6年のブランクを経て復職した看護師に体験を聞いた。

6年のブランクを経て復職した看護師に体験を聞いた。


スタッフ

スタッフ:「看護師として職場を離れた理由からブランクがある看護師に至るまで、お伺いしても良いですか?」


看護師 ときさお

ときさお:「結婚が決まり引っ越すことになったので、それまで勤めていた病院を退職することになりました。結婚するまで勤めていた病院は新卒で就職し4年仕事をしていました。」


スタッフ

スタッフ:「ということは、臨床経験は4年ぐらい合ったということですよね。」


看護師 ときさお

ときさお:「はい、その4年間は体力的にも精神的にもとても辛かったので、もう二度と看護師として復帰するもんか!と思って退職しました。(笑)」


スタッフ

スタッフ:「辛いですよね~、初めから復職することは考えてなかったのでしょうか。」


看護師 ときさお

ときさお:「次仕事をするのは看護師ではないだろうなと思っていました。でも私の性格をよく理解している先輩には“絶対1年後には看護の仕事したくなるよ”と言われていましたが、当時はまた看護師として復職するなんて考えてもいませんでした。」


スタッフ

スタッフ:『ありがとうございます。それでは6年間のブランクがあった「ときさおさん」に色々復職について聞いていきます。』

【看護師プロフィール紹介】

ニックネームときさお
保有資格正看護師
ブランク6年
診療科経験・消化器内科・透析
お住まい/年齢兵庫県/33歳
お子様の数3人

(写真はイメージです。)

▼【目次】を開く

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Q1.どうして復職したいと思ったのですか?


看護師 ときさお

ときさお:「実は、ブランク6年間の間に、何度か看護師として復職したいという気持ちになったんです。」


スタッフ

「やっぱり1年間で戻りたいって思っちゃったわけですか?」


看護師 ときさお

「戻れませんでしたが、そうですね(笑)。まずは長女が一歳を迎える時、家族が入院して病院に通うようになり、そこで働く看護師さんを見て、“やっぱり看護師って素敵な仕事だな、大変なこともたくさんあったけど、楽しいこともあったな…。あぁ仕事をしたい!”という気持ちになりました。」


スタッフ

「でも、ブランクが6年、空いたんですよね。」


看護師 ときさお

「そうなんです。長女の保育園の手続きもしていざ就職活動!というタイミングで第二子を妊娠したので、そのまま復帰の話はなくなり、専業主婦として家庭を守ることになりました。」


スタッフ

「ではお子さんが大きくなってから復帰を決意して、6年間が空いたわけですよね。」


看護師 ときさお

「そうです。子育てや家事と仕事を両立できるか不安でしたが、3番目の子供の成長を感じたタイミングで、復職しようと決めました。」


スタッフ

スタッフ:「では、そのタイミングがベストだと思ったのですか。」


看護師 ときさお

「はい。子供たちの世界は広がり、生き生きと過ごす一方で私は一人社会から取り残されたような気持になって、寂しさを感じるようになりました。もっと人と関わりたい、人の役に立ちたいという気持ちがどんどんと大きくなってやっぱり看護師として仕事したいと思うようになりました。」

 

(Q)復帰後にもっと早く復職すれば良かったと感じましたか?


看護師 ときさお

ときさお:「感じませんでしたね。私の場合、むしろ早く復職しすぎたかもしれないと思っています。」


スタッフ

「理由としてはやっぱり子育てですか?」


看護師 ときさお

「そうです。大きくなったとはいえ子供もまだ小さいですし、体調を崩して職場にも家族にも迷惑をかけてしまうこともあります。復帰してから思うことでしたが、もっと子供が大きくなってから復職してもよかったかなーと感じています。」

 

Q2.復職先と勤務前の勉強について


看護師 ときさお

「子育てと家庭を最優先で仕事をしたかったので、時間の自由の利く職場を中心に探しました。」


スタッフ

「病院などの勤務は考えなかったのでしょうか。」


看護師 ときさお

「病院でもクリニックや訪問看護を中心にインターネットで調べて自分の力で就職活動を行いました。」


スタッフ

「看護師転職サイトを使わないで自力で探したんでしょうか。」


看護師 ときさお

「自力で探しながら同時に看護師転職サイトも利用していました。その中で何社か面接に行き、一番時間の自由の利く訪問看護ステーションで訪問看護師で復職することを決めました。」

 

(Q)復職前に何か看護師の勉強や研修に参加しましたか?


看護師 ときさお

「まったくしていませんでした。(笑)まったくと言っても、自分自身妊娠出産と子育てを経験していましたので、 産婦人科と小児科の看護の知識は少しは身についていたと思います。後は時々テレビでしている医療系の番組を見る程度でした(勉強ではありませんよね。)。」


スタッフ

「では、訪問看護師として復職が決まってから何も勉強していないのでしょうか。」


看護師 ときさお

「いえいえ、復職先が決まってから、さすがに慌てて参考書を購入して勉強をしました。でも実際働き出し、経験の中で学ぶことが多く、復職後に研修に参加したり、自己学習の時間が増えました。」


スタッフ

「ということは、復帰する前に復職セミナーなどは利用していないということでしょうか。」


看護師 ときさお

「はい、利用していません。勢いに任せての復職でしたのでなんの準備もできていませんでした。」


スタッフ

「復帰してみて、やっぱり復職セミナーは参加した方が良かったなと、思いましたか?」


看護師 ときさお

「はい。復帰する際に看護技術の衰えや、自分の持っている看護や医療の知識が時代遅れになってるんじゃないかという不安があったので、復職支援セミナーなどを利用すればよかったかなと思います。」

 

(Q)面接のときに看護技術などの質問は受けましたか


看護師 ときさお

「はい。面接の際に、技術への不安や自信のないことを正直に話しました。また、家庭を大事にしながら働きたいという自分の希望も伝えました。」


スタッフ

「素直に話すのは大事ですよね、入職後に働きやすかったのではないですか?」


看護師 ときさお

「はい、スムーズだったと思います。面接官も子育て経験があり、全面でフォローするとおっしゃっていただきましたが、私自身も努力しなければと感じた面接でした。」

 

Q3.復職で不安だったことは何でしょうか?


看護師 ときさお

「訪問看護師で復職し、未経験の分野であることや、ブランクもあることで看護技術の面でとても不安でしたね。また、育児や家事との両立ができるかもとても心配でした。」


スタッフ

「やっぱり看護技術に対する不安は大きかったんですね。」


看護師 ときさお

「そうですね、不安でした。看護技術に対する不安は、空き時間を見つけて、先輩の訪問に同行し見学したり、自信のない技術は正直に先輩に話して指導を仰ぎました。」


スタッフ

「でも、訪問看護の分野だと技術の他に介護保険制度のような知識もいるのではないでしょうか。」


看護師 ときさお

「そうなんですよね。介護保険制度のことなどもわからないことだらけでしたね。だから、訪問看護ステーションの事務の方に積極的に質問していました。」

 

(Q)その他不安だった看護技術の低下はどのように補っていましたか


看護師 ときさお

「参考書を購入したり、動画で看護技術の振り返るなどを一人でしていましたが、実際身についたと実感できたのは、先輩に同行して見て実践したことでした。」


スタッフ

「やっぱり実践が一番ですかね。」


看護師 ときさお

「そうですね。訪問看護は病院などと異なり特殊な処置も多いため珍しい看護技術や自信のないケアがあると、先輩に相談して訪問に同行したりしました。」

 

(Q)人間関係などに不安はなかったですか?


看護師 ときさお

「そうですね。その時は技術や知識だけに集中して、そこまで不安に思っていませんでした。」


スタッフ

「どちらかというと、仕事ができるかどうか不安だったということですね。」


看護師 ときさお

「そうですね、ただ私が勤務した事業所は人間関係良好だったこともあって、看護師以外のスタッフも多く自分から関わっていろんな人と良好な関係を築けるように心がけましたね。」


スタッフ

「復職する看護師の基本ですね!」


看護師 ときさお

「はい、分からないときには素直に先輩たちに助けを求めることができました。」

 

Q4.復職がうまく行った秘訣は何だったのでしょう


看護師 ときさお

「なんですかね。笑。勢いと勇気ですかね。私の場合、本当に勢いに任せて復職したのですが、今は復職して毎日充実した日々を送っています。」


スタッフ

「勢い・・・大事ですよね~。」


看護師 ときさお

「勇気をもって勢いに任せて復職することも必要かと思います。あとは、正直になることです。」


スタッフ

「新人看護師のような気持ちで取り組むことでしょうか?」


看護師 ときさお

「そうですね、復職は新人看護師と違い経験があったりすると“知らないと恥ずかしい”とか“自分より若い人に聞くのは嫌だ”なんて思うことがあり素直に質問したり、できないって言えないこともあると思います。」


看護師 ときさお

「でも知らないまま、できないまま失敗するよりも、人に聞いてできるようになるほうが良いと思うんです。なので素直になっていろんな人に助けてもらうことが復職を成功させる秘訣だと思います。」


スタッフ

「大事ですよね、素直。私も職場の上司から素直じゃないって怒られたことあります。(笑)」

 

(Q)家庭や子育ての両立がうまく行った秘訣は?


看護師 ときさお

「そうですね、無理をせずに周りの助けを求めることも大切だと思います。」


スタッフ

「それは、職場のスタッフにってことですよね。」


看護師 ときさお

ときさお:「結婚が決まり引っ越すことになったので、それまで勤めていた病院を退職することになりました。結婚するまで勤めていた病院は新卒で就職し4年仕事をしていました。」


看護師 ときさお

「はい。私の職場も“サポートしますよ”と言ってくれていますが、こちらが助けを求めなければどんどん仕事を任されてしまいますから。」


スタッフ

「ということは、復職で間張り過ぎずにヘルプを出すってことですよね。」


看護師 ときさお

「はい。実は一時期頑張りすぎて、自分自身いっぱいいっぱいになったことがありました。そこで上司と話す機会があったのですが、“サポートするけど、ちゃんと助けを求めてほしい。じゃないと分からない”と言われました。」


スタッフ

「その通りですね。言葉にしなければ伝わらないですもんね。」


看護師 ときさお

「私もその通りだなと感じて、それ以後“無理です”と自分の状況に応じて言うようにしています。だから、一人で何もかも抱えず、家族や職場の人、社会的なサービスなどを活用して復職するのが成功の秘訣だと思います。」

 

最後に:メッセージをお願いします


看護師 ときさお

「ブランクがあると復職するまでは、いろんなことが不安だと思います。家庭と両立できるのか、看護師として通用するのかなど、私も復職をする際にとても不安でした。ですが、私はブランクからの復職を、今まで経験のない分野に飛び込むチャンスととらえて前向きに復職することができました。復職というのは、看護師としてのキャリアアップの一つとして大きなきっかけだと思います。今まで経験していないけど興味ある分野にチャレンジするチャンスだと前向きに考えて、勇気をもって復職してもらいたいと思います。」


スタッフ

「ありがとうございました。皆さまは訪問看護師に関しては「病院から訪問看護師へ転職インタビュー!」を、復職に関しては「ブランクがある看護師の復職が全てわかる8のポイント」を確認してみてください。」

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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