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ジェネラリスト看護師を目指す!おすすめの転職先は?

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ジェネラリスト看護師を目指す看護師

ジェネラリスト看護師とは、認定・専門看護師のような特定の看護分野に対するスペシャリストでも、看護管理や看護教員などの道を選ぶのでもなく、幅広い知識と技術を用いて患者や家族に看護ケアを提供できる経験豊かな看護師のことです。

ジェネラリスト看護師を目指すには、「老若男女」「急性・慢性期の看護」等を問わず、様々な場面で看護を提供できるようになることが大切です。

ここでは、ジェネラリスト看護師に必要な7つのキャリアの積み方と転職先についてご説明します。

1. ジェネラリスト看護師としてキャリアを積む方法

ジェネラリスト看護師としてキャリアを積む看護師

ジェネラリスト看護師を目指すためには、「急変時に対応できる知識と技術」や「褥瘡・創傷・スキンテアの知識と技術」等を身に付けることが必要です。

ジェネラリスト看護師としてキャリアを積む方法をそれぞれについて詳しくご紹介します。

 

急変時に対応できる知識・技術を身に付ける

ジェネラリスト看護師は、どの病院や施設でも患者が急変した時に慌てずに処置できることが求められるため、急変時のアセスメント能力を高める必要があります。

心肺蘇生時の対応ができなければ患者を救うことができないため、エビデンスに基づいた心肺蘇生法を学び身に付けることは、ジェネラリスト看護師の基本となるでしょう。

 

心肺蘇生法講座は心肺蘇生のアセスメントと技術が学べる

日本BLS協会が主催している心肺蘇生法講座(BLSコース)を受講することで、小児から老人まで、急性期・慢性期を問わず、心肺蘇生が必要な場面のアセスメントとその技術を学ぶことができます。

 

褥瘡・創傷・スキンテアの知識と技術を身に付ける

現在は、ある程度の規模の病院であればスキンケアのスペシャリストである皮膚・排泄ケア認定看護師が在籍していますが、ファーストタッチや日常のケアを担当するのはジェネラリスト看護師の役割です。

そのため、褥瘡・創傷に対するケアは、急性期・慢性期・終末期を問わず新生児から高齢者までの幅広い患者に対する看護援助として必要な知識と技術が求められます。

 

高齢者のスキンテアが問題とされている

最近は、高齢者の方などの脆弱な皮膚に対するトラブルであるスキンテアが問題とされています。

「皮膚にテープを張る」「固定したテープをはがす」といった何気ないケアが脆弱な皮膚を傷つけてしまうことがないために、ジェネラリスト看護師として褥瘡・創傷のケアだけにとどまらず、スキンテアの知識を持つことも大切です。

 

学会に参加して最新情報を得る

スキンテアや褥瘡などの最新情報を得るには、日本創傷・オストミー・失禁管理学会のHPなどで情報を得ることができますし、学会などに参加することも勉強になります。

 

排泄ケアに関する知識と技術を身に付ける

排泄は、誰もが羞恥心を抱き、できるだけ自分で行い誰に対しても見せたくない部分であるため、苦痛なく素早く適切なケアや物品の選択と準備ができることが、ジェネラリスト看護師に求められます。

学びたい知識としては、日本コンチネンタル協会のHPに、排泄障害の詳しい概要や対処方法の情報を得ることができます。

 

補足説明!

ポイント

日本創傷・オストミー・失禁管理学会にもストマケアについての詳しい情報を得ることができますし、日本排泄機能学会などに参加することも勉強になるでしょう。

 

口腔ケアに関する知識と技術を身につける

近年は、口腔内の清潔を保持することで「誤嚥性肺炎の予防」「慢性疾患の予防」「患者のQOLの維持・向上」等に役立つことが研究結果などにより明らかになっています。

そのため、ジェネラリスト看護師は、患者の状況を的確にアセスメントして適切な方法で口腔ケアを実施できる知識と技術が求められます。

 

口腔ケア認定資格を取ることがお勧め

口腔ケア商品を扱う会社のHPでも口腔ケアに関する情報などを得ることができ、日本口腔ケア学会の口腔ケア認定資格を取ることもお勧めです。

日本口腔ケア学会などに参加することも勉強になるでしょう。

 

認知症に関する知識と技術を身につける

高齢化に伴い、どの看護領域においても認知症を持つ患者の看護ができることが求められます。

そのため、ジェネラリスト看護師として認知症についての知識とケアについての知識・技術があることは、自分の強みになるでしょう。

 

認知症ケア専門士を目指してスキルアップを図る

看護協会などでも認知症についての研修(認知症高齢者の看護実践に必要な知識)を開催していますし、認知法ケア学会が認定する「認知症ケア専門士」を目指すことで、スキルアップを図ることができます。

詳しくは、認知症ケア専門士資格を看護師が取得した体験談をご覧ください。

 

リーダーシップ能力を身につける

ジェネラリスト看護師は、患者や家族に提供する看護ケアに対する幅広い知識と技術だけでなく、リーダーとして現場をまとめる力も必要です。

そのため、機会があれば日本看護協会の認定看護管理者教育課程ファーストレベルを受講すると、看護サービスに関する知識やリーダーの役割ついても学ぶことができるため、ジェネラリスト看護師としてのスキルアップになるでしょう。

詳しくは、認定看護管理者の資格取得条件と求められる役割についてをご覧ください。

 

コミュニケーション能力

ジェネラリスト看護師は、患者や家族だけでなく同僚の看護師を始め、多職種との信頼関係を構築する力としてコミュニケーション能力が求められます。

コミュニケーションの研修には、傾聴を主としたカウンセリング・コーチング・アサーションスキル等、様々なものがあるため、コミュニケーションが苦手な看護師は信頼関係構築に役立つでしょう。

 

研修や講座に参加してキャリアアップに繋げる

私の場合は、カウンセリングとコーチングを看護職とは関係ない場所で学んで認定資格を取りました。

看護協会などが主催する研修や、員本看護コーチ協会などが主催する講座に参加することも、ジェネラリスト看護師のキャリアアップにつながります。

詳しくは、看護師におけるアサーションのスキルの活かし方・身に付け方をご覧ください。

 

2. ジェネラリスト看護師を目指せる転職先

総合病院で働くジェネラリスト看護師を目指す看護師

私は新人の時に専門病院に就職し、がんに関する知識とケアは詳しくなりましたが、他の疾患の知識やケアはほぼ身に付きませんでした。

そのため、看護師としての技術と知識を身に付けたいと考え、総合病院に転職しました。

実例も踏まえてジェネラリスト看護師を目指せる転職先について紹介してきます。

 

総合病院への転職する

総合病院での主な業務は、内視鏡であり患者の背景は様々で、「内視鏡検査を安全に行うために患者が抱えている疾患を調べる」「内視鏡検査を受ける高齢者の方のケアを行う」等をすることで、自然に幅広い疾患の知識やケアが身につきます

ジェネラリスト看護師として、幅広い知識と技術を身に付けたいと思った時は、総合病院への転職を考えるとともに、ジェネラリストとしての経験を積みたいことが転職理由であることを伝えると良いでしょう。

詳しくは、総合病院の看護師求人を探す5つの注意点をご覧ください。

 

ポイント!

ポイント

転職先に「ジェネラリストとしての経験を積みたい」とを伝えることで、病院内の部署異動がしやすくなり学びたい看護領域を広範囲に学ぶことにつながります。

 

一般のクリニックへ転職する

外科・内科・胃腸科を扱う一般のクリニックに転職することも、ジェネラリスト看護師を目指す道の1つになります。

クリニックの医師が外科出身の場合には、外傷をはじめとする外科・内科・小児科問わず、様々な患者が来院するため、小児の予防接種・特定健診・創傷処置・小さな外科手術・成人病についての知識とケアについて学ぶことができるでしょう。

詳しくは、看護師が転職前にクリニック見学する方法とチェックポイントをご覧ください。

 

補足説明!

ポイント

一般クリニックに勤めることで、1つの1つのケアや処置についてはスペシャリストではありませんが、患者や家族をはじめ、一般の人が知りたい情報を提供できる程度には成長することができます。

 

訪問看護ステーションに転職する

ジェネラリスト看護師としての経験を積む転職先として、訪問看護師を経験することをお勧めします。

多くの訪問看護ステーションは、「様々な疾患を持つ患者を受け入れる」「場合によっては小児から高齢者まで幅広く対応する」等、現場に直面することで知識を再確認して技術を実践知に変えていく面があります

そのため、幅広い年代の患者と関わり、慢性疾患からがんなどの終末期にいる方のケア実践を通して、ジェネラリスト看護師としての経験を積み重ねていくことができます。

詳しくは、初めて訪問看護師へ転職する時に知ってほしい5つのことをご覧ください。

 

訪問介護は力不足に直面できる

病院やクリニックでの看護師は、医師がすぐ近くにいて何かあれば指示をもらうことができるため、判断力が弱い面があります。

訪問看護では、看護師が患者の自宅に赴いて護師自身の観察力で患者の置かれている状況をアセスメントするため、ケアを実施する訪問看護師の経験は、今までの看護師としての力を試すチャンスでもあり、力不足に直面する試練でもあります。

 

医療処置の多い高齢者福祉施設に転職する

最近は、人工呼吸器などが装着した高齢者を受け入れる高齢者福祉施設も増えています。

高齢者福祉施設も常勤の医師がいない施設が多く、急変や看取りに向けての医師依頼などは、看護師の判断にゆだねられるため、経験の浅い看護師とジェネラリスト看護師では、対応に雲泥の差を感じることがあります。

 

ポイント!

ポイント

医療処置の多い高齢者施設は、経験が少ない看護師が就職するよりもジェネラリスト看護師を目指したいという明確な意思を持つ看護師が転職する方が、患者にとってより良い看護が提供できるでしょう。

 

3. まとめ

ジェネラリスト看護師は、幅広い年代と様々な疾患に対応するため、

  • 急変時の適切は対応
  • 褥瘡・創傷・スキンテアや排泄ケア
  • 口腔ケアに関する知識と技術
  • 認知症に関する知識と技術
  • リーダーシップ能力
  • コミュニケーション能力

等のスキルが求められます。

患者の身体面の心理面に生じる変化に素早く対応できてこそ、ジェネラリスト看護師を極めることにつながります。

ジェネラリスト看護師として成長する転職先としては、総合病院・外科や内科を問わないクリニック・訪問看護ステーション・医療処置の多い高齢者福祉施設があります。

幅広い患者に会える・医師がそばにいない場所で看護判断が下せる場所に身を置くことが、ジェネラリスト看護師として成長する転職先になります。

ジェネラリスト看護師を目指す看護師は、是非参考にしてみて下さい。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。


カテゴリー:看護師キャリアアップ


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この記事を書いた人:ラビウサ
(公開日:)(編集日::2017年07月27日)

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