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azuki

現役看護師

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( 看護師 )

小さい子どもがいるママ看護師でも給与アップが期待できる職場と働き方

公開:、更新:2018年09月12日

小さな子どもの育児と仕事を両立することは、なかなか難しく体力的にもきついものです。しかし、子どもがいるからこそお金がかかるため、給料アップを目指したいと考えるでしょう。

そこで今回は、小さな子どもがいるママ看護師でも、給料アップが期待できる職場と働き方についてご紹介します。

1.一般の病院で日勤常勤として働く

女性看護師と男性医師

子どもにとって母親の存在は大きく、子どもによっては母親がいないと落ち着かず眠れることができない子もいます。そのため、日勤常勤ができる病院に勤務することをおすすめします。

 

常勤職員は非常勤職員より待遇が良い

小さな子どもがいると急に休まなくてはならないことも少なくありませんが、常勤職員であれば有給に変更してもらうなどの対応をしてもらい、毎月安定した給与をもらうことができます。

一方、非常勤の時給で働いているとその分給与がマイナスになってしまいます。

 

一般の病院はボーナスが期待できる

病院と呼ばれる職場のほとんどは、ボーナスが支給されます。ボーナスがあるのとないのとでは年収に大きな差がでます

 

ポイント!

ポイント

給与だけでなく有給や賞与、福利厚生などがあることも常勤職員の特権です。

 

急性期よりも慢性期、回復期、療養型の病院がおすすめ

一般の病院で日勤常勤として働く場合、定時で帰れるのか、急な休みも対応してもらえるのかは重要です。それは看護師の人数と看護体制を知ることで見えてきます。

 

急性期の病院は若い看護師が多い

急性期の病院は比較的若手で子育て経験のない看護師が多く、そのような職場環境だと、急な休みはよく思われず居心地が悪くなってしまうこともあります。

それに対して、慢性期、回復期、療養型の病院は子育て中のママ看護師が多く、理解も得られやすいでしょう。

 

7対1看護より10対1看護などがおすすめ

急性期の病院の看護体制は7対1看護がほとんどです。

7対1看護は一見看護師が受け持つ患者数が少ないため楽そうに思えますが、少ない看護師を患者7人に対して1人配置しようとすると勤務がカツカツに組まれてしまい、休みにくく仕事量も多くなることがあります。

それに比べると10対1看護などの方が1日の看護師の数に余裕があるのです。

 

2.クリニックや透析専門病院で都合に合わせて働く

透析の機器

次に、ママ看護師におすすめの職場としてクリニックや透析専門病院が挙げられます。

 

クリニックの中休みを上手く利用する

クリニックも子育て中のママ看護師が多い職場です。

クリニックは午前診療と午後診療があるため、その間に長めに中休みがあるところが多いです。その中休みを利用して自宅の用事を済ませているママ看護師もいます。

 

ポイント!

ポイント

少し慌しいようにも感じますが、子どもが保育園や学校に行っている間に夕飯をつくっておけるため、家に帰ってから比較的ゆっくり子どもたちと過ごすことができます。

 

クリニックなら勤務時間の短い眼科がおすすめ

クリニックは小規模のところがほとんどであるため、規模の大きい病院と比べると、賞与や手当てなどが少なく年収自体も少なめになってしまうところが多いでしょう。

しかし、私の知っている眼科のクリニックには、整形や小児科など他のクリニックと同じ給与でも実際の勤務時間が短いところが多いように感じます。

たとえば、週2回の外来オペがある曜日は夕方診療のみとなります。

 

オペ看護師のスキルを身に付けることができる

仕事内容も眼科特有であり、クリニックにいながらオペ看護師のスキルを身に付けることもできます。

今後は眼科でスキルアップしたいという看護師や、眼科経験のあるママ看護師にとっては働きやすいクリニックだと思います。

 

透析専門病院は都合の良い時間に出勤できる

最近では透析をしながら社会生活を送る患者がたくさんおり、そのような患者のために朝早くから夜遅くまで透析治療を行なっています。

病院によって勤務スケジュールの組み方などは異なると思いますが、出勤時間が毎日同じではない分予定を合わせやすいです。

小学校の行事などで「1日もいらないけれど半休が欲しい」という日があるママ看護師は、勤務時間との折り合いをつけやすいでしょう。

 

補足説明!

ポイント

一般病院に比べて、透析専門の病院は給与が高めでもあります。

 

3.有料の高齢者施設で常勤として働く

高齢女性と女性医師

現在の日本は超高齢化社会です。それに伴って高齢者の生活の場である高齢者住宅や施設がたくさんあり、そこにも看護師の仕事があります。

高齢者施設の中でも、比較的安価な特別養護老人ホームは人気があり、入居待ちの高齢者がたくさんいます。

そのため、入居費用が数十万円から数百万円、数千万円必要で、さらに月々の家賃も必要な有料施設へ入所する高齢者も増えています

 

業務分担されているため体力に自信がなくても大丈夫

看護師の主な仕事は、入所者の健康管理や内服管理、緊急時の通院の付き添いなどです。

高齢者住宅などでは、看護師は健康管理、身体介助や清潔ケアは介護スタッフが行なうというように完全に業務分担されているため、体力に自身のない看護師ママでも安心の仕事内容です。

 

ポイント!

ポイント

夜間の緊急時の電話対応などがある施設もありますが、基本的には日勤のみで残業も少なく定時で帰ることができる職場です。

 

一般企業が運営しているため待遇が厚い

有料の高齢者施設は一般企業が運営していることが多いです。そのため、施設勤務でありながら大手の企業に雇用されているのと同等の待遇であり、給与、特にボーナスは十分期待できます。

 

まとめ

小さな子どもがいると、スキルアップや時間外勤務をして給与アップを目指すことは難しいと考えてしまいがちです。しかし、考え方を変えてみると実際には給与アップにつながっていることもあります。

例えば、

  • 勤務時間が少ない
  • 労働量が少ない
  • 苦手な医療処置がない
  • 定時で帰れる
  • 自宅学習の必要がほとんどない
  • 研修などによる時間の束縛がない

このような職場であれば、もし給与額が大きく変わらなくても子育てに費やせる労力と時間が増えるため、その職場を選ぶ意味はあるでしょう。

 

子どもに手がかかるうちは子ども主体にシフトする

これは私の考えですが、子育てで悩むことがあっても、それは子どもを育て上げるまでの期間のほんの数ヶ月、数年のことです。そしてその期間を後から取り戻すことはなかなかできません

だからこそ、子どもに手がかかるうちは子ども主体で仕事ができるよう考え方をシフトしてもよいのではないでしょうか。

今回、小さな子どもがいても働きやすい環境と働き方を考えることで、病院や施設、クリニックでも、非常勤職員ではなく常勤職員として働くことができるということをお伝えしました。

みなさんが子育てと両立しやすいと思って選んだ職場が、自分の希望する診療科ではないかもしれませんが、「子どもに手がかからなくなるまで」と思い無理なく働ける職場を選んでほしいと思います。

高校卒業後、大学に進学したものの将来の方向性に悩み中途退学。その後、学生時代から勤めていたアルバイト先で看護師という仕事に魅力を感じ、社会人経験を経て看護師になりました。

看護師としての経験はまだ浅いですが、他の職種での経験を活かした視点で、どんなときも患者さんを思った優しさのあるケアができる看護師になることを目指しています。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
出身/年齢 ・東京都/30代前半
職務経験 ・総合病院 ・療養型病院 ・歯科医院(クリニック) ・デイサービス
診療科経験 ・小児科 ・脳神経外科 ・眼科 ・救急外来


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