看護師から行政保健師への転職体験談!公務員試験の勉強方法は?

看護師から行政保健師へ

「いつかは行政保健師として働いてみたいけど、公務員試験が大変そう」と、夢を諦めてしまっている看護師も多いのではないでしょうか。

今回は、大学病院の看護師から行政保健師へ転職した「みーた」さんに、公務員試験の勉強の進め方や、実際に行政保健師として働いてからの体験談について、お話を伺わせていただきました。

これから行政保健師への転職を考えている看護師の方には、とても参考になる情報が盛り沢山です。

なお、行政保健師の仕事内容などについて詳しく知りたい看護師の方は「行政保健師に看護師が転職する際の8つのポイント」の記事も併せてチェックしてみてくださいね。

では、「みーた」さんへのインタビュー記事をご覧ください。

みーたさん看護師紹介:「みーた」さん
新卒から大学病院の看護師として働き、一念発起して保健師養成学校へ進学。その後、保健師の資格を取得して行政保健師へ転職。行政保健師として勤務していた職場は出産を機に退職し、現在は育児中心の生活を送っている。子育てに大忙しで、なかなか常勤としての復帰の目途が立たないところ。
筆中の記事一覧 (注:写真は素材となります)
【目次】を表示する▼

【特集】看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

看護師の3人に1人は転職に不満足で<p>失敗!?成功するために! 転職を検討している看護師の方必見です。転職を成功するためには何が必要でしょうか。「転職が失敗した」「転職後にすぐに退職してしまった」「転職が不満足に終わった」などの回答をいただいた看護師に、失敗のポイントとは?

看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

Q1:看護師から行政保健師へ転職した理由は何ですか

保健師みーたさん
『私が行政保健師へ転職した理由は、大学病院の病棟で働いていた時に「病院を退院した患者さんの在宅の様子を見てみたい」と思ったからです。』

自宅で暮らす患者

私が勤務していた病棟には、難病を抱える患者さんや術後の機能障害のため障害者手帳を申請する患者さんもいました。

看護師として、そういった患者さんには、退院後に自宅での生活をスムーズに送れるよう指導をしていましたが、実際のところ、その患者さんが自宅でどういう生活を送っているのかは分からずじまいで、気がかりな事が多かったのです。

 

「そもそも看護学生の頃から保健師に興味がありました。」

それに、私はそもそも看護学生の頃から保健師に興味がありました。

看護学生の授業風景

当時から、看護師としてある程度の経験を積んだら、進学して保健師か養護教諭の資格を取って働いてみたいと思っていたのです。

そして、病棟での看護に限界を感じ始めた頃、私は一念発起して行政保健師の道を目指すことにしたのです。

 

Q2:公務員試験の勉強はどのように進めていったのでしょうか

みーたさん
『一次試験対策は「公務員試験の参考書」と「高校生用の問題集」で勉強を進めていきました。』

行政保健師の一次試験は、主に地方公務員中級から上級にかけてのレベルの一般教養問題が出題されます。

中級というのは短大卒程度、上級というのは大学卒程度の学力の問題が出題されます。

そのため、高校の時に学んだような「数学」「物理」「世界史」などの知識を改めて勉強しなければなりません。

高校の教科書

私はたまたま、高校生の時に使っていた問題集が残っていて、それが本当に役に立ちました。

「二次・三次試験の対策では「小論文トレーニング」を徹底的にやりました。」

行政保健師の公務員試験には、教養問題が出題される一次試験だけでなく、二次・三次試験があります。

私は、二次・三次試験の対策では「小論文トレーニング」を徹底的にやりました。

保健師の小論文

なぜなら、この二次・三次試験では、自分の考えをまとめる「小論文」がよく出題されるからです。

また、二次・三次試験では「保健師の国家試験レベルの問題」もよく出題されているので、保健師国家試験の過去問題集はよく見ていました。

 

Q:行政保健師の公務員試験に受かるためのコツはありますか?

保健師みーたさん
「コツですか。多分、公務員試験をどんどん受けてみる事と、人に頼ることだと思います。」

勉強もあまり進んでいないのに公務員試験を受けるのはあまり気が進まないかもしれませんが、これはぜひやってみてほしいです。

保健師の公務員試験

どんどん公務員試験を受けることで、徐々に「試験慣れ」してきますし、気になる自治体の「傾向」もつかめるので、もしその年の試験がダメでもその経験は来年度の試験に必ず役立てられます。

 

「元教師の友人や大学院で学んでいる友人に勉強を教えてもらっていました。」

行政保健師の公務員試験はとても難しく簡単に受かるものではありません。実際、1人で勉強していた時は、何度も挫折しかけました。

なので私は、元教師の友人や大学院で学んでいる友人に勉強を教えてもらっていました。

保健師の勉強を教えてもらう

そういうわけで、公務員試験対策のセミナーがある大手予備校に通わずに済みましたが、もし頼れる存在が身近にいない場合は、活用した方がいいと思います。

 

Q3:看護師から行政保健師に転職するメリットとは?

保健師みーたさん
『「土日休み」「夜勤なし」の生活になることが、看護師から行政保健師に転職する最大のメリットだと思います。』

行政保健師として働いてみると、看護師として勤務していた頃はなんて「不規則」で「身体を痛めつける」生活をしていたのだろうと思いました。

不思議なことに、行政保健師になって規則正しい生活を送るようになってからは、持病であった「腰痛」も改善されました。

健康的な生活を送る保健師
また、週末はショッピングや友人との食事を楽しめるようになり、看護師の時とは比較にならないぐらい、充実した生活を送れるようになりました。

 

「看護師経験がある保健師は、職場でとても頼りにされます。」

行政保健師が働く職場には、看護師経験のない保健師が結構います。

そのため、看護師経験がある保健師は、職場でとても頼りにされます。

相談する保健師

また、地域住民・ケアマネジャー・訪問看護師といった方からも「看護師経験がある」と伝えると、色々な相談を持ちかけてもらえるようになります。

こうして職場で色んな方から頼りにされると、「これまで病院で頑張ってきて本当に良かったなぁ」と実感させられます。

 

Q4:行政保健師になって後悔した事はありますか

保健師みーたさん
『思っていたよりも事務仕事が多く、「こんなことをするために行政保健師になったんじゃない」と後悔の念を抱いた事が何度かあります。』

行政保健師が働く職場は、事務職が多く保健師はごく一部です。

そのためなのか、行政保健師は事務職と同等の事務仕事ができると見なされ、就職当初からありとあらゆる事務仕事をさせられました。

例えば、資料を輪転機にかけて製本しホッチキス止めをしたり、健診費用の徴収・計算をしたりと。

ホチキス止めする保健師

パソコンで健診データの分析をする仕事ならば、保健師にしかできない事務仕事なので納得いくのですが、正直「これは保健師がやらなきゃいけないの?」と思わせられるのも結構多くて・・・。

しかも、行政保健師は事務職の方より高いお給料をもらっているので、事務仕事が不慣れな頃は、事務職からの風当たりが強くて、精神的にきつかったです。

 

まとめ:メッセージをお願いします


スタッフ

スタッフ:「最後に、行政保健師を目指す看護師の方へメッセージをお願いします。」


保健師みーたさん

みーたさん:「はい、行政保健師の仕事は看護師の仕事と比較すると、体力的な負担が少なく、規則正しい生活が送れるため、とてもおすすめできます。ただ、行政保健師になるには公務員試験を受けなければならないので、行政保健師になろうと思うと相当努力しなければならないことは、肝に銘じておくと良いと思います。」


スタッフ

スタッフ:「つまり、行政保健師を目指すには「覚悟」が必要だということですね。」


保健師みーたさん

みーたさん:「そうですね、特に、看護師として働きながら行政保健師を目指すのであれば、なおさら、生半可な気持ちでは難しいと思います。でも、何が何でも行政保健師になってやる!という強い気持ちを持っていれば、必ず何とかなるもと思います。」


スタッフ

スタッフ:「何事も、やってやれない事はないですからね!みーたさん、今日は貴重なお話を伺わせていただき、本当にありがとうございました。」

看護師の口コミでランキング

看護師転職サイト口コミランキング

1位  ‣看護のお仕事
【全国対応】【求人12万件以上】
2位  ‣ナースではたらこ
【全国対応】【担当質高・求人数高】
3位  ‣マイナビ看護師
【全国対応】【担当者質高】
4位  ‣ナース人材バンク
【全国対応】【求人数高】
5位  ‣ナースフル
【全国対応】【コンサル高】

 

はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

この記事は「」さんが執筆しました。

運営会社 ・記事等に関する問い合わせ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。