著作者

しゅう

元看護師

しゅう

( 看護師 保健師 )

看護師が不眠症になる3つの原因と対処法

しゅう
元看護師 しゅう

看護師として働く上で心身のストレスを抱える人は多く、ストレスによって睡眠障害となる人が増えています。

不眠症などの睡眠障害は、悪化するとうつ病などの精神疾患の原因となることもあるため、症状がひどい場合は専門医に診察してもらうことも重要です。

睡眠障害の中でも、「なかなか寝付く事ができない」「眠りが浅い」「目覚めが悪い」等の症状がある不眠症と看護師との関係はどのようなものでしょうか。

ここでは、看護師が不眠症になる3つの原因について述べ、その対策について紹介していきます。

1.交代制のシフトが不眠症の原因

交代制のシフトが原因で不眠症になる看護師

看護師の仕事は夜勤がある施設が多く、「週に1回以上の夜勤が原則」「3交代」等、生活のリズムがバラバラに乱れてしまいます。

以下では、看護師の不眠症の原因が交代制のシフトの場合とその対処法について説明します。

 

不規則な生活サイクル

看護師の交代制のシフトは、不規則な生活を余儀なくされるため、不眠症になりやすいです。

夜勤後帰宅しても「なかなか眠れず夜中まで起きていて、次の日が休みだと遅くまで寝てしまう」「家事などやることがあってなかなか休めず、睡眠時間が短くなる」等、不眠症を抱える人も様々でしょう。

そのため、「決まった時間に同じサイクルで睡眠時間がとれない」「十分な睡眠時間を確保できない」等の生活の繰り返しの末、いざ眠ろうとしても眠れなかったり、夜中に何度も目を覚ましてしまったりという不眠症の症状が現れる事があります。

 

ストレスによる不眠症が悪化する場合もある

夜勤の勤務がある以上避けられませんが体への負担は少なからずあり、ホルモンのバランスも崩れることによって悪循環となってストレスが増大し、不眠症が悪化していく可能性も考えられます。

 

対処法:働き方を変える

交代制のシフトによる不眠症に対する対処法は、働き方を変える必要があります。

不眠症が原因で他の病気になってしまうことや、仕事が辛く感じてプライベートも充実できなくなってしまうため、自身の働き方を長い目で見て、働き方や時間を変えていくことが大切です。

働き方を変えることで不眠症も改善し、充実した生活を送ることができるでしょう。

 

夜勤が原因の場合の対処法

夜勤が原因によって不眠症となっている場合は、「夜勤の回数を減らす」「日勤常勤の仕事に変える」等のことが1番の対処法です。

 

場合によっては転職を考える

職場の理解を得る事ができなかったり、周りのスタッフの目が気になって上司に申し出る事ができなかったりするかもしれませんし、転職を考えなければならない場合もあるでしょう。

 

2.仕事のストレスが不眠症の原因

仕事のストレスが原因で不眠症になる看護師

看護師は患者だけでなく、患者の家族・同僚・上司・他職種のスタッフ等、様々な人と関わるため人間関係がストレスになり不眠症を引き起こしてしまう場合があります。

「患者と家族に対してのストレス」「医師やスタッフに対してのストレス」の2つの場合の説明とそれぞれの対処法について見ていきましょう。

 

患者と患者家族に対してのストレス

患者や患者家族との関わりは大変難しくコミュニケーションスキルが必要なため、スキルが未熟な看護師は患者に言われた言葉がショックで看護師として自信をなくしてしまう事もあります。

患者に言われた言葉がいつまでも忘れられず、その患者を受け持つ事が憂鬱になり、仕事以外の時もその気持ちを引きずってしまい不眠症になる場合があります。

 

上司や先輩等に相談して解決する

仕事の悩みは同期や先輩スタッフ、上司に相談すると良い対処法を教えてもらえたり、一緒に考えてもらえたりする場合も多いため、ストレス解決しやすいでしょう。

 

医師やスタッフに対してのストレス

患者と円滑にコミュニケーションが取れていても、「コミュニケーションが取りづらい医師」「自分に対して厳しく当たるスタッフ」等がいると、夜眠ろうとしても緊張状態となる出来事を思い出してドキドキしてしまい、興奮状態となり眠れなくなります。

 

職場に適応できないと慢性的なストレスになりやすい

関わりの多い同僚の看護師と年齢・看護観・仕事観の違いが大きければ大きいほど職場に適応できず、慢性的なストレスとなり、不安な気持ちを取り去ることができずに不眠となることがあります。

 

悩みの原因が上司の場合は症状の悪化に気をつける

「上司から過度に悪質な態度を取られる」「悩みの原因が上司である」等の場合は、上司に相談することができないため対処法が見つからず、ストレスが増大して不眠症の症状が悪化する原因となります。

 

対処法1:客観的な意見を聞く

不眠症の原因が仕事のストレスの場合の対処法としては、まずは同じ職場に理解してもらう事が出来る人がいれば、相談してみることがあります。

ストレスを改善するためには、「自分が伸ばしていくべき部分」「周りとうまくいかない理由となっている部分」について客観的な意見を聞く事が大切です。

客観的な意見を聞くことでストレス改善でき、良好な人間関係を気づく事ができればストレスが解消されるでしょう。

 

対処法2:仕事環境を変える

不眠症の原因が仕事のストレスの場合の対処法の2つ目としては、「部署異動や転職をして仕事環境を変える」ということがあります。

安易に転職をしても、同じ状況が起こりうる上に新しい職場に慣れることへのストレスも考えられるため、「なぜうまくいかなかったのか」「どうしたら人間関係を良好にできるのか」等を考えることが必要です。

 

3.医療行為に対する過度なプレッシャーが不眠症の原因

医療行為に対して過度なプレッシャーが原因で不眠症になる看護師

看護師は、受け持ちの患者が死亡・急変する所を目の当たりにすることで、自分の医療行為や知識が患者の命に関わることを痛感します。

新人看護師は、技術や経験の未熟さから医療行為に対する過度のプレッシャーを受け、経験が長い看護師は新人看護師と違い重篤な患者を受け持つことも多いため、医療行為に対するプレッシャーがなくなる日はありません。

 

次の日の事を考えて気が抜けない

医療行為に対するプレッシャーが毎日続くために、仕事を終えて帰宅しても次の日の事を考えて気が抜けず、夜も眠れなくなってしまう事があります。

「ミスをしてはいけない」「状態の変化を見逃してはいけない」等の気持ちが強くなると、憂鬱な気分になることや不眠症を引き起こすほどのプレッシャーを感じてしまいます

 

補足説明!

ポイント

「任された仕事を完璧にやり遂げたい」等の責任感が強い看護師ほど、不眠症になりやすいため注意が必要です。

 

対処法1:自分がその部署に合っているかを考える

医療行為に対するプレッシャーがストレスになる場合の対処法としては、自分がその部署に合っているかを考える事が必要です。

ゆったりとした流れの職場でじっくりと患者と向き合いたいと考える人が、バタバタと忙しく重症患者の多い部署で働くと、その違いに戸惑うだけでなく流れについていく事ができず、毎日不安に感じてしまいます。

 

合わない場合は職場を変えることも大切

どの職場であっても看護師として働く上で、責任は伴うため多少のプレッシャーや緊張感は必要ですが、それによって体の状態が悪くなってしまう程深刻なプレッシャーを感じている場合は、本当に合う職場に転職する事も大切です。

 

対処法2:気分転換の方法を見つける

医療行為に対するストレスの対処法の2つ目は、気分転換の方法を見つける事です。

仕事が終わった後や休みの日は、仕事の事を忘れて気持ちをリフレッシュする事で持続したプレッシャーが解消されて、気持ちを落ち着かせる事ができるでしょう。

 

4.まとめ

どの原因に対しても、眠剤を使用して十分な睡眠を確保するという対策もありますが、それは対症療法であって根本的な原因を治すわけではありません。

心身ともに健康な状態で仕事を全うできるように、自分自身も環境も整えていける事が1番大切な事であるため、不眠となっている原因を専門医などの他者と共に考えて、解決していくことが必要です。

不眠症で悩んでいる看護師は、是非参考にしてみて下さい。


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この記事を書いた人

総合病院で3年間勤務した後、企業の健康診断の短期アルバイトを数回体験。その後は総合病院の透析センターで6年間勤務し、2人目の出産を機に退職。
現在はシングルマザーとして、育児をおこないながら看護師ライターとして活動させていただいております。私の体験が、少しでも転職を考えている方々の参考になれば幸いです。


カテゴリー:看護師の実情

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この記事を書いた人:しゅう
(公開日:)(編集日::2017年08月18日)

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