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( 看護師 )

医療機器コールセンターの看護師の仕事内容とスキル

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コールセンターで対応する女性

医療機器業界のコールセンターでの仕事というと、あまり馴染みのないものではないでしょうか。

基本的な電話対応の流れとしては、「受電→相談内容の確認→マニュアルを確認し回答→切電→相談、回答内容の報告(書式フォーマットあり)」となります。

もしくは、「受電→相談内容の確認→折り返しの連絡先の聞き取り切電→本社へ対応依頼」という場合もあります。

今回は、看護師の資格を活かし給与アップも狙うことができる医療機器業界のコールセンターについて説明していきます。

1.医療機器コールセンターでの仕事内容

コールセンターで働く女性

医療機器業界のコールセンターはいずれの業務についても基本マニュアルがあり、仕事内容は製薬会社や医療機器メーカーからの委託業務となることが多いです。

マニュアルにある相談内容であれば、記載内容で回答し載っていない相談は、別途折り返し連絡することを相談者に伝え、1度電話を切った後、委託先の本社の担当者へ連絡をして対応を依頼します。

また、コールセンター側で対応した事例に関しても、相談内容・回答内容を委託先へ報告します。

 

くすり相談室での服薬相談

製薬会社の委託を受け、24時間対応の薬相談を受けます。

相談者は、内服をしている患者をはじめ病院勤務の看護師、薬剤師、薬局勤務の薬剤師等様々です。

相談内容は用法、用量に関することや、副作用について等があり相談内容に合わせて回答をします。

 

医療機器の使用方法の相談

医療機器を使っている患者や病院関係者から、機械の使い方や不具合についてなどの相談があります。

また、薬局や一般の方から、購入に関してなどの問い合わせがあるため医療機器の金額や販売の法令について等の回答も行います。

 

注射機器についての相談

注射機器を使っている患者や病院関係者から、注射機器の使い方、不具合、注射薬の効果、副作用等についての相談があります。

 

ポイント!

ポイント

時には、練習用キットなどの貸し出し受け付けも行っている場合もあります。

 

2.医療機器コールセンターの看護師に必要なスキル

説明するコールセンターで働く女性

病院勤務時の看護師業務と大きく異なる仕事内容となるため、必要なスキルも異なります。中でも1番必要であるのは、会話だけで相談者の状況を理解し言葉だけで正確な内容を伝えるスキルです。

また、相談者は何か困りごとがあって連絡をしてくるため中にはひどく焦っている方、激高している方もいます。そのため、相談者の顔が見えなくても安心させる話し方も必要なスキルです。

 

医療機器・薬等の正確な知識

医療機器業界のコールセンターでは、マニュアルが用意されていますが働く上で、相談を受ける医療機器や薬等の知識は必要です。

特に、相談事例として多いのは

  • 血糖測定器や腹膜透析機器の使い方
  • 医療機器の不具合
  • 各種インスリンの作用
  • 注射器の使い方

等があります。

花粉症の時期などは、アレルギー薬についての問い合わせも多くなります。

 

ポイント!

ポイント

病棟勤務等で実際に使用経験があるものの医療機器や薬についての相談は、非常にイメージがしやすく対応しやすいでしょう。

 

他のスタッフとの協同スキル

基本的に、受電対応は1対1ですが、回答内容を一緒に探したり、受電が続いたときは代わりに対応したり、と相談者へ適切な回答ができるようにチーム内で協同することがとても大切です。

 

3.医療機器業界のコールセンターで働くメリット

ガッツポーズする女性

医療機器業界のコールセンターで働く1番のメリットは、残業が少ないことです。

また、勤務交代付近で受電があった場合は、次の勤務の看護師が取るため勤務交代時間に受電が重なるということがなければ、定時と共に帰宅することができます。

さらに、勤務時の服装は基本的に自由であることもメリットと言えるでしょう。

 

社会人マナーが身に付く

医療機器業界のコールセンターで働く上で、適切な敬語や表現の仕方等のビジネスマナーを学ぶことができます。

また、入社時に営業職と同様にマナー研修があり、まずは委託先への報告等においての敬語の使い方やメールの仕方に始まり、名刺交換の仕方などを学びます。

その後に、実際の受電業務へと移るため安心して業務に取り掛かることができます。

 

休憩が十分に取れる

残業が少ないことと同様ですが、医療機器業界のコールセンターでは各チーム2~5人で受電対応は、24時間のため交代で1時間ずつしっかりと休憩を取ることができます。

また、休憩室が完備されているところもあり、1時間は確実に休憩を確保するためランチへ出かけることも可能です。

医療機器業界のコールセンターの夜勤は、2~3人で夜間は受電自体が少ないため日中と同様交代で休憩が取れ、最低3時間は仮眠が取れます。

さらに、仮眠室も完備されているところもあり、受電の音が聞こえないように配慮がされているため、しっかりと休息を取ることが可能です。

 

ポイント!

ポイント

休憩が十分にとれるだけでなく、業務中も身体を動かさないためあまり疲れることがありませんし、時間に追われることもなく気持ち的にもゆとりを持って働くことができます。ですが、運度不足になるのも事実です。

 

経験優遇が有る

コールセンターで働くメリットは、医療機器についての相談内容にある注射機器や医療機器等を実際に病院勤務時に使用経験があると優遇してもらいやすいこともあります。

なぜなら、上記の必要なスキルでも書いた通り、あらかじめ使用のイメージを持つことができるからです。

実際に、病棟勤務経験により採用時に単価を上げてもらえた例もあります。

 

4.医療機器業界のコールセンターで働く際の注意点

悩むコールセンターで働く女性

医療機器業界のコールセンターへ転職する際の注意点として、就職試験の際に一般常識の試験があるということです。

特に、顔が見えない相手と会話内容だけでやりとりをするため、想像力を試される空間認識の問題が多く出されます。
 

求人に応募する際は試験対策が必要

医療機器業界のコールセンターに就職するためには試験を受けなければなりません。さいころの展開図など、図形に関する問題が多くある場合もあるため対策をしておくと良いでしょう。

また、一般常識に関しては普段ニュース等を閲覧していれば解けるような問題ですが、念のため一般常識の試験に関する本を買って対策をしておくと安心です。

 

5.まとめ

医療機器業界のコールセンターは、看護師にとってあまり馴染みのない業務でイメージがしにくい仕事と言えるでしょう。

会話だけで相談者の状況を把握し、同様に会話だけで相手に伝えるという難しさやクレーム対応など大変な面もありますが、残業が少なく勤務による疲れも少ないというメリットもあります。

この機会に、医療機器業界のコールセンターで働いてみてはいかかでしょうか。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


大学病院にて3年、その後は大学院での勉学と並行しながら、訪問看護や医療機器業界のコールセンター等様々な業務を体験。大学院卒業後、大学看護学科の教員として、未来の看護師たちの教育に携わっております。
経験年数は少ないですが、これまでの様々な経験や男性看護師、若手の視点から、皆さんのお役に立てるような情報を発信していきたいと思います。

看護師としての経歴

保有資格 ・看護師・保健師
年齢 ・東京都/30歳
職務経験 ・大学病院・訪問看護・医療機器業界のコールセンター・大学教員
診療科経験 ・内分泌内科・膠原病科・感染症科

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カテゴリー:看護師仕事内容の転職

(公開日:)(編集日::2018年03月28日)

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