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産婦人科の看護師求人|転職前にチェックしたい5つの事

ジュプン
看護師ライタージュプン
産婦人科の看護師とは|転職求人を探す前に5つ確認事項

私は、産婦人科病棟勤務の経験が2回あります。新しい命が誕生する幸せに満ちた場に立ち会いたいとして、産婦人科を希望する看護師も多いでしょう。

看護師として仕事をする上で、どの診療科を選ぶかによってその仕事内容は異なり、特に産婦人科の対象は他の科と違い、胎児の管理から新生児、妊産褥婦、疾患を持つ患者まで幅広いものです。

今回は、私の経験を基に主に産婦人科で働く看護師の仕事内容からメリット・デメリットまでご紹介いたします。

1.産婦人科で働く看護師の仕事内容とスケジュール

産婦人科で働く看護師の仕事内容

産婦人科で働く看護師は、助産師と一緒に仕事をするケースが多く、助産師と看護師の大きな違いは、お産が「取れるか」「取れないか」の違いとなります。

それ以外は、看護師も助産師とほぼ同じ業務を行っているケースがほとんどです。

産婦人科の看護師の仕事内容は多岐に渡ります。

 

(1)妊婦健診の補助や妊婦指導を行う仕事

産婦人科では、妊娠経過中に何らかの原因により入院している妊婦が患者となります。

患者への疾患の観察はもちろんですが、妊婦としての経過の観察も、看護師の重要な仕事となります。

 

補足説明!

ポイント

妊婦健診の診察補助をしたり、実際に計測などを行ったりもしながら、それらを母子健康手帳に記入します。

 

(2)産褥婦のケアや指導を行う

助産師がだけ行っていると思われがちな、産褥婦(妊娠前の状態に戻るまでの期間)のケアや指導は、看護師も行う仕事内容となります。

基本的に分娩中のケアは助産師が行いますが、産後から退院までの産褥婦のケアや指導は看護師が行う産婦人科が多いです。

 

ポイント!

ポイント

助産師が足りない、または少ない病院では、胎盤の娩出までは助産師が行いますが、それが終わればすぐに看護師と交代するところもあります。

 

(3)新生児のケア(観察・各種検査・沐浴など)

新生児のケアは観察はもちろん、定められた各種検査、沐浴などを行うのも産婦人科で働く看護師の仕事になります。

母子同室の場合は、部屋まで出向き、母乳の飲みや排泄の様子、母親との関わりなどを観察・介入し、母子異室や母親が見れない場合は、そのケア全般を行います。

 

(4)婦人科系疾患の患者ケア

腫瘍等の婦人科系疾患で入院中の患者も、産婦人科にいるため、全身状態の観察はもちろん、各種処置、診察介助、投薬、清潔ケアなど幅広い業務も看護師の仕事となります。

婦人科系疾患の患者は、急変等の可能性もあるので、看護師として迅速な判断と対応も求められます。

 

(5)産婦人科で働く看護師の1日のスケジュールとは

産婦人科に勤務している看護師は、一般的に担当が決められており、分娩補助、妊婦、経産婦、新生児、腫瘍等の婦人科疾患患者に分かれています。

私が実際に行っていた業務スケジュールを一例として、ご紹介します。

8:00~ 業務開始
8:30~ 申し送り・ミニカンファレンス
9:00~ 環境整備・清潔ケア、点滴準備、医師の診察介助、手術への搬送、分娩介助
10:00~ 午前の検温、点滴投与
12:00~ 昼食の配膳・下膳、交代で休憩
13:30~ カンファレンス、午後の検温、指導、手術への搬送
16:00~ 記録、申し送りの準備
16:30~ 申し送り
17:00~ 業務終了

以上のスケジュールになります。

婦人科を担当している場合は、抗がん剤点滴治療等を担当することもありますので、その場合は細かな観察が必要となります。

 

2.産婦人科で働く看護師に必要なスキル

産婦人科で働く看護師に必要なスキル

次に、産婦人科で働く上で身につけておいた方がよいスキルをご紹介します。

 

(1)コミュニケーション能力は必須スキル

患者が不安になることも多い点、女性特有の疾患である点から、看護師の女性的なアプローチがとても重要になります。

そのため、産婦人科の看護師は患者とのコミュニケーションスキルは必須といえます。

また、産婦人科病棟では、看護師、医師の他、助産師もいるため、職員間の信頼関係を築ける高いコミュニケーション能力が必要となります。

 

ポイント!

ポイント

産婦人科は妊娠や分娩だけでなく、性を取り扱うデリケートな科であり、看護師は医療知識を持った同じ女性として、心身的サポートを行なっていく必要があります

 

(2)精神的に強いことも重要なスキル

産婦人科での仕事は生命の誕生に関わる素敵な仕事ですが、現実には流産や死産で悲しい思いをした妊婦のケアなど、辛い仕事も多く、精神的にショックを受けてしまう看護師も少なくありません

そのため、産婦人科で働く看護師は精神的に強いことも重要なスキルの1つです。

 

(3)産婦人科看護師が持っていたら有利な資格

看護師の資格も重要なスキルの1つです。

助産師資格 業務の幅が広がり、キャリアアップにも繋がります
不妊症看護認定看護師 主に外来で力を発揮できる場面が多い
新生児集中ケア認定看護師 新生児の異常の早期発見や早期対応が出来る
母性看護専門看護師 女性患者に対して心強い味方になれる

産婦人科で働くために必ず必要ではありませんが、取得していると転職や仕事上、有利にはたらきます。

 

3.産婦人科に看護師が転職するメリットとは

産婦人科で働く看護師のメリット

産婦人科に看護師が転職するメリットについて、実際に産婦人科に勤務している看護師からよく聞く代表的なものを3つご紹介します。

 

(1)生命誕生の瞬間に立ち会う明るい職場

ま産婦人科の看護師として働くにあたり、一番の喜びであるのは「生命誕生の瞬間に立ち会うことができること」は産婦人科に転職する看護師の一番のメリットといえます。

産婦人科だけは別で、新しい命の誕生の瞬間に立ち会うことができるとても明るい場です。

 

ポイント!

ポイント

新しい命の誕生の喜びを皆で分かち合うことができ、「おめでとう」の言葉が一番飛び交う幸せに満ちた職場であると言えます。

 

(2)妊娠・出産についての知識を深めること出来る

  • 妊娠から出産の一連の流れ
  • 出産後の新生児の扱い方
  • 授乳やケア全般

などを学ぶことができ、看護師としての知識を深めることが出来るのがメリットです。

実際に自分が妊娠し、出産するまでに心身の様々な変化や対応に困ることがなくなるのも利点となります。

 

ポイント!

ポイント

出産・子育ての経験を持っている看護師であれば自らの経験を生かした看護が出来る職場です。

 

(3)女性同士の関わりで、より寄り添った看護ができる

産婦人科は他の診療科に比べ、女性同士の関わりとなり、心を寄り添わせて看護することが出来るのがメリットといえます。

産婦人科の看護師として、患者への助言やケアを行うことに、やりがいを感じる看護師も数多くいるのが特徴です。

 

4.産婦人科に転職をする看護師のデメリットとは

困っている看護師

産婦人科に転職を考える場合、メリットだけではなく、デメリットも多く存在します。

現場の看護師から確認したデメリットも確認しておきましょう。

 

(1)死と直面することも多くある

産婦人科は命の誕生に出会えるだけではなく、時には中絶や流産、死産に立ち会うことがあります

そのため、亡くなった胎児を目の当たりにしながら処置を行う仕事も行わなければならず、精神的にショックを受ける看護師はデメリットといえます。

妊娠の喜びから一転、流産や死産になった妊婦の心情は計り知れません。

 

ポイント!

ポイント

悲しみの中にいる母親とその家族のケアも重要な仕事の1つであり、それらを行う精神的強さが求められる職場でもあるのです。

 

(2)生と死が同時に存在する職場なため精神的に疲れる

産婦人科は同じフロア内に治

  • 療中の妊婦患者
  • お産前後の妊産褥婦
  • 新生児
  • 婦人科系疾患患者

などが入院しています。

そのため、あちらで新しい命が誕生しているかと思えば、こちらでは亡くなった患者がいるというような場面も見られ、精神的に疲れることがあり、デメリットといえます。

悲しみに伏している人がいる横で「おめでとう」と言われている人がいる、そんな職場です。

 

(3)産科領域に関われないデメリットもある

産婦人科に産科希望で転職したものの、産科は助産師が主に動くことがどうしても多くなるため、看護師として命の誕生に関わりを持てないケースもあることがデメリットといえます。

 

補足説明!

ポイント

分娩においては、特に看護師は助産師の補助的立場であることが多いので、その現状に憤りを感じる看護師も少なくありません。助産師との信頼関係を築き、お互いを尊重し合いながら働ける職場にしていくことが重要となります。

 

(4)忙しく休む暇がない日もある

お産はいつ始まるか分からず、予定通りにはいないものです。

また、何件ものお産が重なるケースもあり、休む暇もない忙しい日もあることがデメリットといえます。

 

産婦人科の夜勤では全く座れないまま朝を迎えることもある

産婦人科の夜勤で、忙しい日の場合は、まったく座れないまま朝を迎えるということも看護師として良くあります。

また、婦人科の、急変なども重なると産婦人科はかなりの忙しさになります。

 

5.良い産婦人科求人を探す方法について

良い産婦人科求人を探す方法

良い産婦人科の探し方は、内部の情報を知り、見学に行くことが重要になります。

見学に行くことで、職場の雰囲気や看護師の仕事内容、その病院の忙しさなど、ある程度わかります。産婦人科に転職する場合は、どこも忙しいケースが多く、自分自身の覚悟が必要だともいえます。

 

(1)良い産婦人科の条件とは

良い産婦人科の条件としては、「分娩予約がいっぱいになってしまう産婦人科です。忙しいことは間違いありませんが、良い病院だといえます。

 

(2)転職に良くない産婦人科とは

良くない産婦人科の特徴としては、 求人広告には頻繁に出ていて高給与であることが上げられます。

給料が良いのに求人広告がいつも出ているということは、働く環境が悪いため看護師の定着率が悪いということです。

 

補足説明!

ポイント

もちろん例外は有りますが、分娩予約状況と高給与の部分である程度判断をつけれます。看護師求人サイトや地域によってはハローワークを利用しながら、適切な求人を探しましょう。

 

まとめ

産婦人科の看護師として転職したい思った時に、まず考えておかなければならないことは、「お産に関わりたいか」です。

これにより就業場所も仕事内容も大きく変わってきます。

産婦人科で働くのに助産師の資格は絶対ではありませんし、資格がなくても十分に看護は可能です。

今回ご紹介したことが、産婦人科の看護師として働きたい皆さんの具体的なイメージに繋がれば幸いです。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。

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三児の男の子の母と看護師の両立に奮闘しながら総合病院の看護師として勤め、その勤務経験は10年以上。
常勤看護師として小さな子供を抱えながら夜勤もやっていました。現在は夫の都合で海外在住で、看護師はしていませんが看護師ライターとして活動しています。様々な科での勤務経験と、看護師と出産・育児との両立経験を生かし、皆さんが知りたいという内容を分かりやすくお届けしたいと思います。


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この記事を書いた人:ジュプン
(公開日:)(編集日::2017年07月29日)

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