の研究内容を見ていてもどちらかというと事例検討のような患者を中心とした症例発表をしているところが多い印象です。これが、転職担当者の発した言葉の真意であったように思いますし、間違っては内だろうなと感じました。

 

ポイント!

ポイント

患者のベッドサイドで看護ケアを重点的に行いたい、患者と関わる時間を多く作りたいという人は総合病院を選択するとやりたいことができるように思います。

 

まとめ

現在、病院の統合や立て直しによって総合病院の数はどんどん増えています。

そのため、看護師の転職の候補先も増えていることが現状です。

  • やりたい診療科が明確にある看護師
  • 急性期・慢性期など関わりたい時期が明確である看護師

以上の看護師は、総合病院で働くのに向いているという特徴がありました。このように自分に合った総合病院で自分のやりたいことをするのが転職後も楽しく長く働き続けるポイントとなるように思います。

総合病院を選ぶ際のポイント、ぜひ参考にしてみてください。

また、総合病院を候補にしている人や、この記事を読んで総合病院が候補となった人はぜひ自分のやりたい診療科がその病院のメインとなっているところを選び、充実した看護師ライフを送ってほしいと思います。

総合病院への転職をお考えの方は「総合病院へ看護師転職する前に確認したい3つの事」の記事も参考にしてみて下さい。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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食べること、スポーツ観戦が好きな看護師です。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、ディサービス、検診センターで仕事の経験があります。


カテゴリー:総合病院


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この記事を書いた人:RAY
(公開日:)(編集日::2017年07月27日)

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