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産婦人科外来の看護師の特徴とは?役割・やりがい・負担

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産婦人科看護師 特徴

産婦人科外来にやってくる女性患者は様々な背景を抱えています。

女性器系の疾患を抱えている人、思わぬ妊娠で動揺している人、妊娠を希望していても妊娠が難しく不妊治療で通院している人など、産婦人科外来を訪れる理由は多種多様です。そして産婦人科外来の看護師はそのような女性をサポートする立場にいます。

一人の看護師としてではなく、1人の女性としても学ぶことが多い産婦人科外来の看護師の仕事内容について詳しく見ていきましょう。

1.産婦人科外来の看護師に求められる役割とは

産婦人科外来 求められること

産婦人科外来には、毎日たくさんの患者が通院してくるため、医師の診察をより効率的に行うためのアシスタント業務を行なったり、診察前にバイタルチェックなど必要な作業を行うこともまた、看護師の役割となります。産婦人科外来で働く看護師に求められることとは一体何なのかご紹介いたします。

 

患者の精神的な負担やストレスを取り除く

健康な妊娠経過で通院する妊婦さんでも、妊娠中にはちょっとしたことで悩みや不安を抱えてしまうものです。また、不妊治療がなかなか上手くいかず思い悩んでしまっている人もいます。

看護師は、そうした女性達へのメンタル面で適切な指導やアドバイスをすることによって精神的な負担やストレスを取り除いてあげる必要があります。

 

 

プライバシー保護の徹底

産婦人科外来では、中絶などといった複雑な背景を抱えている患者も多いためそれぞれの患者が置かれている事情や心情に配慮した対応が必要ですし、プライバシーの保護も徹底しなければいけません。

 

連携プレーが必要不可欠

産婦人科外来で働く看護師の仕事内容には、患者の状態に応じて病棟と連絡を取って入院の手続きをしたり、入院のための医療機関を紹介するなどの職務もあります。産婦人科は患者さんだけではなくお腹の中の赤ちゃんの命も預かる診療科目なので、ほかの医療機関との迅速な連携プレーが必要不可欠です。

 

2.産婦人科外来の1日の看護師スケジュール

ジュプンさん元産婦人科外来看護師

看護師ライタージュプンさん

総合病院の看護師として勤務は10年以上です。

今回は私が経験をした産婦人科外来の1日の看護師スケジュールについて説明していきます。

8:30~ 勤務開始(環境整備、診察の準備)
9:00~ 午前の診察開始(診察の補助)
12:30~13:30 昼休み
外来が込み合っている場合は休憩時間がずれ込む
13:30~ 午後の診察開始(診察の補助)
午前中同様、医師の診察の補助を行う
17:00~ 診察終了

 

勤務開始(環境整備、診察の準備)について

まず始めに行うことは、

  • 患者を迎える前に待合室を整えること
  • 診察室では超音波などの機械の立ち上げ
  • 使用物品の準備

以上となります。

予約診察であれば、来院する患者がどのような検査や治療を行うのかが事前に分かるので、その検査や治療に必要な薬や器具などの物品を予め準備し、診療が効率よくスムーズに行えるように準備します。

 

診察(診察の補助)について

受付が終了した患者や妊婦が待合室へとやって来るのを確認しながら、カルテ(電子カルテ等)を準備します。

妊婦検診がある場合は血圧測定や尿検査、腹囲等の測定を行い、母子手帳に必要事項を記入します。また、必要な妊婦にはノンストレステスト(NST)を診察前に行って結果を準備し、すぐに診察に取り掛かれるようにします。

 

待合室での患者の様子もチェックする

待合室での患者や妊婦の様子を見ながら、体調が悪そうな患者や妊婦がいた場合には診察の順番を変更したり、休める場所を確保するなどの配慮も行います。

 

診察開始後に医師の補助をする

診察が開始したら、必要に応じて血圧や体温などを測定したり、医師が診察や処置がしやすように患者や妊婦の体を支えます。また、医師の診察に応じて器具の手渡し、診察後の患者や妊婦の整えも行い、終了したら簡単な片づけをして次の患者や妊婦を迎えるよう準備します。

場合によっては、検査や薬、次回の診察の説明、妊婦週数に応じた説明なども行います。

 

ポイント!

ポイント

診察時に抗がん剤治療の点滴などを行ったり、緊急の検査や入院などになる場合もあり、他部門と絡を取って手配することも重要な業務の1つです。

 

診察終了後について

診察終了後は以下の内容を看護師が行います。

  • 診察室の後片付け、物品や薬品の補充
  • 翌日の診察準備
  • 日誌の記入
  • 消灯、施錠

診察で使用した器具などの後片付け、簡単な掃除を行います。また、消耗品である薬品や滅菌物なども不足はないか確認し、必要があれば補充や請求の手配をします。

予約診察が入っている場合で、翌日行う処置などがわかる時には必要物品等を準備しておくこともあります。

 

3.産婦人科外来で働くメリットとは

産婦人科外来 メリット

産婦人科外来看護師は、毎日の職務の中でたくさんの症例を勉強することができます。一般病棟とはまた違った世界ですので学べることが本当に多いです。産婦人科外来で働くメリットをご紹介いたします。

 

プライベートで知識を活かすことができる

産婦人科外来は、患者さんは全員が女性なので、同じ女性という立場から気持ちを共有しやすいです。また女性看護師であればあ職務をこなすことで培った専門知識をを自分のプライベートに活かしやすいという点は、産婦人科で働く看護師にとってメリットと言えるでしょう。

 

自分の経験を元にアドバイスすることもできる

自分自身に出産経験がある看護師にとっては、自分の経験をもとに患者さんにアドバイスや指導を行いやすいですし、患者さんの気持ちに寄り添いやすいという点もまた、産婦人科外来で働くメリットの一つと言えます。

 

4.産婦人科外来の看護師のやりがいと負担

やりがい 負担 産婦人科外来

最後に、産婦人科外来でのやりがいと負担を見ていきます。一般の診療科とは違う特殊な環境だからこその、やりがいや負担があることが分かります。

 

命の誕生に関わることは大きなやりがいとなる

産科外来にずっと通っていた妊婦さんが元気な赤ちゃんを出産し、新生児検診で産婦人科外来に戻ってきた時には、きな喜びや満足感を得ることができま。また不妊治療に通っていた女性が見事妊娠して出産した時には、産婦人科外来で働いていてよかったと達成感を味わうこともできます。

 

感情移入しすぎると精神的負担になることがある

産婦人科外来で働く看護師は、こうした患者さんの気持ちに寄り添うことによって自分自身の精神面に大きな負担がかかってしまうことがあります。精神面での負担が大きいという点は、この診療科目における特徴と言えるかもしれません。

 

まとめ:一人の人間としての成長を促してくれる現場

産婦人科外来の看護師は、たくさんの女性の喜びや悲しみを共有しながら日々の仕事にあたっていきます。そのため、人間として深みのある自分に成長させてくれる診療科目だと感じる人は多いようです。

また、自分自身の経験もダイレクトに活かせる点は、非常に看護展開がしやすくなる面もあり、それも産婦人科外来が多くの看護師にとって魅力的である理由の1つだと言えるでしょう。

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都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年10月05日)

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