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ラビウサ

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ラビウサ

( 看護師 専門看護師)

看護師が転職で管理職求人を探す方法と注意点

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専門看護師ラビウサ

看護管理を続けたいけれど、今の職場の看護部の考え方の同調できない場合や、同年代が多すぎて今の役職以上に出世することが難しい、若しくは管理職業務が忙しすぎて家庭との両立が出できないなど、管理職であっても転職したいと思う場合はあるでしょう。

看護管理者として転職したい、管理職候補として勤めるための求人を探す方法と、その注意点についてご説明します。

1. 管理職の看護師が転職したくなる時とは

悩む中年の女性

管理職の看護師が転職したくなるのは、以下のような時が考えられるでしょう。

 

(1)看護部や病院の方針に合わない時

看護管理者となった時点では、看護部や病院の方針に違和感を持たずに成果を上げていた場合でも、

  • 上層部が代わった
  • 経営方針が変化した

といった状況になった場合は看護部や病院の方針に自分の考えがずれてしまうこともあります。

 

自分自身の立ち位置が追い詰められてしまう

管理者として働くことに生きがいを感じつつも、上層部と対立することで、自分自身の立ち位置が追い詰められてしまう。そんな時は、転職を考えざるを得なくなる時でもあります。

 

(2)もっと上の役職になりたいが上が閊えている時

主任までは昇格しても、副師長・師長・看護副部長・看護部長のポストは数が限られます。そのため自分としてはもっと上のポストになりたいと願っても、現在のポストについているメンバーが退職しなければ、上に上がることは実質的にできなくなります。

 

ポイント!

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自分のやりたい看護を試したい、もっと上の役割を体験したいといった希望がある場合も、自分の力を試すために転職を希望することになります。

 

(3)今の職場では家庭の両立が難しい時

看護管理の仕事にやりがいを感じているが、業務が多忙で家庭との両立が難しい。病床数が少なく、もう少し病床数の少ない落ち着いた病院・病棟で、ゆとりをもって働きたいと考えている場合も、転職を希望することになります。

 

看護師としての役割と家族としての役割を最大限に活かす

私の知人の看護管理者は、看護部長を望まれながらも、両親に介護が必要になったことで、病院を退職し故郷の病院の管理候補者として転職を果たしました。

自分の看護師としての能力、そして家族としての役割を、最大限に活かすための決断だったのでしょう。

 

2.最初から管理職として転職することは可能?

スーツを着ている中年女性
結論から言うと、最初から管理職として転職することは可能です。

実際、看護管理者を募集している病院やクリニックは予想以上にあります。また今までの経歴をもとに「看護管理者候補」として就職し、半年後に主任となり1年後に師長になった方もいます。

 

(1)スピード出世で看護管理者になることもできる

看護管理者候補の場合には、その能力を雇い入れる側も見極めるために、「1年間は病棟勤務」などの条件を出すこともあります。ですが、転職前に十分話し合いをしていくことで、スピード出世で看護管理者になることも可能です。
 

(2)管理者募集の求人に申し込む

今の病院で管理者として働いている場合には、同じ職位もしくは上の職位を募集している病院・施設の求人に申し込み、管理者として働くことも可能です。
 

「管理者候補生」よりも確実に道が開ける

この場合もすぐに役職名がつくのかどうかは、雇う側との話し合いになります。ですが、「管理者候補生」よりも確実に「管理者」として働く道は開けていきます。
 

(3)認定看護管理者となり転職する

他の病院や施設で実績を積み、認定看護管理者となったうえで、新しい病院や施設に転職することは可能です。

看護部長が認定看護管理者であるということは、「認定看護管理者」がいることを広告することもできますし、看護部の重みも変わっていきます。認定看護管理者であることで、看護管理者として転職することも一つの方法です。

 

ポイント!

ポイント

資格取得については、「認定看護管理者の資格取得条件と求められる役割について」の記事をチェックしてください。

 

(4)訪問管理ステーションの管理者になる

今、次々と新しい訪問看護ステーションが開設されています。訪問看護の経験がある方や、看護管理を数年経験したことがある場合は、訪問看護ステーションの管理者として転職することも可能です。

 

各地で看護管理者としての求人が多い

訪問看護は、診療報酬などの仕組みも、看護提供方法も病院とは大きく違うため、病院経験だけではすぐに管理者になることは大変です。ですが、今、各地で看護管理者としての求人が多い分野の一つです。

 

(5)高齢者施設の管理者になる

有料の高齢者施設も、今、看護管理者を募集しています。特に、医療処置が必要な方が入所できる施設では、病棟経験が豊富な看護管理者を必要としています。

介護職やリハビリテーションスタッフとの協働が密に必要になりますが、病棟での看護管理の経験は、施設でも十分に活かすことができます。

 

3.管理職の求人を探す方法

考えている中年女性

管理職求人を探す主な方法は以下の通りです。

つてなどがない場合は、インターネットを駆使しながら求人を見つける必要があります。

 

(1)知人などのつてを利用する

医師や知人の看護管理者などに声をかけてもらう、若しくは管理者が不足している病院や施設を紹介してもらうことで管理職として転職することができます。
 

信頼できる医師や管理者に声をかける

実際、管理職を求める病院・施設側も、人柄や能力を知っている人をヘッドハンティングしたいと考えています。管理職として転職したい意向がある場合には、信頼できる医師や管理者に声をかけてみると良いでしょう。

 

ただし、ヘッドハンティングには何かとトラブルがつきものなのも事実です。詳しくは「ヘッドハンティングでの看護師転職!失敗しないための確認3つ」の記事も参考にしてみてください。

 

(2)「看護管理者 求人」で検索する

「看護管理者」「求人」でネット検索を行うと、管理職募集(管理職候補、主任を含む)の情報がヒットします。その情報を自分自身で確かめてみることも可能です。

ですが、管理職業務の内容や、立場の保証など事前にチェックしておきたい情報までは確認することができにくい面があります。

 

希望通りの転職となるかは不安が残る

自分ひとりで履歴書や職務経歴書を作成するため、自分の希望通りの転職となるかは不安が残ることもあります。

 

(3)看護師専用転職サイトを利用する

「看護管理者」「求人」で検索し、興味のある病院や施設が見つかった時は、その病院の求人を扱っている看護師専用の求人サイトに登録し、相談員に「管理職として働きたい」意向を伝え、間を取り持ってもらうことも1つの方法です。

病院の情報を事前に知ることも可能ですし、履歴書や職務経歴書についてもアドバイスをもらうことができます。

 

補足説明!

ポイント

入職後の身分や年収について、自分では確認しにくいことも、相談員を通して確認してもらうこともできます。面接で自分の希望をはっきりと言える自信がない方は、看護師専用転職サイトを利用する方が良いかもしれません。

 

4.看護師が管理職へ転職する際の注意点

注意している女性

看護管理者として、又は看護部長として望まれて転職する場合ならいざ知らず、転職する募集時は「いずれは管理職に」と言われたとしても、必ず自分が望んだポストが保証されているとは限りません。

また、以下のような注意点があることも覚えておきましょう。

 

今の年収よりも高額になるとは限らない

看護管理者であっても、必ずしも今の年収よりも高額になるとは限りません。管理職は、管理職手当はついても残業代が付かないため、夜勤回数が多く残業代が付くスタッフの方が、年収が高い場合もあります。
 

注意点!

ポイント

もちろん、実績を積むことで、年収は上昇しますが、転職時は必ずしも今の年収以下の場合もあるため、収支を見直しておかないと生活に支障が出る場合もあります。

 

病院や看護部の理念に沿えないと居場所がなくなる

専門学校や大学がある病院に管理職希望で転職する、看護部の入れ替えが少ない施設に転職した場合は、その風土や理念に沿えないと居場所がなくなることになります。

以前勤めていた病院は、付属の看護学校があり、ほぼ管理職はその看護学校卒業生で占められていました。他から転職し管理職になった人もいますが、多くはありませんでした。

 

出身校によるヒエラルキーはなどがないか確認しておこう

将来、管理職として出世したいと希望している場合には、現在の看護管理者がどんな背景を持っている人達なのか、出身校によるヒエラルキーはないかなどをあらかじめリサーチすることがおススメです。
 

グループ病院の管理者は急な転勤もあり得る

いくつかの病院や施設などをもつグループ病院に看護管理者として転職を希望した場合には、急な転勤もあり得る覚悟を持つことが大切です。そのため、家庭と管理職を両立したいと考えている方は、事前に管理職になった際に、転勤の可能性はあるのかを確認していくことが大切です。
 

大きなグループ病院ほど要注意!

大きなグループ病院ほど、その確率は高く、その分出世もしますし、給料も高くなっていきますが、自宅から離れた病院の管理者を任命され単身で転勤する場合もありますので覚悟が必要です。

 

まとめ

今や訪問看護ステーションや高齢者施設などをはじめ、管理職を募集する病院や施設は増加しています。

そして自分のやりたい看護を実践するには、看護管理者になることが何よりの近道です。

やりたい看護があるのなら、今までの看護実を引っ提げて、管理職として転職してみませんか。


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この記事を書いた人

看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。


カテゴリー:看護師の勤務形態別転職

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この記事を書いた人:ラビウサ
(公開日:)(編集日::2017年09月07日)

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