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ICU(集中治療室)での看護師の仕事内容と平均年収について

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ICU(集中治療室)での看護師の仕事内容

経験を積んだ看護師が更なるスキルアップややりがいやを求めて、ICU(集中治療室)への配属を希望するケースは少なくありません。救急センターや循環器系とともに、肉体的にも精神的にも非常に大変ですが医療現場でも一目置かれる、ICUへの転職を考えている場合、どのような点に気をつけるとよいのでしょうか

一般病棟と違い、一分一秒の勝負になるICUですが大変な分、やりがいはかなりあります。ここではICU(集中治療室)で働く看護師の仕事内容から転職時の注意点まで、転職前に知っておきたいポイントを紹介しています。

1.ICU(集中治療室)で働く看護師の10つの仕事

ICU(集中治療室)で働く看護師の仕事

ICUとは、急性期の患者さんを24時間体制で管理し続け、高度な医療機器を使いながら看護を行う職場です。

死と隣り合わせの患者さんの看護を行うため、常に緊迫感があり、症例も様々ですからルーティンワークというものはあまりありません。そこで働く看護師の責任は重大ですが、同時にやりがいも感じられる仕事です。

ICUに転職を考える看護師の方は1日のスケジュールでイメージを付けてみてください。

8:00~8:30 出勤し受け持ち患者の情報収集
8:30~9:00 PNSのペアで患者の状況を確認
9:00~11:30 ・患者のバイタルサインチェック
・モニターや点滴、人工呼吸器 などの管理
・転棟(病棟へお引越し)準備・転棟
・患者への医療処置・IC(病状説明)の立会
・緊急オペの準備、オペ出しの仕事
11:30~13:30 ・昼休憩
(忙しい場合は30分程度)
13:30~14:30 ・カンファレンス
(病態、看護計画、ケア、退院調整、今後の方向性など)
14:30~15:00 ・患者のバイタルサインチェック
・処置、点滴など、環境整備
15:00~16:30 ・死後の処置対応
・夜勤への申し送り
16:30~17:15 ・記録
(急変の場合は残業)
・業務終了

まずはICU(集中治療室)で働く看護師が、どのような仕事を行っているのか以下の点を詳しく紹介していきます。

  • (1)救急患者の受け入れ・情報の確認
  • (2)緊急オペの準備、オペ出しの仕事
  • (3)オペ後の患者の受け入れ、対応
  • (4)モニターや点滴、人工呼吸器 などの管理
  • (5)患者への医療処置
  • (6)医師の回診に同行
  • (7)日常生活の看護業務について
  • (8)一般病棟への送り出し、申し送り
  • (9)患者の急変時対応
  • (10)死後の処置対応

以上10つを確認しましょう。

 

(1)救急患者の受け入れ・情報の確認

看護師の患者への申し送り

ICUでは、日中・夜間関係なく急患が運ばれてきます。それは、救急外来から来る患者、病棟内で急変した患者と様々です。

救急外来から来る患者に対しては、救急外来の看護師との申し送りを行い「いつ、どこで、どのような状況で」受傷したのか、「緊急オペの必要性の有無」や「検査はどこまで実施したのか」「家族との連絡は取れているのか」など、救急外来に運ばれてきたときに知った情報を看護師が確認します。

 

一般病棟から急変した患者も運ばれる

一般病棟から急変し、運ばれてくる患者については、「医師の指示で突然運ばれてくる場合」と、「緊急コールが全館放送で流れ運ばれてくる場合」と2通りあるのが一般的です。

緊急コールが全館放送で流れた際は、(普通、緊急コールが全館放送で流れた際は、各病棟から1名以上ヘルプに行きますが)これから来る患者の受け入れ準備のためICUの看護師は行きません。

 

患者のバイタルチェックと医師の指示対応

救急患者の受け入れ・情報の確認を行った後に、看護師は患者のバイタルサインを取り、医師の指示に対し対応します。

 

(2)緊急オペの準備、オペ出しの仕事

緊急オペ

運ばれてきた患者について、交通事故などの外傷がある時や、くも膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞などの場合は緊急オペになることが多いです。

オペの指示が出たら、すぐにICU(集中治療室)の看護師はオペ出しの準備を行います。

 

看護師のオペ出しの準備内容について

準備内容として、

  • 患者のバイタルサインを取り
  • オペ着に着替え
  • 患者の清拭(外傷がひどく、汚れているようであれば)
  • オペ看(手術室看護師)に申し送り

オペ看(手術室看護師)に申し送る内容としては、緊急で入院になった場合の患者についてはわかる範囲で申し送りをし、一般病棟から緊急に運ばれてきた場合は今までの経過も含めて説明します。

 

ポイント!

ポイント

緊急のオペの場合、家族も動揺していますので、ICU(集中治療室)の看護師は患者の対応だけではなく、家族対応も十分に行う必要性があります。入院申し込み書や手術・麻酔の同意書、アセスメントシート記入(アナムネをする)の説明も行います。動揺しながらの書類を記入しているので間違えてしまったり慌ててしまったりすることもあるので、落ち着いて書いてもらうようにします。

 

(3)オペ後の患者の受け入れ、対応

オペ後の患者の受け入れ、対応

ICU(集中治療室)の看護師は緊急オペが終了したら、オペ看(手術室看護師)から申し送りを受けます。術式から術中の経過などを聞き、病棟に連れていき、患者や患者家族に対しては、医師から説明があるので、自分から言わないように気を付けます

看護師はICUに戻り、バイタルサインをすぐに測定し、モニターを付け酸素ボンベや点滴架台も病棟のものに交換をします。術後は医師の指示に従い、バイタルサインの測定をはじめ、inoutのバランスをチェックしていきます。

どうしても術後はバタバタしますので、やるべきことを実施してからにしないと仕事に支障が出てしまいます。

 

ポイント!

ポイント

点滴の量に対し、排泄物の排出(排尿、創部からの出血量、マーゲンチューブからの廃液など)をチェックしていき記録していきます。術後のinoutバランスは特に正確に行うように1ccも間違えてはいけません。

 

(4)モニターや点滴、人工呼吸器 などの管理

心電図モニター

ICU(集中治療室)の看護師は人工呼吸器の設定等、医師の指示で設定しますので、こちらもダブルチェックを行うようにします。設定どおりに接続しても、自発呼吸があったりして、設定とは異なるようなことがあった場合はすぐに医師に指示をもらいます。

短くて15分~30分おきにチェックし、長くても1~4時間に1回は確認作業をしなくてはなりません。

管理については、モニターから異常波形などないか、中心静脈圧や血圧、血中酸素濃度などを機械が自動的に測定しますので、それを医師が指示している時間に看護師が確認・記録をします。

 

ポイント!

ポイント

ICUに入院している患者のほとんどはモニターを付けており、点滴も中心静脈から実施していることや、点滴の内容も(降圧剤、鎮静剤など)が多く一歩量を間違えてしまうと、取り返しがつかないことになる可能性が高いため、必ず医師の指示についてはダブルチェックを徹底しなくてはなりません。

 

(5)患者への医療処置

患者への医療処置

ICU(集中治療室)の看護師は受傷などで創部の消毒を行ったり、熱傷などで浸出液が著明に出ている時には定期的にガーゼの交換を実施するのも仕事の一つです。

また一般病棟でも行うような採血や、インシュリン、経管栄養などを看護師が行うこともあります。

 

ポイント!

ポイント

ICUの中でも重症な患者ともうすぐ一般病棟に移動する患者と幅広くいるため、患者の状態によって一般病棟でも実施するような医療処置を行うこともあります。ICUでは、機械の管理だけではなく、基本的な医療処置も実施できなければなりません。

 

(6)医師の回診に同行

医師の回診に同行

朝の申し送り終了後や夕方に各科の医者が回診に回ります。その際、inoutバランスをはじめ、患者の状態やバイタルサインを医師に報告するのがICU(集中治療室)で働く看護師の仕事の1つです。

報告した結果から新たに医師から指示がでるので、さらに対応をします。処置を行う際は、介助に付きますが、場合によって研修医などが医師の補助をすることもあるので看護師はその場の状況を把握して動くようにします。

ポイント!

ポイント

ICUの場合、1日に何度も指示が変わるの可能性があるので、その都度リーダーの看護師に報告をして置く必要があります。

 

(7)日常生活の看護業務について

患者の食事

食事、排泄、清拭、入浴、移乗介助など日常生活の看護を行うのは一般病棟でもICUでも変わりません。

ただし、食事については食べれる患者が少ないのは現実です。入浴についても入浴できるレベルに達していない患者も多いので入浴介助は稀です。どちらかというと、清拭であったり、排泄介助などベッド上で行なえることを主に実施します。

 

ポイント!

ポイント

会話もできない患者が大半ですが、耳は聞こえています。人工呼吸器をしているからと言って何も声掛けをせずに介助をしていると、呼吸器が外れたときに「あなた、私の身体を拭いている時何も言わなかったわね。」と言われてしまうこともあるので注意しましょう。

 

(8)一般病棟への送り出し、申し送り

看護師の患者への申し送り

ICUでの治療がうまくいき、状態も安定する患者は一般病棟に移動します。その際に、一般病棟の看護師と申し送りを行うのがICU(集中治療室)の看護師の仕事になります。

病室が空いたら片付けをし、次の患者がいつでも受け入れられるように環境整備も行います。

 

(9)患者の急変時対応

患者の急変時対応

ICUでは、急変する患者が多いので、看護師は常に急変時の対応ができるように準備しておく必要があります。

ICU(集中治療室)の看護師を何年行っても急変時はドキドキすしますので、確実に実施できるように事前に準備と心構えを行っておくことが重要です。救急カートのチェックは毎日ローテーションで行なったり、薬の薬効なども調べておくと勉強になります。

 

ポイント!

ポイント

ICU(集中治療室)の看護師は心肺蘇生法については、すぐに対応できるようにしておくのもポイントです。ICUの経験が浅い看護師だと急変時何も出来なくなってしまうことも多いので、普段からシュミレーションをしておくとよいでしょう。

 

(10)死後の処置対応

患者の移動

残念なことにご逝去されてしまった場合の死後の処置はICU(集中治療室)の看護師が行います。以下のような流れになります。

  1. 患者へのエンゼルケア
  2. 浴衣を着ていただく
  3. お化粧をする
  4. 霊安室に移動

このあとは家族との時間を過ごしてもらい、家族から葬儀屋に連絡をし、お迎えが来たら死亡退院となります。家族に了承が得れれば、少しの時間最期のご挨拶にいく時間を作ってもらいます。お話をされるようであれば傾聴します。あまり長くならないよう配慮をし退室します。

 

2.ICU(集中治療室)で働く看護師に必要なスキル

ICU(集中治療室)で働く看護師に必要な資格

ICUでは、看護師がやるべきことがかなりたくさんありますが、ここだけは押さえておく必要性があるスキルを確認しましょう。

 

機械類の使用方法、設定の理解

モニターや人工呼吸器、透析などの機械類の管理については、臨床工学技士が行うことが多いですが、看護師でも機械の使用方法や設定を理解しておかなければなりません

なぜなら、緊急の場合、どうせってしていいのかわからず臨床工学技士や医師を待ってからなんてことをしていたら、患者は急変します。トラブルシューティングについてもしっかり把握しておく必要があります。

 

看護師としての臨機応変な対応力

患者の病態が毎日変わるなかで、その都度必要な処置やケア、家族への対応が行えることが看護師に求められます。これもすぐにできることではないですが、毎日のアセスメントを通して自分のものにしていく必要があります。

 

ポイント!

ポイント

ICUでは、一般病棟以上に急変する患者が大変多く、心肺蘇生法についても、頭に入れておかなければなりません。それ以外に、救急カートの中に入っているものをチェックし、そのバイアルはどんな時に使用するのか理解しておきましょう。

 

術後の状態変化の理解と知識についてのスキル

術後直後は時系列で経過を追わなければなりません。まずは、患者の基本的な術後の状態の変化については理解しておきましょう

 

採血や検査データの正常・異常の理解も必要

ICUでは採血は毎日のように実施します。データが理解できないと何がどうよくなって悪くなっているのかということがわかりません。

 

疾患についての知識

疾患に付いては、すべての疾患を覚える必要があります。まず、そのICUが何をメインにしているところなのかを理解して、その分野から勉強する必要があります

 

看護師としての「折れない心」

ICUは重症な患者がいますので、それだけ看護師に求められるものも高く、そして量も多くなります

インシデントがおきた場合には、それが患者にとって命にかかわることにもなりかねないので、自身の責任が病棟と比較すると重いです。そんな環境で働く為自分の気持ちを強く持ち、毎日折れない心でやりきる必要があります。

 

取得したほうがキャリアのプラスになる資格

高レベルな専門知識が必要とされる場のため、スキルアップを目指す看護師には、ICUは欠かせない科です。

 

集中ケアの認定看護師資格

ICUで働いて集中治療の認定看護師資格を取得すれば、高いスキルを持つ看護師として認められます。認定看護師の資格は、先に取得していても役立ちますが、現場の状況も知ったうえで勉強することで、より知識が深まっていきます

 

3.ICU(集中治療室)で働く看護師の平均年収・平均給与

ICU(集中治療室)で働く看護師の平均給与・平均年収

ICUの看護師の平均的な年収は、550万円前後であると言われています。
こちらは地方や都市部、都内などの地域によって上下しますが、概ね一般病棟よりも高い水準の年収であることに間違いありません。詳しく見ていきましょう。

 

ICU(集中治療室)で働く看護師の年収が高い理由

ICUは病院の中で最も、そして常に緊張感が漂う場所なのです。まったく気を抜くことができない患者が入る集中治療室では、いつ容体が急変してしまうかわからない緊張感が常にあります。

ICUで働く看護師の多くは、そうした緊張感の中にありながら、患者や家族に献身的に看護をすることが仕事になります。それだけに一般病棟に比べて、若干高い年収であるのです。

また、夜勤に関しての手当も一般病棟より高くなっているため、ICUの看護師の年収が高い理由の一つとなっています。

 

福利厚生は充実している

ICUを持つ病院は、比較的大きな場合が多いため、託児所などを完備している病院も多く、福利厚生といった観点で見れば、十分な待遇を受けることができますただし、それだけに自分の不注意一つで、患者の命が失われる可能性が高い職場ということを自覚して業務にあたる必要があります。

 

ICUでの経験は昇給・転職に有利

ICUでの経験は次に転職するときにはプラスになることが多くあります。命の危機に携わる現場で毎日働いていくというとてもハードな状態で何十年も勤めることは難しいことなのかもしれませんが、それだけにやりがいやスキルアップを狙うことができるのです。

そしてその経験があれば、どこの科であろうといくらでも活躍することはできます。次のステップとしてICUでの経験を活かして認定看護師など資格取得を目指すのもひとつの方法です。

このような認定看護師のほかにも専門看護師など資格を取得することで、仕事の幅を大きく広げ、昇給をねらうこと、転職にも有利になることは間違いありません。

 

4.ICU(集中治療室)で働く看護師のメリット

看護師のメリット

ICUで働く看護師のメリットとしては、まず「知識・技術が身につくこと」です。やはりICUでは病棟と比較すると専門性の高い知識や技術が必要になります。その為、ICUで働くことによって、専門性の高い知識・技術を身に着けることができます。

 

様々な診療科の理解を深めることができる

内科や外科だけでなく、整形外科や呼吸器科、時には小児科や産婦人科の患者も運ばれてきます

そのため、様々な診療科の疾患について理解を深めることができます。

 

アセスメント力もアップします

ICUでは患者の病態を理解し、必要時は自ら医師に検査依頼の相談などを行わなくてはいけません。そのような経験を毎日行うことで、日々のアセスメント力がつきます。

毎日の検査データやレントゲン、患者の状況をみての総合的なアセスメントができるようになることで、より多くの学びを得られるのもメリットといえます。

 

一人の患者に対し手厚い看護ができる

一般病棟のように7対1や10対1の看護とは違い、1対1で患者と向き合うことができるため、手厚い看護を提供することができます。一般病棟ではなかなかしてあげらないこともICUでは行うこともできます。

ゆっくり患者と関われることができるのはICUで働くことの魅力です。

 

看護に対しやりがいや自信がつく

常に緊張感のある現場で働くことで、大変さはありますが、一般病棟ではなかなか味わえないような充実感を看護師として、毎日味わうことができます

この充実感を感じることでやりがいにつながります。

また、どんな緊急事態でも冷静に対応することができるようになるので、自分自身の成長を感じやすく、看護師として自信がついてくることもメリットといえます。

 

転職時や病棟異動をしてもすぐに対応できる

ほとんどの疾患についてかかわるので、転職や異動したとしても全く怖いものはありません。疾患だけでなく、医療機器についても設定であったり使い方にも頭に入っているのでスムーズに新しい病棟に馴染むことができます。

 

看護師としてのキャリアを見出しやすい

ICUで働くことで、救急認定看護師やDMAT(災害派遣医療チーム)の看護師として選ばれたりとスキルアップできるチャンスがたくさんあるのもICUで働く看護師の魅力でもあります。

 

5.ICU(集中治療室)で働く看護師のデメリット

デメリットを考える看護師

ICUで働く看護師のメリットとしては、「勉強する量が多いこと」です。専門性が高い為、どうしても勉強しなければいけないことが多いです。

また、急変も多い為急変時の対応訓練なども必要になります。多いときには患者さんは連続で急変し、CPRや挿管介助なども看護師主体でしなければいけません。

そのようなときに対応しなければいけない為、日々の勉強はどうしても必要になります。

 

常に緊張状態なので、精神的に疲れる

常に何が起こるかわからない状態にいるので、精神的にも緊張状態が続きます。医師の報告が少し遅れただけで、患者の状態が悪化してしまったりすることもあるので、常に集中して業務に当たらなければなりません。

仕事が終わったときには一気に気が抜けて倒れそうになります。

 

仕事が出来ないと、先輩看護師からの風当たりが冷たい

状態の変化は突然起こります。その対応を瞬時に行えないと先輩看護師からの注意が飛び交います。

「むしろ、できない看護師は邪魔」というレッテルを貼られてしまいます

それをバネに勉強したり知識を深めていけれればいいのですが、なかなか覚えも悪く、何度言っても同じようなことを繰り返してしまうと、人間関係まで崩れてきてしまいます。

 

病院によっては夜勤の回数が多い場合がある

病院によっては、ICUで働く看護師の夜勤は、通常と比べ月5~6回と多くなる傾向があります

小さい子供がいたり、家族の事情がある場合は、病院の選択が必要になります。

 

6.ICU(集中治療室)への看護師転職注意点

ICU(集中治療室)へ看護師転職する注意点

やりがいや達成感を求めて、ICU(集中治療室)への配属を希望する看護師は少なくありません。救急センターや循環器系とともに、大変ですが医療現場でも一目置かれるICUへ転職する場合、どのような点に気をつけるとよいのでしょうか。

 

体力面・精神面ともにハードになる覚悟

集中治療室では、人工呼吸装置やペースメーカーなど、命にかかわる仕事が非常に多くなります。時として精神的に大変になる場合があり、体力的にハードになることも予想されます。

そのため、メンタル面と体力面同時に強くないと、仕事に立ち向かっていけない場合もあるのです。ただそれだけやりがいがありますし、待遇面も期待できます。

集中治療室は、いつ何時仕事が入るかわかりません。緊急事態は昼夜関係ありませんから、必然的に夜勤が多くなります。自分の家族とよく相談して転職をおこなうとよいですね。

 

覚悟があればスキルアップに最適の職場

看護師がICU(集中治療室)に転職する際には、上記のような点に気をつけるとよいでしょう。実際にICUで働くとなるとそれなりの覚悟は必要になります。もちろんやりがいはありますし、高度なスキルや機敏な判断力が身につきます。

看護師のスキルアップのためには、申し分ない現場になるでしょう。

 

希望の診療科(ICU)に転職するために

ICUを希望して病院に転職した場合には、必ずしも自分が希望する診療科に転職できるとは限りません

そのため、転職前の面接時などの条件交渉が大事になります。

  • 入職後はICUに配属される確認を行い、書面で貰う
  • 異動などの頻度や希望などがどれぐらい通るか聞いておく

上記のような対応が、面接時に必要です。

 

7.まとめ

一分一秒の勝負になるICUでの看護についてご紹介しました。大変な分、やりがいはかなりありますし、複数科の患者と関わるので幅広く知識を得ることもできます。

これをみて、「私にはできない」という方もおられるかもしれませんが、多少は「慣れ」もあると思います。ぜひ、この記事を参考にしていただきICUへの配属を希望してみましょう。

ICUの看護師ができれば、将来どこの部署に行っても困らず仕事することができますし、自分も自信が付きます。ぜひ、頑張ってICUで働き、スキルアップして、レベルの高い看護師になることを目指していきましょう。



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看護師転職ジョブを運営しているスタッフです。

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この記事を書いた人:パンダ
(公開日:)(編集日::2017年12月13日)

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