日本医療労働組合連合の詳しい解説と入会するメリット・デメリット

日本医療労働組合連合 入会

新しく医療の現場で働く方、日本医療労働組合という組合があるのをご存知ですか?勤務先から組合についての説明があると思いますが、ここでは日本医療労働組合に入ろうか悩んでいる医療従事者の方のために、日本医療労働組合の詳しい解説と日本医療労働組合に入るメリットとデメリットをご紹介いたします。

 

1.日本医療労働組合連合とは

日本医療労働組合連合とは
日本医療労働組合とは、病院やクリニック、診療所、介護施設など、医療・福祉の施設では働く労働者の組合になります。産業別労働組合になりますので、医療従事者であれば基本的には参加可能ですが、大きな病院などは、病院独自の組合があるところが多いので、組合をもたない病院や施設、小さなクリニックなどで働く人が参加するのが一般的です。
 

看護師の待遇を向上させるための努力を日々行っている組織

日本医療労働組合では、医師や看護師の増員を求める要求や、地域医療の縮小反対を求める運動、賃金・労働条件を向上させる取り組みなどを行っています。看護師最低賃金制度の創設に向けての取り組みも行うなど、看護師の待遇を向上させるための努力を日々行っている組織だといってもよいでしょう。万が一の医療事故などの場合にも、看護師が不当に不利益を受けることのないように協力してもらえます
 

参加するかどうかは本人の自由

大体の病院では、入職した後に日本医療労働組合の仕組みについて説明を受けて、参加するかどうか問われることになります。きちんと日本医療労働組合の仕組みを理解したう上で参加するか否かを決めましょう。ちなみに現在全国で約17万人の加入者がいます。

 

2.看護師が日本医療労働組合連合に入会するメリット

日本医療労働組合連合入るメリット

日本医療労働組合連合加入者は約17万人もいます。加入者たちはなぜ組合に入っているのでしょうか。ここではあなたが日本医療労働組合連合に入った時のメリットをご紹介いたします。
 

病院への不満を組合が働きかけてくれる

慢性的な看護師不足が続いていることで、看護師にとっては売り手市場である現在ですが、だからといって雇用元の病院に対して労働条件の改善や、労働環境によるトラブルについて訴えられるかというと、それもなかなか難しいのが現状です。独自の労働組合を持たない病院に勤務していても、そういった事態に対応できるのが日本医療労働組合に加入するメリットでしょう。労働環境の改善や維持のために役立つことも多いです。なかなか個人では要求できなかったり、要求しても通らない問題について、組合として取り組むことで経営側にも対処してもらいやすくなるのです。労働条件などについて、看護師が相談できるところは意外と少ないので、加入しておくと安心ではないでしょうか。
 

なにかトラブルを起こしてしまったときにフォローしてくれる

看護師として勤務していて怖いのが医療ミスです。もちろんあってはならないことですし細心の注意を払って業務は行うべきですが、それでも起こってしまうことはあります。そんな場合、看護師が不当に責任を負わされたり、過剰な処分を受けることになりそうなら、日本医療労働組合連合に相談することができます。もちろん再発防止のためにも相応の処分は必要ですが、それが適切なものかどうかを確認してもらえることもあるので、相談できる場があるというのは安心でしょう。

 

3.看護師が日本医療労働組合連合に入るデメリット

日本医療労働組合連合に入るデメリット

入職した際に説明をされてそのまま当然のように加入してしまった、という人も少なくありませんが、加入するメリットがある反面、多少とはいえデメリットもあります。そのデメリットをご紹介します。
 

組合費が必要

看護師が日本医療労働組合連合に加入するデメリットのひとつは、組合費が必要だということです。この組合費は所属する支部によって異なりますが、たいてい月額1000円~数千円程度で、看護師の給料であれば決して大きな負担になる金額ではありません。とはいえ、年間にすると数万円の出費になることもありますから、やはり払わなくてよいのであれば払いたくないと思うのが普通でしょう。
 

人によっては恩恵を感じられない場合もある

日本医療労働組合連合は、普段から看護師の待遇改善のための活動を行っていますが、加入している看護師が実際にその恩恵を感じるのは、何かトラブルがあって組合に相談して解決できたり、組合からの働きかけで待遇がアップしたりといったときくらいです。「入ったものの、特に何も変わらない」という人が大半でしょう。あくまで保険に入るような感じになりますので、普段何もなければ加盟料だけを払い続けることになります。
 

所属している病院側からよく思われない場合がある

病院によっては、組合を通じてであっても待遇改善の動きをすることがよく思われないことがあります。あってはならないことですが、実際にそういうケースはありますので、まずは病院の体質について先輩看護師などに相談してみるのもいいでしょう。

 

まとめ

看護師にとって、日本医療労働組合連合は何かあったときに助けてくれる心強い存在です。ですが、気軽に何でも相談し、組合が何とかしてくれる、という安易な気持ちでいるのはやめましょう。職場に不満がある場合は、まずそれを自分で変えることができないか努力する必要があるでしょう。医療事故についても、万が一の場合は日本医療労働組合は力になってくれますが、もちろん事故を起こさないように常に細心の注意を払って業務を行わなければなりません。

もちろん、自分の努力では改善がむずかしい場合などは、組合に相談するのが効率的です。思い悩む前に相談しましょう。組合費を払っているのですから、必要があれば相談するのは当然の権利です。職場でのトラブルや待遇などの問題は、これからも働き続けることを考えると職場に訴えるのは難しいものですから、組合を通して解決するのも一つの方法でしょう。働きやすい環境を作るように、自ら職場を改善していくだけでなく、組合もうまく利用していくのがよいのではないでしょうか。
 

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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