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ラビウサ

専門看護師

ラビウサ

( 看護師 専門看護師)

精神的に追い詰められた看護師が立ち直った8つの方法

ラビウサ
専門看護師ラビウサ

私が専門看護師になった時は「モデルになる看護師が身近におらず、どんな活動をすべきか手探りだった」「自分の思いが強すぎて周囲が理解してくれない」等、自分自身で負のスパイラルに陥ってしまったため精神的につらい事が多かったです。

一時は、本当に精神的に追い詰められて、睡眠も食事もとれなくなったほどでした。

そこで今回は、精神的に追い詰められた時期を乗り越えて精神的に安定し、今の自分になれた経緯についてご説明します。

1.受け止めてくれる人を探す

相談する看護師

精神的に追い詰められた看護師は、受け止めてくれる人を探して相談することが大切です。

以下で、私の体験談も踏まえて見ていきましょう。

 

相談する人を探す

職場の中で精神的に孤立感を持った私は、違う立場で話を受け止めてくれる方に自分のことを相談しました。

今、考えてみると私ごときの立場で相談できる人ではありませんでしたが、それだけ「看護師としてこれからどうしたら良いか」悩んでいました。

そのため、話を聴いてもらうだけで特にサポートをしてもらったわけではなく、自分の気持ちを聴こうとしてくれる相手がいるだけで孤立感は解消できました。

 

補足説明!

ポイント

職場で精神的に孤立している気がした時は、友人やカウンセラー等の職場以外の人に自分について話すことも大切で、気持ち的に楽になれるでしょう。

 

2.職場を変える勇気を持つ

退職して職場を変える看護師

看護師として働く中で精神的に追い詰められた場合は、職場を変えるということも考えてみましょう。

実際の私の体験談を以下にご紹介します。

 

与えられた役割をやり切って退職する

私も、できれば資格取得を支援して下さった職場で可能な限り働き続けたいと考えていました。

「置かれた場所で咲きなさい」という言葉があるように、「1つの職場で働き続けることができない自分は職業人としてダメな人間だ」と精神的に追い詰められた時は、自分を責めてばかりいましたが「看護師は、生涯現役を目指すこと」と、相談した相手に言われた言葉が転職を決断するきっかけになりました。

それは、私が70歳になった時その職場で働きつづける姿が想像できなかったため、退職を考え始めた時は、その年度の自分に与えられた役割を全うすることを最優先にしました。

 

ポイント!

ポイント

精神的に追い詰められ退職を考えたとしても、自分が納得した形で退職する方法を見つけるまでは、「淡々と今与えられた仕事を行い続ける」「時には休職する」等をして、一時的な感情だけで行動しない時間を持つことが大切です。

 

3.自分の感情や思考の癖を知る

自分の感情や思考の癖を知る看護師

看護師が精神的に追い詰められた状況にある時、自身の感情や思考の癖を知ることで現状から抜け出せる可能性があります。

どのような方法で自身の感情や思考の癖を知り、感情コントロールができるようになったのかをご紹介していきます。

 

アンガーマネジメントがきっかけ

精神的に追い詰められていた時は、自分自身の感情が上手にコントロールできていなかったため、「心理状態を自分で上手にコントロールしたい」と考えて模索した結果、アンガーマネジメントという言葉に巡り合いました。

何度かアンガーマネジメントの研修を受けて実践している内に、「どのような時に感情が高ぶるのか」「どうしたら強い怒りの感情を持たずに済むのか」等その対処法を学ぶことができました。

そのため、精神的に追い詰められていても「感情を自分でコントロールできる」という安心感が得られ、自信を取り戻すきっかけになりました。

 

補足説明!

ポイント

精神的に追い詰められている状況の看護師は、自分に合った方法で自身の感情や思考の癖を確認してみましょう。

 

4.自己承認できる自分になる

自己承認する看護師

精神的に追い詰められた際には、自己承認できる自分になることが大切です。

ここでは、「コーチングを通して自己承認できた」「自分の考えを言える自分になる」ことについてそれぞれ見ていきましょう。

 

コーチングを通して自己承認できた

自分の心理は理解できても、自分を変えることができないため「話を聴いてもらうだけでは何の解決にもならない」と思っていた時に出会ったものがコーチングでした。

コーチングには、「過去を問わない、過去の経験は強みになる」というスタンスがあり「自分は色んな事がうまくできないから、うまく生きられない」と自信をなくしていた私には、とても魅力的で新鮮なコミュニケーションスキルでした。

私を指導してくれたコーチは、素直に私の経験や夢を受け止めて上手なフィードバックをくれたため、自己承認することができました。

 

職場・立場が変わって素直に評価を受け止められなかった

思い起こせば、私が看護師として生き生きと働いていた時、上司や周囲の期待に応え、ほめられていたのだと思いますが職場の風土や立場が変わり自分を評価してくれている相手の言葉さえも、素直に受け止めることができなくなっていました。

 

自身の考えを言える自分になる

コーチングでは、感想や考えを伝える時「私は」をつける「アイメッセージ」も大切にしており、アイメッセージを使うことで相手は話を受け止めやすくなります

精神的に追い詰められていると、一方的に相手に言葉を投げつけてしまいがちですが、コーチングで「私は」が言えるようになることで、相手も自分の考えを伝えやすくなります。

 

補足説明!

ポイント

精神的に追い詰められていた時の私のコミュニケーションは、「他の病院では」や「普通は~だ」といった言葉を使うことで、自分の考えを正当化しようとすることが多かったです。

 

5.将来設計を明確にする

将来設計を明確にする看護師

精神的に追い詰められた時ほど、自分の将来設計を冷静に考えることが大切で、私も退職を視野に入れた時から、退職後の生活をシミュレーションするようにしました。

以下で詳しく見ていきましょう。

 

確実な金銭面の管理をする

私は、精神的に安定し始めたからこそ退職する決意をしましたが、すぐに次の職場を探さないことも決意をしていたため、生活苦にならないように計画的な貯蓄を心がけました。

生活基盤が不安定なままでは、更に精神的に追い込まれてしまいますし、これからの自分の生き方を考える時間をつくるために、経済的に安定することはとても大切なことです。

 

自分の置かれた立場を客観視してみる

精神的に追い詰められて今後を考えた時こそ、きちんとお金の管理をすることで冷静に自分の置かれた立場を客観視することができます。

そのため、私の場合は社会人として生活する大変さを自覚することも役立ちました。

 

退職後の自分までを考える

前述の通り、「生涯現役」な自分の姿を想像することも精神的に立ち直った方法の1つであったため、50代・60代・70代の私は、どんな形でも「自分で自分の生活費は稼ぐ」ことを信条にしたいと思いました。

そして、退職後の自分のあり方を看護師いう枠を外して考えてみることも、自分にはとても有用な立ち直るための方法でした。

 

6.他の業種の人と出会う

他の業種の人と出会う看護師

看護師として病院に勤務している時は、自分の身分が安定していることさえ見えなくなりがちであるため、他の業種の人に会ってみることで気づかされることがあるでしょう。

ここでは、起業する人に会うことについて説明していきます。

 

起業する人達に会う

看護師と言う職業は、守られていることが当然になっているからこそ「自分を判ってもらえない」ことにこだわって精神的に疲弊してしまうことがありますが、起業する人がそのような状態でいては、仕事を得ることができません。

なぜなら、起業する人は自分の存在・強みを相手に知ってもらい、自分の仕事を得るために活動し続けなければならないからです。

そのため、起業する人達と関わることで「病院という守られた職場があり、勤務表通りに仕事をすることで当たり前のように給料が振り込まれる」ということが、当たり前ではないことを知りました。

「私って、やるべき仕事があっただけ恵まれているのだ」という気づいたことは、とても大きな収穫でした。

 

7.様々な形の働き方を知り実践する

資格の勉強をする看護師

看護師が精神的に追い詰められた場合には、「看護師以外の資格取得を目指す」「できる仕事を見つけてやってみる」等、様々な働き方を知って実践してみると良いでしょう。

それぞれについて、詳しく紹介していきます。

 

看護師以外の資格取得を目指す

私は、病院を退職してコーチの資格を取り、更にカウンセラーやマインドフルネスなどに関する資格など看護師以外の資格を取ることも、将来の選択肢が広がりました。

看護師・専門看護師として働くことに嫌気がさした訳ではありませんが、「それしかない」と考えてしまったことが、自分自身を精神的に追い詰める結果になったと考えていたため、選択肢を広げることが、精神的な立ち直りに役立つと考えたからでした。

 

補足説明!

ポイント

資格取得にはお金がかかるため、やみくもに資格を取るのではなく「将来約に立ちそうな資格」を目指すように心がけました。

 

できる仕事を自分で見つけて挑戦してみる

私が病院を退職した後は、縁あって紹介された仕事をやってみることにしました。

それが今、看護師として働いている職場です。

内視鏡に関わる仕事にも、もう1度チャレンジしたいと考え、本当に短時間ですが働くこともできていますし、記事を書く仕事も、同じように「申し込んでみよう」「やってみよう」と始めたことがきっかけです。

さらに、市民活動を通して専門看護師の役割も実践できています。

このように、できる仕事を自分で見つけて縁を大切につないでいくことが、仕事内容にこだわらない自分を作ることにつながりました。

 

8.看護師を強みにする

自信を持つ看護師

精神的に追い詰められた看護師が立ち直るためには、「看護師と言う職業は強みである」と再認識することをおすすめします。

それでは、以下で確認していきましょう。

 

看護師は自信の源

一時は、看護師であることさえも嫌になりかけましたが、今の私の中では「看護師である自分」は最大の強みだと思っています。

心理に関係する仕事もしていますが、心と体の両方をサポートできることは、クライアントの信頼が得られ、病気に関する知識があることで、患者の症状を「心」だけにフォーカスしないでいられます。

 

看護師と言う職業を再確認することが大切

退職を経験したことで看護師がどのような仕事についているのかを知ることができ、改めて「看護師は働ける資格」であると実感することができました。

看護師であり続けることに自信を持つことができれば、どの場所で働いたとしても「看護師」という職業を続けることはできると思うようになりました。

50代・60代・70代になっても看護師であることを強みにしながら、自分が働きたい場所を見つけていこうと今の私は考えています。

 

9.まとめ

看護師として働くことが大切であれば、仕事内容の選択肢は広がります。

私は、「自分の働き方を枠にはめない」「自分の生き方は自分で決める」という2つを実践できたことが精神的に追いつめられた際に立ち直ったきっかけとなりました。

精神的に追い詰められている看護師は、是非参考にしてみて下さい。


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この記事を書いた人

看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。


カテゴリー:看護師リアル体験談

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この記事を書いた人:ラビウサ
(公開日:)(編集日::2017年09月15日)

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